コンテンツマーケティングの課題を発見し効果を高める6つのポイント
ホームページやブログから価値のある情報を発信しているところが、少しずつですが増えてきています。
しかしお客様を増やせるホームページやブログに育っていないところがあります。
これには原因がありまして、実に簡単なことなんです。
その答えとは
「現状を分析し改善する」
ホームページやブログに限らないと思うのですが、どんな集客の方法も「現状を分析し改善」し続けないと効果は向上しませんし、いつかはうまく行かなくなります。
そこで、ホームページ集客を専門にしているSONIDOもやっている、ホームページやブログの集客効果をもっとアップさせるために欠かせない「現状分析と課題の発見」6つのポイントを紹介します。
1: アクセス解析
現状分析と課題発見の代表と言えば、誰もが一度は聞いたことのある
「Googleアナリティクスを使ったアクセス解析」
アクセス解析では次のようなことがわかります。
- 1日にどれくらいのページが見られているのか
- 1日にどれくらいのユーザーが訪問してくれているのか
- 1人のユーザーは何ページくらい見てくれているのか
- 1ページをどれくらい時間をかけて読んでくれているのか
また、
- どこのサイトから訪問者が来ているのか
- サイトの中でどのように回遊したのか
- どの地域の人が多いのか
- どの時間帯が多いのか
- どの曜日が多いのか
感情ではなく論理的な数値で情報がわかりますから、私たちも分析しやすくなります。
例えば、訪問してくれているユーザー数と見られているページ数が同じくらいなら、1つのページを見た後、他のページには興味を持ってもらえていないと言うことになります。
根本的に訪問してくれるユーザー数が増えないのなら、検索されやすい「キーワード」を選定して活用出来ていないかもしれないですね。
何にせよ、感情を入れない、論理的な数値を元に現状を分析することは、課題を発見するために必要な要素となります。
ぜひ、Googleアナリティクスを活用して、現状分析から課題を発見してください。
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2: Google Chrome Page Analytics
ホームページやブログへのアクセス。
選ばれたページ。
ページが読まれている時間。
ここまでは、Googleアナリティクスで分析し課題を発見することができます。
しかし、もう一歩踏み込んだ分析を行いたいことがあります。
それは、ホームページやブログ、記事の中で
「どこがクリックされているのかを知りたい」
こんな欲求です。
どこがクリックされているかがわかると、どこがクリックされていないのかもわかります。
ホームページの上部のメニューはクリックされやすいけれど、右横はあまりクリックされにくいとか。
クリックされにくいということは、そもそも視線が行ってないことが多いですので、そんな場所にメッセージを置かないという改善も考えられます。
反対に、もっともよく見られているところ(クリックされているところ)に、重要な記事へのボタンやリンクを設置する。
こういうことが分かると、ボタンやリンクの設置場所や色を改善できます。その結果、お客様の反応は断然変わってきます。
ぜひ、現状分析と課題の発見を行うために、Google Chrome(ブラウザーですね)の拡張機能である「Page Analytics (by Google)」を使ってみてください。
3: 3C分析
3C分析をご存じでしょうか?
