ホームページ集客コンテンツの作り方に必要なのはストーリーだった
ホームページで集客するためには、コンテンツが必要です。
このようにSONIDOではお伝えしています。
しかし、ただコンテンツを作っても
- 集客できない
- 問い合わせにつながらない
- リストが獲得できない
という状況に
「もうやめよう」
「挫折しそう」
「これは無理です」
こんなことを考えている方もいらっしゃるでしょう。
でも、こういう状況になっていることには理由があります。
その理由とは簡単です。
単にあなたのホームページのコンテンツには
「ストーリーがない」
それだけのことなんです。
今回はコンテンツの作り方に必要なポイント。
「ストーリー」について紹介してきます。
目次
1: ストーリーがなければ集客できない理由
集客できないホームページには共通した理由があります。
その理由とは、サイト全体を通して
「ストーリー」
がないことです。
サイト、コンテンツ、すべてにストーリーがない。
これはサイトを運営している会社の理念や方針がないのと同じです。
- どんな人を幸せにできるのか
- どんなことで地域に貢献できるのか
- どんなことで社会に役立てるのか
これだけではありませんが、理念や方針というものがないと、経営の軸がブレ続けます。
同じようにストーリーがないと、サイト全体の軸が崩れます。
コンテンツの内容も方向性が失われます。
このようになると、コンテンツの一部分だけを目にしたときは「ためになる」とか「おもしろい」という感情を持ちます。
でも、コンテンツの内容に深く進むと、全体としての一貫性が感じられないため「アレ?」という、何とも言葉では表しにくい感情が頭をもたげてきます。
こうなると訪問者は敏感です。
- 腑に落ちない
- 騙されている
- 素人っぽい
このような単純なイメージにつながり、コンテンツを最後まで読んだり見たりしても、決してあなたの顧客やファンにはなりません。
こんな残念なことになっているホームページやコンテンツは、山のようにあるでしょう。
一部分だけを評価すると優れている。
でも、総合的に評価するとバラバラ。
これは「ストーリー」を忘れた先に行き着いた結果だということです。
このように見ていくと、ホームページのコンテンツには「ストーリー」が必要だということがわかります。
では、ストーリーにはどのようなものがあるのでしょうか?
次に3つのアイデアを紹介します。
2: ストーリー3つのアイデア
2.1: 結果重視
多くの訪問者は「結果」を求めています。
ということは、ストーリーには「商品」や「サービス」をメインに入れるのではなく、訪問者がほしいもの、
すなわち「結果」を重視したストーリーを使いましょう。
例えば、ヘルニア治療を売り込みたいとしましょう。
この場合、訪問者がほしい結果は「ヘルニア治療」ではなく「腰痛が治る」ことです。
だとするとストーリーとしては、より「腰痛が治る」ことにフォーカスします。
そうですね、腰痛ベルトとか、簡単にできるマッサージとかでしょうか。
こういった結果を重視したストーリーを組立て、腰痛ベルトやマッサージで訪問した人に
「あなたの症状、ヘルニアかもしれませんよ?」
という提案をし、ヘルニア治療を提供する。
このようなストーリーが考えられます。
自分が売りたい「商品」「サービス」そのものを売り込むストーリーではなく、「結果」から「商品」「サービス」へ導くストーリーを使うことができます。
2.2: 競合差別化重視
業種によっては比較検討されることが「当たりまえ」という場合があります。
こんな場合には、ライバルと徹底的に比較したストーリーが使えます。
例えば、ライバルサイトを徹底的に検証することで、ライバルが売り込んでいる「強み」をまとめます。
その強みは自社と比べて「勝っている」または「負けている」、どちらなのかを冷静に検証します。
そして自社が「勝っている」部分を抜き出し、勝っている部分のストーリーを完成させます。
勝っている部分には、必ず何らかのストーリーがあります。
開発秘話や苦労の末の成功などが存在するもの。
そういったストーリーをベースにコンテンツとして作ります。
2.3: 長い目でピンポイント重視
SEO対策では「ロングテール」と呼ばれるキーワードを使うことで、検索してやってきた訪問者に、他と比較検討されにくくなる特徴があります。
この特徴は、次のようなシーンで効果的なストーリーを生み出せます。
例えば、多種多様なブランドの時計をメンテナンスできるなら、扱える時計ブランド、メンテナンスできる内容を細かくあぶり出し、「ブランド×メンテナンス内容」ごとの対応実績の多さを出したストーリーが考えられます。
このようなストーリーが考えられると、おのずとロングテールのキーワードも見えてきます。
「ブランド+修理」
「メーカー+修理」
もっと詳しく
「ブランド+オメガ+修理」
「ブランド+オーバーホール+費用」
こういったロングテールキーワードを活用することができますので、このキーワードでやってきた訪問者は、他のところと比較検討する確率がグンと下がることでしょう。
3: ストーリーコンテンツの作り方
ストーリーを使ったコンテンツを作るには、次のような流れがおすすめです。
すべてはここから始まります。
「誰」を明らかにすることを忘れないでください。
ターゲットが明らかになると、どんなストーリーが響くのかを考えます。
今回紹介した3つのアイデアをベースにしてもいいですね。
ここでのポイントは、あなたが語りたいストーリーではなく、ターゲットに合ったストーリーだということです。
ターゲットとストーリーが決まると、次にはコンテンツのアウトラインを作成します。
アウトラインはコンテンツの骨組みですから、面倒に感じても作っておくとストーリーの一貫性が失われなくなります。
ストーリーを使ったコンテンツは、一貫性が大切です。
いよいよコンテンツの作成を行います。
記事の場合もあるでしょう。
動画の場合もあるでしょう。
ターゲットに話しかけるように、アウトラインを確認しながら、ストーリーを仕上げてください。
コンテンツが作成できたら、もう一度最初から最後まで見直します。
ここでは記事なら誤字脱字のチェック。
動画なら言い回しや言い間違い、不適切な言葉はないかをチェックします。
その後に、一貫性が保たれているかを確認してください。
4: 1アイデア1コンテンツを忘れない
コンテンツを作成するとき、注意してもらいたいことがあります。
それは「1アイデア、1コンテンツ」ということです。
1つのアイデアで、1つのコンテンツを作る。
もし、1つのコンテンツに2つのアイデアが入っている場合、コンテンツの受け取り手は混乱します。
例えば、今あなたが読んでいるこのコンテンツ。
途中から「Facebook広告がですね~」という話が始まったとしたら、違和感を持たないでしょうか?
「コンテンツについての記事のはずなのに、どうしてFacebook広告なんだ」
こんな風に、頭の中で疑問を持ち、問いかけることになるでしょう。
こうなると、いったいこのコンテンツは「何がいいたいのかわからない」ものになりますから、コンテンツの受け取り手は混乱します。
必ず「1アイデア、1コンテンツ」を守ってください。
「2つ、3つのアイデアがあるんだ」
ということなら、コンテンツを2つ、3つ作りましょう。
5: まとめ
ホームページで集客するためにはコンテンツが必要です。
しかし冒頭にお話しましたように、多くのコンテンツには一貫したストーリーがありません。
そのため、訪問者を迷わせ、混乱させ、あなたが考えているように行動してくれない、そんな結果になっています。
難しく考える必要はありません。
次からコンテンツを作るときには、ターゲットに合わせた「ストーリー」を一緒に考えてみてほしいです。
これだけでコンテンツの内容も質も変わります。
ぜひ、次回のコンテンツ作成に取り入れてください。
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