ブログの記事やコンテンツで集客する15のコツ
大変残念な話から。
ネットにたくさん載っている「ブログで集客する方法」ですが、よ~く見てもらうと、ほとんどの内容は
- PVアップ
- PVアップ
- PVアップ
を目指しています。
確かにPVアップは訪問者数を上げることにつながりますから、全く必要ではないとは言いません。
しかし、このような内容だけを信じ切って、あなたのホームページやブログを調整したとしても、それは時間と労力を掛けただけで何の成果も感じられない無駄なことになってしまいます。
では、どうしてこのようなことになるのでしょうか。
今回は、ビジネスとしてホームページから集客するために必要な考え方とコツを紹介していきます。
目次
- 1: 僕たちがブログ記事やコンテンツから集客するために知っておくこと
- 2: ブログ記事やコンテンツから集客するコツ
- 2.1: あなたのビジネスを明確にしょう
- 2.2: あなたが解決できることはナニ?
- 2.3: 解決を期待している人は誰?
- 2.4: どんな悩みや不安を持っているか調査せよ!
- 2.5: 解決するために調べるキーワードを発掘する
- 2.6: お宝キーワードをタイトルへ入れろ
- 2.7: アウトラインを丁寧に作り込め
- 2.8: アウトラインに沿ってとにかく書く
- 2.9: ややこしい出現率なんて気にしなくていい
- 2.10: 2000文字は誰でも突破できる!
- 2.11: 継続して書く
- 2.12: 専門的な内容をアピール
- 2.13: SNSは面倒なら積極的にやらない
- 2.14: 最初は競合なんて無視して大丈夫
- 2.15: PVアップだけの情報に惑わされない
- 3: まとめ
1: 僕たちがブログ記事やコンテンツから集客するために知っておくこと
これからお話することは、リアルな店舗や事務所でビジネスを行いながら、ホームページから集客を生み出し成果に結びつけようとしている方だけに意味のある内容です。
間違っても、アフィリエイトやアドセンスなどで稼ごうとされている方へ向けた内容ではありませんし、このような方法で稼ごうとされている方が読み進められた場合、大変気分を害される可能性があります。
ですから、僕は今からあなたに質問をします。
質問から3秒で決断してください。
『あなたのビジネスはリアルビジネスですか?』
1秒、、、2秒、、、3秒、、、。
YESの方は、このまま読み進めてください。
NOだった方は、こちらをクリックしてください。
では、はじめましょう。
まず、僕たちがブログ記事やコンテンツから集客するために知っておかないといけないことがありますのでお伝えします。
もっとも重要なことは、僕たちはアフィリエイト収入や広告収入を得ることに目的をおいているわけではないということです。
こういった収入はPV数に影響を受けます。
ブログ記事やコンテンツの内容が専門的なことよりも、お役立ち情報よりも、
「今、話題になっていること」
これがキーワードとなり、とにかくPV数を上げ、ページを閲覧させることが大切なのです。
しかし、ここであなたに考えていただきたいのですが、このように「とにかく集める」と、どのようなことが起こると思いますか。
すぐに思いつくのは「無料、タダ、安い」が大好きな人が集まってきやすくなります。
まさに「とりあえず」な見込み客がドーンと集まる。
その結果、PV数は右肩上がりになるかもしれませんが、あなたが望むビジネスのお客様として見た場合、簡単にクレームが起こりそうな「とにかく」な人たちばかりが登場。
僕は、このような人を集めたいとは思っていません。
あなたも、同じだと思います。
ですから僕たちが最初にきちんと自分自身へ落とし込んでおかないといけないことは、PV数ばかりを気にすることではなく、
『ビジネスでの集客自動化のためにホームページから何を発信すれば良いのか』
ということなのです。
僕たちに必要なのは、PV数という数値ではなく、自分の価値観に近いお客様をひきつけることです。
毎月3000PVしかなくても、価値観の近いお客様から30名問い合わせがあれば、すばらしいと思いませんか。
どちらにしても、僕たちのビジネスにおける収益の80%を占めているのは全顧客の20%だと言われています。(パレートの法則ですね。)
だったら、20%の顧客を25%にすることを目指すだけで良いのではないでしょうか。
それでは、このような集客をホームページから行うために必要なコツを、SONIDOの実体験から15の項目にまとめました。
ぜひ次へ読み進んでいただき、すぐに実践してください。
2: ブログ記事やコンテンツから集客するコツ
これから公開する15の項目は、基本的なことばかりです。
しかし、これら基本的なことが出来ていないばかりに、ライバルサイトに負けているということもあります。
しっかり、ひとつずつ見ていってください。
2.1: あなたのビジネスを明確にしょう
あなたの肩書きや専門性はどんなことでしょうか。
よくオリジナルな肩書きや専門家ポジションを公表されている方がいらっしゃいますが、その意味が相手に伝わっていないと意味がありません。
オリジナルということは、世間には浸透していないということでもありますから、見る人の意識レベルによっては
「ハァ?だから何ができる人?」
となってしまいます。
起業家セミナーなどで「世界で一つだけの肩書きを作りましょう」と言われることがありますが、きちんと相手に意味が通じるものでないといけません。
そのためには、あなたのビジネスを明確にしておく必要があります。
2.2: あなたが解決できることはナニ?
