安定した集客力を持つホームページ制作の方法とは?
インターネットで安定した集客力を持っておきたいと考えている方が、コロナ禍の影響で急激に増えています。
もともと、インターネットで安定した集客力を持ちたい方は増加傾向にあったのですが(SONIDOへのご相談件数で感じていました)、今年のコロナの影響によって、オンラインでのビジネス活動が重要になったため、より加速したのだと感じています。
そこで今回はSONIDO自身、インターネットで公開している自社ホームページのみで集客している経験から、何とかして安定した集客力を持ちたい方へ、キモとなるホームページ制作の方法(ポイント)について紹介していきます。
1: 集客力を持つホームページ制作3つのポイント
集客力を持つホームページを制作するためには、勢いや流行だけでスタートしてはいけません。そんなことをすると、ほとんどのケースで反応も無く労力を使っただけで失敗することになります。
では、集客力を持つために必要な3つのポイントとはどんなことなのかをお話します。
(1)導入や企画で手を抜かない
どんなことも同じですが、前準備が重要です。これはホームページを制作するときも同じなんですね。
では、どういったことにフォーカスして準備しておけばいいのかというと次の2つが重要になってきます。
- 導入目的
- 企画
まずはホームページを制作する目的を明確にしていないと、方向性の定まらないものが出来上がってしまうことでしょう。
今回のケースですと導入目的は「安定した集客力」ですから、この部分を忘れないようにすることが大切です。
また、「安定した集客力」という目的を達成するために、どのような企画を検討しないといけないのかも同時に考えることが必要になってきます。
(2)制作では視点を間違えない
ホームページを制作される場合(外部へ依頼される場合も同じです)間違えやすいのが「視点」です。
どうも人は「自分のことを話したい」傾向が強いようでして、ホームページを制作するときにも「自社のこと」を最大限話そうとします。
しかし、ここで考えていただきたいのは、ホームページを見る人のことです。ホームページを見る人の多くは、あなたのことに興味はありません。また、あなたの仕事やサービスにも興味ありません。
ホームページを見ている人が唯一興味のあることというと「自分のこと」なのです。
ですから、ホームページを制作するときには自分の視点ではなく「ホームページを見ている人の視点」から制作するのが正解だと言えます。
(3)運用とは継続力である
ホームページを手に入れた後(すでに持っておられるかもしれませんね)、どのような運用をするのかも大切です。そのためホームページの制作を進めるときには、同時に運用についても検討しておきましょう。
そして運用を検討するときに注意いただきたいことは「継続力」です。ホームページは作れば終わりではありません。作って終わって集客力が倍増すれば万々歳ですが、現実にはそんなことは起こりません。
ですから、毎日、毎週、毎月、コツコツと継続してメンテナンスを行い、最新情報を発信できる体制を準備しておかなければいけないのです。
もし、次のような場合はホームページを作って集客することをあきらめ、他の方法を試されるか、運用をサポートしてくれるホームページ制作会社などに協力を仰ぎましょう。
- 継続力が続かない
- そんな体制を自分の会社では作れない
- 誰もやってくれないので難しい
2: 安定した集客力を持つホームページに成長させるコツ
安定した集客力を持つホームページに成長させるにはコツがあります。特に次からお伝えする4つのコツは、最低限やっておいてほしいことばかりです。
(1)キレイなデザイン+わかりやすさ
ホームページは見た目のキレイさも必要です。ごちゃごちゃしたデザインや素人丸出しのデザインでは興味を持ってもらえない時代になっています。
しかし、ここで落とし穴があります。それはデザインを追求することで使い勝手が難しくなるという問題です。
ですから、僕たち「集客力をアップしたい」希望をもっている者が目指すことは
「キレイ + 訪問者がわかりやすい」デザインです。
キレイだけではいけません。迷うことなく、悩むことなく使えることも重要です。
(2)SEOの信頼度を高める工夫
SEOとは、GoogleやYahoo!で検索されたとき、できるだけ検索結果の上位に表示されるよう最適化する手法です。
今のインターネット環境では、検索結果の上位に表示されることは、信頼度が高いと認識されることが増えています。
出来るだけ多くの人へ、あなたのホームページが目に留まり、信頼して訪問されるためにも対策を行いましょう。
もし、自社だけでSEO対策が難しい場合は、SEO対策の専門会社やSEO対策を得意としているホームページ制作会社へ相談されると良いでしょう。
(3)自分で更新できることは欠かせない
ホームページは作って終わりではない。そんなことを先ほどお話しました。
そのためご自身のホームページは、マメに更新できなければいけません。10年前のように、更新するために制作会社やシステム会社の担当者へ連絡し、依頼をしてから2週間後に更新される。
こんなことではインターネット上でのスピードについていけません。そこで忘れないでいただきたいのは、ご自身でホームページを更新できる仕組みを導入すること。そしてご自身でホームページを更新するチームを作ることです。
ホームページの更新は、SONIDOなら「ワードプレス」というホームページのベースを利用していますので、比較的簡単に使うことができます。これまでも、制作完了後に1~2時間のレクチャーでお客様が利用されています。
(4)状況を分析しよう
ホームページを成長させるためには、どういったことを行う必要があるのか知る必要があります。
そこで、あなたのホームページの状態を分析するようにしましょう。
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
最低でも、この2つの無料ツールを使って現況を分析してください。ホームページを制作しても、こういった地味な分析を行わないことで、いつまで経っても思うように集客できないという方もいらっしゃいます。
