ネット集客のコツ～効果的に結果を出し続けるポイントとは～

ネットを使った集客活動が、これまで以上に重要となった令和2年。ほとんどの活動がオンライン化されたことで、仕事の流れも大きく変化しました。

 

特に、これまでなら

 

• セミナー
• 講演
• イベント

 

など、リアルに人を集めることで見込み客の獲得をしていた活動が難しくなり、否が応でもネットを活用した集客が必要になっています。

 

でも残念なことに、今からネット集客をスタートしても、ほとんどのところでは成果は期待できません。

 

というのも、すでに2年前、3年前から始めているライバルは力を付けていますので、ちょちょっとブログを書くだけ、SNSへ投稿するだけでは歯が立ちません。

 

このような厳しい状況の中で、ネット集客をスタートし良い結果を出し続けるためには、これからお話するコツやポイントを理解しておく必要があります。

 

1: ネット集客のコツをご存じですか？

どうして僕が「コツやポイントを知っておかないといけないですよ」なんて、偉そうに言えるのかというと、僕は6年前にネット集客を失敗しているからです。

 

6年前にネット集客をスタートしたのですが、そのときはこれからお話することを「テキトウ」にやっていたので、全くと言ってもいいくらい結果が出ませんでした。

 

そのため、そのときのホームページは一度捨て（労力の無駄使いをしたことになります）、あなたが今ご覧になっているホームページをゼロから作り直したときには、しっかりとコツやポイントを意識したため、今では安定したネット集客が可能になっています。

 

1.1: ターゲットの設定

ネット（主にホームページやブログですが）から集客しようと考えたとき、勢いで作ってしまう人がいます。過去の僕もそうでした。

 

でも、勢いで作ったホームページやブログって、いくらがんばっても集客できないんです。

 

というよりも、誰にも見られていないのでモチベーションが続かない。その結果、いいかげんな情報を発信したり、役に立たないような話を出したり、最後には更新すらしなくなるというカッコわるい状態になります。

 

あなたにはこんな経験をしてもらいたくはありませんので、コツの1つ目としてお伝えする大切な鍵があります。それが「ターゲットの設定」なんです。

 

ターゲットとは、あなたのウェブサイトを見てくれるであろう「人の属性」です。

 

例えば、SONIDOの場合だと次のようになります。

 

• 経営者または自社の集客を任されている担当者さん
• おおむね年齢は35～60歳くらい
• マーケティングに興味のある人
• 前向きに「もっと良くしよう」と考えている人
• 未来への投資の意味がわかっている人

 

こんな感じです。

 

もしSONIDOのターゲット設定が次のようになっていたら、僕は今頃破産しています。家族ともども路頭に迷っていることでしょう。新型コロナの影響でヒーヒー言っていたと思います。

 

• サラリーマンで副業したい人
• 年齢が20～30代
• とにかくすぐにお金を稼ぎたい人
• 誰かのことより自分だけが幸せになりたい人
• 投資よりも今すぐお金！な人

 

こういうターゲット設定を得意とするサービスを提供されている方もいらっしゃいますが、SONIDOが提供できるサービスとしてはターゲットが外れています。

 

このようなターゲットへ向けて、いくらがんばって情報発信しても問い合わせは全く無かったことでしょう。

 

同じ情報発信でも、ターゲットを間違えると全くと言っていいほど成功しません。

 

1.2: 見つけてもらう

2つ目のコツは、あなたのサービスに興味を持つ人に見つけてもらうことです。

 

10年前ならホームページやブログがあるだけで、何とかなったかもしれません。でも、今は絶対に無理です。数が多すぎます。珍しくもありません。

 

正直、ホームページやブログって、仕事をしていれば「持っていた当然」。名刺と同じ扱いと言えますからね。

 

ですから、必ず「見つけてもらう」ことを考えて実行しないといけません。

 

見つけてもらう方法に関しては、次の章で詳しくお話していきます。

 

1.3: 選んでもらう

見つけてもらったら、次は「選んでもらう」ことが必要です。

 

選んでもらうためには、「あなただから選びたい」と思ってもらえる差別化のポイントが必要です。

 

• 競合では出来ない技術がある
• 業界で権威を持っている
• 独自のストーリーがある

 

SONIDOの場合ですと、一般的には「ホームページ制作会社」と呼ばれます。でも、ネット集客で成果を出している理由の一つには「制作だけじゃなくて見込み客の集め方を知っている」という部分が差別化のポイントになっています。

 

1.4: 動いてもらう

選んでもらうだけでは集客ではありません。何らかの行動を起こしてもらわなくては、本当の意味で集客とは呼べないと思っています。

 

ですから、動いてもらう仕組みを導入することを忘れないようにしておきましょう。

 

