そろそろブログで集客できても・・・。8割の人が実践しない基本中の基本とは
- ブログを始めたら集客できると思っていたけれど、思ったように集まらない。
- ブログは始めたけれど、どんな記事を書いたらいいのか分からない。
- そもそも集客よりも見ている人がいないんだが。
どれもよくあるお話です。
また、
ネットに溢れる「簡単に○○○万円の収入」とか「不労収入で月○○○万円突破」とかを見て、「な~んだ、ブログやりゃ、すぐに人が集まって楽勝なんだ!」と思う人も多いと聞きます。
確かに「無理」なことではありませんし、偶然に上手くいく人もいるとは思います。
しかし、それはホントに偶然なだけ。ブログを始めた8割の人が、今のあなたと同じような悩みを持っておられます。
では、残り2割の人はどうなのか。そう、2割の人は集客出来ているんですね。
原因と結果はどこにでも有効な法則ですから、この場合にも同じ法則があてはまります。
ということは、2割の人が注意しているポイントを知り、実践していけば、あなたも多くの8割から抜けだし、2割の方へ移動することができるということ。
そこで今回は、ブログ集客をしたい人に注意してほしい「基本中の基本」とも言えるポイントをお話します。
目次
1: ブログ集客出来ないパターンを知ろう
ブログで集客しようとしても、ほぼ確実に失敗するパターンがあります。
どんな仕掛けをしても、テクニックを使っても、ワードプレスのテンプレートを使っても、魅力的な写真をいっぱい使っても、毎日SNSをフル活用しても、集客しないパターンがあります。
1-1: 商品やサービスと記事がマッチしていない
『ブログ始めたら集客できるって言われたけど、全然やし。
なんでやねん、みんな騙してるんちゃうか?』
『突然ですが、あなたのブログは失敗パターンです!!!』
『誰や!おまえ!いきなり部屋入ってきやがって!』
『あなたのブログは失敗パターンです!!!!!!』
『そないにきっぱり言わんでも・・・。わかったから、失敗パターンはわかったから、誰やねん。』
『通りがかりのサーファーですが、コンテンツマーケティングもやってます。』
『で、令状も無しに家宅侵入したサーファーさんが、何のようなん?』
『あなたのブログは失敗パターンです!』
『わかったから、失敗パターンはわかったから。
どうしてほしいねん。』
『失敗パターンを教えさせてください。』
『ハァ?教えてくれるんかいな。
まぁ、ええけど、言うてみ。聞いたるさかい。』
『残念なことに、あなたのブログはマッチしていません。僕はわかっていて、あえてあなたにお聞きします。
あなたのご商売は何ですか?』
『リフォーム業やけど。』
『あなたのブログには、どんな記事がありますか?』
『アイアンマンとかハルクとかキャプテン・アメリカとか、マーベルヒーローの話が多いな。』
『それで集客できると思っていますか?』
『好きな奴が見てくれて、お客になってくれると思ってるけど。
なんか問題でもあるんか?』
『集客できるわけないだろう~!!!』
『なんや~、突然暴れだしやがって~』
・・・、こういうブログが意外にも多いものです。
ビジネスはリフォーム業なのに、記事はリフォームに全く無関係。
そもそもブログの目的は「リフォームに興味がある人」を集めて「問い合わせして相談してほしい」はず。
どれだけマーベル話題が充実していても、マーベル話題でブログを見た人が「リフォーム」の相談をするとは思えませんよね。
これではブログからの集客につながりません。
ブログ集客を考えるのなら、自分のビジネスに直結した記事を書くことが先決です。
自分の好きなことだけを書きたい場合は、ビジネスとは別のブログを用意して、集客なんて無視して思う存分書きましょう。
『こわいな~、あんた。部屋の中でボード振り回すの、やめてや。
で、具体的にどうしたらええねん。』
『あなたの専門分野の記事を増やすのです。
具体的には「リフォーム」に関する役立つ情報を記事にすることです。
- どんな工事をするのか
- ビフォーアフター
- お客様の声
- リフォームするときの注意点
- 体にやさしい材料など
専門性を上げた記事を書くことに集中することです。』
『マーベル話題はアカンの?』
『10記事に1つか2つくらいなら、あなたのパーソナリティを表現することになるのでOKです。
でも、調子に乗らないでください。
あくまでも「専門性のある記事」を書くことが必要です。』
1-2: わかりにくい
『なんか知らんけど、専門性が高い記事にしろって言われたから書いてるけど、問い合わせとか全然あらへんやん。
肩書きも専門性を上げた方がええかなと思って変えたのに。』
『バカヤロウ~!!!』
『なんや、突然!
