集客力がないのは本当?対面でもHPでも上手くいくポイントは同じです!
「集客力がない(足りない)からなんとかしたい」
SONIDOにも多いご相談です。今回は集客を目指したホームページ制作を得意としているSONIDOが、これまでの経験や実績から集客力を高めるポイントについてまとめました。
1: 集客力がないと考えてしまう3つの原因
良い商品、良いサービスを提供しているけれど集客が上手くいかない。だから「うちの商品やサービスには集客力がない」と考えてしまう方も多いようです。これって本質的な部分に気がつかないと、大変もったいないことになってしまいます。
例えば次のような失敗を続けてしまう可能性もあります。
- もっと安くしよう
- 廉価版を作ろう
- 取引したくないところへ販売しよう
こうなる前に、次の3つの原因が当てはまっていないか確認しておきましょう。
(1)認知されていない
いくら良い商品や良いサービスを提供していても、あなたのターゲットへ認知されていない(知られていない)のなら、集客は上手くいきません。例えば次のようなケースですと、認知度がありませんので集客をすることは難しくなります。
「これまで広告を出したことが無い」
あなたのお店、あなたのサービスの存在を知らないのですから、人が集まってくることもありません。
新規顧客を集めるためには、次のようなことをやってから「集客力がない」と言いましょう。
- チラシを数万部は配布する
- ポスティングを行う
- ターゲットが目にする場所へ広告を出稿する
(2)ビジネスモデルが間違っている
「PR活動はやっているので認知はされているはず。」
こういうお話もあります。しかし、活動した結果を見ると人が集まってきていない。または、集まったけれど利益に結びついていないということのようです。そのため「集客力がない」と判断されている企業や個人事業主の方もいらっしゃいます。
こういうケース、実は「集客力はある」のですが、集めた人から利益を上げるための「ビジネスモデル」が未完成なので上手くいっていないことが多いです。
例えば次のようになってしまっている残念なケースもあります。
- PR活動では「安い」イメージだけど、実際には「高額」だった
- PR活動では「高級」イメージだけど、実際には「コスパ重視」だった
- 新規獲得で利益を生み出すビジネスモデルではなかった
集客力がないのではありません。集めるターゲットを含めてビジネスモデルを整えれば、自然と集客力は高まっていくはずです。
(3)価値が伝わっていない
「いくらプロモーションをしても、広告を出しても集まらない。」
よくあるご相談です。このケースの原因として多いのは、ターゲットへ商品やサービスの価値が伝わっていないことです。
集客力を高めるためには、次の3つのMが大切だとSONIDOではいつもお話しています。
- Market(マーケット、市場、ターゲット)
- Message(メッセージ)
- Media(媒体、メディア)
適切な相手へ、適切なメッセージを、適切な媒体を使って届ける。この3つが正しくないと、いくらプロモーションや広告へ費用をつぎ込んでも良い結果は出てきません。
3つのMが整っているのか確認してみることで改善できるでしょう。
2: 集客力を持つために必要なのはマーケティング
集客力を持つためには、少し広い視点で考える必要があります。その方法のひとつとしておすすめなのが「マーケティング」と呼ばれる戦略です。
(1)マーケティングとは
マーケティングとは非常に簡単に申し上げますと「放っておいても購入されていく仕組み」を作ることです。
大変理想的な仕組みです。では、このような仕組みを作り上げるために必要なことは何かというと、次の5つの質問を考えていただくことで一歩踏み出すことができます。
- あなたの商品やサービスのターゲットは誰でしょうか?
- あなたのターゲットを狙っている競合はどこでしょうか?
- 商品やサービスを届けられる商圏はどこまででしょうか?
- 商品やサービスを購入することで得られるベネフィットは何でしょうか?
- 市場相場に対して高いでしょうか安いでしょうか?その理由は?
