ホームページで信頼性を高める6つのポイント
GoogleやYahoo!で検索した人。広告をクリックしてきた人。あなたのホームページへ初めて訪問した人にとって、大きな印象を植え付けるのはホームページから伝わる「信頼性」です。
しかし、残念なことに最も大切なファーストビュー(初めて目にするページ)が造り込まれておらず、もったいない状態になっている企業様も多いです。
今回は、ホームページ集客を専門にしているSONIDOが、問い合わせを増やすために避けては通れない「ホームページの信頼性」についてまとめました。
- いくらがんばってもホームページから問い合わせが来ない
- PVはそれなりにあるけれど問い合わせや相談が来ない
- 上手くいっている他社と比べると自社のホームページは何かが違うと感じている
目次
1: 訪問者が受ける印象
初めてホームページへ訪問した人の印象を決めるのは、見た目から受ける信頼性です。誰でも同じですが、100円でも無駄に使いたいとは考えていません。また、自分がお金を使って利用したサービスや商品を、家族や友人・知人から「こんなのにお金使ったの?バカじゃない!」なんて絶対に言われたくありません。
そのため、人は初めて関わりを持つとき、無意識に「ここは信頼できるだろうか」「ここは良さそうなのか」「自分を大切にしてくれるだろうか」、このような考えを巡らします。
そして、「ここが良さそう」と感じたとき、初めて次の行動を起こしてくれます。ホームページ集客を目指しているなら、この行動が「問い合わせ」「相談」になります。
ここまでお話するとわかっていただけると感じていますが、ホームページにも「信頼性」が必要だということです。
パッと見たときに「ダメ」「無理」「素人みたい」ではいけないということですね。反対に「ここは良さそう」という感情を引き出せたなら成功です。
多くの「ホームページ集客が上手くいかない」とお悩みのところでは、ホームページから受ける信頼性が高まっていないのだと思います。費用と労力を注ぎ込んでおられるのだと思いますが、注ぎ込んでいるポイントがズレているため、いくらがんばっても成果が感じられないのだと思います。
では、どういったポイントをしっかり対策すれば信頼性を高めることができるのかというと、次の6つのポイントをきちんと対策していくことが重要です。
2: 信頼性を高める6つのポイント
ホームページの信頼性を高めるポイントは沢山ありますが、まずは今回お話する6つから初めましょう。この6つのポイントが出来ていないと、他の部分にいくら力を注ぎ込んでも無駄骨になってしまう可能性が高いです。
何をするにも基礎部分からしっかりと対策することが大切です。これはビルやマンション、住宅などと同じですね。
2.1: わかりやすいデザイン
ホームページのデザインは、重要ではありません。そんなことをSONIDOでは言っています。しかし「重要ではない」とは言っても、見るからに素人さんが作ったようなデザインはNGです。
- 画像のサイズがバラバラ
- リンクの張り方がバラバラ
- テキストの内容が商品の特徴ばかり
これでは見た人から信頼を勝ち取れません。凝ったデザインは必要ありませんが、すっきりとわかりやすい、訪問者目線で迷わせないデザインは必要です。
このようにお話しすると、シンプルなデザインは誰でも作れるように見えますが、要素を最小限にしてデザインすることは、多くの要素を組み合わせるよりも難しいものなのです。
そのため、ホームページのデザインはプロへ依頼した方が技術的にも経験的にもスキルを持っていますから、素人さんが空き時間で作るよりもスピーディーに使いやすいものを生み出してくれます。
そして、わかりやすいデザインにすることで、マイナスのイメージを限りなく少なくすることができます。アップルのホームページを見るとわかりますが、シンプルだからこそ信頼性が伝わってきます。
2.2: 品質の高い画像
デザインにも関連しています。ホームページにはテキストと画像があります。最近では動画もあります。
ここで信頼性を左右するのは画像の品質です。
- ピントのボケた画像
