あなたの集客方法を効果的にする3つの戦術
今や少し時間を使ってネットで集客方法を調べると、あれこれ情報が出てきます。
少し前なら、コンサルタントさんや一部の外資系マーケティング会社の人、プロモーターなどしか知らなかったような集客方法が、いとも簡単に手に入るようになりました。
これだけを見ると、大変便利になっています。
僕たちのビジネスとしては、最高の環境です。
しかし、、、。
手に入る情報が多すぎ、ひとつのことにゆっくり時間を使って検討することができにくくなってもいます。
そのため、自分のビジネスに合った集客方法がわからない。
いろいろやってみたけれど、どれも効果が出ない。
知り合いに勧められて始めたけれど大失敗した。
このようなことから、
「自分にぴったりな効果のある集客方法ってなにが何かわからない。」
と悩んでおられる方も多いことでしょう。
そこで今回は、集客を専門に行っているSONIDOが、あなたのビジネスに合わせた集客効果の高い方法をご紹介していきたいと思います。
目次
1: 集客で使える方法とは
はじめに、集客方法にはどのようなことが考えられるのかをお話します。
(1)チラシ
数万円の費用が必要です。
手間も掛かります。
(2)メルマガ
有料メルマガスタンドだと月数千円の費用がかかります。
また無料でできる物もあり、その場合費用はほとんど必要ありません。
インターネットの接続契約内で収まることがほとんどです。
配信するのに手間は掛かりません。
ボタンひとつですぐにメールを送信することができます。
(3)雑誌広告
広告を出す雑誌によりますが、そこそこ費用が掛かります。
手間はチラシと同じくらい必要ですね。
(4)SEO対策
費用はSEO対策会社へ依頼せずに自分で行う限り必要ありません。
チラシを作るような手間は必要ありません。
インターネットを使った場合ですと、ほぼ必須といってもいい対策です。
(5)PPC広告
インターネット上に表示される広告のひとつです。
費用が必要ですし、手間も掛かります。
広告を作る手間、最適な場所へ表示する運用の手間。
プロにお願いする方法だと考えておいた方がいいでしょう。
(6)ブログ
自分たちでブログを書いていくなら費用はかかりません。
その代わり、自分たちで書くという手間が出てきます。
ブログは継続して書き続けることが必要になりますので、あらかじめ担当者を決めておき、頓挫しないようにスケジューリングをする必要も出てきます。
(7)SNS
SNSというと、Facebook、Twitter、Instagramなどが代表的ですね。
これらに投稿する集客方法があります。
費用面で見ると、これらのサービスは無料なので投稿しているだけならお金がかかりません。費用ゼロ円で使えます。
その代わりブログと同じで、メッセージを定期的に配信し続けないといけません。
スタッフさんがモウレツにSNSが好きならいいですが、そうでないならSNSの担当者を決めておかないと、そのうち誰も投稿しなくなってしまいます。
いかがですか?
集客に使える方法として、このようなものがあります。
でも「あれ?」と思われたかもしれませんね。
そうです。
集客でもっとも効果があるといわれる「テレビ」「ラジオ」がありません。
これは、中小企業や個人事業主にとって現実的ではありません。
広告を制作するだけでも費用が一桁代わります。
広告を発信する費用も「1回30秒で○万円」などのような予算になりますから、現実的ではありません。
ですから、まずは「テレビ」「ラジオ」からの集客は横に置いておきましょう。
それこそ、番組で紹介されるようなチャンスやキッカケがあれば、その時間を最大限有効に使うようにしてください。
2: 効果的な集客に必要なこと
次に効果的な集客を行うために必要なことをお話します。
集客を効果的に行うには、
- ホームページを持っている
- SNSで発信している
- チラシやDMを送っている
だけでは、いくらお金と時間と労力を使っても成果がついてきません。
そこで、次からお話することを意識して、効果的な集客へ変化させてください。
(1)相手は誰?
