SEO対策で集客する方法 ~2019年の動きと絶対にやってはいけないSEO対策~
ホームページやブログから集客しようと考えると、必然的に「SEO対策」へ行き着きます。
そこでSEO対策の方法をあれこれ調べて学んで実践することになるのですが、残念なことに成果を感じる人は一握り。
どうしてこういう結果になるのかというと、SEO対策に必要なこと、絶対やってはいけないことを知らずに実践しているからです。
そこで今回は、SEO対策で集客する方法に必要なこと、絶対にやってはいけないことについてお話していきます。
目次
1: 2019年のSEO対策事情
SEO対策の方法は変化し続けています。
昨年の3月と8月にも大きな変化がありました。
2年前、3年前、5年前と比べると、昔のSEO対策の方法なんて使えないテクニックの方が多いんじゃないかと思えることもあります。
このようにSEO対策は変化するものであり、決して「ここで完了」といって止まれるものではありません。
でも、過去から現在まで一貫しているSEO対策の方法は存在しています。
特に昨年から重視されるようになったSEO対策の一つ
「コンテンツを充実させる」
という方法です。
従来のような、選ぶキーワード次第で順位が上がるとか、ウソっぽいことでも文字数が多ければ順位が上がるとか、そういう方法は通用せず、
「良いコンテンツを作る」
この対策方法が推奨されるようになりました。
ですので、これまで様々なSEO対策テクニックを駆使されながらも、いっこうに成果を感じられなかった方は、ご自身のコンテンツが充実しているのかどうかを確認してみてください。
おそらく、これは予測でしかありませんが、2019年はこれまで以上に「コンテンツの内容」、言うなれば「質」が順位に影響するのだろうと考えています。
2: 質の良いコンテンツとは
そもそも「良いコンテンツ」とは何なのでしょうか。
質の良いコンテンツ=良いコンテンツ=コンテンツの内容が充実している
これは「なんとなく」わかりますが具体的ではありませんので、人によって「質の良い」に対する定義が変わってきます。
そこでもう少し深堀して考えてみたいと思います。
質の良いコンテンツの条件1:キーワード
SEO対策の要「キーワード」。
SEO対策は検索されることがスタートですので、検索されているキーワードを選び使うことが大切です。
もしここで、自分だけが「これいい!」と思ったキーワードを使っても、ネットの世界で使われていないのなら、検索されませんのでコンテンツを発見されることもありません。
発見されないコンテンツは「良いコンテンツ」ではありませんから、常に「検索されているキーワード」を選ぶようにしましょう。
質の良いコンテンツの条件2:ユーザー目線
自分の話したいことだけを話すコンテンツ。
もし、あなたが
- コーチ
- メンター
- 講師
こういったご職業なら、多少は自分の話したいことだけを伝えることも大切です。
しかし、こういったご職業ではなく、商品やサービスを提供しているのなら、必要なのはユーザー目線でのコンテンツとなります。
ユーザーは何を知りたいのか。
ユーザーの悩みは何なのか。
ユーザーの解決したい本当理由とは。
あなたの目線ではなく、ユーザー目線で作られたコンテンツが必要となります。
質の良いコンテンツの条件3:ユニークさ
コンテンツの内容に「ユニークさ」が必要です。
この場合のユニークとは「おもしろい」の意味ではなく「唯一」とか「専門的」という意味でとらえてください。
あなたが作るコンテンツは、どこかほかのサイトで見たような内容でしょうか。
もしそうなら、そのコンテンツにはユニークさはありません。
「専門家のあなただから伝えられること」
こういった内容がコンテンツには必要です。そして今後、この部分はより重要視されていくのではないかと思っています。
質の良いコンテンツの条件4:読みやすさ
コンテンツを文章で提供するのなら、読みやすさは必要です。
でも、読みやすさという定義も曖昧ですから、読む人の仕事や経験、読書量などによって変わってしまいます。
では、読みやすさの基本として、どのようなことを定義すれば良いのかというと
- 一文が短い
- リズムがある
- 専門用語が少ない
- 素人さんでもわかる
- 誤字脱字がない
このようなポイントは最低限押さえておきたいところです。
質の良いコンテンツの条件5:内部対策
あなたがこれまで作ったコンテンツは、ホームページやブログへ訪問された人にとって、迷わずわかりやすいところに分類されているでしょうか?