またボード持ち込みやがって。』
『なぜ、肩書きを「ヘンな」のに変えたんですか?』
『変えた方がわかりやすいかなと。
あと、インパクトかな。
USPっちゅうやつや。勉強してるやろ?』
『あなたはバカヤロウです。
今の肩書きでは、あなたが「何をできる人」なのか、さっぱりわかりません。
一度、ご自身で声に出して、恥ずかしげもなく、肩書きを言ってみてください。』
『わかったよ。
「ハイパーリフォームプランナー」
どや、かっこええやろ。』
『知ってましたが・・えっ??は??・・残念です。全く「何ができる人」か伝わってきません。』
『・・・、これが原因でブログから集客出来てないんか?』
『そうです。「わかりにくい = 興味を持ってもらえない」です。
だから集客出来ていないのです。』
『ほんなら、肩書き、どうしたらええねん。』
『シンプルにわかりやすいものに変えましょう。
例えば「高齢者のためのリフォームアドバイザー」とか。』
『おっ、うまいな、あんた、流石やな。
それ、いただきましたや。』
『そ、そんなんで良いんですか?ノリが軽すぎませんか?』
『その肩書き、オレのビジネスど真ん中や。ありがたく頂戴しとくわ。』
こんな風に「おかしな肩書き」を付ける人がいます。
でも、それでは差別化を通り越して「何かわからない」のがほとんどです。
次のことを一度考えて見てください。
- あなたのビジネスの商品やサービスを欲しがる人は誰ですか?
- 欲しがる人の悩みや問題は何でしょうか?
- あなたのビジネスの商品やサービスの具体的な内容は?
- その内容は、悩みや問題を解決することができますか?
- あなたの商品やサービスを購入するとどんな明るい未来や結果が手に入りますか?
- あなたの商品やサービスの価格はいくらですか?
この質問に回答することで、あなたの肩書きがはっきりしてくるでしょう。
ブログ集客を失敗するパターンで多いのが、ここでお話した2つです。
- 専門性が低い記事ばっかり
- 肩書きがわかりにくい
どちらも「何ができる人」なのか、「何を解決してくれる人」なのかがわかりにくいのは致命的。
ブログのデザインとか細かな配色とかを気にする前に、あなたのビジネスがブログを見て「わかりやすい」かどうかを見直してみてくださいね。
2: ブログ集客で今すぐやること
『専門的なことも書いたし、肩書きもわかりやすなったし。
これでブログからの集客、ガンガンくるやろ。』
『ふっ・・あまいな。あんた!』
『また、あんたかいな。今日はボード持ってへんやん。』
『ジャマなんで車に置いてきました。』
『(ジャマやったんかい・・・)
で、なにが「あまい」ねんな。』
『今までやったことは「当たり前」に正しただけです。
これからやることが、ブログ集客するためのポイントとも言えることです。』
『まだ、あるんかいな。』
『集客したければ、つぎの5つのポイントをしっかり実践するのです。
それでは、5つのポイントをお話しますから、ノートをちゃんと取ってくださいね。』
『ノート取るんかいな。後でパワポの資料は貰えヘンの?』
『・・・。』
2-1: 悩みや問題に答える
あなたのブログへ訪問された人は、どこから来たのかを考えてみてください。
大部分の人は「検索」から訪問しています。
ということは、何か悩みや問題の解決策を知りたくて検索しているということです。
ここを忘れてはいけません。
思い出してみてください。
あなたがネットで検索するときの欲求と行動を。
何かを知りたくてキーワードを入力し検索。
検索結果の中から「これは!」と感じるものをクリック。
クリックした先に、自分の悩みや問題の答えや解決策があることを求めているはず。
あなたのブログへ訪問した人も、あなたと同じ欲求と行動をしています。
あなただけが特別なわけでもなく、訪問する人が特別なわけでもありません。
訪問する人(読者)は、皆同じく「答え」「解決策」を求めています。
間違っても「あなたの思い」「あなたの理論」「あなたの気持ち」を第一に求めていません。
ですから、ブログの記事には「答え」「解決策」を先に書きましょう。
そして、その後に「思い」などを書く。
また、ブログのタイトルには
- 「悩み」「問題」が解決できることを示す言葉
- 訪問者が普段使っている言葉
を使うことが必要です。
例えば、医療業界では「集客」のことを「集患」と言います。