どんな集客も、相手が決まっていないと効果は出ません。
例えば、30代独身男性と、40代独身男性では悩みが違います。
34歳独身女性と35歳独身女性では、同じ悩みであっても深さが違います。
また、家族構成や住んでいる地域。
年収や職種によっても、悩みや不安、心配事が違ってきます。
最初に「誰(ターゲット)」を決めるようにしてください。
(2)何をしたいのか?
集客するときに忘れがちなのがこれです。
どうしても集客を考えると「お金儲け」という意識が先行してしまいます。
そのため、「どうして集客するのか」という会社の理念が欠落し、ただ煽って集客して売りつけようとしてしまいがちです。
「なぜ、あなたは集客したいのか」
そして、
「集客した方たちは、どうなることができるのか」
あなたがビジネスを始めようと思ったきっかけや企業理念を思い出してください。
(3)競合調査
意外にも競合を調査する人が少ないです。
過去、競合についてお話すると、その業種に専門でないこちらの方が知っているということもありました。
競合を調査せずに集客しようとしても、どうして競合が選ばれているのか、その理由がわかりませんから敗北してしまいます。
競合が選ばれる理由。
競合の強み。
競合のターゲット。
最低限、この3つは抑えておきたいところです。
(4)ゴールはなにか?
集客した結果のゴールを明確に出来ているでしょうか。
集めたのはいいけれど、どんな行動を起こしてもらい、どんなものを買ってもらいたいのかが明確になっていないビジネスもあります。
例えば集客といっても、次のようなゴールがあります。
- ネットから購入してもらう
- 店舗で購入してもらう
- 問い合わせを電話でしてもらう
- メールから問い合わせしてもらう
- 1DAYレッスンへ参加してもらう
などなど、、、。
集客は単に集めるだけでは意味がありません。
集めた先のゴールが明確でないと、ビジネスで効果的な成果を出すことは難しいです。
ゴールを明確にしてください。
そして、ゴールに向かって必要なことが考えてください。
(5)PDCA
ここまでのことを行い、少しずつ成果を確認しながら改善を繰り返します。
集客は、ある程度の成功法則はありますが、100%どこでも成果が出る方法はありません。
その理由には、
- あなたと私は別の人間である
- あなたと私が同じ価値観ではない
- 会社のキャッシュ体力が違う
- ターゲットの価値観が違う
- 市場性が違う
このような理由があります。
ですから、成功法則と言われることをベースにして、少しずつあなたのビジネスに最適化するように、PDCAを回してもらいたいのです。
(6)目標達成の基準を決める
何をもって「成功」とするのか。
その基準を決めておきましょう。
- 1週間で集客できた人数
- 1週間で売り上げた総額
- 1ヶ月のアクセス数
- 1ヶ月のお問い合わせ数
- 半年でリピートされた割合
あなたのビジネスにおいて「成功」と判断できる基準を決めておいてください。
この基準を決めておかないと、インターネットやまわりの人たちの話に右往左往することになります。
例えば、
「先月1ヶ月で30万アクセスあったんですよ」
と聞いたとき、基準を決めていないと、自分のところが成功していないような気分になってしまいます。
でも、きちんと基準を決めていれば、例えば自分のところはアクセス数で判断しないことがわかっていると慌てる必要はありません。
基準を決めておくことは必要です。
そうしないと「成功」なのか、そうでないのかがわからなくなります。
その結果、他人の意見に振り回され、自分のビジネスに必要のないことばかりに時間と労力を投入し、成果が出ないと気持ちが落ち込んでいくでしょう。
(7)スピードを優先する
集客の方法をあれこれ考えていても、実はやってみないと結果はわかりません。
大ハズレの場合もあれば、大当たりの場合もあります。
ですから、悩んだり考えたりする時間が多いのなら、スピードを優先してテスト的に世の中へ出してみましょう。
そうすることで、ハズレのパターン、ちょっとよかったパターン、大当たりのパターンが実際の数字として見えてきます。
答えは、僕たちの頭の中にはありません。
いくら考えても、会議をしても、知り合いに聞いても、答えはわかりません。
唯一確かな答えがあるのは、世の中へ出した結果だけです。
3: 地域商売ならチラシ
