グーグル(Google)のSEO対策に魔法の薬はある!?知っておくべき基本の基本とは
ホームページから集客するなら、検索結果の上位に表示されるようにしましょう。
このようなことが、お決まりのように語られますが、これは真実なのかというと、、、真実です。
SONIDOも他と同様に、狙ったキーワードで検索されたとき、上位表示され続けているから、今も安定してホームページから問い合わせをもらい続けることができています。
では、このような状況にどうやってもっていけば良いのでしょうか?
そのためには、日本で実質的に検索というカテゴリで9割以上のシェアを持つ「グーグル(Google)」でのSEO対策を知ることが基本となります。
今回は、ホームページから集客し問い合わせを安定して生み出すために必要となる、GoogleへのSEO対策における「基本」をお話していきます。
1: Google(グーグル)の検索順位を決める法則
最初に、GoogleへのSEO対策を知るためには、Googleがどのようにして検索順位を決めているのか、その法則を知る必要があります。
どのようなことも、相手のことを知らないまま戦っていては勝てません。
相手のことを知り、己のことを知るからこそ、適切な戦略や戦術が生きてきます。
では、Googleがどのようにして検索順位を決めているのかを見ていきましょう。
大前提としてGoogleの検索順位を決める方法は、日々進化しています。
昨日と今日、今日と明日では細かく変わっています。
ですから、今時点を見るしかないのですが、2018年5月時点ではまだAIがWEBサイト全体の情報を正確に認識するには至っていません。
- 情報のおもしろさ
- 情報の正確性
- 情報の専門性
- 情報の読みやすさ
- 情報の伝わりやすさ
人間が判断するように、AIでは判断できない部分があります。
ですから、Googleでは200以上あると言われている「シグナル」という個々の項目を元に評価をつけていき、独自の計算方法によって得点を算出。
算出された得点によって検索結果の順位(ランキング)を決定しています。
そして、このシグナルの中には、AIでの評価も含まれています。
ということは、、、
- 一般的な機械による(ソフトウェアによる)評価
- 人力での評価
- AIによる評価
どれも細かなことが公表されていない項目が評価され、複雑に絡み合い、Google独自の計算式によってランキングが決まるのです。
いかがでしょうか?
ここまでの話で気づいていただけたでしょうか。
ネットでは「○○日で確実に上位表示されます」とか「弊社の技術により、あなたの指定したキーワードを上位表示できます」と謳っているところを信じてしまいそうになると思いますが、
そもそもGoogle独自の評価方法と計算式から決まっているため、確実に上位表示できる根拠はどこにもありません。
ひとことで言ってしまうと、Googleでの検索結果を決める法則は、
「誰にもわからない」
というのが正解なんです。
では、僕たちができる戦略や戦術は何も無いのでしょうか。
いいえ、そんなことはありません。
僕たちにもできることはあります。
その方法とは、決して魔法の薬ではありませんが、次にお話する基本的なことを積み重ねることで検索結果の順位を上位にすることができるのです。
2: GoogleのSEOの基本
それでは、GoogleでのSEO対策における基本をお伝えしていきます。
(1)コンテンツ
コンテンツ(情報です)がSEO対策にとって最も大切なことになります。
コンテンツに手を抜いていては、どんな方法をネットで仕入れてやってみても、検索上位になることはほとんどありません。
では、コンテンツにはどのようなことが必要なのでしょうか。
まず、コンテンツは「量」よりも「質」が大切だということです。
無理にキーワードを入れ、同じような内容のものばかり大量生産していても意味がありません。
また、信頼性が乏しい情報や、他のサイトのコピペ、引用ばかりの「まとめ」サイトでは「質」が高いとは言えません。
あくまでも自分の知識や経験を、読み手にとってわかりやすく理解しやすい文章や言葉によって届けることが「質」が高いと言えるでしょう。
(2)キーワード
検索された結果、上位に表示されるためには、当たり前ですが検索されるキーワードがわかっていないといけません。
見当違いのキーワードを使って、いくら良質なコンテンツを作っても、誰にも調べられないのなら、永遠にそのままということになってしまいます。
実際に読み手となる人が調べるときに使っているワードを知る。
これが重要なことになってきます。
(3)タイトルにはキーワード
タイトルにはキーワードを入れておきましょう。
最近はある程度別の言い方にもAIが「これもいっしょですよね?」ということで見てくれますが、できればぴったり合ったキーワードをコンテンツのタイトルに入れておくことがおすすめです。
(4)キーワードに応えているか
キーワードを使って検索している人が、「ほしい」「知りたい」と考えている内容がコンテンツとして提供されているかが重要です。
例えば、
「ホームページ 問い合わせ」
というキーワードで検索している人なら、得たい情報は「ホームページを使った問い合わせを増やす方法」でしょう。
しかし、このキーワードで検索した結果、目の前に出てきたのが「ホームページから問い合わせする手順」だったら、どうでしょうか?
