集客できるホームページ制作!徹底解剖します。
ホームページを使って集客したいと考えておられる方は多いです。
そして、高い費用を掛けてホームページを制作したけれど、全く効果が感じられないという方も、残念ながら多いです。
反面、ホームページから集客できているところもあるわけでして。
僕たちSONIDOのクライアント様の中でも、神奈川県を中心としたお客様からホームページを通して問い合わせがあり、2ヶ月先までの仕事が埋まっているところもあります。
この違いは、どこにあるのでしょうか?
今回は、集客できるホームページ制作の特徴をお話します。
目次
1: 集客できるホームページ制作の特徴
集客できるホームページと、そうでないホームページがあります。
でも、パッと見ただけでは、わかりません。
- 見た目は同じ
- 同じようなページがある
- 画像もイケてる
本当に、見た目だけではわからないんです。
確かに「素人丸出し」のホームページではいけません。
その部分に関しては「人は見た目が9割」と言われるのと同じです。
ある程度の「見た目」は必要です。
でも、同じようでも集客力が違うんです。
その違いはどこから生まれているのかというと、
『見えてない部分』
ここが全く違うんですね。
これは「安いホームページ制作だから」とか「高いから大丈夫」とか、そういうものではありません。
きちんと出来ているところは、値段に関係なく出来ています。
しかし、見えてない部分をきちんとするためには、
「お客様への取材」が必要になります。
それも、20分や30分では終わりません。
SONIDOの取材をご経験の方はご存じですが、約3時間。
長いときには4、5時間とかのときもあります。
取材前にヒアリングシートに記載もお願いしております。
ということで前準備に時間を使っていますから、費用が「激安!」ということはありません。
取材を行ったら、その結果から
- 顧客の分析
- 競合の分析
- 自社の分析
という、マーケティングで「3C」と呼ばれることを行うわけです。
さらに、これらの結果を使って、ホームページから集客するための
『戦略』
を考えます。
SONIDOの場合ですと「コンテンツマーケティング」という戦略を使うことが多いです。
戦略を模索し決めた結果、ホームページの「中身」に力を注ぎます。
一般的には
- トップページ
- サービスの紹介
- 代表の紹介
- こだわり
- 他社との違い
などなど、文章で伝える部分に「コピーライティング」のスキルを活用することになります。
ここまで大丈夫でしょうか?
今、お話した部分は、ホームページを表示してみても、知らない人たちには全くわかりません。
戸建て住宅を外から眺めていても、本当に確かな造りなのかわからないのと同じです。
ホームページは戸建て住宅と同じで「基礎」の部分がしっかりしていることが重要です。
集客できるホームページの特徴とは、実はこの見えていない部分
「基礎」または「土台」と呼べる部分が、しっかりと作られているかで変わってきます。
上手くいってそうな会社のホームページを、見た目だけをマネして「それらしく」ホームページ制作をすることは可能です。
「基礎」までマネできれば集客できるかもしれませんが、会社によって「強み」が違いますから、現実的には「マネ」できません。
アップルストアをマネして作っても、アップルの理念までマネできないのと同じです。
いかがでしょうか?
集客できるホームページ制作の特徴は「基礎」にあるということが、ご理解いただけましたか。
それでは、次から、見えない部分についての話をしていきます。
2: 集客するために必要な5つのポイント
正直なところ、あまり言いたくはありません。
ここが肝心な部分なので、ここさえ押さえれば、ある程度は集客できるからです。
でも、「知りたい!」とおっしゃる方が多いので、お話します。
まず、あなたに考えてもらいたいことがあります。
目の前に、同じ商品が左右に2つ並んでいます。
全く同じ商品です。性能もブランドの違いはありません。
左側の商品は「1万円」、右側の商品は「4500円」です。
あなたは、左と右、どちらの商品を買うでしょうか?
