コンテンツSEOとは?安定継続して集客する方法を解説!
コンテンツSEOという言葉を耳にすることが増えました。
2年前くらいに「コンテンツSEO」と言っても、反応が全く無かった記憶もありますが、今ではそんなことはありませんね。
ホームページやECサイト、メディアサイトなど、Webを使って集客しようと考えておられる方なら、興味のあることに変わりました。
そこで今回は、5年以上前からコンテンツSEOを使って集客活動を行ってきたSONIDOが、口だけ、理論だけの話ではなく、実際にコンテンツSEOを使った経験から集客方法を解説します。
1: コンテンツSEOとは何ですか?
コンテンツSEOとは何でしょうか。
まず、言葉の定義を一致させておく必要があります。
コンテンツとは、潜在顧客や見込み顧客、既存顧客へ提供する、意味のある情報だとイメージしてください。
ですので、単にコンテンツというだけなら、
- ブログ
- メールマガジン
- DM
- ニュースレター
- セミナー(ウェビナー)
- 書籍
- 小冊子
- レポート
こういったもの全て「コンテンツ」です。
続いて「SEO」。ご存じのとおりSEOとは
「Search Engine Optimization」の略です。日本語にすると「検索エンジン最適化」。
この言葉、日本における現在のインターネットの世界で考えると、検索エンジンはGoogle1択なので、このようにイメージすることができます。
「Googleが喜ぶ情報」
さて、2つの言葉のイメージをくっつけると、次のようになります。
「Googleが喜び、顧客にも意味のある情報」
そして、このような情報をインターネットへ公開し、Googleが登録することで内容が判別され、Googleの中で決められたルールに従って検索されたときの表示順序が決まります。
表示順序が上位になればなるほど、検索した人の目に触れる機会が増えていきます。
そうするとクリックされる確率も高くなり、あなたが公開したコンテンツを見てもらえ、気に入ってもらえたなら問い合わせや販売・成約へとうれしい行動が生まれ進みます。
2: コンテンツSEOが必要な理由
どうしてコンテンツSEOが必要なのでしょうか?
当然ですが集客する方法として必要ですが、それ以外にも次のような理由があります。
意外なことに、これらの理由を理解せず、単に集客ツールとしてだけ見ている方もいらっしゃいますが、そういった方の多くはPV数が伸びるだけで、考えている成果を感じることはかなり少ないです。
単にPVアップを狙うブロガーやアフィリエイター、アドセンス収入ではなく、僕たちがほしいのは顧客との良好な関係性。その先に信頼から得た力によって成果を手にすることが目的であるはずです。
しっかりと次からの理由を理解し、成果にこだわってもらえるとうれしいです。
2.1: 中身のないニセ情報との差別化
コンテンツSEOが必要な理由。
1番目は「ファクト」であること。そして1次情報であること。
デジタル化された情報は、距離や時間に関係なくいつでも見たり聞いたりすることができます。
いまではスマートフォン1台あれば、誰でも簡単に情報を手にすることができるでしょう。
このようにテジタル化された情報にはメリットがあります。
しかし、メリットがあればデメリットもあるのが普通。
デジタル化された情報のデメリットとは、中身のないニセ情報が簡単に溢れかえることです。
誰かが世の中に出した情報を元にして、あたかも自分の成果のように伝えることは簡単です。
文章や数字はコピペすれば終わりですし、画像などは有料のものを選べば「かっちり」とした印象に変えることも不可能ではありません。
しかし、いくらがんばってニセ情報を提供しても、最初はうまくいくかもしれませんが、1次情報の真実を提供しているところには勝てません。
それは公開されているコンテンツの一貫性の違いにより、読者はニセ情報を「うそっぽいな」と感じるからです。
2.2: 専門家としての情報発信
真実を語ること。1次情報を提供できること。
そして、小さなことにもこだわって、役立つ情報を提供することは、あなたの専門性をアピールすることにつながります。
インターネットの世界には、あなたと同じようなことができる人、たくさんいらっしゃると思います。
でも、その中で「○○といえば○○さん」というように、専門家としてのポジションを持っている人は多くありません。
ここが重要です。専門家のポジションを持っている人が少ないのなら、あなたが専門家になるべきなのです。
役立つコンテンツを提供することで、専門家として認められ、頼られることは間違いありません。
2.3: カスタマーが自由に接触できる環境の提供
店舗や電話問い合わせですと、カスタマー(顧客)は時間や曜日を気にして、あなたに接触してくる必要があります。
昨今の働き方や生活サイクルを見ると、あなたに興味をもってくれる人達全員が、あなたの営業時間内に接触できるとは考えにくいもの。
でも、コンテンツを提供するようになると、カスタマーは自分の好きな時間と場所で、あなたの良質な情報に接触することができるのです。
制限の少ない環境を提供しましょう。
2.4: 知識や技術の発信で知名度アップ
専門家として見られている人が、知識や技術を発信しつづけると、人が集まり知名度がアップします。
あなたの行動によっては、あなたを中心としたコミュニティが出来上がり、ますます専門家として見られることが増えていくでしょう。
知名度アップは、ビジネスにとって欠かすことができません。
知られていないことは、存在していないのと同じですからね。
2.5: 隠れたキーワードを見つけ出す
副次的な要素ですが、自分が気づいていなかったキーワードで検索し、サイトへ到達する人がいます。
こういった人が1人や2人なら気にする必要もありませんが、10人以上、100人以上いるのなら、そのキーワードはあなたのビジネスを広げるきっかけになるでしょう。
もしコンテンツSEOを使っていなければ、永久に気づくことのなかった市場や悩みかもしれません。
当然、こういった隠されたキーワードは、ライバルは知らない可能性が高いものです。
