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ランディングページとホームページの違いを解説~使い分けて売上向上計画

 
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インターネットで検索すると、大きく分けて2種類のページへたどり着きます。

 

1つがランディングページ、もうひとつがホームページ。

 

パッと見ただけでは違いがわからないかもしれません。しかし、それぞれに目的や特徴があり、違いを理解して使い分けているところはネットから売上向上しやすくなっています。

 

今回は、普段から意識していないと違いがわからない、ランディングページとホームページの違いについて解説していきます。

 

1: ランディングページとホームページの違いとは

この2つですが、何も意識していないまま見ていると違いがあるなんて思いもしません。

 

しかし、ウェブを使ったマーケティングを実践している人からすると、大きな違いがあり、それぞれの役割を上手に引き出して売上向上へつなげています。

 

あなたも、2つの違いを理解し、適切に使い分けられるようになってください。

 

(1)ランディングページとは

ランディングページについてお話していきます。

 

「ランディング=着地した」という意味があります。そのため直訳すると「着地したページ」となります。

 

本来ランディングページとは、インターネットで検索された結果や、チラシなどからアクセスされたとき、「最初に到達する=着地する」ページを意味していました。

 

そのため昔はランディングページと言っても、ブログの1ページであったり、会社概要のページであったりしていたわけです。

 

しかし、いつの頃からかランディングページとは、次のような特徴を持っているページを意味するようになりました。

[1]特徴

あなたが意識していなくても、過去に一度くらいは目にしているのが、縦長1ページで構成されたウェブページ。これがランディングページです。

 

通販番組のシナリオや、営業マンのセールストークを最適化し、上から下へ向かって読み進めてもらうことで購買意欲をかき立てるようになっています。

 

そして、購買意欲をかき立てるために、他のウェブページよりも「目を惹きつける」デザインになっていることが多いものです。

 

  • かわいいモデルさんの画像を使う
  • 二度見するような過激な画像を使う
  • 不安を感じさせるキャッチコピーを使う

 

様々な心理的方法、行動学などを活用している点もランディングページの特徴と言っても良いでしょう。

 

また、ランディングページから他のページへ移動できないようになっているのも特徴です。これは、たった一つの目的に向かって進んでもらいたいため、訪問している人に他の選択肢で迷わせない工夫と言えます。

 

さらにランディングページで提供する情報ですが、非常に限定的になっています。ランディングページでは、1つの商品やサービスだけを取り上げます。1つのランディングページで複数の商品やサービスを取り上げることはありません。

 

この作りの方が、訪問者があれこれ悩まなくてすみますし、他の情報で気をちらしてほしくないという思いもあります。

[2]目的

このような特徴をもっているランディングページ。何のために存在しているのかをお話します。

 

ランディングページの中へ入ると、訪問者は選択肢がありません。読み進むのか離脱するのか二択です。

 

そして読み進めるとすると、最後には「○○に申し込む」かどうかの選択肢しかありません。

 

おわかりでしょうか?ランディングページの目的は、あなたが決めた何らかのゴールへ向けて行動してもらうことだけなのです。

 

例えば、こんなゴールが一般的です。

 

  • 問い合わせをもらう
  • 無料相談に申し込んでもらう
  • 商談の日程を申し込んでもらう
  • 見積もりの申し込みをしてもらう
  • 購入してもらう

 

ランディングページの目的は、セールスへ特化しています。セールスへ特化していない 内容はランディングページではありません。ここ、間違えてはいけないポイントです。

 

(2)ホームページとは

つづいてホームページについてお話します。

[1]特徴

ホームページの特徴は、ランディングページとは正反対です。

 

まず構成されているページ数が違います。少なくても5ページくらいはあります。

 

そしてホームページは、「見てもらうこと」を意識した作りになっています。そのため、あちこちにリンクを張って回遊してもらいやすい環境を作り出します。

 

商品やサービスについても、複数あれば複数紹介します。訪問者は自分が気になったページへ簡単に移動できますので、ランディングページのような制限がありません。

 

必要なら、外部のサイトへリンクを張ることもあります。

[2]目的

ホームページの目的は、訪問者への情報提供です。

 

訪問者が不安にならないような情報。知りたい情報を提供することで信頼関係の構築に努めます。

 

信頼関係の先に、ホームページでも「問い合わせ」「相談」というゴールはありますが、ランディングページのように「ゴールだけ」が用意されていることはなく、他の選択肢もあります。

 

(3)共通するのは集客をどうするか

ランディングページもホームページも共通するのは、どうやって集客してくるのか。

 

次の方法があります。

[1]自然検索

GoogleやYahoo!で検索されたとき、検索結果から訪問してもらうことができます。

 

インターネットを使った集客方法の中で、もっともポピュラーな方法です。ポピュラーな方法なので、競合がうじゃうじゃいます。

 

どちらかというとホームページへ集客するに向いています。

[2]リスティング広告

インターネットの検索結果に広告を出す方法です。広告なので検索結果の中でも目立つところに表示されます。

 

ただし、広告ですから「広告費」がかかります。そのため中小零細企業、個人事業主の方の中でマーケティングを正しく理解できていない方が「とても嫌がる」方法の一つと言えます。

 

リスティング広告はランディングページの集客に向いています。

[3]SNS広告

インスタグラムやFacebookなど、SNSプラットフォームへ広告を出す方法です。こちらも広告なので費用が必要です。

 

あなたのお客様候補が若年層であったり、ママ世代であったりするなら成果を期待できる方法です。

 

こちらもマーケティングを理解できていない経営者の方は「とても嫌がる」方法です。

 

SNS広告はリスティング広告と同じく、ランディングページの集客に向いています。

[4]アナログ施策

チラシやフリーペーパーから集客する方法もあります。

 

  • 外壁塗装
  • 屋根塗装
  • リフォーム
  • 学習塾

 

新聞を取っている世代や、フリーペーパーを見る世代がお客様候補なら意味のある集客方法です。

 

アナログ施策は、ホームページにもランディングページにも、どちらの集客方法にも使えます

 

2: どちらから作ればいいのか?

