顧客心理を掴む!厳選10個のWEBマーケティングテクニック
ただ形だけのホームページを作って放置する、ただ闇雲にブログに記事を投稿する。
それだけでは、インターネットからお客さんを集めることは難しいでしょう。
もしあなたが、
「ホームページを作っているのにお客さんが集まらない。」
「ブログを更新しているのになかなか集客に繋がらない。」
そんな悩みがあるなら、今回の内容はお役に立てるはずです。
ホームページを使って集客に成功しているビジネスには共通点があります。
それは「お客さんの心を掴む」という目的のためにホームページを作っている点です。
とは言え、どうすればホームページを使い、お客さんの心を掴むことができるのでしょうか?
そこで今回は、顧客心理を掴み、インターネットからの集客を増やすWEBマーケティングテクニックを10個紹介します。
どれも心理学の研究に基付いていて、時間もかからず、すぐにあなたのホームページやブログなどに取り入れられるテクニックばかりです。
取り入れられそうなものから順番に、ぜひ試してみてくださいね。
目次
1: ハロー効果
「ハロー効果」とは、人の目立っている良い点を見て、その評価に引きずられて他の点も実際より高く評価する効果のことです。
たとえば、明るくあいさつが出来る、身なりが清潔であるなどの良い部分があれば、「仕事面においても優秀な人材であるだろう!」と判断する場合があるかもしれません。
WEBマーケティングでこの効果を活用するなら、たとえば
- ホームページのデザインが綺麗であったり
- 読みやすかったり
- 良い印象を与えられているかどうか
を確認してみてください。
良い印象を与えられているなら、ハロー効果で「商品もきっと良いのだろう」と思ってもらえることに繋がります。
※良い商品を扱ってくださいね。
逆に言えば、ホームページで悪い印象を与えてしまうと、本当は商品の質が良い場合でも、商品に対してもネガティブなイメージを持たれてしまうかもしれません。
2: バンドワゴン効果
「バンドワゴン効果」とは、商品が売れている、大勢の人がその商品を支持している場合、その商品への支持がよりいっそう高くなる現象をいいます。
たとえば、ホームページに実績として、その商品が売れている数を掲載したり、お客様の声を掲載することが効果的でしょう。
大勢の方があなたの商品を支持してくれているなら、実績として、ホームページの目につきやすい部分に掲載するべきです。
3: カクテルパーティ効果
周りがガヤガヤして騒々しい場所でも、会話をしている相手の声、それこそ遠くからでも自分の名前を呼ばれたらすぐに気付くと思います。
これを「カクテルパーティ効果」と言います。
インターネット上にホームページは無数にあります。
そんな中で、あなたのホームページを目に止めてもらわなければいけません。
お客さんが、思わず「自分のことだ」と反応してしまうキャッチコピーを作ることができれば、カクテルパーティ効果から、あなたのホームページを目に止めてもらうことができまするでしょう。
4: バーナム効果
「あなたは比較的勤勉で、人から信頼されるタイプです。几帳面ですが、心が乱れると”どうでも良いや”と投げ出してしまう一面もあります。」
このように、実は誰にでも当てはまる曖昧な表現でも、
「これって自分のことだ!」
と思ってしまう効果のことをバーナム効果と言います。
人は、「自分を理解してくれる人を信頼したい」と思う傾向にあります。
お客さんの悩みをブログやホームページに書いて共感することで
「私のことを理解してくれる人だ」
とお客さんに信頼してもらえるでしょう。
5: ウィンザー効果
ウィンザー効果とは、同じ話でも直接本人から伝わるより、第三者から伝わる方が信憑性が増したり、影響を与えることができる効果です。
たとえば、もしあなたの知人がメールマガジンを運営しているなら、あなたのホームページを紹介していただくお願いをしてみてはいかがでしょうか?
お互いをメールマガジンで紹介し合う、相互紹介という方法もあります。
6: プロスペクト理論
プロスペクト理論は、人間は「得をしたい」という気持ちよりも「損をしたくない」という気持ちの方が強い傾向にあるという理論です。
たとえば「コインを投げて、表が出れば100万円もらえるが、裏が出れば50万円失うゲーム」があります。
このゲームに参加しなかった場合、確実に20万円もらえるとしたら、あなたはリスクを負ってでも参加しますか?それとも確実な20万円をもらいにいきますか?
この場合、理屈で考えればゲームに参加する方が得ですが、実際ほとんどの方は確実な20万円を選びます。
損を回避したい欲求が強いという人間の心理を知っていれば、ホームページやブログでの文章表現など、色々な場面で応用できるはずです。
7: スノッブ効果
- 他の人が持ってないから欲しい
- みんなと違うものが欲しい
- 入手困難なものほど欲しい
このように感じる心理を「スノッブ効果」と言います。
- 商品の限定性
- オリジナリティ
- 他との違い
をしっかりアピールするホームページを作れば、お客さんの興味を引けるホームページになるでしょう。
8: ゴルディロックス効果
ゴルディロックス効果とは、ちょうど良い真ん中を選ぶ心理のことです。
たとえば、価格が3パターンあるとき、人間は真ん中の価格を選びたくなる傾向があります。
お寿司屋さんで松(特上)竹(上)梅(並)の中からひとつ選ぶなら、竹を選ぶ人が多いでしょう。
ホームページで価格を提案するとき、あなたが本当に売りたい価格と商品があるなら、それが真ん中になるように価格を考えてみてください。
本当に売りたい価格の商品よりも高い商品、またそれよりも価格の低い商品を両方用意することで、売りたい商品である真ん中の商品が選ばれやすくなるでしょう。
9: コントラスト効果
家の温度が20度のとき、冬に外出から帰宅したときには暖かく感じますが、夏に外出から帰宅したときには涼しく感じます。
このように、比較する対象によって、感じ方が変わる心理を「コントラスト効果」と言います。
ホームページで価格を説明するときなど、「安い!」と感じてもらえる比較対象を考えてみてください。
10: ザイオンス効果
「ザイオンス効果」は、接触回数が多いほど好感を持つ心理です。
たとえば、一度だけ長時間一緒にいたことのある人よりも、10分ほどの短い会話でも、何度も会ったことのある人の方が好感を持ちやすい傾向にあります。
これは実際に会う場合に限りません。
WEBマーケティングであれば、メールマガジンを定期的に送るなど、接触回数を増やすことで、商品により好感を持ってもらえるようになるでしょう。
まとめ
今回は、顧客心理を掴んでインターネットからの集客を増やす、WEBマーケティングテクニックを10個紹介しました。
ただ、ここで紹介したテクニックの効果を引き出すためには、あなたが顧客、見込み客のことを理解していることが大前提です。
お客さんがどんなことで悩んでいるのか?どんな願望を持っているのか?など…普段、お客さんが何を考えているかを知っているからこそ、お客さんの悩みに共感できますし、商品を安く感じてもらえる比較もできるようになるからです。
あなたが顧客、見込み客を深く理解すればするほど、同じマーケティングテクニックを使っても効果は全く違うものになるでしょう。