マーケティングが毎日の仕事より”重要性”を持つ理由とは
「マーケティングは重要です。」
このセリフを耳にしたことがあると思います。
でも、心の中では、頭の中では、次のような会話が行われていることがありませんか?
「そんなこと言っても、毎日、目の前にある仕事の方が重要だよ。」
この考えは間違いではありません。
でも、あなたのビジネスを大きくしていこうと考えているのなら、、、
このままの考え方だとすると、すぐに頭打ちになるでしょう。
そこで今回は、毎日の仕事よりも重要性が高い「マーケティング」について説明していきます。
目次
1: マーケティングとは
マーケティングとは何でしょうか?
人によって様々な表現があります。
しかし、どのような表現があったとしても、一言で表すと次のようになるとSONIDOは思っています。
『放っておいても売れる仕組み』
いいですよね。放っておいても売れる仕組みなんて、すごく魅力的です。
では、この仕組みを手に入れるために、もっとも重要なことは何だと思いますか?
それは、、、「市場」です。
市場という言い方はイメージが湧きづらいと思いますので、次のように考えてみてください。
2: どこに居るかを探す方法
「市場」とは、釣りをする場所をイメージしてください。
例えば、あなたが「あゆ」を釣りたいと考えたなら、どこへ釣りにいくでしょうか?
流れの速い浅瀬の上流でしょうか?
それとも、防波堤から海に向かうでしょうか?
そこそこ川幅があり、流れが穏やかな場所もあり、川の縁に隠れられるような茂みや岩があるところでしょうか?
このとき、最高級の道具を用意し、年間チャンピオン級のプロ釣り師であっても、間違った場所へ向かったとすると、残念ながら一匹も釣れません。
人と道具が完璧でも、釣れないのです。
これと同じでマーケティングで重要なのは、自分が狙っているターゲットが「居る」場所へ向かうことなのです。
そして居場所がわかったら、次にターゲットが大好きな「エサ」を投げ込む。
このとき、最高の人や道具(サービスや商品)が用意出来ていれば、グイグイとターゲットが釣り上げられ、あなたの釣果をどんどんと増やすことができます。
では、マーケティングに重要な「居場所」を見つけるためには、どのようにすれば良いのか。
これには3つの方法が活用できます。
(1)アンケート
あなたのお客様からアンケートをとりましょう。
そうすることで、まだわかっていなかった居場所やグループが見えてきます。
(2)購買行動を分析
どのような方が購買してくださっているのか。
どこからいらっしゃって、どこへ行かれるのか。
購買には、お客様の地域性や性別、年齢で違いが生まれているか。
このようなことを分析することで、どこに居るのか、そして、どのような「エサ」が好きなのかが見えてきます。
(3)お話しましょう
一番は対面でお話することですね。
お話されているときの表情や、ちょっとした雑談から、今までは気にもかけていなかったことがわかるものです。
いつも買い物に行かれる場所。
お友達と一緒によく使うカフェ。
こういったお客様に関係のある「居場所」が見てくると、今までとは違ったアプローチを行うこともできます。
3: これからのマーケティング
ここまでマーケティングについて簡単に説明しました。
それではもっと効率的に広い範囲のターゲットへ、あなたのビジネスを知ってもらい、放っておいても売れる仕組みを作るにはどうすればいいのかをお話します。
ここで登場してくるのが、これからの時代に必要となる
「インターネットを使ったマーケティング」
SONIDOのページをご覧の方なら、ホームページから集客することに関心があると思いますので、インターネットを使ったマーケティングにも足を踏み入れたいのではないでしょうか。
そこで、これからのマーケティング、特にインターネットを使ったマーケティングで知っておかなければいけないのが
「コンテンツマーケティング」
という戦略です。
この戦略はターゲットとの間に強く濃い絆を作ることで、あなたのファンになってもらい、関係性と信頼が出来上がった段階で取引を生み出す、あなたにもお客様にも喜ばれる方法なんです。
では、コンテンツマーケティングには、どのようなことが必要になってくるのでしょう。
次の章でお話します。
4: コンテンツマーケティングに必要なテクニック
コンテンツマーケティングに必要となってくるのは、次のようなことです。
- SEO対策
- コンテンツ(情報)
- 専門家としての意見
結果的にはターゲットの居場所へ「コンテンツ」を投げ込むのですが、コンテンツマーケティングの場合「投げ込む」というよりも、ターゲットに「捜し当ててもらう」というのがしっくりきます。
そして「捜し当ててもらう」ために「SEO対策」が必要となり、コンテンツの内容を信頼してもらうためには、あなたの「専門家としての意見」が重要になってきます。
いかがですか?