インターネットの世界は移り変わりが早いものです。先月検索されていたキーワードが今月は全く検索されなくなるということもあります。
また、検索している人の経済状況の変化や、今回のコロナのような影響によって求められている情報が大きく変わってしまうこともあります。
こういった変化を常に理解して対処するためには、先ほどの分析ツールを自分で使い「今はどうなのか」を知っておくことが大切です。
3: 集客ホームページ制作で成功するポイントを知っておこう
それでは最後に、安定した集客力を持つホームページを制作するためのポイントをもう少し具体的にご説明させていただきます。
ご自身で制作されるとき、外部へ依頼されるとき。どちらの場合でも、次からのポイントを明確にする(伝えること)で、成功できる確率をグンとアップさせることができるでしょう。
(1)ターゲットの明確化
集客力を持たせるためには、ターゲットの明確化が必要です。
- 誰に向けてのホームページなのか
- どんな人に見てほしいのか
- どんな業界の人に興味を持ってほしいのか
おかしな話ですが、集客をする上で重要な部分なのに、ここが抜けて落ちたままホームページを作ってしまう方や業者が今でもいらっしゃいます。
また、ターゲットの明確化でやってはいけないのが
- 多くの人
- みなさん
- 広い年齢層の男女
一見するとターゲットが明確になっているようにも受け取れますが、どれも明確に絞り込めていません。
ターゲットを明確にするためには、
- 年齢
- 性別
- 想定年収
- ライフスタイル
- 価値観
最低でも、こうした部分を洗い出し絞り込めないといけません。
例えばSONIDOの場合ですと
- 年齢:40代以上
- 性別:男性
- 経営者
- きちんとした仕事をしたい
こういった絞り込みを行っています。
(2)デザインとターゲットの欲求
デザインを考えるとき、ターゲットの欲求を満たすことも大切です。
ターゲットの欲求に合ったデザインでないと、
- 信頼できない
- ふざけている
- 本当に解決できるの?
という印象を持たれてしまうこともあります。デザインとは自分の好みではなく、ターゲットが安心できるものが重要になります。
(3)成功には育成が必要
先ほどもお話しました。ホームページで安定した集客を成功させるためには、ホームページを丁寧に育成し成長させる必要があります。
そのためには、あなたやあなたの会社のスタッフに、ホームページを育成するという
- 意識
- 時間
- スキル
この3つを持っていただくことになります。残念なことですが、この3つのうちから一つでも欠けると順調に成長できなくなります。
もし3つの中で欠けそうに感じることがあれば、費用を使って外部へ依頼するようにしましょう。
(4)こまめな現状分析
現状分析をこまめに行いましょう。
とは言っても、自分たちでは難しいと感じる方もいらっしゃいます。そういう場合は、最初の時期だけ外部へ依頼し、専門家に少しずつレクチャーしてもらう方法もあります。
または、専門家に進むべき方向を示してもらい、その方向へ進むための実作業だけを最初は行いスキルアップするという方法もあります。
(5)無料にこだわって損しない
世の中には無料でできることがたくさんあります。そのため、ホームページを成長させるときに、なんでも無料を選ぶ方もいらっしゃるようです。
無料を選ぶことは悪いことではありませんが、無料である理由を理解してから選ぶようにしておきましょう。
無料ということは、サービスの品質が高くない可能性もあります。世の中には
- 安い、良い、遅い
- 安い、良くない、速い
- 高い、良い、速い
という3つのパターンがあります。誰もが求めるような
「安い、良い、速い」
というものはありません。
この3つのパターンからも「無料」という罠にはまらないようにしてください。無料ばかり追い求めていると「時間」「品質」を無駄にしている可能性もあります。
(6)競合チェックを欠かさない
自社のホームページが完成すると、どうしてか競合チェックをしない人がいます。
あなたの会社がホームページを作った、もしくはリニューアルしたということは、競合も同じようにやっているかもしれません。
常に競合の状況をチェックしましょう。競合がどんな情報を発信しているのか、どんなターゲットへ伝えているのか。どんなキャンペーンを行っているのか。
競合もあなたと同じように成長しています。
(7)常に目標を意識しよう
何度も言いますが、ホームページの目標を常に意識してください。
というのも、人は他人の影響を受けやすいものです。他人の影響を受けたことで、ホームページで発信する情報の方向性が簡単に変わってしまう人もいます。
専門性の高い情報を発信していたのに、あるときから「おもしろ系動画」を発信しだす人もいます。
YouTubeが流行っていると聞くと、ホームページを放っておいてYouTuberになりきって動画配信をスタートする人もいます。
あなたの目標は何だったでしょうか?常に意識しておかないと、人は簡単に間違った方向へと進んでしまいます。
(8)得意ならSNS対策
あなたがSNSを得意とするのなら、SNSでも情報発信を行いましょう。
というのも、SNSは情報を拡散するツールとして大変優れているからです。
特に拡散を狙うのならTwitter。見た目を伝えたいならInstagram。アパレルやシューズなど「サイズ感」や「着こなし」を伝えるのが重要な場合ならYouTube動画も使えます。
(9)予算が許せば広告
ホームページへ集客するためには、予算が許せば広告を利用しましょう。
お金を使うことで集客力をアップできますし、集客できるようになる時間を短縮することができます。
「時は金なり」
デジタル時代でも、この理論は同じです。
4: まとめ
安定した集客力を持つホームページ制作の方法についてお話しました。
今回お話した内容は、どれもビジネスをする上で「当たり前」のことばかりなのですが、集客ホームページを制作するという場面になると、忘れられやすいことばかりです。
ぜひ今回の内容を参考にして、安定した集客力を持つホームページを制作してください。
当たり前のことからスタートし、当たり前のことを続けることで、誰でも安定した集客力を持つホームページへ成長させることができます。