SEOに強いホームページの作り方【ベーシック講座】
ホームページを持っていても、全く問い合わせが来ないと嘆かれている方がいらっしゃいます。
ホームページのデザインは非常に美しく凝ったものにしているのに。
ホームページの内容は非常に役立つ内容になっているのに。
3ヶ月、半年経っても問い合わせが来ない。
このような負のサイクルに入っておられる方の多くは、内容やデザインの前に
「そもそもホームページへ訪問されていない」
という厳しい現実があります。
では、この厳しい状況をどうすれば打破し、自動的に訪問者を流入させ、安定した問い合わせをしてもらえるようになるのでしょうか。
そのために必要なことを、今回はホームページ集客を専門に行っているSONIDOがご紹介していきます。
目次
1: なぜ「SEO」が必要なのか
どうして訪問者がいないのか。
この答えは簡単です。
ホームページを持ち、公開しただけで訪問者がやってくる。
しばらくすると訪問者が「うなぎ登り」に増えてくる。
このように考えておられる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、このような考えは残念ですが、捨ててください。
ホームページを持っているだけ、公開しているだけでは、訪問者はやってきてくれません。
ホームページへ訪問してもらうには、ユーザーが検索した結果から見つけてもらい、選んでもらわなくてはなりません。
では、どうやって見つけてもらい、選んでもらうのか。
このテクニックとして知っておかなければいけないのが「SEO」と呼ばれるテクニックなのです。
例えば、次のようなシーンをイメージしてください。
あなたが実店舗を開いたとしましょう。
そのお店は人がほとんど通らない山の中にあり、AM11時~PM15時の間しかオープンしていません。
提供している内容はすばらしく、競合とはくらべものにならないクオリティを保っています。
しかし、あなたは誰にもお店がオープンしたことを教えていません。
近くに看板もありませんし、ネットを使って告知もしていません。
さて、この状態でお客様が自動的にやってくるでしょうか?
考えなくてもわかりますが、誰もやってはきませんよね?
お客様になるかもしれない人と接触するタイミングがありませんから、誰もあなたのお店を知ることができません。
いかがでしょうか。
ホームページを持ち、公開し、SEOを使わないのであれば、この例えと同じように、本当の意味で「永遠の隠れ家」として営業するのと同じことになります。
そこで、もしあなたがホームページをこのような状態にしたくないのなら、SEOについて知ってもらいたいと思います。
反対に「永遠の隠れ家」が理想なのでしたら、SEOを知る必要はありません。
2: SEO対策に必要なこととは
それでは訪問者を増やすテクニックとして必要な「SEO」についてお話していきましょう。
2.1: SEOとは
SEOとは次の言葉の頭文字を集めた略称です。
「Search Engine Optimization」
日本語にすると「検索エンジン最適化」となります。
これはいったい何を言っているのかというと、インターネットで検索されたとき、検索結果でより多く自分のホームページを露出するために行う取り組みのことなんです。
では、どうして検索結果により多く露出をする必要があるのでしょうか。
ここがSEOのポイントなのですが、検索結果に対してただ露出があるだけでは意味がありません。
検索した人の目に、早いタイミングで触れる必要があります。
ということは、検索結果の上位に自分のホームページを滑り込ませることが重要。
これは自分が検索機能を使ったときの行動を思い出してもらうとわかりますが、検索結果は1ページの上から順に見ていくと思います。
かなりマニアックな人とか、検索を仕事にしているような人でない限り、素早く検索した結果を知りたいので、1ページ目の上位に表示された内容を見ると思います。
この行動からわかるとおり、検索された結果の上位にあなたのホームページが登場すればするほど訪問される確率が高くなります。
このような理由があるため、検索結果の上位へ表示するために「検索エンジン最適化」というテクニックが重要になってくるのです。
2.2: 自然流入か広告流入か
では「SEO」は、どのような場面で使われるのかをお話しておきます。
(1)自然流入
自然流入とは、検索された結果から訪問されることです。
この方法は費用がかかりません。
SEO対策を行うことで、あなたのホームページを検索上位に表示できれば、広告費などは一切かからず安定して訪問者をホームページへ誘導することができます。
(2)広告流入
広告費が必要になりますが、費用を使っているだけあって検索結果の上位や目に付きやすいところに表示されます。
素早く短期間に訪問者を増やしたいのなら、広告流入を使うのが効果的です。
2.3: SEOで検索上位になるメリット
検索上位になるメリットをもう一度見ておきましょう。
(1)目に付きやすいので選ばれやすい
上位であれば上位ほど目に付きます。
ということは、クリックして訪問される確率がアップします。
(2)専門家ポジションの獲得
上位に表示されるということは、その分野での専門家という意味も付随してきます。
「どこに頼もうか」と悩んでいる人に対して、専門家というポジションはかなり有利に働きます。
(3)覚えてもらえる
その時は選ばれなくても、関連する他の検索結果で何度もあなたのホームページの名前を見ると無意識に覚えているものです。
多くのホームページは、その時だけ見て終わりです。
覚えてもらえることは、ほとんどありません。
そんな中、検索上位で何度もあなたのホームページを目にしたなら、人間の思考としては親しみを持ち始め「信頼できるかも」という感情が芽生え、選ばれる可能性が高まってきます。
2.4: SEO対策に欠かせないキーワード選定
検索上位に表示されるためには、検索している人が
「どのようなキーワードで検索しているのか」
これを知ることが重要です。
誰も検索に使っていないキーワードだとすると、誰も探していないのですから接触する機会を持つことはできませんからね。
そこで「多くの人が検索するときに使う言葉=キーワード」を知るために、Googleが提供している「キーワードプランナー」というツールを活用することになります。
このツールは、Googleを使って検索した人が入力した「キーワード」を記録し、どのくらいの回数が検索されたのかを教えてくれます。
また、Googleの検索項目からわかる「サジェスト」という機能を使い、使われているキーワードを知ることもできます。
キーワード選定に関する記事は
を参考にしてください。
2.5: キーワードを入れる場所
キーワードが見つかったら、忘れずに次の場所へ入れてください。
(1)タイトル
記事やブログを投稿するときの「タイトル」にキーワードを入れましょう。
ここにキーワードを入れておかないと、検索されたときに見つけてもらえないので、検索結果に表示されることがありません。
(2)メタディスクリプション
難しい言葉ですが、簡単に言いますと検索結果を見たとき、簡単な説明文が表示されています。
この部分を「メタディスクリプション」と呼んでいます。
