SEO対策におけるキーワードの決め方入れ方使い方
ホームページから集客し問い合わせを増やしたい。
あなたがこのように考えておられるなら、SEOやキーワードという情報は気になる内容だと思います。
今回は、ホームページから安定した問い合わせを生み出すことを専門にしているSONIDOが、SEO対策に大切なキーワードについてお伝えしていきたいと思います。
1: SEOのキーワードに魅力を感じる理由
SEO対策におけるキーワード。
インターネット上には、溢れんばかりに情報が存在しています。
どうしてこんなに情報が存在し、また、この情報を求めている人が多いのでしょうか。
その理由は、おそらくあなたも心の中ではわかっていると思います。
「すぐ簡単に検索上位へ表示することができる魔法の杖を求めている」
誰もがこのような状況になりたいと考えていることでしょう。
SONIDOもこのような状況を手に入れたいと考えているところはあります。
- ○○をおこなうと検索上位に上がります
- ○○の設定を行うと検索上位に上がります
- ○○というプラグインをインストールすると検索上位に上がります
こういう情報を手に入れ、SONIDOも試してみたことがあります。
恥ずかしながら、僕も魔法の杖を求め、どうすれば「すぐ簡単」に上位に表示できるのかを知りたかったのです。
しかし、実際にコンテンツマーケティングを行うことで気づいたことはというと、このような「魔法の杖」は、存在しないということだけでした。
でも、いろいろと試したことで、SEO対策におけるキーワードの役割がわかり、決め方や入れ方、使い方を手に入れることができたのです。
2: SEOのキーワードを選ぶ準備
SEO対策の王道とも言えるキーワード。
キーワードだけで一発簡単に検索上位へ持っていくことはできませんが、ジワジワと検索でヒットし順位を上げていくことは可能です。
そして、このような状態へもっていくために必要なのは、キーワードを選ぶための準備なのです。
(1)ターゲット設定
準備の一番目は、あなたのホームページへ呼び込みたいターゲットを明確に設定することです。
- 年齢
- 性別
- 収入
- ライフスタイル
このような基本的なことは当然として、今ではSNSなどを活用することで、かなりプライベートな好みまでわかります。
あなたがホームページへ訪問してもらい、問い合わせをしてほしいと考えるターゲットはどのような人でしょうか。
例えば、ビジネス系コンサルタントさんが起業セミナーへ集客したいとき、ターゲットとする人はどのような方達でしょうか。
間違っても、今すでに会社を持ち経営している人ではありません。
どちらかと言えば、会社員であったり、主婦であったり、大学生であったりするはずです。
ターゲットを明確にしておきましょう。
(2)悩みを掘り起こす
ターゲットが明確になると、ターゲットの悩みを掘り起こします。
どのようなことに悩んでいるのか。
どのようなことに不安を持っているのか。
どのようなことに危険を感じているのか。
これらのネガティブな要素を掘り起こしましょう。
ビジネスとはネガティブなことが取り除けると思われたとき、はじめてお金を生み出せます。
(3)解決策を決める
ネガティブな要素をあなたは自分のビジネスによって、どのようにポジティブな状態へと変化させることができますか。
解決策を考えましょう。
3: SEOのキーワードの決め方
準備ができましたら、キーワードを決めていきます。
キーワードを決めるときには、次のツールを使うと便利です。
- Googleキーワードプランナー
- Googleのサジェスト機能
- Googleサーチコンソール
これらのツールからキーワードを決めていくのですが、このとき、キーワードには3つの種類があることをご存じでしょうか。
(1)ビッグキーワード
もっとも検索されるキーワードであり、ライバルもたくさんいるキーワードです。
例えば「ダイエット」という1語。
これはものすごく強烈なビッグキーワードです。
少しでもダイエットに興味のある人なら、誰もが検索するときに使うキーワードです。
しかし、ビッグキーワードは検索した人の想いが曖昧です。
- ダイエットしたいなぁ
- ダイエットの方法を知りたい
