なぜあなたの商品は思うように売れないのか？？

須山です。

ある商品開発をしているメンバーがいます。
しかし、商品が売れ出すには少し時間がかかります。
商品開発をする上で注意しておかなければいけない事があります。
商品があってはじめて営業・ホームページで顧客は買ってくれます。

しかしその商品のコンセプト、つまりなんの為の商品なのか？
が明確でない限り、売る事は難しいでしょう。

あなたの商品は思うように売れていますか？
もし、首を横に振った人は読んでください。

あなたは商品づくりに夢中で
お客さんの声を集めて
商品を作っているかも知れません。
また、便利さだけを追求して商品をつくっているのかも知れません。
試行錯誤していると思います。

商品開発に重要なポイントはたくさんありますが
今回は一つだけご紹介いたします。

商品価値についてです。

あなたが思っている商品価値とはなんですか？？

価値と特徴は違います。
よくベネフィットといったりしますが、
ベネフィットを考える事をしていない商品というのはたくさんあります。

もし、あなたがお客さんの要望通りの商品を作ったとします。
いろんなお客さんから色々な要望をいただきました。
この機能をつけてほしいとか価格はこんぐらいがいいとか・・・
ま～色々です。
それを形にした所で、あなたの商品は一部分にしか売れないと思います。

ただ特徴を増やしていっているからです。
確かに特徴というのはたくさんあればすごいと思いますが
もっと大切な事があります。
ベネフィットを考えなければお客様の感情を動かす事は難しいです。

お客さんの要望通りの事をやっているから
お客さんの事を考えていると思っていませんか？？

しかし、本当にお客さんの事を考えるなら
いいなりになってはだめです。

あなたはその道のプロです。
なので技術的にお客様の要望は叶えれてあげれるでしょう。
しかし、技術的の要望です。

お客さんの事をもっと考えてあげてください。

お客さんはあなたの商品は何かを満たす為に買っていますよね？

しかし、本当はもっと深い欲求があるのです。
そこをプラスしてあげれると商品は売れますし、価格も落とす必要はありません。

なぜなら競合がいなくなり商品価値がぐんと高くなります。
同じお客様視点でも近い、遠いがあります。

なんでもいいのですが
物を近くで見るのと遠くからみるのでは
感じ方が違ったりしますよね？
もちろん近くからみれば、その物自体はよく見えますが
遠くから見た場合他の物も見える為、もっと客観的に見れたりします。

この服いいな～と近くで見ても
結局、試着して全体を見ますよね？？

「良かったけど、試着したらあってないわ」みたいな。。
そんな感覚を抱いた事はありませんか？？

お客様視点も同じ事が言えます。

言いなりになる＝近い
言いなりにならずもっと先を考える＝遠い

そんな感じでしょうか？？

ホームページってなんで皆さん持つのでしょうか？？

ホームページを営業代わりにしたいなどあるでしょう。
その言葉ひとつからでも、売上を伸ばしたいという事はわかりますよね？

では次の二人の例を見てみましょう。
あなたならどちらから商品を買うでしょうか？

１・ホームページをただお客さんがいった通りにつくる人
２・ホームページをお客さんの意見より自分の意見を提案する人＋マーケティングの知識＋ビジネスプランを提案してくれる

2の方が売れそうではないですか？
１の考えで商品を売った場合、すぐに価格競争に陥ります。
基本価格競争に巻き込まれれば仕事はあるが、利益が増えない現象になります。

お客さの声をたくさん聞いてみましょう。
その声をそのまま反映するのではなく
その声から次につながるベネフィットを考えましょう！

最終的に言いたいことは、お客さんの言いなりになるな！です。