ホームページを更新するメリットとは?~集める会社は前提が違う!~
ホームページを持っているのだから、集客にも生かしたい。
このように考えておられる経営者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、ホームページを使った集客活動と密接に関係している、ホームページの更新についてお話ししていきます。
目次
1: ホームページを更新するメリットとは
ホームページをお持ちの方の中には、ホームページは作ったら終わりと思っていらっしゃるようです。
しかしそんなことは全くありません。
ホームページは作ってからがスタート。
そしてスタートしてから1番に行うことは「更新すること」なのです。
更新するメリットを見ていきましょう。
(1)ネットでも力を入れていると思われる
インターネットを経由してホームページへ訪問される方の多くは、情報の鮮度に敏感です。
最後に更新されている情報が、
- 去年の夏期休暇のお知らせ
- 去年の年末年始の営業時間のお知らせ
- ホームページを公開したときの「はじめまして」だけ
他にも
- ゴールデンウィークの営業時間のお知らせや
- 「独り言」のようなブログ
- ペットの話
こういった情報だけで止まっているホームページへ訪れると、訪問者は「あ~、やる気ないんだな」と受け取ってしまいます。
これは大変もったいないことですね。実店舗ならお店の前まで来てくれているのに、中へ入ってもらえない状態と同じです。
しかしホームページの情報の鮮度が高ければ、ちょっと入ってみようかなと思ってもらえます。
ほんの少しの違いですが、ビジネスにとっては大きな違いを生み出します。
(2)検索で見つけてもらいやすい
今やスマホを持っている人が80%以上。
誰もが、何かにつけて検索しています。
あなたも何かが欲しいとか、知りたいと思ったときには、スマホを取り出して検索することが増えていると思います。
この「検索」という行動は、従来の消費者行動にはありませんでした。
しかしスマートフォンの普及とインターネット回線の普及によって、いつでもどこでも簡単に検索して調べ、比較できるようになりました。
で、ここが大切なところです。
検索すると、検索結果の一覧が表示されます。
余程変わった人でない限り、一覧の上から順番に内容を見ていくと思います。
いきなり検索結果の最後のページへ移動して、内容を見ていくという人は多くないはず。
この行動をイメージしてもらうとわかりますが、今やネットを通してホームページへ訪問してもらうためには、検索結果の上位に入らないといけないのです。
そして、検索結果の上位に表示される可能性が高くなるのが、ホームページを継続して更新しているところなのです。
これは継続したからと言って、必ず上位になると言うことではありません。更新する内容にも左右されますので、複合的な要素で決まりますが、まずは更新しないと上位になる可能性はかなりの確率で下がることは間違いありません。
その証拠に、SONIDOのお客さんでも継続して更新されているところは、検索上位に顔出すことが増えていきます。
(3)ホームページが育つ
更新を続けることで、あなたのホームページから発信する情報が増えていきます。
これは「量」も増えていきますし、量が増えることで「質」も向上し、相乗効果でホームページのパワーが強くなり育っていきます。
ホームページは作った後、どういう風に育てるのかで使い道が決まります。
パワーを備えたホームページに育つと、先ほどの検索上位にも顔を出す回数が増えてきます。
そうすると、訪問してくれる人が増えますので、ビジネスチャンスを得る可能性がグンとアップするでしょう。
SONIDOのホームページも、5年前には全く育っていませんでしたので、ホームページから問い合わせなんてほとんどありませんでした。
しかし、5年間継続して更新していることでホームページにパワーが備わり、今では安定して問い合わせをいただくまでに育ちました。
これはSONIDOだからできたことではなく、誰にでもできることなのです。
(4)分析ができる
ホームページを更新すると、これまで見えてこなかった情報が手にはいることが増えてきます。
例えば、どのようなキーワードで検索して訪問しているのか。
これがわかると、どういった悩みを解決したいのかも自動的にわかってきます。
僕たちは自分の仕事のプロフェッショナルですが、消費者が抱える悩みや不安をすべて理解しているわけではありません。
まだ僕たちが気づいていない悩みや不安を分析することで得られるのなら、これはライバルも知らないお宝を手に入れたことと同じかもしれません。
(5)リピートで信頼関係を構築
ホームページを更新すると、何度か訪問された方にもマンネリ化しないので楽しんでもらえることでしょう。
そして楽しんでもらえる回数が増えていくと、僕たちと訪問者の間に少しずつ絆ができあがっていくこともあります。
絆が続くと信頼に発展し、あなたのビジネスを選んでもらえる可能性がアップします。だって人は知っている人から買いたいものですからね。
2: ホームページを更新しないデメリットとは
続いてホームページを更新しない場合に起こるデメリットを見ておきましょう。
(1)印象が良くない
ほったらかしのホームページは、シャッターが半分閉まっているようなお店と同じです。
内容が良いとかどうとかの前に、第一印象がよくありません。
「やる気、ないんだろうな」という感想を持たれるかもしれません。
誰も自分の大切な時間とお金を、印象の良くないところで使いたいとは思いません。
(2)信用が低くなる
あなたのホームページに興味を持ってくれた人がいても、作って公開したときのままだったら不安を覚えてる可能性もあります。
- 営業しているのか?