- 暗い画像
- 背景がごちゃごちゃした画像
また、最近多いのは誰でも使える無料画像を使うこと。
画像から受ける印象は大きいですから、高品質な画像を準備しましょう。商品やサービス中の画像を使うのなら、プロのカメラマンへ依頼して高品質でオリジナルな画像を手に入れることが大切です。
いくらスマートフォンの性能が高いからと言っても、撮影に関してはプロのカメラマンには敵いません。
- ここをサボってしまう
- 費用の出し惜しみをする
- 自己満足の画像で喜ぶ
こういうホームページは、いくらがんばっても成果が生み出しづらくなります。
2.3: プロフィール
代表者のプロフィールは必ず記載しましょう。実績や経験、資格なども掲載しておきたいですね。
実績には、
- セミナー
- 執筆
- イベント登壇
など、他の人では実現しづらいことがあれば、きちんと掲載しておきましょう。多くの人にとって「人前で話す」「本を出版する」ということはそれだけで「すごい人なのだろう」「専門家なのだろう」という印象を与えます。
そして、忘れてはいけないのがプロフィールへの顔出しです。可能なら代表者の顔写真を掲載しておきましょう。これだけでも信頼性が変わります。
ここで注意しておきたいことは、顔写真はプライベートなもの、SNSへ投稿しているもの、自撮りしたものではなく、プロカメラマンに撮影してもらうことです。写真から受ける印象が全く違います。
2.4: 専門性を示す情報
ホームページで信頼性を示すためには、あなたの専門性をアピールすることが大切です。では、ホームページのどこでアピールするのかというと「コンテンツ」です。
これまでの経験や実績、専門性が高いからこそ知っている情報、気に掛けている情報をコンテンツとして公開していきましょう。
- この人はプロだ
- 信頼できそうだ
- さすが詳しいな
こう感じてもらえれば、信頼性も高まります。
2.5: 信用度を示す情報
信用度を示す情報で最強なのは「お客様の声」です。
いくら自画自賛しても、訪問者は信じてくれません。例えばこんな自画自賛を見たとき、あなたは簡単に信頼するでしょうか?
- 私は月収2000万円稼ぐウェブコンサルタントです
- 私は様々な業界経験がありますから、お客様からも高く信頼されています
- 私は有名大学卒業後、大手IT企業へ入社していますから優秀です
でも、同じ事をお客様の声で見ると、受ける印象は全く違ってくると思います。
お客様の声は煽らず、シンプルに。きちんと伝えるように心がけましょう。
2.6: 著作権
「インターネットで公開されている情報=無料」
こんな考えの方が現実います。これって大きな間違いです。インターネットで公開されている情報の半分以上は無料かもしれませんが、無料だからといって著作権を放棄しているということにはなりません。
いくら自分の仕事にイメージが合っているからといって、競合のホームページから無断で画像をダウンロードして使うのは違法です。テキストも同じです。
著作権の意識が薄いホームページは、少し詳しい方がご覧になっていると選ばれることはありません。著作権を守らないホームページが公開されている企業を、どうすれば信頼できるでしょうか。
取引すると、自分の情報や会社の情報を無断で利用されてしまうのではないかと感じます。
あなたのホームページには、著作権違反している画像はありませんか?テキストはありませんか?確認しておきましょう。
3: まとめ
ホームページの信頼性についてまとめました。どれも実店舗なら気を配ることばかりなのですが、ホームページになると気配りされないことが多いです。
あなたにきちんと理解していただきたいのは、実店舗でもホームページでも対応する媒体が変化しただけで、商品やサービスを購入するお客様の心理は変化していないということです。
僕たちは媒体の変化に対応しつつ、人の根源的な心理を忘れない必要があります。
- ここ良さそう
- 信頼できそう
- わかってくれそう
こういった感情が生み出されているか、訪問者視点で見直しておきましょう。きっと改善するポイントが発見できるはずです。