似てはいますが、検索した人のほしいものとは違っています。
このように、キーワードに応える内容になっているかどうかは重要です。
3: SEO対策の注意点
このようにコンテンツの質をアップすることを考えていくと、自然にGoogleから評価され、検索結果の順位が上がっていきます。
確かに2週間、3週間で上位になり安定することはなかなかありません。
経験から言いますと、1ヶ月くらいは上がったり下がったりを繰り返します。
その後、1ページ目に留まるようになり、1ページ目の中で上位が少しずつ上がっていきます。
しかし、ここで注意しておく点があります。
それは何かと言いますと、次の5つのポイントです。
このポイントをやっていないばかりに、SEO対策が効果を発揮できないままというところもあります。
それでは5つの注意点を見ていきましょう。
(1)意味のない情報を増やさない
これはコンテンツそのものの数という面もあります。
また、1つのコンテンツの文字数を増やしたいばかりに、関係のない情報を加えるという部分もあります。
量を求めてしまうのはわかりますが、今もこれからもGoogleは「質」にフォーカスしてくることは確かです。
これはGoogleの理念や存在意義からもわかります。
(2)アンカーはわかりやすく
外部のページや自分のページへリンクをつけて紹介したいときがあります。
このような場合、リンクの文字は「どのようなところへジャンプするのか」がわかるようにしておきましょう。
「詳しくはこちら」とかではなく、「○○についてはココをクリック」の方が、読み手の不安がなくなります。
クリックした後、どのようなページへジャンプするのか、わかるようにしておきましょう。
(3)見出し、小見出しは明確に
最近は減ってきましたが、今でもまれに見出しが無いものを見かけます。
コンテンツには「タイトル」「見出し」「小見出し」をつけて、読みやすくわかりやすくしておきましょう。
少し専門的なことになりますが
- タイトル=h1タグ
- 見出し=h2タグ
- 小見出し=h3タグ
このようなhtmlタグをつけて、見た目にもコントラストをつけて明確にしておくことが大切です。
(4)メタディスクリプション
メタディスクリプションをご存じでしょうか?
メタディスクリプションとは、検索結果として表示されたとき、簡単な説明文として表示されている内容のことです。
この部分は、コンテンツには関係ないように思いますが、Googleはメタディスクリプションに存在するワードも検索対象としています。
ですからメタディスクリプションにもキーワードを忘れずに入れておきましょう。
(5)画像に説明文
Googleのシステムは、まだ画像を完璧に理解していません。
ですから、画像には、画像の内容を説明する「alt」という属性にテキストを設定しておきましょう。
どのような画像なのか。
画像の内容がわかる説明文を入れてください。
4: まとめ
GoogleへのSEO対策は、一度やったら終わりというものではありません。
Googleが検索順位を決める仕組みは、日を追うごとに厳しくなってきます。
少し前に有効だったテクニックは、今はもう役に立たないということもあります。
でも、今回お話しました基本的な部分は、いつも変わらないことです。
すぐに検索上位になる「魔法の薬」ではありませんが、安定して効果が感じられる方法であることは経験からわかります。
「急がば回れ」ではないですが、本質的なSEO対策を行ってもらいたいと思います。