お金を生む人にホームページを見てもらう方法~すぐ実践できる5つのステップ~
ホームページから集客し、問い合わせを増やし、売上を向上させようと思うと、最初に必要となるのは、あなたのホームページを見てもらうことです。
今回はあなたのホームページを、ただ見てもらうだけではなく、あなたのビジネスにお金を生み出してくださる人に見てもらう方法を紹介します。
目次
1: 本当に見てほしい人だけに見てもらう理由
あなたがホームページから人を集めるのは、どのような目的があるからでしょうか。
ここで見失ってはいけないことがあります。
僕たちは、ただホームページへ人を集めるだけではいけません。
問い合わせをしてもらい、やりとりを経て、お客様になっていただかなくてはなりません。
あなたも十分におわかりだと思いますが、僕たちは最終的に「売上」「利益」を忘れてはいけないのです。
ですからホームページへ、とにかく数だけ集めるというのではいけません。
広告収入やアフィリエイトをやっているのではなく、自分のビジネスの「売上」「利益」につながる方だけを集め、ホームページを見てもらう必要があるのです。
- PVが多いからと言って、問い合わせが多いとは限りません
- PVが多いからと言って、売上や利益が比例して増えるわけでもありません
僕たちが忘れてはいけないことは、問い合わせという行動を起こしてくださる方にだけ、ホームページを見てもらうことが重要なのです。
2: ホームページはどこから見られているかを知る
ホームページはどこから見てもらうことができるのでしょうか。
いきなりあなたのホームページのURLをブラウザーから入力して見に来る人は一握りです。
これは、名刺、メール、SNSのプロフィール情報から見に来てもらうパターンです。
こんなパターンは、限りなくゼロだと思っていいでしょう。
では、現実的な視点に立ち考えてみましょう。
あなたのホームページはどこから見てもらうことができるのか。
それには、大きく分けて2つの流入経路が存在します。
(1)自然流入
GoogleやYahoo!の「検索窓」からキーワードを入力し、検索結果からホームページへ訪問してもらう経路です。
この流入のメリットは「無料」だということと、検索順位が安定すると長い期間にわたり安定した流入率を叩き出すできることです。
(2)広告流入
GoogleやYahoo!の検索結果広告、他のサイトに表示される広告、SNSでの広告などから、ホームページへ訪問してもらう経路です。
この流入は「広告」であるため費用が必要となります。
その代わり、自然流入よりもスピーディーに結果がわかるというメリットがあります。
他にも流入経路として、先ほど少し出てきた「名刺」、「チラシ」「POP」などもありますが、ホームページを見てもらうための流入経路として効率が良いのは、この2つの経路だと言えるでしょう。
それでは次から、2つの流入経路に必要な5つの基本を紹介していきます。
3: 自然流入から見てもらう5つの基本
無料で出来る流入経路ですから、多くの方はこちらを選びたいと考えておられることでしょう。
自然流入でホームページを見てもらうには、次の5つの基本をしっかり学び実践してもらいたいと思います。
(1)ホームページの登録
ホームページを公開するだけではいけません。
Googleという巨大な検索サービスに、あなたのホームページを登録することが必要です。
登録作業を忘れていたり、依頼したホームページ製作会社が忘れていたり、そもそも別料金でやっていなかったりすると、あなたのホームページは検索されても登場しない確率が高くなります。
放っておいてもその内に登録される可能性もありますが、これは「いつになるのかわからない」のです。
そんな不安定な要素は省いておくに越したことはありません。
まずはホームページがGoogleに登録されているかどうかチェックしましょう。
そして登録出来ていないのであれば、すぐに登録してください。
ホームページの製作を依頼されている場合には、依頼された会社や担当者へ行ってもらいましょう。
ちなみにSONIDOの場合は、登録作業に別料金とかはありません。
ホームページの登録は「あたりまえ」のことだと考えていますので、ホームページ制作の依頼をいただきましたら自動的に行っております。
(2)キーワード選び
あなたがホームページを見てもらいたいと考える人は、どのような質問を検索窓に入力しているのか。