あなたのビジネスで、どのようなことが解決できるでしょうか。
例えば、これも見かけることが多いのですが、整体院や整骨院さんで「骨盤矯正」が得意というもの。
これ、完璧に間違っています。
確かに「骨盤矯正」が得意なのかもしれませんが、骨盤矯正で何が解決できるのかが重要です。
骨盤矯正で
- ダイエットできるのか
- 腰痛が治るのか
- 頭痛が治るのか
他にも「ホームページから集客できます」というフレーズ。
あなたにとって、集客できることで何が解決できるのか、重要ではありませんか?
ただ漠然と数だけ集まるホームページを作ってもらっても意味がありませんよね。
とにかく興味を引くだけの、エンタメ感満載のホームページができあがっても、あなたの収入へ結びつかないのなら全く意味がありません。
これは、あなたが本来解決したいことを、何も解消していません。
だから、あなたは間違えないでください。
何が解決できるのかを明確にしてください。
2.3: 解決を期待している人は誰?
あなたのビジネスで解決できることが明確になれば、どんな人が解決したいと考えているのかを調べましょう。
それは、
- 主婦でしょうか
- OLさんでしょうか
- フリーターでしょうか
- 起業1年目の方でしょうか
- 起業5年目の方でしょうか
- 事業継承したい方でしょうか
- とにかくケチな人でしょうか
- どんぶり勘定が得意な人でしょうか
- 数字が大嫌いな経営者でしょうか
あなたのビジネスによって解決できることを「欲しい」と思っている人を見つけましょう。
これには、過去の取引や、あなたに仕事を依頼した人から見つけるのが一番の近道です。
あなたのビジネスに関わってきた人は、どういった人だったのか。
人間関係の整理も含めて、見直してみてください。
2.4: どんな悩みや不安を持っているか調査せよ!
解決できること。
解決したいと考えている人。
この2つが見えてくると、次のステップへ進むことができます。
次のステップとは、
「どのような悩みや不安を持っているのか」
表面的な欲求の後ろにある、本質的な部分を調査しましょう。
- どうしてベンツがほしいのか
- どうしてボルボがほしいのか
- どうしてアウディがほしいのか
- どうしてダイエットしたいのか
- どうしてノンオイルシャンプーを選ぶのか
- どうして食事に行くとすぐにインスタするのか
何かを購入したり、何かの行動を起こしたりするとき、人は裏側に本当の理由を隠し持っています。
この部分を調査することで、かなり強く相手の感情を揺さぶることができます。
調査の仕方のヒントとして紹介しますと
- どうして車のCMは美女がいるのか
- どうして日本人向けのコスメなのにモデルは外人なのか
こういったわかりやすいところから考える癖をつけてもらうと、あなたのビジネスを必要としている方の、本質的な悩みや不安を見つけだすことができます。
2.5: 解決するために調べるキーワードを発掘する
解決できること。
誰。
不安や悩み。
これらの情報から、「誰」が「不安や悩み」を「解決」したいと考えたとき、どのようなキーワード(言葉)を、スマホの検索窓に入力するでしょうか。
例えば、あなたが神奈川県の川崎駅に居たとします。
あなたは、少し休憩したいので「スタバ」に入ろうと思っています。
しかし、はじめての場所なので位置がわかりません。
このような場合、おそらく「川崎駅 スタバ」とか「スタバ 川崎」とか入力すると思います。(人によっては音声かもしれません。)
このケースと同じように、あなたのビジネスにおける事柄を検索するとき「誰」はどのような言葉を入力して調べるでしょうか。
今ではGoogleが提供する「キーワードプランナー」というツールもありますので、使われているキーワードを探すことも簡単にできます。
また、来店されたお客様に「どうやって調べました」と聞いてみるのもOKです。
2.6: お宝キーワードをタイトルへ入れろ
あなたのビジネスへ到達するためのキーワードが見つかると、それは「お宝キーワード」となります。
ひっそりと確実に、お宝キーワードをブログ記事やコンテンツのタイトルへ入れておきましょう。
ブログ記事やコンテンツのタイトルは、よく言われるとおり「SEO対策」の基本であり大変有効な対策方法です。
これを忘れてしまうなんて大変もったいないですね。
2.7: アウトラインを丁寧に作り込め
ブログ記事やコンテンツのアウトライン(大まかな流れ)を作りましょう。
実は、ブログ記事やコンテンツがスイスイ書けるかどうかは、アウトラインを丁寧に作り込んでいるかどうかにかかってきます。
流れが丁寧に作れていると、後は決まっている流れにそって、あなたの専門的な知識や経験をアウトプットするだけです。
焦って書き始めるよりも、アウトラインの作り込みだけに60分くらい使うつもりで向き合ってください。
2.8: アウトラインに沿ってとにかく書く
アウトラインが作り込めると、後は流れにそって書くだけです。
すでに書くことは決まっていますから、あなたの知っていることを吐き出していくだけですので簡単です。
あなたの前に座っている「はじめてのお客様」を思い起こしながら、説明しているように書いていきましょう。
2.9: ややこしい出現率なんて気にしなくていい
キーワードの出現率が「○○%」だからSEO対策が良いと言われることがあります。
しかし、最初からこんなテクニックを気にして書くことは無理です。
それに、このようなGoogleが公表していないテクニックは、いつ変更されるか誰にもわかりません。
こういうテクニックは誰もが気になります(僕も当然気になります)が、気にしすぎないことが大切です。
あなたがお客様へ話しているように書くことができれば、文章全体に必要なだけのキーワードが自然と散りばめられています。
ややこしい話をもっともらしくする方が世の中にはいらっしゃいますが、そんなことは気にせず、あなたはお客様へ話しかけているところをイメージしながら書くことの方が重要です。
2.10: 2000文字は誰でも突破できる!