インターネットを使ったマーケティングといっても、特別に難しいことをやっているのではありません。
やっている戦略は、いたってシンプルです。
少し前のマーケティングと違うところは
「ターゲットに自ら探してもらう」
ここの違いです。
5: 一歩進んだコンテンツマーケティングとは
では、ターゲットに探してもらうためには、どのようにすれば良いのでしょうか。
結論を先にお話しますと、次の2点を押さえておくだけでOKです。
- ターゲットに役立つ、良質なコンテンツを提供する
- ターゲットが探すときに使っているキーワードを使う
どうですか。ものすごく難しい、ということではありませんよね。
ターゲット(お客様)の視点に立つことができれば、ビジネスを展開しているあなたならできることばかりです。
- どんな情報がほしいのか
- どんなことに悩んでいるのか
- 不安をもっていることは?
- 一歩踏み出せない理由は?
- いつも頭の中で考えていることは?
そして、、、
このようなことを、どのように解決したいのか。
勉強熱心なあなたなら、ターゲットについても研究されていることでしょう。
しかし、多くの経営者達は、この部分に気づいていません。
だから、インターネットを使ったマーケティングを導入しても結果が伴わないのです。
あなたはすでにターゲットの欲しいものを知っているはずです。
競合から一歩進んだ「コンテンツマーケティング」を導入して、ターゲットのことがよくわかっていない経営者を一気に引き離しましょう。
6: マーケティングに必要なスキル
「そんなこと言っても、自分一人でコンテンツマーケティングなんてできないよ」
という声があるかもしれません。
そんなときは、あなたの会社のスタッフや外部の専門家の中から、次のスキルを持つ人を集めて「プロジェクト」としてスタートすることができます。
(1)企画立案
あなたの商品やサービスをどのように知ってもらい売るのかを考えるスキルです。
コンテンツマーケティングを行うなら、どのようなコンテンツを作ればいいのかを考えてくれる人を見つけましょう。
(2)数字
コンテンツマーケティングは、成果が「数字」でわかります。
公開したコンテンツは、どれくらい見られているのか。
どのコンテンツから問い合わせに入ってくる人が多いのか。
反応(レスポンス)が数字でわかりますから、数字に得意な人を見つけておくと頼もしいです。
(3)マネジメント
全体を管理しスケジューリングしてくれる人が必要です。
何となく進めている。
締め切りが曖昧。
コンテンツに一貫性がない。
これではいつまで立っても目標にたどり着けません。
いつまでに何をやるのか。
向かう目標は何なのか。
どのチームや人と情報共有しないといけないのか。
マネジメントなくして、商品やサービスを改善することもできませんし、マーケティングを改善することもできません。
7: まとめ
今回は毎日の仕事よりも大切な「マーケティング」について紹介しました。
マーケティングを考えることで、あなたのビジネスは大きく広がっていきます。
これなくして、新しい事業や大きな展開は考えられません。
ということは、マーケティングとは、あなたのビジネスの中核を担っているということになります。
だから、毎日の仕事だけに忙殺されるのではなく、マーケティングを考える時間を持つことが重要なのです。
もし、あなたのビジネスにマーケティングがないのなら、今日から時間を作って考えはじめてください。