また、コンテンツの中で関連する他のコンテンツを紹介し、より簡単に迷わず必要な情報を得られるようになっているでしょうか?
ホームページやブログは、HTMLという言語で書かれています。
この言語の最大の特徴は「リンクで簡単にジャンプできる」ことです。
あなたは「特徴」をフルに活用しているでしょうか。
続けて読むことで役立つはずなのに紹介していないことはありませんか?
内部対策を適切に行っていないコンテンツは、質の良いコンテンツと言い辛いコンテンツです。
質の良いコンテンツの条件6:外部対策
外部対策の本命は「被リンク」、つまり、他のサイトからあなたのコンテンツが「リンクされる」ことです。
これは簡単そうで、なかなか増えないものです。
こちらから何かをアプローチしても、相手の考えと一致しない限りは成立しませんので、気長に待つしかありません。
唯一私たちが出来ることというと、他のサイトの人が
「これは知らせないと!」
こんな風に感じてくれるコンテンツを作ることでしょう。
3: SEO対策にはこんなのも影響する
質の良いコンテンツを作ること。
これがこれからのSEO対策における最重要課題となるでしょう。
おそらくこの考えに賛同いただけない人はいないと思います。
では、次にコンテンツ以外のSEO対策はどうなのでしょうか。
どんなことがSEO対策に影響するのでしょう。順番に見ていきましょう。
(1)スマートフォン対応
実はスマートフォンだけではなくタブレットなど「モバイル機器全般」への対応は、SEO対策に影響を及ぼします。
検索大手のGoogleは、パソコンだけではなくスマートフォンを含むモバイル機器での使いやすさを気にしています。
そのため「モバイルファースト」という言葉もあるくらいです。
もし、あなたのホームページやブログをパソコンで表示したときには大丈夫だけれども、スマートフォンやタブレットなどで表示すると
- 画面のレイアウトが崩れる
- 文字が見えない
- ボタンが押せない
- 横スクロールが長い
- 読み込みに時間がかかる
というような現象が一つでも出ているのなら、SEO対策としてすぐに
「スマートフォン対応(モバイル機器対応)」
を行うことが重要です。
いくらコンテンツを投稿し続けたとしても、現在のインターネット閲覧者の80%以上を占めるスマートフォンユーザーが快適に見られないのなら、あなたのホームページやブログは存在しないのと同じです。
すぐにホームページやブログを制作した会社へ連絡しましょう。
または、すぐにリニューアルを計画しましょう。
ここは時間との勝負です。スピードが大切です。
半年、1年先まで待てることではありません。
すぐに行動を起こしてください。
(2)表示速度
あなたのホームページやブログは仕事用でしょうか?
それともアフィリエイト用でしょうか?
それとも広告収入用でしょうか?
