集客用ホームページ制作のコツと流れを解説
ネットで検索して商品やサービスを探す人が増えています。そのため集客用ホームページを手に入れたいと考えている経営者の方も増えています。
特にデジタル化への波が進んでいるため、小さな個人店から中小企業まで事業規模に関係なく、集客用ホームページを制作していこうという動きがあります。
そこで今回は、集客用ホームページ制作を得意としているSONIDOが、実際に自分たちがやっている制作のコツや流れを解説していきます。
1: 集客用ホームページに必要なポイント
それは、24時間365日、休むことなく、あなたの代わりをしてくれる優秀な営業マンを育成することです。
このポイントなくして、集客用ホームページを持つ理由はありません。このような優秀な営業マンを手に入れる必要がないのなら、あなたはホームページで集客する理由も必要性もありませんので、もっと他のことに費用や時間を使いましょう。
多くの経営者が間違えるのですが、実は集客用ホームページは必要なかったということもあります。集客用ホームページに必要なのは、優秀な営業マンが必要な会社だけです。
2: ホームページで集客に成功するコツ
それではホームページで集客に成功するコツをお話していきます。集客用ホームページを制作するときには、どれも外すことはできません。もし外してしまうと高い買い物をしただけか、無駄な時間を使ったことになります。
(1)企画段階で競合を振り落とす
ホームページはスマートフォン1台で簡単に競合と比較されてしまいます。実際に店舗へ足を運ぶ必要はありませんから、消費者からすると簡単に比較できてしまいます。
このような事実を理解した上でコツとして知っておいていただきたいのが、企画段階からきちんと競合を調べ、戦略や仕組みを立てておくことです。
ホームページは企画段階がものすごく大切です。この段階の調査や分析によって競合との関係性が決まると言っても過言ではありません。
小手先の技で勝てるという時代ではなくなっていますので、マーケティングという視点で考えていく必要があります。
(2)選ばれるために心に響く原稿を用意する
集客用ホームページで間違えられやすいのが原稿です。
ホームページはデザインからのインパクトも必要ですが、最も大切なのは訪問者へ
- なるほど
- そのとおり
- そうそう
と感じてもらい選ばれるために心へ響かせる原稿の存在です。
いくらデザインが凝っていても、内容を読んだときに感心できない、共感できない内容では問い合わせや相談へ進んでもらうことはできません。
見映えばかりにとらわれたホームページは集客に強くないと言えます。
(3)原稿にふさわしいデザインを作る
心に響く原稿が用意された後、原稿の内容を表現するデザインを作りましょう。
- 見やすく
- 迷わず
- わかりやすい
こういうデザインが必要です。単にデザイン上、
- かわいい
- きれい
- かっこいい
- 新しい技術がいっぱい
- 動画ふんだんに使われている
このようにするのが目的ではありません。目的は集客用ですから、集客のための必要なデザインを進めましょう。
作る人の好みでデザインをする。作る人の趣味で新しい技術を取り入れる。これは間違いへの一歩です。
(4)アクセスを増やす施策を考える
ホームページは作ったままでは集客できません。そこでホームページへのアクセスを増やす施策を考えましょう。
SONIDOの場合ですと、企画段階でマーケティングまで考えますので、同時にアクセス増加の施策も検討するようにしています。
(5)スマートフォン対応は必須
ホームページで集客に成功するなら、スマートフォンへの対応は必須だと考えておきましょう。
多くの人がスマートフォンを日常で使っています。パソコンよりも使い慣れているデバイスですから、ホームページへアクセスされる可能性も高いはず。そこでパソコンだけで快適に見られるデザインではなく、スマートフォンでも快適に見られるデザインを用意しておきましょう。
3: 実際にやっている制作の流れとは
それではSONIDOが実際にやっている制作の流れをお話します。あなたの集客用ホームページ制作の参考になれば幸いです。
(1)プランニング
最初に行うのはホームページ全体のプランニングです。
- ホームページの目的
- ターゲットの設定
- ブランディング
- マーケティング
- 納期
今回のケースであれば、ホームページの目的は「集客」です。ただ、集客という目的の先にどのようなゴールを用意するのかを明確にしておく必要があります。
例えば集客した後
- 問い合わせをもらう
- 相談を受ける
- 資料をダウンロードされる
- Facebookへ「いいね」される
ゴール設定も同時にやっておかないと、集めるべき人がわからなくなり、曖昧なホームページが出来上がります。
次に大切なのがゴールへ導くために集めたいターゲット設定です。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 年収
他にもありますが、どのような人に集まってほしいのかを考えましょう。人物像を深掘りし具体的な理想のお客様をイメージします。
ここまでできると、ターゲットにふさわしいブランディングやマーケティングを考えることができます。
最後に忘れてはいけないのが、いつまでにホームページを公開するのかです。ここが決まっていないと、いつまで経っても公開されません。時間ばかり無駄にしていることになります。
(2)ヒアリング
プランニングを元にしてヒアリングをします。SONIDOの場合ですと経営者の方や、代表者の方へヒアリングすることが多いです。
細かなこだわりや事例、競合と差別化できるポイント。これまで成功した販売方法や、失敗した方法など。
自社で制作される場合、ヒアリングは難しいかもしれませんので、ここだけは外部の人に手伝ってもらった方がスムーズに進むかもしれません。
(3)サイトマップ作成
どのようなページ構成にするかを作成します。サイトマップはホームページの大きな設計書になりますので、必ず作っておきましょう。
担当者が複数の場合、サイトマップがあると意見の食い違いや認識のズレを少なくできます。
(4)原稿執筆
原稿を執筆しましょう。ポイントはターゲットへ向けて書くことです。
あなたが話したいことではなく、ターゲットが知りたいことを伝える姿勢が大切です。原稿が書ければ一晩おいておき、翌日に見直して編集しましょう。
全てのページの原稿が書き終わって編集まで完了すれば、第三者へ読んでもらうと伝わりづらい部分が明確になり、良い改善をすることができます。
(5)デザイン制作
原稿に合ったデザインを行います。
色や画像を決め、統一感のあるホームページに仕上げましょう。画像に関しては、社内に得意な人がいれば良いですが、そうでない場合はトップページの画像くらいはプロのカメラマンに撮影してもらいましょう。
見た感じの信頼性や品質が全く違います。
(6)サーバー準備&本番環境へアップロード
作ったホームページをサーバーへアップロードします。
最初からサーバー内で制作されている場合は、この作業は必要ありません。
(7)分析設定
Googleアナリティクスやサーチコンソールの設定も行っておきましょう。
この設定がないと、ホームページの状況を分析することができませんので、改善箇所を見つけることができません。
(8)公開
いよいよ公開します。
うれしい瞬間です。
(9)アクセス対策スタート
公開して終わり。そんなことはありません。ここからがスタートです。
SEO対策や広告運営を行い、アクセス対策をスタートします。一般的にはプランニングの段階でアクセス対策も決めていますので、スムーズに進めることができます。
4: まとめ
集客用ホームページの制作方法について解説しました。
ポイントは「お客様視点」で考えること。そして原稿が重要。その次にデザイン。
このように考えていただきたいということです。
あなたの集客用ホームページ制作の参考になれば幸いです。