キーワードを探し選ぶことが必要です。
このときの注意点としては、あなたの視点ではなく、ホームページを見てもらう人(お客様)視点で考え見つけてもらいたいです。
自分が伝えたいことではなく、ホームページを見に来てくれる人の視点でキーワードを選びましょう。
※キーワードを選ぶときには、Googleキーワードプランナーを使うと便利です。
(3)キーワードをタイトルへ入れる
ホームページを見てもらえるかどうかをわけるポイントとしてタイトルがあります。
そして、タイトルにはキーワードを入れてもらいたいのです。
これは検索結果に表示されやすくなる方法の一つですし、あなたも聞かれたことのある「SEO対策」の基本でもあります。
意外にも忘れている人がいます。
こういった基本は忘れず取り組んでおきましょう。
(4)説明文にもキーワードを入れる
記事の概要を説明するエリアがあります。
専門的に言うと「Description(ディスクリプション)」という場所なのですが、わからない場合は制作会社の担当者に聞いてください。
この概要説明をする部分、検索結果に影響するんです。
ですから、ここにもタイトルと同じようにキーワードを入れておきましょう。
これもSEO対策の基本です。
(5)専門家としての情報を増やす
自然流入の場合、あなたが専門家なのかどうかという判断がされてしまいます。
では、どのような部分で専門家なのかどうかを判断するのでしょうか。
それは、あなたが公開しているホームページの内容が専門的なのかどうかなのです。
例えば、SONIDOの場合は、ホームページから集客するためのサイト制作会社です。これが専門です。
だから、ホームページの内容は集客やマーケティングなど、専門的な情報となっています。
あなたのホームページの訪問者は、あなたに専門的な情報や知識を望んでいます。
ということは、必然的に専門家としての情報を増やすことを優先することになるでしょう。
4: 広告から見てもらう5つの基本
有料で出来る流入経路。
多くの方はこちらを選びたいと考えておられないことでしょう。
しかし、広告は使い方によって、あなたのホームページを見てもらう機会を短時間で増やします。
広告からの流入でホームページを見てもらうには、次の5つの基本をしっかり学び実践してもらいたいと思います。
(1)キーワード選び
これは無料の自然流入と同じです。
訪問者が検索窓から質問するキーワードを選ぶことが大切です。
どのようなキーワードなら、広告でアプローチできるのかを考えていきましょう。
(2)期間
広告は費用が必要です。
ですから、広告を出す期間を決めておきましょう。
- 3ヶ月続けてみる
- 半年続ける
- とりあえず1ヶ月だけ
期間を決めずに広告を出すと、ダラダラと続けてしまい、効果が感じられないまま費用だけ使っているということになってしまいます。
(3)予算
広告の効果は費用で決まります。
費用によって期間や広告の表示回数も変わってきます。
ですから、あなたのビジネスにおける「広告費」を決めておきましょう。
- 1日に○○円
- 1ヶ月に○○万円
- 3ヶ月で○○百万円
どのような決め方でもかまいませんが、広告費の上限予算を決めておくと、上手くいって費用を増やすタイミング、上手くいかなくて撤退するタイミングを逃す可能性が少なくなります。
(4)目標
広告には目標が必要です。
ただ、この目標は人によってバラバラです。
- 1日の訪問者数
- 1週間の問い合わせ件数
- 2週間の成約件数
- 1ヶ月の売上額
- 3ヶ月の利益率
正解はありません。
あなたのビジネスにおいて、ホームページからどのような結果を得たいのか。
どのような結果なら、あなたが「成功」だと思えるのか。
このような視点から目標を決めておいてください。
広告は目標がないと、費用ばかり使って大損することにもつながります。
(5)成果
目標にも近いことです。
あなたの「成功」を決めましょう。
売上額でもいいでしょう。
利益率でもいいですね。
お金ではなく訪問者数や問い合わせ件数というのも成果です。
決まりはありませんので、あなたが心から「成功」だと感じられることを成果として明確にしておきましょう。
この成果。どうしても他人に振り回されることが多いです。
最初は「問い合わせ件数」と考えていたにも関わらず、知人やネットの情報から「PV数」に置き換わる人もいらっしゃいます。