ということは、あなたの一人勝ちも夢ではないということです。
2.6: 運が良ければ被リンクでつながれる
被リンクとは、誰かがあなたのコンテンツを見て「これは役立つな」と感じ、自分サイトからあなたのコンテンツへリンクを張ってくれることをいいます。
コンテンツSEOにとって被リンクは大変うれしいものですが、期待してはいけません。
というのも、被リンクが張られることは「希」だからです。
世の中には被リンクが簡単に増えると言っている人もいますし、会社もありますが、こういった話の多くは「被リンクをお金で買う」という行為です。
自然発生的に「良かったから張る」というものではありません。
運次第みたいなところもありますので、被リンクされれば、新しいつながりができたと喜びましょう。
3: コンテンツSEOで安定継続して集客する方法
ここからはSONIDOの経験から、安定継続して集客する方法についてお話します。
3.1: サイトのSEO対策キーワードを選定する
あなたのサイト全体で対策したいSEOキーワードを選びましょう。
例えばSONIDOの場合ですと、次のようなキーワードです。
- ホームページ制作
- ホームページ集客
自分のサイトがメインで発信する情報は何なのか、考えることでわかってきます。
どんなに間違ったとしても、SONIDOのメインキーワードが
- ディズニーランド
- ラゾーナ
- ルミネ
というような、テーマパークやショッピング施設になることはありません。
3.2: 提供するユーザー層を設定する
どんな人に届けたいのかを決めましょう。
3人~5人くらい考えるのがおすすめです。
ここでユーザー層を設定するのは、この人たちだけに届けるということではなく、届けたい対象を決めておかないと良いコンテンツが作れないからです。
相手が何歳で、どういう価値観の人かわからない相手に、何かを話すとすると大変困りますよね?それと同じです。
3.3: 不安や悩みと未来像を考える
ユーザー層が設定できれば、その人たちの不安や悩みを見つけることができます。
同じようなことだったとしても、年齢や性別、就労形態や収入などによって不安や悩みは変わります。
そして、不安や悩みが変わるということは、手に入れたい未来像も違っているということです。
3.4: とにかくリサーチ!
ここまで出来れば、情報をまとめてリサーチしましょう。
リサーチすることで、設定した人が存在するのか。
自分の市場に居るのか居ないのか。
少し違った市場なら居るのか。いや、どこにも居ないのか。
居たとしても不安や悩みを持っていないこともあります。
こういったことは、とにかくパソコンの前に座って腕組みをして、ウンウン唸って考え続けても答えは出てきません。
行動して市場を肌で感じることが大切です。
3.5: コンテンツSEOのテーマを決める
リサーチが終わると、いよいよコンテンツSEOで取り上げるテーマを決めましょう。
ほとんどの場合は、SEO対策のキーワード選定で決まった内容に近いはずです。
もし、ここが大きく違っているのなら、最初に戻って考え直すことも大切です。
3.6: ライバルサイトのコンテンツ状況を調査
あなたのライバルサイトを調査しましょう。
- どれくらいの数のコンテンツがアップされているのか。
- どういった内容なのか。
- どういった対象に向けて伝えているのか。
- どのくらいの間隔で更新されているのか。
- 画像のテイストはどうか。
- 文体はどうか。
- タイトルの付け方はどうか。
主観を入れずに状況という事実を調査してください。
あなたの好みは、ここでは関係ありません。
3.7: SEOキーワードの選定を実施
コンテンツSEOを作るために、調査結果からキーワードを選定します。
おそらく2語、3語以上の単語を組み合わせキーワード候補が出てくることでしょう。
当然、ライバルサイトが使っているキーワードも調査でわかってますから、自分たちでも選定に入れるかどうかを検討しましょう。
3.8: コンテンツを作成する
いよいよコンテンツを作成します。
決めたユーザー層に向けて、選定したキーワードから不安や悩みを解決し、理想の未来が手に入れられる「役立つコンテンツ」を作ります。
最初は思っているように進まないかもしれませんが、まずは1ヶ月続けてください。
そうするとコツがわかってきますので、1日目よりも30日目の方が格段に出来映えも変わっているはずです。
3.9: 継続してコンテンツを作り続ける
コンテンツは作り続ける必要があります。
継続することで、サイトのパワーも強くなりますし、対策するキーワードも増えます。
これは場所取りゲームに近い感覚です。
少しでも多くのキーワードを選定し、役立つ情報を作ることで、あなたのサイトの露出度がアップします。
その結果、専門家としてのポジションや知名度もアップし、相乗効果によって「○○なら○○さん」になっていくことができます。
4: 3年後5年後の集客を考えていますか?
このようにコンテンツSEOを使うことで、集客への影響が出てきます。
しかし、ひとつだけお伝えしたいことがあります。
もしあなたが、この先1年後、3年後、5年後の集客ではなく、今すぐ何とかしたいと考えておられるのなら、コンテンツSEOはおすすめできません。
時間と労力の無駄遣いになります。コンテンツSEOは未来への投資です。
ですから、今すぐ何とかしたいのなら、その時間と労力やお金を「広告」へ流し込みましょう。
これが「すぐに集客する」最善の方法です。
5: まとめ
コンテンツSEOは安定継続した集客を実現できます。これはSONIDOで実践済みなので自信もって言えます。
しかしコンテンツSEOはお伝えしましたように「今すぐ集客」を改善する魔法ではありません。
コンテンツSEOで未来への安定のために投資をするか、それとも広告を使うのか。これはあなたのビジネスの現状によって変わります。
もし、未来のことを考えていらっしゃる経営者の方なら、コンテンツSEOは最善の選択肢だと言えます。
ご興味ありましたら、SONIDOまでお問い合わせください。これまでの経験と実績から、最適な内容をお伝えいたします。