SEO対策に強いホームページ制作のポイントを解説
これからホームページを制作しようと考えている方。リニューアルを考えている方。どちらの方も気になっているのは、ホームページを持つことでどれだけ集客できるのか。どれだけ問い合わせが増えるのか。こういった事ではないでしょうか。
はじめにお伝えしますと、ホームページを制作し持っただけではどちらも成果を期待できません。このような結果にがっかりしないためには、SEO対策に強いホームページを制作し持つことが必要です。
このコンテンツでは、SONIDOが以前から実際に行っているSEO対策を強めるホームページ制作のポイントについて解説しています。
- ホームページから問い合わせを増やしたい
- ホームページを持っているけれど集客が全くできない
- 問い合わせが増えないので困っている
- 毎月高額のSEO対策費用を払っているが成果が感じられない
- インターネットで情報を得たけれど、どの情報もピンとこない
こういった方におすすめの内容ですから、参考にしてビジネスを改善してください。
目次
1: SEO対策とは?
お聞きになったことが既にあるかもしれませんが、復習をかねてSEO対策とはどのようなことなのかお話します。
まず「SEO」とは何かというと「Search Engine Optimization」の頭文字を取った略語です。IT関係に多い3文字用語だと思ってください。
ではどういった意味なのか見てみましょう。「検索エンジン最適化」このように訳すことができます。でも、意味がわからないかもしれません。
もう少し具体的に言いますと、GoogleやYahoo!で検索したときに動き出す「検索エンジン」にとって「うれしい状態(最適化)にしましょう」ということです。
そして「対策」という言葉が続いていますので、「検索エンジンに対する最適化を対策すること」という意味になり、この対策を行った結果上手くいけば検索結果の上位にあなたのホームページやブログが表示されるようになります。
検索結果の上位へあなたのホームページやブログが表示されるようになると、多くの検索者の目に止まります。そして興味を持ってもらいやすくなるのでクリックして訪問される回数も増えていきます。
リアル店舗に例えると、看板の出す場所が良かったので、ドンドン新規の見込み客が来店している、そんな状態と同じようになります。
イメージすると大変楽しい状態ですね。
2: SEO対策が必要な理由
検索上位に表示されることもSEO対策が必要な理由ですが、それ以外にも理由があります。例えば次のような理由があります。
- 偶然通りかかった人に知ってもらうため
- 探している人がものすごく少ないけれど、見つけてもらえると80%以上の確率で購入してもらえるため
- とにかくあちこちに看板を置いて露出を高め認知してもらうため
SEO対策を自分自身で行うと広告費のようなコストは掛かりませんので「費用を最小限にして看板を立てる」のが理由だとイメージしてもらってもいいですね。
すでにあなたもご存じの通り、ビジネスを継続して運営するためには「認知してもらう」ことから始めないといけません。そのためインターネットが活用される時代では、SEO対策は必須の理由になっています。
3: SEO対策によるメリット
続いてSEO対策によるメリットをお話します。
(1)訪問者アップ
SEO対策によって検索結果の上位へ安定して表示されるようになると、クリックされる率が高まります。そうすると、あなたのホームページへの訪問者が増えることになり、興味を持ってもらえる可能性も高くなります。
いくら立派なホームページを持っていても、訪問者が居ないのでは力を発揮できません。ビジネスで最も難しい「見込み客の獲得」が自動的にできるのですから、これは大きなメリットだと言えるでしょう。
(2)見込み客のレベルが高い
検索している人が訪問してきますから、意識レベルの高い人を集めやすくなります。「自分が何に困っているのかわからない」という人は検索して探していませんので、あなたのホームページへたどり着くことはありません。
これってビジネスをしていると最高の状態だと思いませんか?意識レベルの高い人が集まってくださった方が、契約や商談へ進みやすくなりますし成約しやすくなります。
SONIDOの場合も、「ホームページから集客をしたい」という高い意識をお持ちの方が検索から訪問いただくので、オンライン相談のときも内容の濃いお話ができてうれしいです。