これだけでも、訪問者が普段使っている言葉を使う理由がわかっていただけると思います。
2-2: 惜しまない
これは記事に答えや解決策を「出し惜しみしない」ということです。
ブログで出し惜しみすると、すぐに訪問者は離脱します。
「続きは次回に」などとすると、ほとんど離脱します。
そして、離脱されたブログは「忘れられたまま」となり、二度と訪問されることはありません。
「読めば読むほど知りたくなる」記事を出し惜しみなく書いていきましょう。
2-3: 商品やサービスを決める
1記事に複数の商品やサービスを合わせて書かないようにしましょう。
基本は「1記事1商品(サービス)」にするのが読みやすくわかりやすいです。
どうしも「あれもこれも」と合わせて紹介したくなりますが、ここはグッとガマンして「1記事1アイテム」にする。
もし、関連したアイテムを紹介したいなら、ブログ記事の中で内部リンクを使って紹介しましょう。
また、関連した優れたアイテムが複数あるなら、それぞれの記事へ内部リンクをつけた「まとめ記事」を作ることが、訪問者にとって最適な記事となるでしょう。
2-4: お客様の声
自分が言う「良いです」よりも、他人の「良いです」は、非常に効果があります。
ぜひ、お客様の声をいただいて記事に掲載しましょう。
『安心してお願いできました!』
『三ヶ月でPVが2.5倍になりました!』
『問い合わせがドンドン入ってくるようになりました!』
自分が言うよりも、お客様に言ってもらった方が信頼度が高くなりますし、同じように悩んでいたり問題を解決したい人に共感してもらいやすくなります。
第三者からの声は、最高の集客効果があります。
2-5: メルマガ読者を作る
ブログへの訪問者のメールアドレスをもらいましょう。
集客方法にはSNSが良いとも言われていますが、メールを使ったメルマガは今でも集客効率が高い方法です。
メールを送信できるということは、いつでも連絡を取ることができるということですし、コミュニケーションを取る方法を手にしているということでもあります。
相手が行動してくれるのを、ただジッと待つだけではないのです。
また、メルマガを読んでくれている方は、あなたの見込み客となる確率が高いと言えます。
興味がなければ解約されますから、読み続けてくれているということは、何らかの興味を持ち続けてくれているということ。
「ブログを更新しました」だけでも良いですから、ただの訪問者からメールアドレスをいただいて「見込み客候補」へランクアップさせることも必要です。
3: ブログを始めたところの人はこれをやって
『結構がんばって1ヶ月、毎日1記事ずつ書いたわ。
・・・、そやのに、ぜんぜん変わらんやん。』
『もう一息、がんばりましょう!』
『こんにちは。流石に、こっちもあんたの登場に慣れたわ。』
『1ヶ月では変わりません。
3ヶ月、がんばって見てください!』
『な、なんやて~、3ヶ月もやるんかいな?』
『じゃあ、別の方法をお教えします。』
『なんや、他にもあるんかいな。
びっくりしたわ、3ヶ月も毎日できるかいな。』
『100記事、書いてください!』
『あ、あんた、鬼やな!
100記事て、1日1記事で3ヶ月強やがな。』
『どちらかを選んでください。
たいして変わりませんが、選択肢はあったほうが、、、ね?』
『「ね?」って、なんやねん!どっちも同じやないか!』
『さぁ~覚悟を決めるときですよ~。』
ブログ集客のためには、検索上位を狙うことが必要です。
そのためには、記事数が増え、Googleに登録される数が増えると検索上位に上がってくるチャンスが増えます。
検索上位10位以内の記事が多いと、それだけで訪問者が増えますから集客できる確率もアップします。
ということで、最初は「覚悟を決めて」100記事を目標にしましょう。
とにかくブログのデザインや細かな機能は気にせず、ひたすら専門性の高い記事を書くことにフォーカスしてください。
書き続けると、どんどんと良い記事が書けるようになります。
これは、専門職のライターも同じそうです。
まずは「書く」ことにフォーカスです。
4: ブログ中級者はこれを確認
『いや~、なんか最近、見てくれる人が増えたな~。
「PV数」って言うのが増えて、うれしいもんや。
あのボード持って家宅侵入した人のお陰やな。』
『ズレてます!