3Cとは、次の3つの「C」を表しています。
- Customer (市場や顧客)
- Competitor (競合)
- Company (自社)
市場や顧客、競合の変化を知り、自社の対応を考える分析手法です。
例えば、
- 今のターゲットは誰なのか
- そのターゲットのどんな問題を解決できるのか
- ターゲットの未来はどんな状態なのか
- どうして自社(他社)から買うのか
- 市場や顧客、競合の変化に対して自社はどのような対応をしているのか
こういったことを洗い出し分析することで、ホームページやブログから提供するコンテンツの方向性やアイデアが明確になってきます。
ちなみに「3C」を分析する項目を書きますと、次のような項目になります。
Customer(市場・顧客)
- 市場規模(大きいかニッチか)
- 市場の将来性(広がるか小さくなるか)
- 顧客がほしいもの(こと)
Competitor(競合)
- 競合が自社よりも強いこと
- 競合が自社よりも弱いこと
- 競合が行っているサービスの範囲
Company(自社)
- 自社にしかない独自の強み
- 自社の弱み
- 自社が行っているサービスの範囲
ぜひ「3C分析」を行ってください。
思いもしていなかった「強み」があぶり出されるかもしれません。
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4: ヒアリングやアンケート
アクセス解析で、どれくらいの訪問者があるのかがわかりました。
どれくらいの時間を書けて、記事を読んでくれているのかもわかりました。
どんなページをクリックしてくれているのかもわかったし、クリックされない場所もわかりました。
3C分析により「自社の強み」が明確になってきました。
では、次に必要なこととは、どんなことなのかというと、、、
「お客様から直接お話を聞く」
これが非常に大切になってきます。
直接電話口でお話してもいいですし、アンケート用紙を作成して答えていただくのでも構いません。
ここで私たちが手に入れたいことは、私たちが分析して考えた「課題」は、お客様と私たちの間にズレを起こしていないかを知ることなんです
数値やデータだけではわからない、人の感情的な部分。
表向きの話しとは違う、家の台所で話すような本当の理由。
実際にホームページをご覧になった方からいただく感想は、今後のホームページやブログを改善するための非常に貴重な意見となります。
SONIDOのクライアント様の中でも、ホームページからお問い合わせをいただいたときには
- わかりやすかった点
- わかりにくかった点
こういったことを常にお聞きされ、改善を続けられているところもあります。
5: ユーザービリティテスト
簡単に言うと「使いやすいかどうか」。
ホームページやブログに訪問された方は、どんな流れで見ているのか。
知りたい情報へ、すぐ簡単に、迷わず到達できているか。
「どうして?」や「どうすれば?」
このような疑問に先回りして、答えを用意することができているか。
大規模な予算や施設を使わなくても、ちょっとしたお客様とのコミュニケーションや、まわりの人の意見を聞き逃さないだけで、現状を分析し課題を見つけることができるでしょう。
6: 専門家によるレビュー
「餅は餅屋」です。
SONIDOもそうですが、ホームページやブログで集客することを仕事にしている人、いわゆる「専門家」という人に意見を求めるのもいいですね。
専門家というのは、やはりいろいろなノウハウや知識を持っていますし、実経験もあるので「本当の課題」を見つけることに長けています。
そして、何より専門家は
「長い時間、それについて考え、テストを繰り返している」
こういう事実があります。
SONIDOも仕事ですから長い時間を使って考えてます。
休日でも、頭の片隅では常に考えていることが多いです。
そして、あれこれテストしています。
専門家にレビューを依頼することは、あなたの貴重な時間的リソースを確保することができます。
また、専門外のことに労力をつぎ込む必要もなくなります。
可能であれば、ホームページやブログの制作を依頼された会社や個人事業主さんへ「レビュー」を頼んでみてください。
きっと、あなたにとって予想外な「現状の分析」と「課題」を教えてくださると思います。
もし、今は身近にそういう会社や個人事業主さんがいらっしゃらないのなら、SONIDOのお問い合わせからご質問いただければ、お答えできる範囲で丁寧にお返事させていただきます。
また、メルマガに登録しておいていただくと、「無料相談会」も行っていますので、タイミングが合えばご利用いただけるといいと思います。
7: まとめ
ホームページやブログの改善は、今回お話しました6つのポイントを基本に、現状を分析し改善する課題を発見することが大切です。
何となく、根拠なく、あちこち触ったり変更したりする人もいるのですが、改善するための「課題」を先に発見しておかないと、闇雲に知ったノウハウを試すだけで終わってしまいます。
その結果、改善された成果が感じられないばかりか、時間ばかり使って何も得られなかったという敗北感を背負うことになるかもしれません。
だから、今回ご紹介しました6つのポイントから、あなたのホームページやブログの集客を改善させるため「現状分析」を行い「課題」を発見してください。
まず、あなたがやることは、慌てて手をかけるのではなく
『現状を分析し課題を発見する』
これが最優先です。
本当の課題を発見し改善することは、大きな成果を生み出すきっかけになります。
ぜひ、取り組んでみてください。