よくあるのは、ホームページやブログへの訪問者数だけが増えて、まったく売上に貢献していないケースです。

 

広告収入を主な事業とするなら、これも成功例です。しかしSONIDOに興味を持ってくださる方の得たいこととは違うと思うんですね。

 

• 問い合わせ
• 相談

 

ここにたどり着くために、動いてもらえる仕組みを取り入れましょう。

 

1.5: コミュニケーションする

何度もホームページやブログへ訪問してもらえる仕組みも必要です。

 

この仕組みがあると、検討している人と無理無くコミュニケーションをとることができます。

 

人は何度もコミュニケーションした相手を信頼します。コミュニケーションは成功へのコツとなります。

 

2: ネット集客の方法を知っておこう

ネット集客で「見つけてもらう」方法をお話します。

 

2.1: 必須方法「SEO」

ネット集客で必須なのが「SEO」対策と呼ばれる方法です。

 

SEO対策とは、GoogleやYahoo!、Bingなどで検索されたとき、できるだけ自分が作った情報（記事や動画）が検索上位へ表示されるようにする施策です。

 

検索上位に表示されると、探している人の目に触れやすくなりますので、選んでもらうきっかけが増えていきます。

 

2.2: 拡散力「SNS」

SEO対策はネット集客に必須ですが、検索上位へ表示されるためには時間が必要になることがほとんどです。

 

ですから、最初の頃は「知ってもらう」「見つけてもらう」ために、あなたが発信した情報をより多くの人へ届けるようにする必要が出てきます。

 

そこで使えるのが「SNS」です。

 

• Facebook
• Instagram
• Twitter
• Youtube
• note

 

多くの人の目に触れ、共感が伝わりやすいメディアを活用しましょう。

 

ネット集客の基本としては「SEO」と「SNS」を活用するのがおすすめです。

 

ちなみにSONIDOは、何をやっているかというと

 

• SEO
• Facebook
• Youtube

 

ここに力を入れています。SNSは全部使わなくてもいいんです。

 

自分が使いやすいもの。SNSに集っている人がターゲットに一致するもの。

 

ここが選ぶポイントです。SONIDOは間違っても、今のビジネスでは「Instagram」をフル活用することはありません。

 

2.3: お金で解決「広告」

ネット集客をするとき、スタートダッシュで一気に人を集めたいなら「お金のパワー」を使いましょう。

 

お金を使った有料広告を出すと、ちまちまとSEO対策したり、SNSを投稿したりする手間が省けます。

 

では、どのような広告が使えるのかというと、次の方法があります。

 

• ディスプレイ広告
• リスティング広告
• アフィリエイト広告
• SNS広告
• 動画広告
• 記事広告

 

ディスプレイ広告は、Yahoo!のトップ画面に出てくるような広告です。かなり広告費用も高くなるので、スタート時点で一気に集客する必要のある学習塾やヨガ教室など「集めて教える」系には有益です。

 

リスティング広告は、検索されたときの上や下に出てくる広告です。検索キーワードを上手に設定できると、集客単価を下げることができます。

 

アフィリエイト広告とは、アフィリエイターさんにお願いして広めてもらう方法です。成果報酬型なので費用を抑えることはできますが、信頼できるアフィリエイターさんでないと、広告を見た人の信頼を下げてしまうこともあります。情報商材系は使いやすいと思います。

 

SNS広告や動画広告は、比較的安い費用で始められます。ここで広告をテストしながらスタートするのが良いですね。

 

記事広告というのは、広告なんですがパッと見た感じ「インタビュー」になっているものです。健康食品や美容関係に多い広告です。

 

業界によって向き不向きがありますが、お金のパワーってやっぱりすごいです。ヘタに「アクセスが増えないな」と悩み続けるのなら、SNS広告からスタートして「知ってもらう」機会を増やしていきましょう。

 

2.4: 知識と信頼「コンテンツ」

SONIDOの集客で最も得意なのが「コンテンツ」を使った集客です。

 

ターゲットに役立つ知識を提供し、自分を信頼してもらう方法なので問い合わせが来ると、かなり高い確率で成約します。

 

ただ、「コンテンツを作るのは難しそう」と思われる方も多いようです。

確かに簡単だとは言えませんが、SONIDOではクライアント様へコンテンツを作るためのマニュアルとレクチャーを提供しています。

 

コツを知っていると、誰でもコンテンツは作れますので、あなたがもしコンテンツを使ったネット集客を行いたいと考えておられるのなら、コンテンツの作り方も教えてくれる業者さんを選んでください。その方が悩んで時間を無駄にすることが減ります。

 

3: ネット集客で効果を出す3つのタイプ

ネット集客をするとき、効果を出しやすい3つのタイプがあります。

 

3.1: お悩み解決型

ネット集客でもっとも効果を出しやすいのが「お悩み解決型」のホームページやブログです。

 