ここまで集客で使える方法や、効果的な集客に必要なことをお話してきました。
ここでは、もう少し具体的な集客方法についてお話していきます。
今はインターネットを使った集客が大人気です。
SONIDOもインターネットを使った集客を専門にやらせてもらっています。
しかし、、、。
ビジネスの方法によっては、ホームページで集客を考えるよりも、アナログな方法で集客をはじめた方が良いこともあります。
その最たるものが「地域商売」です。
地域に根ざした商売の場合、当然ですがお客様は地元の人がターゲット。
なら、インターネットを使って、他府県の人へ情報発信する必要はありません。
それよりも、最初は半径500mに「チラシ」を入れるのが先決です。
チラシを改善しながら、そこそこ集客できるようになったことを確認した後で、スマホユーザーなどをターゲットにしたホームページを用意しても遅くありません。
なんでもかんでもホームページを使うのは間違いです。
ご自身の商圏に合わせた集客方法を選ぶことが重要です。
4: リピートさせたいならDM
リピート客が増えないという悩みを聞くことがあります。
もし、すでにお客様となっていただいた方の住所やお名前がわかっているのならDMを使ってみましょう。
月1お手紙でもいいでしょう。
お誕生日に特別割引カードとして送るのもありです。
季節の変わり目や、夏休みなどのイベントにあわせて送ることもできます。
リピートされない理由は、単に忘れられているから、または、あなたにコミットしていないから。
人はお金を出して何かを買うとき「人」にコミットしています。
「この人だから買いたい」という気持ちです。
でも、放っておくと、この気持ちが薄らいでいきます。
そして忘れられることになります。
いつまでもお客様として居ていただくためには、あなたという人間にコミットしてもらわなくてはなりません。
ぜひ、リピートで悩んでおられるなら「DM」を送ってください。
5: 今や当然なホームページ集客
地域商売ならチラシでそこそこ反応が出てきたら、ホームページでの集客を考えましょう。
また、ターゲットが地元以外も含まれるのなら、ホームページを使った集客が必要になってきます。
今の時代、特に他府県までもが市場であるなら、ホームページ集客はあって当たり前です。
ホームページで自分たちのメッセージを発信する。
リピートしてもらえるように、メルマガで関係性を濃くする。
費用があまり掛からない「ニュースレター」をホームページで公開して、まだあなたのお客様でない人を取り込む。
こんなことが簡単に、素早く、しかも費用をあまりかけずにできるのがホームページ集客のメリットです。
大きなお金を使えなくてもできますので、あなたのターゲットによってはホームページ集客が最高に強い集客ツールになるかもしれません。
6: 育てて集めるならコンテンツマーケティング
あなたがもしホームページ集客を選ぶのなら、知っておいてもらいたいことがあります。
それは、ホームページは作って終わりではないということです。
先ほども少し集客のところで出てきましたが、ホームページもPDCAを行うことで育てていかなくてはいけません。
そのためには、次の3つのポイントを押さえたホームページを持つようにする必要があります。
- 自分で更新できるようになっている
- SEO対策を行ったコンテンツ(記事)を発信できる
- マーケティングを知っている制作会社さんと一緒に育てられる
ホームページ制作会社さんへ全部お任せでは、効果的で効率の良い集客をホームページから得ることはできません。
ホームページから集客を考えるときには、この3つのポイントができるところを選んでください。
7: まとめ
今回は集客方法の中でも、中小企業や個人事業主さんで効果的な結果を生み出せる方法をお話しました。
お話しましたように、すべての状況でホームページからの集客が最強ではありません。
あなたのビジネスにおけるターゲットや商圏を考え、競合の調査をすることで、今回お話しました中から集客の方法を選んでもらえればいいと思います。
そして、本編でも出てきましたが、集客で成果を出す最大のポイントは「スピード」です。
悩んでいても、考え続けていても正解はわかりません。
正解は、市場にしかありません。
悩むなら、ササッと出してみてテストする。
これが一番だと思います。
ぜひ、今回の内容を活用して、今まで以上に集客の効果をアップさせてください。