集客力を上げる方法と上手に活用できるポイントとは

(1)ターゲット設定

集客アップを考えているのですから、ターゲットとなる対象顧客を見つけて設定しなければいけません。

はじめに、あなたのビジネスでこれまでの取引があり、関係性も良く、何度もお金を使ってくださり、価値観の近い人を洗い出してみましょう。

こういった人を洗い出すと、あなたのビジネスの良いところが明確になりますし、どういった人から好まれているのかという傾向も理解出来てきます。

ここで一番やってはいけないことは、自分の理想像だけでターゲットを考えてしまい、現実味のない人を設定してしまうことです。

例えば、SONIDOの場合の間違ったターゲット設定というと、次のようになります。

「社員1000人以上の企業で、社内マーケティング部に所属するWeb担当」

はい、このターゲット設定をした瞬間、SONIDOに明日はありません。

どういうことかと言いますと、これまでご依頼いただいたお客様を洗い出すと、このようなターゲットはいないからです。

もっというと、問い合わせから先に進んだことがありません。

ということは、こういったターゲット層からSONIDOは必要とされていないのです。

反対に社員20名以下の会社さんからは、問い合わせをいただくことが多く、問い合わせから進むことができます。

自分の理想と現実にはギャップがあります。

当然、ビジネスを大きくすることで理想へ近づくことは間違いではありません。

しかし、今、集客力を上げる方法に必要なのは現実的な部分なのです。

(2)ゴール設定

集客力をアップしたとき、あなたが手に入れたいゴールは何でしょうか。

• 売上を増やしたい
• 利益を増やしたい
• 上顧客を厚くしたい

こういうゴールもあります。また、

• 顧客獲得単価を抑えたい
• 認知度を上げたい
• SNSで話題にされたい

こんなゴールを求めている方もいらっしゃるはずです。

どちらのゴールが正解で、どちらが不正解ということはありません。ビジネスの方法は人によって違いますから、目指すゴールが違っていても良いのです。

ただ、ここで重要なのは明確なゴールを設定しておかないと、何をやっても結果を判断することができないということです。

当たり前の話を僕は、今、あなたにしています。

でも、この「当たり前」が放置され、

• とにかくPVが増えれば喜ぶ
• とにかく「いいね」が増えれば喜ぶ
• 売上に貢献しない身内が反応して喜ぶ

というように、インターネットの情報で見かける

「すごいでしょう～！」

という自慢話のようなことを目標にしてしまい、あなたのビジネスにとって本当に必要なゴールが見えていないという方も多いのです。

ゴールが明確でないと結果は出ません。しっかりとしたゴール設定を行ってください。

(3)リサーチ

ターゲットとゴールが設定できれば、適切なリサーチを行うことができます。

• 競合の調査
• 自分の強みと弱みの調査
• 市場の調査

これらのリサーチを順に行うことで、これまで見えてこなかった意外な一面が発見できることもあります。

例えば、これもSONIDOの場合。

元々、SONIDOは建設業関係が強かった訳ではありませんし、強いとも思っていませんでした。

でも、ホームページを使った集客情報を発信する中で、SONIDOの考えるお客様との関わり方が建設業の方の心に響いたようです。

その結果として、今では建設業の中でも競争の激しい

• 解体工事業
• 外溝工事業
• リフォーム業
• 住宅塗装業
• オーダーメイド住宅

こういった広告費も高騰しつつある業界の方から依頼をいただけるようになり、また、結果も出ているので

「これはSONIDOの強みだな」

ということを発見した経緯もあります。

リサーチを行うことは、このように新しい集客の突破口を見つけるきっかけにもなります。

(4)具体的な手法の検討

集客を行うために、どのような方法が活用できるのかを検討しましょう。

• 会社のリソース（資金、人材、時間）
• スタッフの気持ち（モチベーション）
• あなたの気持ち（モチベーション）

このようなポイントを見据えて、無理のない手法を検討するのがおすすめです。