ここも検索されるとき見られていますので、キーワードを含めておきましょう。
3: 今必要なSEO対策は○○○○○
ここまで「SEO」についてお話してきました。
ここからは、今の時代に必要なSEOの対策についてお話していきます。
少し前なら、タイトルやメタディスクリプションへキーワードを入れるだけでOKでした。
また、ブラックな各種テクニックを駆使することで、比較的簡単に検索上位へ表示されていました。
しかし、これでは検索結果から役立つ情報を提供することができないため、検索大手であるGoogleはハードルを上げたのです。
では、どのようにハードルを上げたのかというと、、、
提供する情報(「コンテンツ」と呼びます)の質を重視するようになりました。
そのため現在は「SEO」と言った場合、キーワードを使っていることは無論のこと、キーワードを使ったコンテンツの内容が良質であることも「SEO」に含まれています。
ですから、これからの流れを考えると安定して検索上位にランクインされ続けるためには、
- キーワードをしっかり選定する
- タイトルやメタディスクリプションへキーワードを入れる
- コンテンツの内容を充実させる
この3つのポイントを守っていく必要があるとSONIDOは考えています。
特に「コンテンツ」の内容を充実させることは、今必要なSEO対策の本命であるといっても過言ではありません。
そしてこの3つのポイントをSONIDOは守っているからこそ、SONIDOを必要とされている方が使いそうなキーワードの検索結果で上位表示され続けています。
4: SEOに強いホームページの作り方
3つのポイントを紹介しました。
キーワードの選定とキーワードを忘れず使うことは、従来から引き続き必要なことですので、ここは当たり前として覚えておいてください。
そして、これからライバルと検索結果の順位で差を付けるなら、SEOに強いホームページの作り方として「コンテンツ」にフォーカスしてもらいたいのです。
では、SEOに強いホームページを作るためには、コンテンツについてどのような部分をしっかり対策しておけば良いのでしょうか。
対策する内容に関しては、検索大手であるGoogleが過去に発表した情報が役立つと思いますので、以下に引用しておきます。
『Googleウェブマスター向け公式ブログ』
~良質なサイトを作るためのアドバイス~ より引用
- あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
- この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか? それとも素人によるものか?
- サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
- あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
- この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
- このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
- この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
- 同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
- コンテンツはきちんと品質管理されているか?
- この記事は物事の両面をとらえているか?
- このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
- 次のような理由で個々のページやサイトに対してしっかりと手がかけられていない状態ではないか?
- コンテンツが外注などにより量産されている
- 多くのサイトにコンテンツが分散されている
- 記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
- 健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
- サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
- 記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
- 記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
- ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
- 記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
- 記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
- 記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
- ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
- このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?
引用:良質なサイトを作るためのアドバイス(2012年9月7日)
この内容をしっかりと読んでみてください。
当たり前のことが書かれています。
そして、あなたもこのように感じることでしょう。
- 誰も信頼できなさそうな内容は欲しくありません
- 素人が書いたものよりも専門家の情報が欲しいです
- どこかのコピペは見たくありません
- 価値のない内容は必要ありません
- 広告がドッサリ出てくるものなんて見たくもないです
ですから、僕たちがこれから必要としている「SEOに強いホームページ」を作るためには、Googleが発表した「良質なコンテンツ」の内容にフォーカスし、自分のためのものではなく、検索し探している人に役立つものを提供する。
すなわち「利他」的な思考や行動、情報提供が出来てこそ、これからのホームページ集客やビジネスを発展させることが実を結ぶのだとSONIDOは考えています。
5: まとめ
ホームページから問い合わせが増えない場合、その原因は今回お話しましたように「訪問者」が少ないということが考えられます。
では、なぜ訪問者が少ないのかというと、本編でお話しましたように露出が少ない。
または、露出するタイミングが遅いということが原因だと言えます。
露出の頻度やタイミングを改善するためには「SEO」を対策し、検索結果の順位をより上位へ滑り込ませることが必要です。
そのための方法として、すでにお話しましたポイントをしっかり守ってもらいたいと思います。
このようなポイントを守りコンテンツを提供し続けることで、検索順位は自然と上がってきます。
そして訪問者が増え、問い合わせも増えてきます。
これはSONIDOが実際に行っている「コンテンツ」を使ったマーケティングからも結果の出ている事実です。
ぜひ、あなたのホームページも「SEOに強く」なってください。
そうすることで、集客の不安を脱ぐ去ることができるでしょう。