ランディングページとホームページは、どちらから作ればいいのか悩まれる方がいらっしゃいます。

 

それぞれの目的がありますから、あなたがどういう結果を得たいのかによって変わって来ますが、現時点で両方ともお持ちでないのなら「ホームページ」から作られることをおすすめします。

 

というのも、ホームページの方が幅広く情報発信できますし、信頼感も高くなります。

 

例えば店舗ビジネスをされている場合ですと、ホームページで

 

  • 店舗情報
  • 住所
  • 営業時間
  • 定休日
  • ご予算

 

こういう情報を掲載しておけば、それだけで安心してもらえます。さらに、店長の挨拶やお店の雰囲気がわかる写真などを追加すると、お店の魅力をあますことなく、いつでも見てもらえる環境が完成します。

 

また、最近のホームページは自分で更新できる機能がありますので、新しい情報をどんどんと発信していくことで、よりお店の魅力を感じてもらいやすくなります。

 

ランディングページは、どうしてセールス色が強くなります。ホームページで情報基盤を持っていればセールス色が強くなっても、あなたの魅力やテイストを理解してもらいやすいのですが、ホームページが存在しないままランディングページだけを作ると、「売りたい売りたい」という色が全面に出てしまい、セールスに弱いお客様候補は逃げてしまいます。

 

3: ランディングページがあると良いコト

ホームページを持った後には、よりセールスして売上向上するためにランディングページを作りましょう。

 

(1)お問い合わせ数が伸びやすい

ランディングページを作ると、お問い合わせ数が伸びやすくなります。なぜなら、ランディングページへ入ると、問い合わせするかしないかの二択になるからです。

 

(2)商談や成約の確度が向上

ランディングページで行動を起こす人は、「できるだけすぐに」「今すぐ」何とかしたい人です。

 

ということは、問い合わせや相談があれば、その先の商談や成約への確度が高いと言えます。

 

(3)こちらの意図した流れで理解してもらいやすい

ランディングページは縦長です。そして上から下へ向かって読み進めるようになっています。

 

そのため、こちらが意図した流れで読み進めてもらいやすいのです。これ、セールスをするときに大変重要な要素です。

 

流れの良くないセールストークは、いくらがんばっても売れません。

 

(4)成果を把握しやすい

ランディングページでは、訪問者数、CV数などを数字で把握できます。

 

そのため、

 

  • 見られているのか
  • 途中で離脱されているのか
  • どれくらいCVしているのか

 

勘ではなく誰の目にも明らかな「数字」でわかるので、議論をするにしても論点が定まるようになります。

 

(5)PDCAを回しやすい

数字で結果がわかると、改善するポイントが見つけやすくなります。

 

そして改善するポイントが見つけられると、実際に改善への行動も起こしやすくなります。

 

さらに、改善への行動を起こした結果、どのように変化したのかも数字でわかりますから、モチベーションも維持しやすいです。

 

「PDCAを回す」と経営者の方が口癖のよう発言されることが増えましたが、実際に回せているところは少数です。なぜなら数字を元にして改善行動を起こしていないからです。

 

4: ランディングページのデメリット

ランディングページにはデメリットもあります。

 

(1)直帰率が高くなる

最後まで読み進めて申し込みしてもらえるのか、それとも離脱されて終わるのか。二つに一つです。

 

そのため数字を見ると「直帰率」が高くなります。ホームページのアクセス分析とは切り分けて判断するようにしてください。同じ基準で考えると、ランディングページは無駄の象徴に見えてきます。

 

(2)SEOは弱い

ランディングページは1ページで1つの商品やサービスの情報を提供します。そのため、SEOの視点で見ると、情報が網羅されていないと判断されます。

 

結果、Googleなどの検索エンジンでは低評価となりやすく、検索結果の上位へ表示されることは難しくなります。

 

(3)制作コストが必要

制作するためのコストが必要になります。

 

ホームページとは別に作りますので、費用負担がとても気になる方は手を出さないのが良いですね。

 

(4)商品毎に制作

ランディングページは商品毎に1ページずつ作ります。そのため制作の手間が増えますし管理・運用の手間も増えます。

 

(5)ターゲット毎に制作

さらにターゲット毎にも制作するのがベストですので、手間は増えてしまいます。

 

複数の商品やサービスを、幅広いターゲットへ提供しているところは、ランディングページを作るとき「かなり絞る」視点が必要です。

 

(6)制作コスト以外にもお金がかかる

ランディングページへ人を集めるためには「広告」が不可欠です。

 

もし広告費用が使えないのなら、ホームページから誘導するか、SNSから誘導するか、ポットペッパービューティーのようなポータルサイトから誘導するしかありません。

 

ランディングページを最も効果的に活用できる広告に関して、予算を決めて運用してもらうのがベストです。

 

5: まとめ

ランディングページとホームページは似ています。しかし目的が違います。

 

セールス色が強いランディングページ。信頼構築に強いホームページ。どちらも今後は重要となるアイテムです。

 

ホームページは持っているけれど、最近売上が落ちてきた。問い合わせが減っている。という場合は、ランディングページを。どちらも持っていないという方は、ホームページを検討してください。

 

 

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