ズレてきてます!
放っておくと、もっとズレます!』
『おっ!久しぶりやん。元気にしてたか?
最近な、見てくれる人が増えて喜んでるねん。
ホンマ、ありがとうな。』
『あなたは気づいていないのですね?』
『なにが?』
『「PV数」を増やすために、本来の目的からズレています。』
『えっ?マーベルは書いてヘンで。』
『目的は何だったのか、ということです。
「PV数」を増やすことでは、なかったはずです。
「お問い合わせ」を増やすのが目的だったはずです。』
『痛いとこ突きよんな・・・。』
続けていると知らない間に「PV数」が気になる時期があります。
確かに「PV数」が増えると「問い合わせ」が増える確率はアップします。
しかし、もっと効果的に「問い合わせ」に誘導する方法がないか、見直してみましょう。
- 記事の最後に「問い合わせ」に誘導するボタンを追加する
- 「問い合わせ」したくなる専門性の高い記事を書く
- 訪問した人の視線の動きを考えて、「問い合わせ」へのボタンやリンクを配置する
- 記事を読んで解決した人が、続けてどんな問題に遭遇するかを探り、問い合わせへ誘導できないか検討する
ブログを始めた目的を思い出し、ズレがあれば修正することを意識しておいてください。
5: 最も重要なこと、それは「リライト」
『過去の記事を読み直してますか!』
『びっくりしたぁ~。
いつも、突然やな。かまへんけど、ピンポンくらい押してえや。
過去の記事てなんや。
二ヶ月も三ヶ月も前に書いた記事がどうしてん。』
『過去に書いた記事で、今でも読まれている記事があるでしょう。』
『あ~あるよ。10個くらいあるかな?』
『それ、チャンスです!
集客チャンスです!』
『何がチャンスやねんな。』
『今すぐ「リライト」しましょう。』
『「リライト」ってなんや?』
「リライト」とは、既に公開している記事の中で、アクセスされることが多い記事に情報を書き加えたり、最新の情報に変更したりすることです。
- 書いたときから状況が変わって、付け加える情報が増えている。
- ライバル会社の記事を見ると、自分の記事にない情報が載っていたので、もう一度調べて追加する。
アクセスされているということは、興味を持って訪問してくれている人がいるということです。
興味を持ってもらい「問い合わせ」に進んでもらうには、常にベストな状態の記事にアップデートしておくことが大切です。
ブログの記事は「公開してからが勝負」とも言えます。
過去に書いた記事で、今もアクセスされているものは、アップデートすることを忘れないようにしましょう。
ここでリライトするときのポイントを紹介しておきます。
- 新しい情報があれば更新する
- リンクを付けた先が無くなっていないか確認する
- 訪問者が「欲しい」ものとズレはないか確認する
- ライバルの記事よりも読みやすくなっているか
- 不足している情報はないか
ブログは書いて終わりではありません。
読まれていない記事を「リライト」する必要はありませんが、いつも読まれている記事は「リライト」して、どんどんと効果を強くしていくことが、ブログで集客するためには必要です。
6: まとめ
今回は「基本中の基本」をお話しました。
どれも今まで、どこかで読まれたり聞かれたりしたことかもしれません。
しかし、思い出してほしいのですが、この基本をやっている人達が2割に入っているということ。
知っていても「やってない」のであれば、それは知らないことと同じなんです。
僕たちは知識として持っていることを見たり読んだりすると「あ~、○○で見たことがある。」と判断してしまい、そのまま行動しないことが多いものです。
でも、知っていると実践しているは、全く別のことだと気づくことが必要でしょう。
この記事に書いた「基本中の基本」が自分のブログで行われていないと思われたなら、「今、始めて見た」という気持ちに切り替え、今すぐ行動し実践してほしいと思います。
今、行動しないと、これからも「基本中の基本」を知っているだけで使うことはないでしょう。
そして、その結末に待っているのは「集客できない」「問い合わせが増えない」という、今と全く同じ事象だということは明らかです。
今すぐあなたのブログを見て、どの基本が出来ていないのかを調べてみてください。
もし
- 自分のブログは自分ではわからない。
- 一度、専門家に診断して欲しい。
- ホームページも見て欲しい。
- これからブログを始めたいけど、どうしていいのか分からない。
- ホームページで自社のサービス・商品が思った以上に売れない。
という方は、ぜひSONIDOの「お問い合わせ」からご連絡ください。
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