というのも、スタッフのモチベーションが低いのに、経営者であるあなただけがガンガン攻めの姿勢を貫いても、予想されるとおりの結果は出てきません。

反対にスタッフとの間に溝が出来てしまい、ギクシャクした社内の空気を生み出すことにもなりかねません。

また、あなたもスタッフもモチベーションが高まっていても、

• 資金が準備できない
• 適切な人材が社内にいない
• 業務が忙しくて時間がない

という場合、無理な手法を行うことはできないはずです。

集客を行うための手法は、いろいろなアイデアがあります。

例えば

• インターネットを使ったコンテンツマーケティング
• 広告を使ったダイレクトレスポンスマーケティング
• チラシを使ったオーソドックスな手法
• 看板を設置する手法
• テレアポ

こういう手法もありますが、無理なくできるものを選ばなくては成果を引き寄せることは難しくなります。

あなたの会社は、どのようなモチベーション状態なのでしょうか。

また、会社のリソースはどういった状態でしょうか。

手法ばかりに目を向けるのではなく、無理なくできる手法かどうかを検討してみてください。

(5)流入経路のチェック

今も集客は出来ているはずです。

もし今の段階で集客ゼロなら、会社の存続に深く関わっていますので、このページを読む時間で知り合いの会社でも良いのでお願いして「下請け」仕事から始めましょう。

まぁ、こんな方は読んでいないと思いますので話を進めますと、今の集客がどこからやってきているのかを調査してもらいたいのです。

• インターネット
• チラシ
• 口コミ

様々な流入経路があると思いますが、あなたの会社が得意としている経路を見つけることが必要です。

見つけた結果、得意な流入経路をさらに強化するのか、新しい経路を開拓するのかを考えることができます。

(6)リピートを生むフォロー体制

ビジネスはリピートを生むことで、経営状態を好転させることができます。

そのためには、リピートを生むためのフォロー体制を準備しないといけません。

お客様から電話があったとき、どのような対応をしているでしょうか。

メールで問い合わせがあったとき、何時間で丁寧に返信しているでしょうか。

担当者がいないからと、2日も3日も放置されているようでは、申し訳ないですが「絶対にリピートは生まれない」と言っても良いでしょう。

このようにお伝えすると「そんなところある訳ない」と思われるかもしれませんが、経営者であるあなたは「そんなことはない」だけで、スタッフ全員があなたと同じようにやっている保証はありません。

リピートという最高の集客を生み出すためには、フォロー体制の徹底を欠かすことはできません。

(1)ホームページやブログなどの活用

コンテンツマーケティングという方法です。

あなたの業界について調べている人へ、役立つ情報を提供することで信頼関係を構築し、価格競争から脱却して集客する方法です。

具体的には、SONIDOのホームページをご覧いただけると理解していただけると思います。

この方法は、やればやるだけ情報資産が積み重なっていきますし、競合は自分から脱落してくれますので、長く安定した集客装置を手に入れることにもつながります。

(2)SNSを活用

InstagramやFacebookなどは、価値観の近い人のコミュニティーへ情報を発信することができます。

そのため、反応もわかりやすく、拡散されれば一気に知名度がアップし集客にも良い影響が出てきます。

(3)メルマガ

読む人が減っていると言われていますが、それは興味のない内容ばかり送るからです。

きちんと役立つ内容を届けているのなら、「○○さんからのメールだから読もう」となり、かなり強固な関係を作ることができます。

(1)新規顧客かリピートかを決める

両方を同時にアップしようと思うと、やることが違うので上手くできないことがあります。

そういう場合は、どちらかにフォーカスするのがベスト。

二兎を追ってはいけません。

(2)集客の専門家に相談する

これが近道だと思います。

生業にしている人と話をするだけでも、新しい方法が見つかったり、モチベーションがアップしたりします。

(3)集客代行を利用する

お金は必要になりますが、あなたの貴重な時間を使うことは減ってきます。