コカ・コーラのコンテンツマーケティング。「Coca Cola Journey」がすごい!
マーケティングやホームページ制作は集客において大切なことですよね。
あなたも一度はやってみようと考えたことがあるのではないでしょうか。
しかし、慣れていない人にとっては「まず何をすればいいのか?」と戸惑ってしまうこともあります。
半信半疑のままマーケティングやホームページ制作を行ったとしても、このやり方で合っているのか、また効果が出ているのかよくわからないといったことになりがちなので、難しい問題です。
他の企業を参考にするのが大切だと思うんです!
そのような時は他の企業が実際にどのようなマーケティング、ホームページ制作を行っているかを見てみるのがいいでしょう。
優秀なマーケティング戦略を実践している企業であればその活動は大いに参考になるはずです。
どのようなことでもそうですが、自分で一から考えてみるよりも、優れた考えを学んでから試した方がずっとうまくいくものです。
コカコーラのコンテンツマーケティングとは?
コンテンツマーケティングというのは簡単にいえば顧客が関心を持つようなコンテンツを用意して行うマーケティング手法のことです。
コンテンツはウェブサイトで利用できるようにし、顧客はそのコンテンツを通して企業への興味を深めます。
当然コンテンツの質が高ければ高いほど顧客の興味をひくのに役立ちます。
たとえば、あなたが普段インターネットに触れている時、面白い内容を載せているウェブサイトに出会ったら、そのサイトを提供している企業のことが自然と好きになってしまいますよね。
コンテンツマーケティングはこういった効果を狙っているわけです。
コカコーラは特にコンテンツマーケティングを盛んに行っている企業のひとつといえます。
たとえば「読み物系のコンテンツ」は代表的です。
読み物は万人の余暇を楽しい時間にするために役立つものなので、面白い記事を提供することができれば、強力なマーケティング効果を生みます。
コカコーラのすごいところは「読み物系のコンテンツ」の内容が必ずしもコカコーラ関係のものではないことです。
いくらウェブサイト訪問者に興味を持ってもらうためのコンテンツといえど、マーケティング目的であることには変わりないので、内容も自社関連のものにしたいのが大半の企業の本音ですが、コカコーラのコンテンツマーケティングはそれを覆します。
場合によってはどう考えてもコカコーラやその商品には結びつかないような内容のものも提供されているほどです。
コカ・コーラの「Coca Cola Journey」
たとえば「Coca Cola Journey」というコカコーラが提供しているウェブサイトがあります。
このサイトではジャンルごとに分けられた幅広い読み物系のコンテンツを閲覧することができます。
時には真面目系の記事も扱い、老若男女を問わない読者を獲得していることがわかります。
人気の記事にはたとえば「忙しいサラリーマンやキャリアウーマンに役立つ情報が紹介されている系統の記事」があげられます。
もちろんこのような記事は直接コカコーラの商品と繋がりがあるわけではありませんが、磨かれた文体を用いて妥協せずに質の高い記事を目指していることが見てとれる分、力の入れ具合がすごいです。
「Coca Cola Journey」は日本版はライススタイル記事
「Coca Cola Journey」は日本版のものもあります。こちらはすべて日本語でコンテンツが書かれているので、日本人でも気軽に読むことができます。また本家のウェブサイトと比べると日本版の「Coca Cola Journey」は取り扱っている記事もより気楽な内容となっています。
本家の方では社会的な読みごたえのある深い内容のものも多いですが、日本版はライフスタイル系の記事が顕著です。
でもマーケティングに効果あるの?
ところで、コカコーラ自体と関係のない記事を載せてもマーケティング的に意味がないのではないかとあなたは思うかもしれません。
しかし、コカコーラがコンテンツマーケティングで意識しているのは商品自体の売り込みではなく、商品に関わる自社全体のイメージなのですね。
自社のイメージを楽しいコンテンツを通して顧客に浸透させていき、結果的に各商品の売り上げを伸ばすことに成功しているのです。
コーラを飲んだ後の爽快感を伝える!?
また上記の狙いは読み物系コンテンツだけでなく、ゲームコンテンツや映像コンテンツにも表れています。
特に2013年から始まった若者向けのキャンペーンではいくつものウェブサイトを開設し、それらのサイトで利用できるゲームや動画を通して「コーラを飲んだ後の爽快感」が伝わるというイベントを行っています。
ゲームや映像は読み物よりも視覚的なインパクトが強いですし、わかりやすいものを求める若者に向いています。
このようにコンテンツの趣向を変えるだけで幅広いターゲット層に柔軟に対応できるということもコカコーラのコンテンツマーケティングから学べる点といえます。
まとめ
重要なのはマーケティングやホームページ制作を利用して集客をしたいのであれば、まず他の優れた企業を参考にすることです。
具体的にはコカコーラのコンテンツマーケティングを参考にするのがよく、商品とは直接関係のない内容も含めた記事や動画、ゲームなどを通し、顧客にブランドイメージを伝えていくその手法は斬新といわざるをえません。
またマーケティングターゲットに合わせ、提供するコンテンツを変化させるその柔軟性も見習いたいところですね。
近年は一般家庭にも広くインターネット環境が普及しているので、コンテンツマーケティングとの相性がいい時代といえます。
そしてコカコーラをはじめ、大手企業から中小企業まで幅広い企業がコンテンツマーケティングに参入してきており、これからますますの進化が期待されます。
そのため、まだコンテンツマーケティングを始めていない人はぜひこの記事を参考に始めてみることをおすすめします。
まずはCMSでホームページを作ろう!
まずはホームページの開設から始めていきましょう。
ホームページはコンテンツを掲載する土台となるものなので、これがなければマーケティングは始まりません。
現在はプログラミング知識がなくても手軽にホームページを開設できるサービスが多くありますし、素人でも頑張って勉強すれば開設できます。
ただ、やはりコンテンツマーケティングをやっている会社さんに頼むのがいいでしょう。
ホームページの開設が済んだら何でもいいのでコンテンツらしいものを載せていってみてください。
いきなり動画やゲームを作るのはさすがに難しいと思うので、最初は簡単な記事を書くのがいいでしょう。
ただ日記(日ごろ感じた事を共有して自分の考えを発信)をつけていくだけでも十分なコンテンツとなります。
慣れてきたら知識系の記事も載せていくと実用性が出て読者も増えるはずです。
コンテンツマーケティングは非常に幅広いやり方があるので、「こうでなくてはならない」ということはありません。
他の企業のマーケティング戦略を取り入れつつ、自社に最適な戦略を自由に開拓していってくださいね。
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