ひとつずつ考えてください。そして回答の難しい部分がボトルネックになっています。ボトルネックが分かったなら改善しましょう。そうすることで、あなたに合ったマーケティングをスタートすることができます。
(2)これからのマーケティング方法
これからのマーケティングとしておすすめの方法があります。それは「コンテンツマーケティング」と呼ばれる方法です。
この方法は「コンテンツ=役立つ情報」をインターネット上で公開し、興味を持った人を集め、信頼関係を築きながら顧客へと成長してもらうマーケティングです。
コンテンツマーケティングの良いところは、先ほど考えていただいた5つの質問を漏れなく伝えられることです。見込み客やこれから客、購買を具体的に考えている方が欲しがっている情報を、ピンポイントで伝えることができるため成約される確率を高めることが出来るでしょう。
コンテンツマーケティングは「集客力アップ」を目指すために活用することもできますし、集客した後のセールスへつなげる戦略としても活用できます。これから競争が激化するデジタル市場で、無くてはならないマーケティング方法のひとつであることは間違いありません。
3: マーケティングから考える集客戦術とは
成約率を高めつつ集客力をアップする戦術についてお話していきます。
(1)チラシ
商圏に距離が関係している場合。紙の広告を目にする方がターゲットの場合。チラシというのは今でも効果のある集客ツールのひとつです。
新聞を取っているご家庭の多い地域ならチラシは効果が期待できます。また、ターゲットが住んでいる地域を見つけることで、ポスティングでチラシを使うこともできます。
(2)ホームページ
デジタル化へ進んでいる世の中へ対応するなら、ホームページは集客力をアップするツールになります。ただ、ここで注意していただきたいことがあります。
「ホームページは持っているだけでは集客ツールになりません!」
大変残念なことを申し上げましたが、これが事実です。ホームページを持っているだけで集客できたのは2010年くらいまでです。現在は難しいと考えましょう。ホームページの集客力をアップするためには、
- コンテンツマーケティング
- インターネット広告
- SNS広告
これらを同時に利用しつつ、ホームページを成長させる必要があります。「補助金や助成金が入るからホームページを作って集客力アップ!」という考えの方もいらっしゃいますが、作った後は「成長」させることを考えておきましょう。そうしないと無駄な出費をするだけになります。まさに「ドブにお金を捨てている」そんな状態です。ドブに捨てるなら家族と食事にでもいきましょう。その方が意味のある使い方です。
(3)SNS
現代の集客ツールとしてSNSは必須と言われています。SNSは視覚的に訴えることが得意なのと、共感されれば一気に拡散されるので、これまで出会うことの無かったターゲットへ訴求できる可能性を秘めています。
- YouTube
- LINE
- TikTok
ターゲットが使っているメディアを効果的に活用すると、集客力アップにつながるでしょう。
(4)広告
集客力をアップするために効果的なのが広告です。
[1]テレビやラジオへの広告出稿
予算があるのならテレビやラジオへの広告出稿がおすすめです。ブランディングもしやすいですし、権威性や信頼度も高まります。
[2]検索エンジンへの広告出稿
GoogleやYahoo!へ広告を出すことも検討しましょう。特に検索キーワードに対して表示される広告は、購買意欲の高い方からクリックされる確率が高いため、比較的早いタイミングで集客数を上げることができます。
[3]SNSへの広告出稿
SNSへの広告も効果的です。そしてSNS広告の良いところは、広告費用が安いことです。ターゲットが毎日使っているメディアへ広告を出すことで、広い範囲のターゲットへ認知されることになります。
また、どの広告も「地域」を絞ることができますので、あなたのビジネスが地域に根ざしているなら絞り込みも忘れないようにしておきましょう。
- 整骨院
- エステサロン
- リフォーム
- 解体工事
- 外壁や屋根塗装
- 霊園や納骨堂
このようなお仕事は地域に根ざしていますので「地域」を限定して広告を出しておきたいところです。反対にSONIDOが広告を出すなら、地域性は特に関係ありませんので全国へ向けて広告を出します。
4: まとめ
「集客力がない」とお聞きすることも多いのですが、実は「ない」のではなく、集客するための戦略や戦術が正しく活用できていないだけ、そんなところが多いものです。
おそらく、あなたのところも同じだと思います。今回の内容を参考にして、上手くいっていない原因を見つけてください。そして、原因に適した戦略や戦術を活用することで「集客力はある」と気づいていただければ幸いです。