(3)人の集まるところに露出できる
検索するということは、そのキーワードにニーズがあるということです。そしてニーズのあるキーワードで検索された結果、上位に表示されると人が集まっているところへ露出できますので、知ってもらうことも簡単になります。
(4)信用度も得られる
SEO対策を実際に運営されるとわかりますが、インターネットで目にする情報のように簡単に検索上位へ表示されることはありません。ということは、検索結果の上位に表示されるようなれば、まわりからの信頼度も高くなるということです。
検索エンジンを握っているGoogleは、内容の薄い情報では検索上位に表示してくれません。今や検索上位に表示されるということは、GAFAの一つであるGoogleから高評価を得ているという意味にもなります。
4: SEO対策によるデメリット
メリットがあれば同時にデメリットもあります。SEO対策のデメリットを見て理解しておきましょう。
(1)継続性の難しさ
SEO対策はちょっとやっただけで効果は出ません。例えばSEO対策のためにキーワード対策したブログを1つ2つ作って公開しただけでは、残念ながら何も変わりません。
多くの人が悩んでいるキーワードを探し、解決方法をコンテンツという形で作成。作成してから公開し、改善を行う。こうした運営を継続する必要があります。
でも「継続する」ことが一般的な中小零細企業、個人事業主では難しいのです。この難しさのため、「SEO対策は意味がない」「SEO対策は時間の無駄」という意見も出てきます。
(2)難易度アップ
最近のSEO対策は専門性が高まっています。小手先の対策や技術では効果は出ません。
- キーワード選定
- コンテンツ制作
他にもありますが、片手間で出来ることはなくなりつつあります。
5: SEO対策に強いホームページ制作ポイント
それではSEO対策に強いホームページ制作のポイントをお話します。SONIDOが制作しているホームページは、基本的にこれらのポイントを抑えています。
5.1: ホームページの構造
SEO対策で専門家でないと難しいのが「ホームページの構造」を最適化することです。ホームページはHTMLと呼ばれる専用の言語で作られているため、Webデザイナーやプログラマーの経験がないと中身を自在に改善することができません。
すでにホームページをお持ちの方で構造が気になる場合は、専門家にチェックの依頼をされるのが良いでしょう。これからホームページを持とうと考えている方は、依頼されるときに「正しい構造になっているのか」を確認しておきたいですね。
5.2: キーワード選定
SEO対策の王道「キーワード選定」です。どのようなキーワードを対策するのかは大変重要です。
いくら内容の濃いブログを書いたとしても、誰も検索していないキーワードでは手間を掛けたSEO対策が実を結びません。
実際に検索されているキーワードで対策することが大切です。これがSEO対策を成功に導く一歩になります。
5.3: 興味を引くタイトルと要約
キーワードを選択できれば、ページ(ブログも同じです)のタイトルと要約(Description)へ含めるようにします。
例えば次のようなキーワードを選んだとします。
キーワード:トレーニング ホームページ制作
タイトル例「パーソナルトレーニングの集客をアップするホームページ制作とは?」
要約例「トレーニングジムの集客をアップするならホームページ制作の方法を検討しておく必要があります。このブログでは集客力に直接影響するHPについて説明してあります。」
どちらにも「トレーニング」「ホームページ制作」のキーワードが含まれています。このようにキーワードを含めることで、Googleは「何のコンテンツなのか」を認識してくれやすくなります。
5.4: キーワードにマッチしたコンテンツ
キーワードについてもう一つ大切なことがあります。それは「キーワードは検索者の悩み」ですから、悩みを解決する情報をコンテンツとして提供しなければいけないということです。
キーワード(悩み)にマッチしないコンテンツ(解決策)をいくら公開しても、Googleは高評価をしてくれません。
高評価を得て、検索結果の上位表示を目指すならキーワードを検索した意図を考え、マッチしたコンテンツを制作するようにしましょう。
5.5: 専門性と信頼性の向上