あなたのホームページやブログが「仕事専用」であり、そこから集客を行おうと考えておられるなら、
とにかく3秒で表示できるようにしてください。
これは僕の経験からですが、仕事用のホームページやブログの表示速度が3秒以上必要になっているところは
- アドワーズ広告を表示している
- アフィリエイト広告を出している
- リマーケティング広告を出している
という特徴があります。
確かにこれらの広告を表示することで、いくらかの収入が発生するでしょう。
しかし、あなたの本業を犠牲にしてまで稼ぐ理由があるのでしょうか。
もし、本業よりも稼げているのなら、そのホームページやブログは「広告収入用」にし、仕事用を別に用意する方が良い選択だと思います。
とにかく仕事用のホームページやブログには、本業に関係のない広告などは表示せず、3秒で表示できることを目指してください。
検索結果からクリックして選んだ後、すぐに表示されないなら、戻るボタンを押すのが現在のユーザー行動です。
(3)ドメインパワー
ドメインそのものにパワーが付くと、投稿したコンテンツが比較的早く検索上位に入る傾向があります。
SONIDOの場合も、そこそこドメインパワーが付いているので、競合の少ないキーワードならコンテンツをアップした後、数時間で1位から10位の間に出てくることがあります。
これはSEO対策に大きな影響を与えている証拠ですね。
では、ドメインパワーはどうすれば付いてくるのかというと
- とにかく質の良いコンテンツを増やす
- 簡単ではないが被リンクを増やす
この2つの方法が王道です。
そして、2つのうち「被リンクを増やす」をもう一段深く考えると、被リンクをもらうためには「質の良いコンテンツ」が必要だということに気が付きます。
ここがSEO対策のおもしろいところです。
結局のところ、SEO対策で検索結果に影響を与えるなら、質の良いコンテンツを100、200と作ることにつながるのです。
ここまでの内容を考えると明白ですが、現在のSEO対策の要は
「質の良いコンテンツの量産」
つまり、コンテンツを作るなら、
- 文章ならライティング力
- 動画ならシナリオ力
どちらも、ストーリーを書ける力が必要ということになります。
4: 絶対にやってはいけないSEO対策
ここまでの話しで「なんて面倒なんだ」と感じ、偶然掛かってきた電話から
「絶対に検索で1位なります!」
「検索で1位にする方法を弊社は知っています!」
というような、甘い言葉に乗せられてしまう方がいらっしゃいます。
こういったセールスを受け入れるかどうかはあなた次第です。
仮にセールスを受け入れ契約し、一瞬だけ検索上位になったとしても、こういった方法の裏には「ブラック」なSEO対策が実施されていることが多いものです。
そして、非常に残念なことですが、ブラックなSEO対策はこれまで何度もGoogleによって発見され、ペナルティを受け、検索結果から出てこないようになってしまいました。
このような状態になると、ペナルティを無かったことにするまで、これまで以上の努力が必要になります。それも、いつ無かったことになるのかわからないまま、未来が見えないまま延々と対処することになります。
当然ですが、その間は検索上位に表示されませんから、ホームページやブログからの集客はゼロ。
リスクを背負ってまで、ブラックな手法に手を出す意味があるでしょうか。
もし、そんな手法に手を出すなら、同じ費用をコンテンツ作成につぎ込んだ方が断然意味のある投資になります。
SONIDOはGoogleが「自分たちでも検索順位の決め方はわからない」と言っていることを「わかります」とは言いません。
「絶対に1位になれる」
こんなことも言えません。
しかし、検索上位になっている記事がいくつもあります。
それは、Googleのルールに従ったSEO対策、つまり、コンテンツの充実に軸足を置くことでSEO対策を行っているからです。
5: Googleのアップデートも怖くないのが正解
いま、お話しましたように、これからのSEO対策には、
Googleの検索エンジンがアップデートされても怖がらなくて良い方法を取り入れることが大切です。
あくまでも専門家としてユーザーからの質問に答えること。
そういったコンテンツをコツコツと作り続け、ジワジワとドメインパワーをアップし、被リンクをもらい、ビッグキーワードの検索でも上位に表示されるのが理想です。
間違っても、Googleが公表していないことを知っているという人や会社を信じてはいけません。信じることでGoogleのアップデートを怖がることにもなりかねません。
6: まとめ
SEO対策に必要なこと、やってはいけないことをお届けしました。
今回の内容からもわかるとおり、2019年からは「コンテンツの質」がこれまで以上に重要視されることでしょう。
ですから、これからホームページ集客を行うためにSEO対策を考えておられるのなら、小手先のテクニックに走らず「役立つコンテンツ」に注目してもらいたいと思います。
間違った方向へ歩まず、正しい道でSEO対策を行ってください。