Googleの検索で上位にこない理由と改善する方法
コンテンツマーケティングをスタートしてネットから集客しようと考えている企業が増えています。
しかしコンテンツマーケティングをスタートしても、いっこうに集客できないところもあります。
そもそもネットから集客するために必要な、Googleの検索結果で上位に表示されないため、いつまでたっても何の効果も得られない。そんな企業もあることでしょう。
そこで今回は、約5年前からコンテンツマーケティングをスタートし、今では多くのキーワードで検索上位に表示されるようになっているSONIDOがやってきた、「Google検索で上位にこない」ときの改善方法について紹介していきます。
目次
1: Googleの検索が上位にこない理由
Googleで検索されたとき上位にこない。これには理由があります。SONIDOも最初の頃は分かりませんでしたが、少しずつ経験を積むことで理由らしきものが分かってきました(正確な理由はGoogleが公表していないのでわかりません)。
1.1: ペナルティを受けている
これはもっともわかりやすい検索上位にこない理由です。あなたが公開しているコンテンツをGoogleが解析し判断した結果「これはマズイですね」と結論づけられたことでペナルティが課せられている状態です。
ペナルティでもっとも怖いのが「パクってますよね」という判断。自分ではパクっている気が無くても判断するのはGoogleなので、Googleがどう判断しているのかを「サーチコンソール」で見ておきましょう。
1.2: キーワードが入ってない
「検索上位にこない」と嘆いている方にいらっしゃるのがこの理由です。
大変残念なのですが、検索されるキーワードがコンテンツに入っていないと、Googleはあなたのコンテンツを見つけることはできません。
Googleの検索機能は大変賢いですが、キーワードが一致しない(近いキーワードが見つからない)と見つけられないのです。
1.3: キーワード選定が違っている
これも上位にこない「あるある」です。
キーワードらしきものを考え、コンテンツに散りばめても、Googleを使って検索する人が使っていなければヒットしようがありませんので上位に来ません。
1.4: コンテンツが充実していない
公開したところのサイトで多い理由です。
まだコンテンツが少ない場合、Googleが検索上位に表示してくれないことがあります。
量としては最低でも30~50コンテンツは投入したいですね。また、新規サイトの場合、コンテンツを公開してから最短でも4ヶ月。一般的には6ヶ月~1年は検索上位に表示されないこともあります。
これはGoogleからすると「まだ信頼できないですね」という期間です。
1.5: コンテンツの内容がイマイチ
コンテンツの内容が「ユーザーに役立つ」と判断されていない場合も、検索上位にこない理由となります。
これは大変困った理由でして、Googleがコンテンツをどのように判断しているのか分からないのです。
はっきりと「Googleとしてはユーザーの利便性が良くないと判断しました」というような報告があれば良いのですが、こういった気の利いた報告はありませんので、もやもやしながら「イマイチなのかな」と自分で判断するしかありません。
1.6: Googleに登録されていない
あなたのコンテンツがGoogleに登録(これをインデックスと呼びます)されていない場合、検索されても上位に入ってきません。
こういう場合は、地味に待つか、Googleサーチコンソールから登録を促すたかしてみましょう。
2: Googleの検索で上位を狙うメリット
こんな手間なことを考えながら、どうしてGoogleの検索結果で上位を狙わないといけないのでしょう。
それには大きなメリットがあるからです。
例えば、SONIDOの検索結果を元にして考えてみます。
SONIDOでは検索キーワードとして「ホームページ 集客」を使い、コンテンツを作成しています。
その結果、このキーワードで検索すると5位くらいに入ってきます。
ここまでは単に自己満足です。「上位に入ったな」というだけです。メリットはこの次にあります。
検索順位5位のコンテンツから毎日100人がホームページへ訪問したとすると、広告費用がゼロ円のまま新規の見込み客を100人獲得していることになります。
いっぽう、ネット広告費用が1クリック980円だったとすると、
100人/日 × 980円/クリック = 98,000円/日
の広告費用が必要になるので、検索上位に表示されているなら広告費用を削減していることになります。さらにこれを30日継続したとすると、
98,000円/日 × 30日/月 = 2,940,000円/月
この金額は僕たちの事業規模からすると、莫大な広告費ですから、検索上位に入って来ることは広告費用を削減しつつ、集客が出来ていることになります。
これは最高のメリットだと言えるでしょう。
3: Googleの検索で上位に改善する方法
メリットをご理解いただいたところで、検索を上位に改善する方法を見ていきます。
3.1: 使われているキーワードを使う
そもそも論になりますが、検索で使われているキーワードを使うということが大切です。
いくら良いコンテンツだったとしても、誰からも検索されていないキーワードを使っていては見つけてもらえません。検索順位がどうこう言う以前なので、ここは必ずクリアしておきましょう。
3.2: Googleへ登録する
Googleへ登録(インデックス)されるように働きかけましょう。
方法としてはサーチコンソールから登録を申請します。これが一番早いです。待っていてもいつかは登録されますが、Googleは膨大な情報を解析登録していますので、こちらからお願いした方が早く登録されます。
3.3: コンテンツ作成を継続する
コンテンツの作成を継続しましょう。
SONIDOが検索上位に入りやすいのは、5年前からコンテンツ作成を継続しているからです。
コンテンツを積み上げていくことで、Googleからも信頼されるようになり、検索上位に表示されやすくなります。
3.4: コンテンツの利便性を改善する
コンテンツの利便性とは
- 内容
- 内部リンク
- デザイン
これらを「ユーザー視点」で改善しましょう。
- ユーザーに役立つ内容
- ユーザーが迷わず知れる内部リンク
- ユーザーが使いやすいデザイン
どんなのがプラスに働くのか分からない場合は、SONIDOへご相談ください。あなたのサイトの改善点をお伝えします。
3.5: 1記事1テーマにする
1記事1テーマということは、1コンテンツは1キーワードにしましょうね、ということを示しています。
1つの記事(コンテンツ)に複数のキーワードが入っていると、テーマが複雑になりGoogleの判断も分かれます。
Googleとしては「どのキーワードの話ですかね」という感じでしょうか。
まだまだGoogleの機能も人間のように曖昧なことや複雑なことを完全に処理できるわけではありません。Googleが分かりやすい(判断しやすい)ように工夫してあげましょう。
3.6: 被リンクの獲得を目指す
Googleから明言はされていませんが、今でも検索順位に影響があるなと感じるのが「被リンク数」です。
正直なところ、被リンクを増やすのは難しいです。運や出会いというのもあります。
意図して被リンクを増やす(お金で買う)のはNGですから、僕たちができることは、被リンクしてもらえるような内容のコンテンツを公開することです。
4: まとめ
Googleの検索で上位にこない理由と改善方法についてご紹介しました。
Googleでの検索順位は、突然変化することもあります。また僕たちがコントロールすることはできません。
そのため手探りで「もっとも良いと思えること」を繰り返していくしかありません。そしてポイントは「もっとも良い」を考えるとき、利用者視点を忘れないことです。
今日、何かを対策したから明日は順位が1位になっている。そんなことはありませんが、継続して改善を行うことで大きな順位変動が起こりにくい状態を作り出すことができるでしょう。
慌てず、ブラックなことはせず、地味ですがコツコツと良質なコンテンツを作成し公開を続けていただきたいと思います。