信憑性の低い情報。誤った情報。こうした内容は評価を下げます。反対に専門性と信頼性が向上すると評価が上がります。
信憑性のある濃い内容や専門的な視点でのコンテンツを心がけましょう。
5.6: 安定して継続する運営
少し話しましたが、SEO対策に強いホームページは継続した運営が欠かせません。いくらSEO対策に強いホームページを制作したとしても、お客様が安定継続してコンテンツを公開していかなければ、競争の激しいインターネットの中で、すぐに評価が下がってしまいます。
このような結果にならないためには、ホームページ制作をスタートしたタイミングと同時に、運営を継続できるチームを作るようにしましょう。
- 誰が全体をまとめるのか(編集)
- 誰がキーワードを選定するのか(リサーチャー)
- 誰がコンテンツを作るのか(ライター、クリエイター)
分業でも構いませんし、専任者を立てても良いでしょう。やってはいけないのは、「誰かがやるだろう」という考えでスタートすることです。残念ながら「誰かがやるだろう」は「誰もやらない」につながります。ほとんどのケースで誰もが「誰かが」と考えるため、結局は何も動かないままホームページだけが存在することになります。
6: 選ばれるホームページ制作のコツ
SEO対策からホームページを選んでもらうためのコツについてお話します。
(1)ターゲット設定
選ばれる(選ばれやすい)ホームページはターゲット設定が明確です。例えばSONIDOの場合を見てみるとわかりやすいと思います。
SONIDOはホームページ制作会社ですが、多くの制作会社のように
- デザイン
- 低価格
- フルオーダー制作
こういった希望を持っている方をターゲットにしていません。SONIDOがターゲットにしているのは、マーケティングに興味があり(理解し)、手抜きせずにビジネスを回すためにホームページから集客したい経営者です。
(2)ニーズの分析
ターゲットが明確になれば悩みがはっきりしてきます。そして悩みがわかると、どういったことが欲しいのか(ニーズ)がわかりますので、ピンポイントで訴求することができます。
ニーズの分析は、やればやるほど間違ったお客様を引き込まなくなります。薄利多売のビジネスモデルでないのなら、この結果はうれしいはずです。
7: SEO対策に必要な費用
SEO対策に必要な費用はどれくらいでしょうか?気になると思います。
(1)無料でも可能
SEO対策をご自身で行う(社内で行う)なら、費用は無料です。最近は専門的な知識が必要になりつつありますので、半年くらいは勉強だと考えて経験を積んでいただきたいところです。
(2)サービス範囲で費用は変わる
中小企業様がSEO対策を取り入れたホームページを制作するだけなら100万円前後で可能です。
ホームページ制作後、キーワード選定やコンテンツ制作の代行を依頼するなら、サービス提供の範囲によって費用が変わってきます。SONIDOでもご希望があれば代行を行っていますが、業種や依頼内容によって費用はバラバラです。
大手代行企業ですと、一ヶ月40万円で4コンテンツ作成というところもあれば、4コンテンツ作成で20000円というところもあります。ここでご理解いただきたいことは、コンテンツ作成代行は内容が充実するほど費用が高くなるということです。
「とにかくコンテンツの数がほしい」という方は激安コンテンツ制作の代行を選びましょう。「内容が充実しているコンテンツがほしい」という方なら、1コンテンツ20000円以上は覚悟しておかれることをおすすめします。
8: まとめ
SEO対策に強いホームページ制作のポイントを解説しました。SEO対策はインターネットで集客を考えるなら必須です。ただし、今回お話しましたように専門知識が必要になってきているため、社内にIT技術やSEO対策経験者が居ないと正しく運営できないかもしれません。
「半年~1年くらいはSEO対策の勉強だ!」と考えられる会社であれば問題ありませんが、半年先には成果を感じたいというところですと、ご自身だけで行うのは簡単ではありません。
これからホームページを制作する方。リニューアルを考えている方。どちらも制作を依頼されるときには、SEO対策の代行やアドバイスがもらえるところかどうかも判断材料に入れて頂きたいと思います。
20年以上前のように、ホームページを作って置いておいても勝手に集客装置へ成長してくれません。継続して改善を行うことで成長し、24時間365日働いてくれる優秀な営業マンになってくれます。