
SEO対策は自分で始められます。 お客様がよく聞くことをサービスページに足し、ページのタイトルを具体的にし、Google検索から読まれているかを確かめる。中小企業のホームページなら、まずはこの3つで手を動かせます。
一方で、リニューアル後に検索流入が急減したり、大事なページがGoogleに登録されない状態が続いたりする場合は、技術面の調査を頼むと進めやすくなります。記事を書く時間が取れない場合は、取材や原稿作成だけを頼む方法もあります。
| 今の状況 | 社内でできること | 外注を考える目安 |
|---|---|---|
| サービスページの説明が薄い | 対応範囲、料金が変わる条件、事例を補う。 | 材料はあるが書く時間が取れないなら、取材と原稿作成を頼む。 |
| 検索で見かけるが、読まれない | 検索語句とページの内容を照らし合わせ、タイトルや冒頭を見直す。 | 複数ページの役割が重なり、どれを直すか決めにくいなら、優先順位の整理を頼む。 |
| 重要なページが見つからない・流入が急に落ちた | 対象URL、落ち始めた日、直前の変更を控える。 | 複数ページに及ぶ、または原因が分からないなら、登録状況や転送設定の調査を頼む。 |
自分でできるSEO対策は、既存の1ページから始める
最初の候補は、売上につながるサービスのページです。たとえば業務用冷蔵庫の修理会社なら、会社案内より先に「業務用冷蔵庫の修理」ページを見ます。すでに検索で表示されていて、読者の判断に必要な情報を足せるページなら、作業の前後も追いやすくなります。
1. サーチコンソールで、直すページと検索語句を選ぶ
Googleサーチコンソールの「検索パフォーマンス」を開き、「ページ」から対象URLを選びます。次に「クエリ」を開くと、そのページがどんな検索語句で表示されたかを確認できます。まず過去3か月を見て、変更前のクリック数、表示回数、主な検索語句を控えておきます。
たとえば「業務用冷蔵庫 修理 大阪」で表示されているのに、ページに対応地域が見当たらないとします。その場合は、実際に出張できる地域を冒頭で案内します。表示回数が多い語句の中から、自社が対応できて、ページで答えられるものを選びましょう。
重要なページが検索に出てこないときは、先にURL検査で登録状況を確認します。登録されていない場合は、ホームページが検索に引っかからないときの確認手順を参照してください。
2. タイトルと本文に、依頼を判断できる情報を入れる
タイトルが「サービスのご案内」だけなら、対応範囲に合わせて「大阪の業務用冷蔵庫修理|対応機種と出張の流れ」のように具体化します。冒頭では、読者がすぐ知りたい対応地域や受付時間を伝えます。
- 対応の可否が分かるように、対象メーカーや機種、出張できる地域を記載する。
- 費用の見通しが持てるように、出張費や見積もりが変わる条件を説明する。
- 連絡の準備ができるように、型番、症状、店舗の所在地など、受付時に必要な情報を案内する。
電話やメールで繰り返し聞かれる質問から、公開できるものを3つ選んでみてください。具体的な対応条件は、同業他社の記事を見ても書けない、自社ならではの情報です。タイトルや本文の見直し方はGoogleのSEOスターターガイドも参考になります。
3. 事例からサービスページへつなげ、変更日を記録する
関連する修理事例があれば、事例から「業務用冷蔵庫の対応機種と出張範囲を確認する」など、リンク先で分かることを示して案内します。サービスページでは、対応の可否や料金条件を読んだあとに相談へ進めるよう、問い合わせ先を置きます。
公開したら、変更日と直した箇所をメモします。後日、曜日数がそろう同じ長さの期間で、対象ページの表示回数とクリック数を比較します。クリックが増えたかはサーチコンソールで、相談が増えたかはフォームの送信記録や電話受付の記録で確認します。
SEO対策を外注した方がいいのは、どんなとき?
流入が急減したときは、原因調査を頼む
リニューアル直後に複数のページで流入が落ちたなら、以前のURLから新しいURLへ正しく転送されているか、検索への登録を止める設定が残っていないかを調べます。サイト共通の設定を変える場合は影響が広がるため、公開日と影響が出たURLを渡し、原因の根拠・修正する順番・修正後の確認方法まで出してもらうと判断しやすくなります。
直したいページが多いときは、優先順位を決めてもらう
サービスページとブログが同じ疑問に答えていて、どちらを伸ばすか決めにくいなら、対象ページと検索語句を整理してもらいます。調査だけを頼む場合も、「優先して直すURL」「その理由」「ページごとの修正案」がそろえば、作業を社内で引き取れます。
更新する時間が取れないときは、原稿作成や入稿を頼む
現場への取材、構成案、原稿、WordPressへの入稿のうち、滞っている工程を切り出します。料金や対応条件、事例の公開可否は社内で確認します。外部の担当者へデータを共有するときも、自社で管理権限を持ち、作業に必要な範囲の権限を渡します。
外注費を比べる前に、依頼する範囲をそろえる
同じ「SEO対策」の見積もりでも、課題の調査だけなのか、実際の修正と公開まで含むのかで、社内に残る作業は変わります。依頼先には「増やしたい相談」「対象URL」「今困っていること」「社内でできること」を伝え、納品物と修正後の確認方法を聞きます。
診断、月額支援、記事制作でどれくらい費用が違うかは、SEO対策の費用相場と見積もりの比べ方で、公開料金の例とともに確認できます。依頼先の提案を見るときは、GoogleのSEO業者選びのガイドも参考にしてください。
自分で行うSEO対策のよくある質問
無料で始められますか?
Googleサーチコンソールは無料で利用できます。社内でページを編集できれば、タイトルや本文の見直しも追加の外注費なしで始められます。情報の確認、編集、公開後の振り返りに使う担当者の時間も見込んでおきましょう。
ブログを新しく書くのと、既存ページを直すのはどちらが先ですか?
増やしたい相談に対応するページがあるなら、まずそのページを確認します。対応地域や費用が分かりにくければ、そこから直します。サービスページだけでは答えきれない質問があれば、個別の記事を作り、サービスページへ案内します。
リニューアルを検討するときは、何を準備するとよいですか?
現在のサイトのURL、増やしたい依頼、更新や問い合わせで困っていることをまとめておくと、制作会社へ目的を伝えやすくなります。
まとめ
自分でSEO対策を始めるなら、Search Consoleを見て既存の1ページを選び、タイトル・本文・関連ページへの案内を整えます。流入の急減や複数ページの技術的な問題など、原因を特定しにくい作業は外注する範囲を切り分けましょう。
あわせて読みたい
ホームページ制作・リニューアルのご相談
現在のサイトや、今後ホームページで増やしたいお問い合わせについてお聞かせください。