正しい理由があって変わるのは良いですが、まわりの意見に影響を受けて変えるのは、あなたがめざすゴールを曖昧にし、方角のわからない砂漠で迷子になっているのと同じ状態です。
これは想像するとわかりますが、近い将来、体力も食料もなくなり、そのまま倒れることを意味しています。
5: 共通しているのはターゲット
無料の自然流入。
有料の広告流入。
どちらにも共通しているのは「キーワード」。
すなわち、
「誰がどのような悩みをもっているのか」
ということです。
そして、ここからわかることがあります。それは、悩みとは「誰」というターゲットが明確でないとわからないということです。
- 16歳の女性
- 20歳の女性
- 28歳の女性
- 35歳の女性
- 45歳の女性
それぞれ同じ女性という性別であっても、年代によって悩みは違います。
反対に、ここが明確であれば簡単に悩みもわかります。
あなたも一緒に考えてもらいたいのですが、
- 16歳の女性
- 20歳の女性
- 28歳の女性
- 35歳の女性
- 45歳の女性
それぞれの年代の恋愛に関する悩みは、どのように違うでしょうか。
社会経験や収入、スキルや友人との関係、出会いの場などが違っていますから、当然悩みも変化していきます。
ということは、ターゲットによってキーワードが変化するということです。
大変厳しい話ですが、ターゲットを明確にせず、無料の自然流入を半年・1年と行っても効果を感じることはできません。
費用を使って広告を出しても、お金の無駄使いをするだけで、効果を感じることはできません。
インターネットの情報では、ターゲットは要らないとか、ターゲットを決めるよりも自分のやりたいことをやれ、というような情報もあります。
しかし、それは「成果を出した後」のことであり、今のあなたが率先してやることではありません。
あのAppleも、自分たちの好きなことをやり続けたように見えていますが、ゼロックスの技術を手に入れ、企業用パソコンという市場から外れ、「クリエイティブ」に反応する個人向けターゲットを明確にしたことで、あのような企業に成長したのです。
始まりはターゲットを明確にすること。
これが、無料の自然流入、有料の広告流入、どちらにも共通した大切なことなのです。
6: 無料で出来る5ステップ自然流入実践法
それでは最後に、誰もが気になる無料の自然流入実践法を紹介します。
STEP1:ターゲットを設定
あなたのホームページで「お金を生み出す」人はどんな人なのかを明確にしましょう。
口だけで実行しない人。無料プレゼントだけほしい人。あなたと価値観の合わない人。
このような人はターゲットから外しましょう。
STEP2:悩みと解決を知る
ターゲットが明確になると、悩みがわかってきます。
これはキーワードに直結する部分ですから、きちんと悩みを分析しておきましょう。
そして、悩みがわかれば、あなたは解決策を提示できるはず。
ここが専門家である、あなたの腕の見せ所です。
STEP3:キーワードを見つける
ターゲットと悩み、解決方法がわかれば、後はどのようなキーワードで解決策をターゲットが探しているのかリサーチしましょう。
Googleのキーワードプランナーを使えば、あなたが使うキーワードを見つけることが出来るでしょう。
STEP4:コンテンツをつくる
いよいよコンテンツをつくります。
あなたの専門家としての知識や経験をフルに投入し、ライバル達を驚かせるようなコンテンツをつくりましょう。
このとき先ほども出てきたとおり、タイトルや説明文にキーワードを入れることを忘れないでください。
せっかくすばらしいキーワードを見つけても、適切な場所に使わなければ意味がありませんからね。
STEP5:コンテンツを公開
あなたがつくったコンテンツを公開しましょう。
後は、Googleがどのような評価をするのか待ちます。
評価が高ければ検索結果の上位表示されます。
もし検索結果の上位に表示されない場合は、コンテンツを修正し改善していきましょう。
内容を追加しても良いですし、もっと読みやすくするのも方法です。
7: まとめ
ホームページは多数の人に、ただ見てもらうだけではいけません。
多数の人に見てもらうよりも、あなたのビジネスにつながる人にだけ見てもらうことが大切です。
そのためには、今回お話しました内容をもう一度読み返していただき、あなたのホームページに取り入れられることはないか考えてみてください。
PV数に振り回されず、あなたのビジネスの成果を明確にし、ホームページへ人を呼び込んでください。