ブログ記事やコンテンツを書くと、1500文字くらいは到達できるけれど、2000文字は無理とおっしゃる方がいらっしゃいます。
こういう場合、実は難しく書こうとしていることが多いです。
「わかりやすく」よりも「叱られない」書き方と言ったほうがいいかもしれないですね。
サラリーマンが会社で書くような文章になると、のびのびと書けませんので窮屈な文章になり、書き手もつまらないですから1500文字くらいで終了してしまうのです。
あなたが書くブログ記事やコンテンツを見て叱る人はいません。
気に入らないなら、その人は読まなければ良いだけです。
のびのびと、あなたが普段、お客様と話しているのと同じように書いていければ文字数なんてすぐに2000文字、3000文字へと進みます。
ブログ記事やコンテンツを書くときには「書くぞ!」と構えないでください。
緊張すると、あれこれ不安な要素が頭の中を駆けめぐります。
リラックスして、友人に話すつもりで書き始めてみると良いでしょう。
2.11: 継続して書く
無理なスケジュールは立てないことです。
重要なのは頓挫せず、継続してブログ記事やコンテンツを書くことです。
SONIDOの動きを見てもらうとわかりますが、基本的に週に1~2コンテンツだけのアップです。
アフェリエイターさんやブロガーさんのように、1日3記事とかアップする必要なんてありません。
だって僕たちは「PV数」が目的ではないのですから。
継続して書くことで、質の良いお客様と出会うことが僕たちの目的です。
2.12: 専門的な内容をアピール
専門的な内容をアピールしましょう。
このとき、専門用語の扱いに注意することを覚えておいてください。
と言いますのも、専門用語は決して悪者ではないからです。
専門用語を使うかどうかは「誰」によって決まってきます。
あなたの見込み客が「素人」さんなら、専門用語はさけるべきでしょう。
少しは勉強している方が相手なら、専門用語は相手の好奇心を揺さぶります。
相手がその道のプロなら、専門用語だけでOKです。
なんでもかんでも「専門用語はよろしくない」のではなく、「誰」に向けた情報発信なのかによって変化させることを忘れないでください。
2.13: SNSは面倒なら積極的にやらない
「SNSを使いましょう!」
という風に、商工会で行われるセミナーなんかでも聞きます。
でも、SNSは中途半端な気持ちでやってはいけません。
もし「SNSは面倒だからちょっと」ということであれば、積極的にやる必要はありません。
SONIDOを見てもらうとわかりますが、メインはすべてホームページです。
FacebookやTwitterへはコンテンツをアップしたときだけ自動的に連動して、「アップしましたよ」とだけ書き込まれています。
特に頻繁にプライベートな情報を公開していることはありません。
FBでコミュニティーを作っているわけでもありません。
でも、安定して検索から問い合わせをいただいています。
SNSは無理しない程度で活用してください。
2.14: 最初は競合なんて無視して大丈夫
ブログ記事やコンテンツを公開し始めると競合の状態が気になります。
しかし、ここで覚えておいてほしいのは、はじめてから半年間はライバルとの状況を気にしても意味がないということです。
Googleにおける検索順位は、なかなか安定してくれません。
また、突然の仕様変更などによって、大荒れになるときもあります。
ですから、最初の半年はライバルとの状況を気にするよりも、ライバルよりも良い情報を作り公開することだけに注力しましょう。
2.15: PVアップだけの情報に惑わされない
ここまでお読みいただいたのであれば、もうご理解いただけているかと思いますが、念のため最後にもう一度。
『僕たちはPVアップのためにやっているのではありません』
目的をいつも思い出してください。
そうしないと、ネットで「集客」と検索するだけで、PV数アップのテクニカル情報に捕らえられ、あなたのビジネスで成果が生み出されないところに無駄な時間と労力を使うことになります。
3: まとめ
今回は、ビジネスとしてホームページから集客するために必要な考え方とコツを紹介してきました。
この15のコツを見直していただくと、あなたのホームページ集客の成果も変化していくはずです。
- ややこしいこと。
- 小手先の技。
- グレーな手法。
こういったことに時間と労力を注ぎ込むより、真正面からズバッとやった方が後々まで効果が継続します。
さっそく今日から始めてみてください。