- ダイエット機具を探している
- ダイエットのためにパーソナルトレーニングスタジオを探している
- ダイエットのためにヨガスタジオを探している
もっというと、
- 家族のためにダイエットできる食材を探している
- 家族のためにダイエットについての本を探している
このように、検索している理由の幅が広いため、問い合わせまで進んでもらえる確率は低いです。
ということで、僕たちが狙うキーワードではないと思います。
(2)ミドルキーワード
2つ、3つの単語から組み合わされて出来ているキーワードです。
先ほどの「ダイエット」を例にすると、次のようなのがミドルキーワードです。
- ダイエット ヨガ
- ダイエット パーソナルトレーニング
- ダイエット プロテイン
または、
- ダイエット ヨガ 藤沢
- ダイエット パーソナルトレーニング 女子
- ダイエット プロテイン AYA
検索される数もそこそこ。
検索した人の目的も比較的明確。
このキーワードで訪問者を獲得できると、問い合わせまで進んでもらえる可能性が高くなります。
(3)ロングテールキーワード or スモールキーワード
3単語以上で出来上がっているキーワードです。
例えば、
- ダイエット ヨガ 藤沢 駅前
- ダイエット パーソナルトレーニング 女子 外苑前
- ダイエット プロテイン AYA フルーツ
ここまで絞って検索されることは、数としてみると少ないです。
しかし、ライバルも少ないため、簡単に検索上位に表示されることが多いです。
さらに、検索している人の目的もかなり明確なので、この質問に対する解決策や回答を丁寧に提示できれば、問い合わせまで進んでもらえる件数が増えていくでしょう。
このように3つのキーワードがありますが、すでにおわかりの通り、僕たちが狙うのは2つ
- ミドルキーワード
- ロングテールキーワード(スモールキーワード)
さらに、ミドルキーワードを基本にしてロングテールキーワードを増やしていくと、明確な目的を持ったターゲットにあなたのことを知ってもらいやすくなります。
ツールを使ってキーワードを決めていくときには、ミドルとロングテールを意識して見ていくと、お宝キーワードを発掘することもできます。
4: SEOのキーワードの入れ方
このようにキーワードを決めた後は、あなたが発信する情報(コンテンツ)へ、キーワードを取り入れることが必要です。
わかりやすい例でお話しますと、コンテンツ(ブログ記事)の場合なら、タイトルや説明文に選んだキーワードを必ず入れておくことです。
どれだけ良いキーワードを決めても、この2つの箇所へ入れておかないと検索されたとき、狙っているところへ表示されることがありません。
わかっているようで忘れがちなところです。
ここは必ずチェックしておきましょう。
5: SEOのキーワードの使い方
もっとも簡単なキーワードの使い方は、コンテンツ(ブログ記事)を作ることです。
詳しくはこちら→『SEO対策に強いコンテンツの作り方』
先ほどお話しました、タイトルや説明文へ入れることを忘れず、キーワードに対する解決方法を、コンテンツを通して伝えましょう。
検索した人とのコミュニケーションツールとしてコンテンツは存在していますから、検索した人に「気づき」を与え、明るい未来が手に入ることを伝える必要があります。
ただ検索結果の上位に入りたいためだけのコンテンツは、検索から訪問した人に満足感を与えません。
そうすると、ジワジワと順位が落ちていき、そのうち圏外になることも。
キーワード(質問)対する解決方法(気づき)を提供し、検索した人にとって役立つ内容にすることがキーワードの使い方の王道です。
この考え方を忘れないでください。
6: まとめ
SEO対策には様々な方法があります。
その中でも今回お伝えしたキーワードは、メインの対策であることは間違いありません。
ですから、キーワードをどのように決め、入れ、使うのかという基本は必ず知っておいてもらいたいのです。
今日からすぐに実践できることですから、あなたのホームページにもどんどんと取り入れ、安定したホームページ集客を実現してください。
きちんと基本を知り実践しておくだけでも、あなたのホームページの問い合わせ率が変化することでしょう。