- 詐欺じゃないのか?
- 実体があるのか?
残念ながらインターネット空間では、詐欺まがいのところもあります。いくら摘発されてもなくなりません。
こういった情報をご存じの方であれば、更新されていないホームページを見ると「うそかもね」とスルーされる可能性もあります。
(3)アクセスが増えない
新しい情報を公開していないホームページは、動きがありませんので訪問者も選ぼうとは思いません。
特に士業様のホームページでありがちなのですが、何かの改正があったときには、しっかりと新情報を掲載してもらいたいと思います。
訪問者目線で見ると、昔のことばかり掲載されていても信頼できませんので依頼しようとは考えないですし、頼りになるようにも感じません。
ホームページの中をいろいろと見て回る気が起きないので、口コミも広がらずアクセスが増える可能性も低くなります。
(4)検索順位が上がらない
検索されたときの結果上位に顔を出しやすいのは、古い情報ではなく新しい情報です。
そして、新しい情報が更新されているホームページほど、訪問者の期待に応えようとし、より役立つ情報を提供しているところだと考えられる傾向にあります。
もし、ホームページを作って公開してから、更新がほとんど行われていないのなら、検索順位の上位に顔出す可能性はほとんどないでしょう。
(5)トラブルの原因にも
古い情報を載せたままにしていると、クレームやトラブルが起こることもあります。
- 今は提供していないサービス
- 今とは違っている価格
- 送料や配達日数
- 営業時間や休日
訪問者は見た情報を頼りに問い合わせされるでしょう。
また、来店される可能性だってあります。
こういった行動が行われたとき、古いままの情報であったなら、あなたはどのような対応をするでしょうか。
「ありません」と言えるでしょうか。
「やってません」と言えるでしょうか。
来店されたのに「休業日」だったなんてもったいないですね。
古いままの情報は、百害あって一理なしです。
3: ホームページを更新する理由
メリットとデメリットを見てきました。
これらの内容からわかりますが、ホームページを更新する理由として大切なこととは、
「ネットで安定した集客を行うこと」
これに尽きるでしょう。
もしあなたがこのようなことを考えていらっしゃらないのなら、ホームページを更新する必要など全くありません。
作ったままの状態で放置しておけばOKです。
でも、せっかく作ったのだからホームページから集客したい。
集客から商談へ進み成果を出したい。
このように考えておられるのなら、次にお話する前提を理解した上で、ホームページの更新を行って欲しいと思います。
4: ホームページから集客できる会社は前提が違う
ホームページで成果を出すところは、ホームページを作るときから前提が違います。
前提1:計画性
ホームページを更新する情報。
闇雲に更新するのではなく、季節やイベントにあわせて情報を提供するよう、計画を立てています。
こういった計画は大事です。
というのも、前もって計画しておかないと普段の仕事が優先され、更新は後回しになりがちだからです。
前提2:継続性
計画性にも関連していますが、どういった方法で更新し続けるのかをしっかり考えています。
継続性には、次の3つのリソースが必要になるため、前もって社内で調整が必要になります。
(1)人
新しい情報を作る人。
新しい情報を更新する人。
この場合、最低でもこの2人が必要です。
人的リソースは見逃すことが多いもの。
先に誰が携わるのかを考えておきましょう。
(2)時間
新しい情報を作る時間。
新しい情報を更新する時間。
時間は必ず必要になります。
スタッフさんにお願いするのなら、残業手当が必要かもしれません。
経営者自ら行うのなら、経営を考える貴重な時間を使っていることになります。
1週間にどれくらいの時間が必要なのか概算を出しておくと安心です。
(3)費用
残業代も更新に必要な費用ですね。
もし、あなたの会社の中だけでは更新が難しいのなら、外部に依頼することになります。
そうすると、あなたの会社の「人」と「時間」を消費することはありません。
いっぽう、依頼するのですから「費用」が必要になります。
前提3:集客できる仕組みを取り入れている
新しい情報を作って公開するだけではなく、集客できる仕組みを取り入れています。
パッと見ただけではわかりにくいですが、上手に訪問者が次ぎのページへ移動し、問い合わせまで進みたくなる仕掛けがされています。
5: ホームページを更新するために注意すること
ホームページを更新するためには、前提のところでも出てきましたが、継続性に注意できるかどうかが決め手になります。
多くのホームページをお持ちのところは、継続性が低いため残念な結末を迎えています。
それほど「継続性=更新し続ける」ことは、簡単ではないのです。
ということは、あなたが更新し続けたのなら、ライバル達は勝手に脱落していくことになります。
続ければ続けれるほど、勝ち続けることができるのです。
6: まとめ
ホームページは更新してこそ意味のあるツールになります。
もし、更新するのが難しいのなら、会社概要のパンフレットのようなホームページを持たれた方が良いと思います。
ホームページをどういう風に使うのかは、あなたが決めることです。
継続して更新し集客に使うのか、それともパンフレットとして置いておくのか。
または、中途半端な状態で放置して信頼を下げるのか。
選ぶのはあなたです。もし集客に使いたいということでしたら、SONIDOへご相談ください。
パンフレットや放置なら、格安ホームページ制作会社へ依頼されるのがお得だと思います。