企業サイトのSEO対策に大切な5つのポイント
インターネットを使ってビジネスを進めようと考えると「SEO対策」というものに出会うことになります。
そして、ほとんどの情報には「SEO対策が必須」だと言われています。
だから、企業のサイトでもSEO対策を進めるようになり、検索上位を目指し集客しようと考える方が増えています。
しかし、この考え方は本当に正しいのでしょうか?
企業のサイトで「SEO対策」をする必要があるのでしょうか。
まちがった一歩を踏み出さないためにも、SEO対策だけで集客しているSONIDOがお伝えする内容を参考にしていただきたいと思います。
1: 企業サイトで忘れてはいけないこと
はじめに、あなたの企業サイトで忘れてはいけないことを、きちんと整理しておきましょう。
企業サイトとは別の言い方をすると「コーポーレートサイト」ですから、訪問者に与えたい印象としては、次の2つに集約されます。
- 信頼性
- サービス内容の明確化
一般的な集客サイトやブロガーサイトではありませんので、まずはこの2つが訪問者に伝わらないと始まりません。
例えば、あなたの企業サイトへ訪問した百貨店の担当者は、サイトのどこを見るでしょうか。
もちろん、会社の所在や規模、どういった取引先があるのかですね。
もしここで会社の所在がはっきりしない企業サイトなら、怪しげなコンサルやコーチングを販売している、お金を取っただけで逃げるような情報商材販売者と同じように見られてしまいます。
また、サービス内容が明確にわからないと、結局は「何屋さん」なのかわからないので、相手にとっては連絡を躊躇する原因になりかねません。
この2つのポイントは、企業サイトにとって大変重要なことなのです。言ってしまえば「SEO対策」よりも大切なので、最初に対策しておかないといけません。
もし、この2つのポイントを明記できない理由があるのなら、企業サイトは持たない方が良いでしょう。
2: 企業サイトでSEO対策は必要なのか?
企業サイトでSEO対策が必須という話もありますが、これが正しいことなのか疑ってみる必要があります。
というのも、企業サイトには大きく分けて3つの目的があるからです。
(1)会社案内
単純明快です。
紙で作った会社案内の代わりに、企業サイトを作って公開しよう。
このような目的の場合、訪問者は何らかの方法であなたの会社のことを知っています。そのため、
- 会社名で検索する
- アドレスを入力する
どちらかの可能性が高いため「SEO対策」は必要ありません。
それよりも、あなたの会社を知るタイミングに「QRコード」を追加して、簡単ダイレクトに企業サイトへ飛べるようにしておく方が重要です。
- 名刺
- 職安の求人票
- パンフレット
相手に渡す、または相手が手に取るものへ訪問させる工夫をするのが正解です。
(2)認知目的
認知目的とは「知ってもらう」ためということですので、SEO対策を初めてもすぐに結果が伴いません。
時間をかけてジワジワと認知させる計画ならSEO対策を使うことも良い選択ですが、認知目的ということはできるだけ素早く認知させないと、気づいたライバルに負けてしまうことになります。
ということは、SEO対策の前に必要なのは「有料広告」ということになりますね。
- LINE
- Yahoo!
手段はいくつかありますので、ご自身のターゲットがウロウロして楽しんでいるところへ広告を出すことが必要です。
(3)集客目的
売上に直結する集客目的の場合、SEO対策は必要です。
ただし、SEO対策は今日始めたからと言って、明日からバーンと集客が激増し、売上がバンバン右肩上がりになることはありません。
SEO対策による集客は、ジワジワと集客し、長期計画で安定させるものだとSONIDOは考えています。
ですから、集客目的の場合、急いで集客したいのなら「有料広告」。
余裕があるので、将来のことを考えて動くなら「SEO対策」。
このように考えてもらうのが現実的かと思います。
3: 企業サイトがSEO対策を行うときの5つのポイント
それでは、企業サイトでSEO対策が必要となったとき、行うべき5つのポイントをご紹介します。
(1)適切なキーワード
SEO対策の成果を左右するのは「キーワード」です。
どのようなキーワードで検索上位を目指すと、自分のところの顧客になる可能性が高いのかを考えないといけません。
おそらく、過去の情報を整理することで、どのようなキーワードでたどり着いた人が多く、そこから成果につながった人がいるのか判断できるはずです。
ここが曖昧だったり、自分のビジネスのサービスに関連していなかったりした場合、いくら検索上位になったとしても成果を期待することはできません。
例えば、SONIDOの場合ですと「リフォーム」で検索上位に表示されたとしても、リフォームを考えている人が多数なのでSONIDOのサービスに興味を持ってもらうことは難しいでしょう。
反対に「ホームページ 集客」で検索上位に表示されるなら、SONIDOのサービスに興味を持ってもらえる可能性はグンと高くなります。
(2)SEO対策に必要な固定ページを作る
訪問した人を成果へ導くために必要な固定ページを作りましょう。
このページは「セールスページ」でもいいですし、「プレゼント申し込み」でもいいです。
何らかの行動を起こしてもらうページが必要です。
(3)サイトを成長させる投稿ページを作る
固定ページだけでは、サイトが成長しませんのでSEO対策が実を結びません。
定期的に継続してSEO対策を施した役立つ情報(SEOコンテンツと呼びます)を投稿ページとして公開することも大切です。
多くの方がここで挫折し、SEO対策が思うように進まず諦めることになります。
ということは、ここさえ乗り越えられれば「成功」の二文字が近づいてくるということです。
(4)数字で分析しよう
SEO対策は「何となく良さそう」ではいけません。
かならず数字を使って分析しましょう。
Googleの「アナリティクス」という訪問者の数や行動を分析できる無料ツールがありますので使うようにしてください。
(5)訪問者へ明確な指示を忘れない
訪問者は、僕たちが考えているほど賢くありませんし、考えて行動をしていません。
興味本位で見ているだけの人が多いので、自分に必要な行動がなにかをわかっていないことが多いです。
そこで、僕たちに必要なことは訪問者へ、次に行動することを明確に提案することです。
- 集客の相談なら○○をクリックしてください
- 無料レポートは○○からダウンロードできます
- お悩みなら今すぐお問い合わせからメッセージをお送りください
具体的に「やってほしいこと」を伝えない限り、訪問者は何もせずに別のサイトへ移動します。
忘れがちですので、明確な指示が入っているのかチェックしておきましょう。
4: まとめ
企業サイトにSEO対策が大切なのは、集客したいところです。
会社案内の代わりや認知目的なら、別のことに労力をかけた方が成果に近づけるでしょう。
このように、どの企業サイトもSEO対策が必要なのではなく、あなたの目的によって選ぶことが大切です。
もし、あなたの企業サイトから集客したい。それも長期的な計画で安定した集客を実現したいのなら、SONIDOまでご相談ください。