【知らないと損】オウンドメディアって!?今後のWEB集客の形とは?
インターネットを介した情報の収集・発信を行うことがますます一般的になってきていますね。
特にFabebookやTwitterなどのソーシャルネットサービス(SNS)を通して発信された情報は発信力が非常に高いため、個人だけでなく官公庁や企業による利用も増えています。
こうした流れを受けて、多くの企業とメーカーでは「事業拡大と新規顧客獲得のためにはウェブサイトを有効活用することが必須である」とみなしており、ウェブ上のコンテンツを充実させるため専門家によるプロジェクトチームを編成したり、特別の予算枠を準備しているケースもあるほどです。
あなたもそうした熾烈な広告競争の中で「確実に成果を上げるウェブ戦略」を探しておられるかもしれません。そうした中で近年、非常に有用な広告戦略として注目を浴びているのが「オウンドメディア」です。
オウンドメディアの魅力とは
オウンドメディアの定義
オウンドメディアとは、英語の「OWNED(自分の) MEDIA(メディア)」を日本語表記したもので、各企業が自社で保有する情報発信の媒体を指して用いられています。これには自社の管理しているウェブサイトの他に、自社で発行しているパンフレットや雑誌、カタログなどが含まれます。
最近の傾向としては、会社が管理しているブログ形式のサイトを情報発信に用いるケースが非常に多くなっています。
企業が行う情報発信の主要な手段として、オウンドメディアの他に「ペイドメディア」と「アーンドメディア」というものがあります。
ペイドメディアとは、英語の「PAYED(支払った) MEDIA(メディア)」を日本語で表記したもので、レンタル料や契約料を支払って特定のスペースに自社の広告や宣伝を掲載することを指しています。
この言葉も最近ではバナー広告などインターネット上の広告掲載を主に指して用いられるようになっています。
一方アーンドメディアは「EARNED(評判・評価) MEDIA(メディア)」を元とする言葉で、口コミによる宣伝効果を狙った戦略の事です。
アーンドメディアで使用される主なツールとして、口コミの広がりに大きな影響を及ぼすと考えられているTwitterなどの各種SNSが用いられています。
オウンドメディアのメリット
これら3つのメディア戦略の内、特にオウンドメディアが注目されている理由としては「長期に及ぶ宣伝効果が期待できる」という点が挙げられます。
ペイドメディアを利用することの強みは、大勢の人の目に触れる場所で大々的に広告を展開することができるという点です。
とはいえ、継続的に広告を掲載して行くためには相当のコストが必要となるため、大抵は短期間のキャンペーンのみで終了してしまいます。
またそのコストに見合うだけの顧客獲得につながるかは常に不透明な状況です。
またアーンドメディアを利用する場合、口コミに対する反応の速さがより優先される傾向にあるため、提供しようとしている情報の適切さに関する確認を怠ってしまい、後に大きな問題を引き起こすということがたびたび生じています。
一方オウンドメディアは情報をすべて自社管理で行うため、掲載前にチェックするシステムの構築がしやすいという利点があります。
また初期投資にかなりの時間と労力は必要となるものの、いったん運営が始まってしまえば更新などの作業は比較的容易である、というのも魅力ですね。
オウンドメディアが近年注目されている理由
かつては新聞や電車内の中づりなど広告を掲載する媒体が非常に限られていました。
そのため「広告を出せば効果が出る」というのはいわば当然のことと考えられていました。
ただ近年になってインターネットによる広告や宣伝が大きく普及した結果、人が目にする情報量が格段に増加したため、ポスターや中づりなどで大規模な広告を出したとしても、ほとんど消費者の関心を惹かないというケースが多くなってきたのです。
そのため「より消費者に訴えるウェブ上の広告」を求める企業が増加してきたわけです。
スマートフォンの急激な普及もこの傾向に拍車をかけています。
日本全体ではおよそ1億5000万台が利用されていると報告されており、更に毎年およそ4000万台が市場に出荷されています。
また法人契約でもフィーチャーフォンではなくスマートフォンを契約する企業が増えています。
これらスマートフォンの利用者は、仕事だけでなくプライベートでも頻繁にブラウザ機能を活用しています。
ある統計によれば、スマートフォン利用者のほぼ半数は空き時間にSNSやブラウザを利用して情報の検索をしていると言われています。
そうしたユーザの前に魅力的な広告を提示できるかどうか、という点が企業の広告戦略の大きな部分を占めるようになっているわけですね。
集客効果が期待できるオウンドメディアの特徴とは
企業が広告を出す主な目的は「売り上げアップ」と「新規顧客の獲得」ですよね。
そのため自社のウェブに掲載する内容も自社の新製品に関する情報などに偏ってしまいがちです。
とはいえここで重要なのは、「会社の伝えたい事とサイトを訪れる人が知りたい情報は必ずしも一致しない」という点を覚えておくことです。
たとえサイト内で扱われている商品が魅力的であったとしても、ページを見た人がまず「面白そう」「役に立つ情報がありそう」と思わなければあまり宣伝効果は期待できません。
一方サイトの構成がユーザーの関心を引くものであれば、再び訪問してもらえるだけでなく、口コミで宣伝してもらえる可能性も大きくなるという2重の効果が期待できるわけですね。
ですからユーザーの関心事に合わせたコンテンツ選びは非常に重要です。
「コンテンツの内容は外注して安くすませよう」という企業は少なくありません。
この方法を利用すれば確かに予算と時間の面では節約になるものの、企業のイメージと合致するものが必ずできるという保証はなく、内容を精査するための作業でかなり時間をロスするケースもあります。
ですからこれから先を見据えてコンテンツ作成のノウハウを学ぶという観点からしても、自社で準備するのがお勧めですね。
コンテンツ選びが完了したら、次は訪問者を増やすための具体的な対策が必要です。
成果を上げているオウンドメディアに共通しているのは「スマートフォン対策」と「検索エンジン対策」でしょう。
今は情報を検索したいと思ったらすぐに手元のスマートフォンで行うという人がほとんどです。
ですからウェブサイトがスマートフォンで使用されているブラウザでも閲覧できるよう設定するのは重要ですね。
また検索エンジンを利用した場合に、自社サイトの情報がより多くヒットするようキーワードを設定することも肝要です。
そして定期的にサイトの効果性を確認する作業も不可欠です。
このためにはアクセスの解析ソフトやサイト内におけるユーザーの動向解析ソフトなどを導入することが必要となります。
これによりサイト内で特にどのコンテンツがユーザーの関心を引いているのかがわかるので、より魅力的なコンテンツ作りの方向性を見定めることが可能となりますね。
ホームページ集客を成功に導くコンテンツマーケティングと事例3選
簡単な行動ステップ
あなたがオウンドメディア戦略を成功させたいと思っているなら、最初のステップは「自社の持つ企業としての強みを理解すること」です。
まずはそれを把握することで、明確な方向性を持ってコンテンツの作成や情報発信ができるようになりますよ。