【EFO対策】問い合わせフォームを最適化して途中離脱を阻止する方法
ホームページやブログのPV数が上がってくると、次に気になるのは
「いつから問い合わせがやってくるのか」
ではないでしょうか?
あなたがビジネスでホームページやブログを公開し、情報を発信しているのなら「問い合わせ」は外すことの出来ない「成果」のひとつ。
・・・にも関わらず、手抜きされているところも多いです。残念、、、。
そこで、せっかくコンテンツを提供し、訪問数も増えてきているのに、
「お問い合わせがない」
とお悩みのあなたへ、SONIDOがやっている解決ノウハウを紹介したいと思います。
目次
1: EFO対策と問い合わせ数(売上数)の関係
多くの人は、「たかがお問い合わせ」と考えていることでしょう。
そういう私、SONIDOの須山も、過去はそんな風に思ってました。
「お問い合わせなんて、フォームがあれば送ってくるって」
でもね、この考え方は大きな間違いでしたね。ホント、残念以外ありえない思考ですね。
だから、いろいろと勉強したりテストを繰り返しましたね。
で、そうやって「入力フォーム」を最適化することを
「EFO対策」
と呼ぶ、ということもその時に知りました。
(EFOとは「Entry Form Optimization」の頭文字を取った略語でして、ECサイト(通販系のサイトですね)などの資料請求やお買い上げフォームの入力率を向上させ、成約へ通過させる対策です。)
そんなEFO対策には、次の3つの目的があります。
- ユーザーの入力の手間を減らす
- ユーザーの入力時に受けるストレスを減らす
- ユーザーの入力フォーム利用率を上げる
具体的なEFO対策の効果としては、ECサイトなどのフォームでお客様が入力するときの
- 手間を減らし
- ストレスを減らし
- フォームの入力率を向上させる
その結果として、お問い合わせや売上を増やして伸ばすことにつながるんです。
いや、すごいですよね、、、って、これ、
僕たちのホームページやブログにも必要だと思いませんか!?
だって、例えばECサイトがEFO対策をすることによって、問い合わせ数や売上数がアップするなら、僕たちにも効果があるはずなんですよ。
お客様はECサイトの方も、僕たちのお客様候補も同じなんですから。
ということに気づいたことから、SONIDOではEFO対策を考えた「お問い合わせ」をクライアント様に合わせて提供するようにしています。
さて、具体的な対策ノウハウの前に、
「どうして興味があるのに問い合わせで入力を途中でやめるのか」
この理由についてお話しておきたいと思います。
2: 問い合わせフォームで途中離脱する3つの理由
どこかのホームページやブログに興味を持ち、問い合わせしようと僕も「お問い合わせフォーム」まで進んだことがあります。
でも、いつまにか(とはいえ、数十秒ですよ。たぶん。)興味をなくし、離脱することがあります。
5項目とか、6項目とか、入力すれば終わりなのはわかっているのですが、どうも熱が冷めちゃって、、、もういいや。
こんな経験、誰にでも一度や二度はあると思いますよ。ホントに。
そこで、こんな経験をされた、あなた。
じっくり丁寧に、そのときの気持ちを思い出してください。
「お問い合わせフォーム」が目の前に表示され、一番上の項目から入力を始めたにもかかわらず・・・、
その時の感情は、どんな感情でしたか?