誰でも悩みがあります。解決したいことがあります。

 

あなたの専門知識や技術を使って解決する方法を教えてあげましょう。

 

3.2: 自分プロデュース型

自分の名前で仕事をする系の人なら、自分プロデュース型が集客しやすいですね。

 

技術や知識よりも、「自分だからこそできる」差別化をフルに発揮しておく方法です。

 

コンサルタントさんや士業さん、教育関係のお仕事に向いている方法です。

 

3.3: メディアサイト型

悩みの解決と一緒に役立つ最新情報を発信するメディアサイト型もあります。

 

この方法は製造業や建築業、健康食品など、最新技術や情報の多い業種に向いています。

また、事例が多い業種にも向いています。

 

自分をアピールするというよりも業界全体を底上げしつつ、その中で自分のサービスを選んでもらうという社会貢献度も高くなる方法です。

 

4: ネット集客に欠かせない3つのポイント

ネット集客で、なぜかやらない人が多いポイントをお話します。

この3つのポイントをやらないと、成果は出にくいです。

 

4.1: きちんと見よう「アクセス解析」

ホームページやブログへ、どれくらいの訪問者が居るのか。どういったページを見ているのか。

 

Googleが提供する無料ツール「アナリティクス」を使って解析しましょう。

 

どんな状況になっているのかわからないまま、がんばっている人もいますが、ゴールが見えないままなので偶然でもないと結果が出ません。

 

4.2: 知りたいがわかる「キーワード分析」

どんなキーワードで訪問してきているのか。ここも調べておきたいですね。

 

Googleの「サーチコンソール」で簡単にわかります。

 

キーワードがわかるということは、新しい悩みを知ることにもつながります。ということは、御社で解決できることが増えると言うことです。

 

悩みを解決できる＝ビジネスとして成り立つ

 

ということでもありますから、しっかり分析しておきましょう。

 

4.3: ライバルに差をつける「継続的行動」

コンテンツを作り発信し、分析や解析を継続していきましょう。

 

言うのは簡単です。でも実際は難しいんです。

 

そのため、みんな中途半端に消えていきます。当然ですが成果は出ませんん。

 

ここ、視点を変えてみるとわかりますが、継続できればライバルはドンドンと減っていくということです。

 

5: ネット集客を売上に変えるには？

ネットで集客しても、売上につながらないと意味がありません。

 

5.1: 購買力を高める「ランディングページ」

購買につなげるための方法として「ランディングページ」を準備しましょう。

 

ランディングページとは、購買につながる情報をより詳しく、問い合わせや購入しやすく伝えるページだと思ってください。

 

SONIDOのクライアント様の中で、外壁塗装をメインに行われている会社さんがいらっしゃいます。

このクライアント様、2020年に入って問い合わせがゼロ件だったのですが、ランディングページを作ったところ、、、

 

2週間で30件の問い合わせ。うち7件がすでに契約済み。閑散期の来年2月まで仕事が埋まっている状態になりました。

 

こういう工夫も取り入れたいですね。

 

5.2: 安心してもらえる「問い合わせフォーム」

問い合わせフォームがごちゃごちゃしているところも多いです。

 

また、とにかくたくさん入力してもらうようになっていて、面倒に感じるところもあります。

 

問い合わせフォームって、そこで売る訳ではありませんから、

 

• 無理な営業はされない安心
• 簡単に問い合わせできる入力項目
• わかりやすいシンプルなデザイン

 

を心がけておきたいですね。

 

入り口で「あきらめられる」というのはもったいないです。

 

5.3: 前のめりにさせる「未来のイメージ」

売上へ変えるためには、すべてのところで未来のイメージを伝えるようにしておきたいですね。

 

自分を選んでもらったら、あなたの暮らしや人生がどのように変わるのか。この視点が大切です。

 

だって、誰でも変わらないことにお金は出したくありません。

 

• こんなことができます！
• あんなこともできます！
• わたしすごいです！

 

訪問している人にとっては、どうでもいいことです。

「ハイハイ、あなたの自慢ですか」と受け取る人もいるでしょう。

 

訪問し検討している人がほしいのは、自分の明るい未来です。

 

忘れないようにしておきましょう。

 

6: まとめ

ネットを使った集客活動は、これからのメインになっていくと思います。

 

そのためには、コツを知っておいた上でスタートしないと、無駄な時間とお金、人的リソースを使うことになります。

 

今回の内容を参考にして、あなたのビジネスにネット集客をスムーズに取り入れましょう。

 

もし、どのように取り入れるのが最善策なのか迷われたときや悩まれたときには、SONIDOまでご相談ください。

 

あなたがまだ気づいていないターゲットや、適切な集客方法をお伝えできると思います。