ほとんどの人は「右」の商品を買うと思います。
・・・だって、安いから。
そして、これと同じことがホームページでも起こっているんです。
ホームページで集客しようと思うと、必然的に競合と比較されます。
ということは、同じものであれば「安い」方に流れるのが自然です。
そこで、考えてみてください。
競合と比較されても勝てるものは何かを。
答えは「あなたが提供する価値」です。
お客様の「悩み、問題、フラストレーション」を解決し、理想の未来が見える「あなたが提供する価値」を見つけることなんです。
商品やサービスで勝負するのではありません。
商品やサービスが日本中に、あなたの所にしか存在しないのなら話は別です。
でも、そんなことは、ほとんどありません。
だからこそ、あなたが提供する価値を見つけることが重要になります。
では、価値を見つけるための5つのポイントを紹介します。
- 誰(ターゲット)
- 何を提供するのか
- 独自性
- お客様が求めている理想の状態
- 差別化
5つのポイントを整理することで、あなたの価値が見つかります。
ここでひとつお伝えしておきます。
実は、5つのポイントや価値を見つけることは、自分を見つめて掘り下げる作業になります。
- どうして、この仕事をしたいのか
- お客様にどうなってほしいのか
- 自分は将来どうなりたいのか
というように、自己啓発的な部分が含まれてきます。
ということは、経験ある方もいらっしゃると思いますが、
『自分のことは自分ではわかりにくい』
という現実に直面します。
すべては、あなたの中に答えがあるのですが、気づくことが簡単ではないものです。
そこでSONIDOの場合ですが、取材を通して見つけるお手伝いをしています。
あなたも、ご自身で掘り下げてみて「これはわからない」という状態になったら、友人や知人の力を借りてください。
そして、
「あなたの価値」が見つかると、メッセージにします。
「基礎」の話にも出てきました「コピーライティング」のスキルを活用する部分です。
3: 感情を揺さぶる原稿こそ重要
あなたの価値を、お客様へわかりやすく、効果的に伝えなければいけません。
そのためには文章にする必要があります。
今は動画を使うところもありますが、動画でも話す内容の文章が必要です。
ですから、この場合のメッセージは「原稿」と呼ぶのが適していると思います。
取材やご自身の掘り起こしから導き出した「価値」を元に、魅力的な原稿を作ります。
ホームページ集客の場合、原稿に必要なのは「説明」だけではありません。
集客するのですから、ホームページは「広告」なのです。
ここ、忘れないでくださいね。
だから、普通の文章で書かれた原稿ではなく、広告文章(コピーライティング)のスキルを使って書かれた「感情を揺さぶる原稿」が重要となります。
といっても、広告文書なんて書けないよ。と思われることでしょう。
今は便利な世の中になっています。
アマゾンで「コピーライティング」と検索すると関連する書籍が出てきます。
こういった書籍を購入され「マネ」して書くのも方法です。
他には、ホームページ制作会社で「コピーライティング」までやってくるところを探すのも方法です。
あまり多くはありませんが、SONIDOのように「コピーライティング込み」で考えているところもありますから、上手に選んでください。
ホームページ制作会社に依頼したとき「原稿が書けたらメールしてください」と言われるところは、「ホームページを作る」部分しかやっていないということになります。
この場合、あなたが効果的な原稿を執筆するか、原稿だけ外注して執筆してもらわないと、ホームページが完成しても集客できない可能性が高くなります。
4: 原稿を効果的にするのがデザイン
原稿が出来上がったら、次にデザインです。
そうです。一般的に考えられているのとは逆ですね。
「デザインがあって、原稿がある。」×
というのではなく、ホームページ集客を考えるなら
「原稿があって、原稿の内容を効果的にするデザインがある。」〇
と考えるようにしてください。
ホームページのデザインは、単にあなたの好みで
- かっこいい
- かわいい
- キレイ
- アーティスティック
にすることではありません。
原稿の内容を、効果的に表現する手段としてデザインを使います。
注意してください。デザインはあなたの「好き嫌い」ではありません。
見ているのはお客様ですから、お客様の興味を引くデザインにするのが正解です。
また、信頼感を出すのもデザインの仕事です。
「見たらわかる」
そういうシンプルなデザインで目を引き、原稿へ進んでもらうのが基本となります。
5: 集客はルートの確保から
ホームページを制作しても、そのままでは誰も見つけてくれません。
ホームページへ訪問してもらう「ルート(流入元とも呼びます)」を作るようにしましょう。
(1)最初は「点」です
ホームページを公開した時点では、どこともつながっていません。
ホームページがポツンとあるだけです。
この状態だということを認識してください。
(2)まず「ひとつ」つなげてみる
どこかから、あなたのホームページへ訪問してもらうルートを作ります。
方法は後の「7つの集客方法」でお話します。
ここで覚えておいてほしいのは、「点」だったホームページに1本だけで良いので、他とのつながりをもつというイメージです。
(3)複数つなげてみる
方法は後の「7つの集客方法」でお話します。
1本つなげたら、2本目を。
2本目をつなげたら、3本目を。