おそらく次のような感情だったと思います。
- こんなに沢山入力するの?面倒だよ~
- なぜダメなの?イライラするな、もぉ~
- ホントにこれでいいの?と不安になる
あたりまえですが、こんな想いをしてまでガマンして入力する義理はありませんよね。
こんな想いをして最後まで、何度もトライ&エラーを繰り返して入力する人は、、、いないですね。
でも、こんな「お問い合わせフォーム」は、今も存在し続けています。
そして、訪問者数が増えているのに、いつまで経っても
「問い合わせがこない」
のなら、、、あなたの「お問い合わせフォーム」はガマンを強いるものになっているかもしれません。
3: 問い合わせフォームで途中離脱を阻止する対策
では、ここからは、途中離脱を阻止する対策についてお話していきます。
先ほど出てきましたが、ひとことで言うと「ガマン」を強いらない「お問い合わせフォーム」を目指すことが最優先です。
3.1: フォームの途中で面倒になることを減らす
「面倒」になる最大の原因は
「入力する項目が多い」
これに尽きます。
初めてのお問い合わせには、本当に必要な項目だけを選んでおきたいですね。
一度、お問い合わせをいただければ、後はメールや電話で詳しいことをお聞きすればいいのですから、ファーストステップは最小限の項目に絞りましょう。
例えば、
- メールアドレス
- お名前
- 相談内容
これだけでもいいですよね?
ビジネスによっては
- 性別
- 年齢
- お住まい
この辺りまで必要になることもありますが、出来れば可能な限り少なくしておきたいところです。
入力項目に関しては「引き算」の思考が必要です。
必要最低限の情報を入力して、サッとスピーディーに問い合わせが完了できることにフォーカスしておきたいところです。
3.2: 入力途中でイライラすることを減らす
「イライラ」するフォーム、ありますね。
今もありますよね。ホント、何とかしてほしいですね。
ということで、イライラさせる理由はこれですね。
- エラー
- エラー
- エラー
、、、やっと入力が終わって「送信」ボタンを押すと、あっちこっちで「入力されていません」とか、、、いろいろ言われるやつです。
他にも
「名前は全角で入力してください」とか
「フリガナは半角カナで入力してください」とか
「住所の番地は全角の数字で入力してください」とか、、、
入力規則を細かくしたいことはわかりますが、それは「あなたの都合でしょ」ということです。
で、イライラしてお客さんは途中離脱するんです。
対策としては、細かい入力規則は避ける。
全角や半角は、自分たちの都合なので、必要なら自分たちで後から変換する。
ここでも簡単スピーディーに入力し、完了できることにフォーカスです。
3.3: 入力途中で不安になることを減らす
お問い合わせのフォームには、個人情報を入力することが多いですよね。
特に電話番号なんて、入力した瞬間に営業の電話がありそうで怖い感じもしますよね。
僕も依然、車の購入を検討していたとき、深く考えずに車の査定サイトに電話番号を入力したら、すぐに携帯へ電話が掛かってきましてビックリしました。
業種にもよりますが、電話番号が必要ないなら、最初のお問い合わせからは省く。
どうしても電話番号が必要な場合は、ひとこと「営業の電話はかけません」と記載しておきましょう。
これだけでも「不安」が少なくなります。
必要なのは、必須項目を少なくし、項目をすっきりシンプルにすることです。
そして、もうひとつ、不安を減らす為にできることがあります。
それは、それぞれの項目に
「どういう風に入力すればいいのか」
ひとこと例を提示して教えてあげることです。
「名前」だったら「例)須山三郎」とか。
「相談内容」だったら「例)集客で成果が出ません。ホームページのレビューをお願いしたいです」とか。
書き方の例を提示しておいてあげると、「何て書こう?」という不安が減ってスムーズに入力できるようになります。
4: まとめ
EFO対策についての話は、いかがでしたでしょうか?
EFO対策にシステムを導入しているところもありますが、そこまでしなくても、お客様目線で使い心地を考えれば
- 面倒
- イライラ
- 不安
を減らしていくことができるんです。
この3つを減らすことができれば、問い合わせ入力中の離脱が減少し、あなたのメールに「問い合わせ」の連絡が舞い込んでくるでしょう。
そうそう、最後に1点、SONIDOの経験からのアドバイスがあります。
お問い合わせフォームを表示するとき、入力しているお客様の気を散らさないためにも、サイドバーはいらないと感じています。
人間は少し目の端で何かが見えるだけでも気が散って、他のことを始めてしまいますからね。
さっそくあなたのホームページやブログに設置されている「お問い合わせフォーム」を確認してみましょう。
お客様目線で見たとき、あなたは最後まで入力したいと感じるでしょうか?
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