AISCEAS『アイシーズ』の時代へ。ホームページが今後あるべき形とは?
AISCEAS?えっ。何語?
アイシーズと読むそうですが、消費者の購買プロセスのモデルの事です。
アイシーズの事を知るとあなたのホームページの改善点が見えてくるかも知れません。
目次
AISCEAS『アイシーズ』とは?
アイシーズとは、消費者の購買プロセスのことで次の頭文字をとったものです。
- Attention(注意)
- Interest(関心)
- Search(検索)
- Comparison(比較)
- Examination(検討)
- Action(行動)
- Share(共有)
インターネットの普及によって、AISEAS「アイシーズ」の購買プロセスになっていると総務省が発表しています。
(出典)総務省「ICTインフラの進展が国民のライフスタイルや社会環境等に及ぼした影響と相互関係に関する調査」(平成23年)
AIDMAからAISASそしてAISCEASの時代になってきている事をまず把握しておきましょう。
インターネットの普及により、どこでも簡単に検索する事が出来る様になりました。
昔は、他の商品との比較が難しくテレビ広告のように記憶させる事ができれば商品は売れていました。
現在は、商品をネットで比較をし、購入者の口コミを確認して意思決定をします。
そして、購入した商品をSNSで共有できる事も容易になり、情報収集量が拡大していっています。
あなたも、食べた料理をシェアしたり、買ったものをシェアしたりした経験はあるのではないでしょうか?
そして、それをみた友人が「食べたい」、「欲しい」などの欲求を掻き立てられることも少なくないでしょう。
AISEAS「アイシーズ」によってホームページを見直す点
検索によって、比較・検討という項目が重要になってきました。
あなたの商品やサービスも興味をもたれれば、比較をされます。
なので商品ページやサービスページは強化しなければいけません。
しかし、サービスの事だけを詰め込みすぎはあまり好ましいとは言えません。
人はその「サービスによってもたらす結果」が欲しいのであって、あなたのサービスが欲しいわけではありません。
サービス内容を詰め込みすぎて、消費者が迷ったとします。
人は迷うと「あとで」になります。「あとでいいや」となれば、買わないと思った方がいいでしょう。
なので、サービス内容を多くするような事はしないで、価値を明確に伝える強化をしましょう。
価値を伝える強化として、ターゲットリサーチする必要があります。
一番良いリサーチ方法は既存顧客に聞くという事です。
あなたはこのサービスを買ったおかげでどんな変化がありましたか?
サービスの満足ではなく、サービスを受けた人のどんな欲求が満たされたのかを聞くのです。
また買わない理由も聞くのです。
買わない理由が分かれば、それを一つずつ潰してあげる事ができます。
比較段階になれば、欲求を刺激してあげ、購買意欲を高めてあげましょう。
アンケート貰ってますか?
次に検討段階です。
消費者はあなたがどんなにいい事を言っても、他人の意見の方を優先します。
なので、お客様アンケートを作成しアンケートをとりましょう。
そして、出来る限りホームページに反映させてあげましょう。
顧客アンケートの項目はしっかりと考えましょう。
顧客があなたのサービスや商品の価値を一番知っています。
なのでアンケート項目はしっかりと考えましょう。
例えば顧客がどんなストーリーであなたの商品を買ったのかが分かれば、ターゲットに対して注意を引くメッセージを作成することが出来ます。
なぜ、あなたの商品が必要なのかが分かれば、価値の伝え方が変わるかも知れません。
消費者の購買プロセスでも、まず注意があります。
ホームページでもいかに注意を引くかが重要になります。
CTA出来ていますか?
CTAとはCall To Action(コール トゥ アクション)の略です。
ホームページの訪問者を具体的な行動に誘導することです。
ホームページ閲覧者にどんな行動を起こして欲しいのかを明確してあげてください。
ホームページを閲覧している時は、情報に夢中です。
次にどんな行動をとっていいかを示してあげなければ、迷ってしまいます。
迷う→わからない→離脱という感じになります。
なので、きちんとCTAを設置してあげましょう。
このページを読んだら、資料請求するのか?電話させるのか?お問合わせページにいってもらうのか?
最終的に閲覧者にどんな行動をさせるのかを考え、きちんと誘導してあげましょう。
あなたのホームページに訪問するユーザーは道順など分かりません。
訪問するのが初めてならなおさらです。
きちんとおもてなしをしてあげましょう。
AISCEAS『アイシーズ』から学ぶホームページ集客の要素とは?
最後に、AISCEAS『アイシーズ』の観点から重点を置くホームページの要素とコンテンツを紹介します。
- 集客のためのコンテンツ
- ターゲットの注意を引くメッセージの作成
- 興味を持たせるコンテンツ
- 行動をおこさせるコンテンツ
です。
1・集客のためのコンテンツ
集客の為のコンテンツは、あなたの商品やサービスを知ってもらう為に書くコンテンツです。
知ってもらえなければ、ホームページはないものだと思いましょう。
ターゲットからキーワードを選定し、コンテンツを定期的にアップしましょう。
2・ターゲットの注意を引くメッセージの作成
注意を引くメッセージを考えましょう。
ホームページのトップや集客コンテンツの見出しなどです。
ターゲットが「え?」「ん?」となるようなコピーを考えましょう。
3・興味を持たせるコンテンツ
あなたの商品やサービスページ、お客さんの声や事例紹介など、興味を持たせるコンテンツを充実させましょう。
ユーザーに自分事と思わせるコンテンツ作りをしましょう。
4・行動をおこさせるコンテンツ
お問合わせにつなげるコンテンツを作成しましょう。
迷っている背中をおすようなコンテンツです。
ランディングページを作成したり、読みたくなる資料を作成し、資料請求などをさせるのもいいでしょう。
以上、AISCEAS『アイシーズ』の時代へ。ホームページが今後あるべき形とは?の紹介でした。
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