そんなふうに、少しずつ、あなたのホームページへ訪問してもらうルートを増やしていきましょう。
訪問ルートが増えるほど、あなたのホームページを見てもらえます。
ということは、お客さんになってくれる人が増えるということです。
(4)リストは獲得する
ホームページを見てもらうだけでは、もったいないです。
「今はまだ、あなたの商品やサービスを買う時期じゃなかった」
そんな人もいることでしょう。
でも、2ヶ月、3ヶ月したら、必要な時期になっているかもしれません。
「お客様がほしい」と思ったとき、あなたのことを思い出してもらうために、ホームページへ訪問した人や問い合わせをいただいた人から「メールアドレス」を教えてもらっておきましょう。
(これをリストと呼びます。)
メールアドレスを持っていると、あなたから興味を持った方へ
- 『新しい商品のご案内です』
- 『従来のサービスがバージョンアップしました』
- 『3日間だけのセールです』
というように、こちらからセールスのアクションを起こせます。
それも「押し売り」にならない程度に。
リストの使い道は、本当に様々です。
セールスだけではなく、関係性の向上にも使えます。
持っていて損にはなりません。
反対に、持っていないと大損します。
6: 集客できない問題の3つのポイント
ホームページを公開して、訪問してもらうルートも少しずつ作った。
そうしたら、効果が出ているのかを「数字」で判断する癖をつけましょう。
(1)ホームページの訪問者数
月間に何人訪問したのかを知るようにしましょう。
間違えやすいのですが、よく言われる「PV」ではなく「セッション」数にフォーカスしてください。
見られているページ数ではなく、何人訪問しているのか。
こちらを基準にしましょう。
(2)訪問者数が少ない場合の対処
思っているよりも訪問者数が少ない場合、どこかに原因があります。
- 訪問してもらうルートが足りない
- 訪問してもらうルートが合ってない
こういった原因が多いです。
原因を見つけましょう。
(3)問い合わせがない
訪問はされている。
でも、問い合わせがされないのなら、訪問者を「問い合わせ」に向かわせるための「原稿」「デザイン」が、訪問者に合っていないことがあります。
ホームページに訪問される人を、もう一度見直してみましょう。
そして、見直した人に合った「原稿」や「デザイン」に調整してください。
ホームページが動き出したら、この3つのポイントを確認することで、集客できない問題にハマることが減ります。
基本的なことですが、忘れがちなので注意しておきたいですね。
7: 7つの集客方法
それでは、ホームページへの訪問ルートについて紹介します。
(1)コンテンツSEO
Googleなどの検索サービスから、ホームページへ集客する方法です。
検索する人が使う「キーワード」を特定し、「悩み」と「解決」をコンテンツとして公開することで、集客力をアップします。
『【絶対保存版】初心者のためのホームページ集客成功の教科書』
こちらをお読み頂くと、詳しく勉強できます。
(2)ブログ
ブログを使った集客です。
ニッチな部分のことをブログに書くことで、「探してたんです!」という人を集める方法です。
比較的、始めやすい方法です。
(3)広告(PPCなど)
GoogleやYahooに表示される広告を、ご覧になったことはありますか?
あの広告のように、あなたも広告を出して集める方法です。
費用は掛かりますが、集客速度はアップします。
(4)YouTube
スマホの普及で動画を見る人は増えました。
読まなくてもいいので見る人も増えています。
また、あなたの人柄が音声と映像で伝わりやすいのも特徴です。
YouTubeは集客方法として使えます。
「あなた」をウリにするなら、YouTubeを使った方法はおすすめです。
(5)Facebook
Facebookは、個人用のニュースフィードから集客する方法と、Facebook広告という広告料を払う方法の2つがあります。
集客速度を上げたいなら、広告費を使ってFacebook広告を選びましょう。
関係性を強化して、最終的にホームページへ集客するなら、個人用のアカウントで情報提供するのがおすすめです。
(6)メルマガ
いきなりメルマガはできません。
だって、メールアドレスが必要ですからね。
でも、メールアドレスを教えてもらえる仕組みが出来れば、後は定期的にメルマガを送って関係性を太くするだけです。
一発逆転は狙えない集客ですが、継続した売上に貢献してくれる集客方法です。
(7)リアルタイプ
次のような方法です。
- 名刺
- 新聞に折り込みチラシを入れる
- 看板を出す
- ポスティング
- フリーペーパー
- プレスリリース
どれも、ホームページのアドレスを入れておき(QRコードがおすすめ)、アクセスしてもらう仕組みを作っておくという方法です。
8: まとめ
集客できるホームページ制作の特徴をお話しました。
ホームページも集客するなら「基礎」が大事だということです。
目に見えない部分ですから、気に掛けない人もいるでしょう。
でも、そこで差が付くのは明らかです。
同じお金を使って、ホームページ制作をするなら、集客できる方がいいですよね?
今回の記事でお話しましたようにポイントは、
『中身』
見た目だけのホームページを使い続けるのか、それとも「中身」のあるホームページを使うのか。
あなたは、集客できるホームページとそうでないホームページの違いを知ったのですから、これから迷うことはないでしょう。
あなたのホームページ集客のお役に立てれば幸いです。