WEB制作会社選びは集客に強いかがキモ!失敗しない特徴とは
2021年9月1日、デジタル庁がスタートしました。官民問わず、ビジネスでのデジタル活用は避けられない状況へと向かっています。
すでにホームページやECサイトをお持ちになり、スタートされている企業様は別として、
- これからスタートしようと考えている
- 新しい事業を始めるので新しいホームページを準備しよう
このように検討されている経営者の方にとっては、WEB制作会社を選ぶのが難しいと感じておられることも多々あると思います。
そこで今回は、WEB制作会社選びで気になる「集客」に強いところの選び方を解説していきます。
1: WEBでの集客に強い制作会社の特徴とは
WEBを使ってビジネスを行うなら、集客に強い制作会社を選ばなくては意味がありません。そうでないと、会社パンフレットと同じものが完成したり、消費者にとって意味の無いサイトが完成したり、暑苦しいセールスだけがギュッと詰まったホームページになってしまったりする可能性が高くなります。
(1)マーケティングを理解していることは必須
WEB制作会社選びで重要なのは集客をどのようにすれば良いのか。ここを知っていることが大切です。
だからと言って、広告を出しましょう、SEO対策しましょう、という提案だけではいけません。これらは「集客をするツール」でしかなく、「人を集める」仕組みではないからです。
言うなれば、ツールは戦術。仕組みは戦略。
いくら素晴らしい戦術があっても、戦い方が間違っていれば簡単に負けてしまいます。いくら重装備の武器があっても、高性能なヘリやドローンがあっても、効果的な戦略の上で活用しないと結果は出てきません。
そこでWEB制作会社選びで理解しておきたのが「ビジネスの戦略=マーケティング」を理解しているかどうか。
例えば、SONIDOの場合ですと「役立つ情報」を使ったマーケティングである「コンテンツマーケティング」という方法を得意としています。
制作会社によって得意なマーケティングは違います。そのため依頼を検討されるときには、目を付けたWEB制作会社が得意としているマーケティングを聞き出し、あなたのビジネスにフィットしているかどうかまで、しっかりと検討することが大切です。
最近では次のようなマーケティングが賑わっています。
- コンテンツマーケティング
- SNSマーケティング
- 動画マーケティング
他にもありますが、全てを使う必要はありません。ビジネスの流れと相性の良いマーケティングを検討することが重要です。
(2)SEO対策を理解している
インターネット上で情報を公開し、ビジネスへ繋げるためにはSEO対策を避けて通ることはできません。
そこでWEB制作会社選びでは、少なくとも
- SEO対策とは何か
- やってはいけないSEO対策とは
- 成功しやすいキーワード選定方法
- SEO対策したコンテンツ制作のレクチャー
- 公開後の計測方法のレクチャー
こうしたサービスを提供してもらえるのかどうかが重要になってきます。
というのも、SEO対策は近年かなり複雑で専門的な分野へと変化しています。プロの目から見ても検索上位にすることは、簡単ではなくなっています。
そのため、SEO対策の基礎的な知識をお持ちでなく、また学習する時間も持てない方が、今日から始めて1ヶ月で結果を出せることは「偶然」や「運」以外ありません。
こうした現状を考えると、あなたへ教えてくれる、または質問したら答えてくれるWEB制作会社であることが大切なポイントになってきます。
(3)「集客」という言葉の意味を理解している
一般的に「集客」というと、人を集めることを意味しています。
しかしWEB制作会社選びでは、この意味では不足しています。なぜならビジネスでは「人を集める」だけではなく、その先の成果も大切だから。
僕たちは郊外の村おこしや町おこし、商店街おこしのイベントで人を集めているのではありません。
人を集めたら、その先ではビジネスを生み出さなくてはいけません。
ここまで考えた上で「集客」という言葉を使っているのかどうか。相談するときから見極めておきましょう。
(4)テキストとデザインで行動を生み出せるのか
かっこいいキャッチコピー。今っぽいデザイン。
悪くはありません。素人同然のWEBサイトよりもプラス要素になります。しかし、ビジネスで使うホームページやECサイトは、「かっこいい」「今っぽい」だけでは売れません。
訪問者から成果を導き出すためには、
- 行動を生み出すテキスト
- 行動を生み出すデザイン
この2つが重要です。
例えば、7月中旬に公開したSONIDOのお客様がいらっしゃいます。このお客様の業種では、7月~8月は問い合わせが発生しないのが普通でした。
しかし、今回ホームページを変えたことで、
- WEBからの問い合わせが8件
- 電話からの問い合わせが10件
新しいホームページを公開した1ヶ月間で、このような成果が生まれました。
これは行動を生み出すことにフォーカスしたテキストとデザインがあるからこそ、成果が出たのだと思います。
「見た目が大手企業のサイトみたい」
こういう印象だけで勝負するのは危険です。中身がしっかりしているかどうか。訪問した人が次の行動を起こしたくなるかどうか。こういうポイントが提案されているかどうかで考えてみてください。
2: WEB制作会社が集客面で代行してくれるとうれしいこと
自社のリソースだけでは継続的な運営が難しい。中小企業様に多い悩みです。
そこでWEB制作会社によって集客面でのサポートを代行してくれると、継続的な運営もスムーズに進み、成果を生み出しやすくなります。
(1)テキストやデザインの改善提案
WEBサイトは作ってから育てることが大切です。そのため、ボタンのデザインや誘導する言葉を改善していくことも大事。
こういった細かな部分まで改善提案する代行サービスが用意されていると安心です。
(2)SEO対策のサポート
キーワード選定や状況の調査などを代行してくれるサービスがあると、コンテンツ制作が止まることもなくなります。
また、どういったキーワードで訪問者が来ているのかをつかむことで、新しい市場を開拓できる可能性も出てきます。
(3)SEOコンテンツ制作のレクチャー
自社でSEOコンテンツを制作したいが、制作する上でのポイントがわからない。
こういうケースもあります。そこでWEB制作会社にSEOコンテンツ制作の方法についてレクチャーしてくれる代行サービスがあると、ゼロから勉強していく時間が省けます。
(4)SEOコンテンツ制作の代行
自社で制作するのはリソース的に難しい。
こういう場合、WEB制作会社にSEOコンテンツのライティング代行をお願いできるなら安心です。
継続的なコンテンツ配信と運営を実現する方法の一つです。
(3)と(4)に関して気を付けてないといけないのは、「知っているだけ」の制作会社がいることです。SEO対策やSEOコンテンツ制作は「知っている」だけでは成果を出すことができません。WEB制作会社自ら「やっている」ことが本当に重要です。
というのも、自分でやっていないと「何をすればどうなるのか」「どれくらいの期間が必要なのか」が実体験としてわかりませんので、あなたの会社に合った提案やサポートができなくなるのです。
知識だけ欲しい方なら「知っている」だけで問題ありませんが、実運用まで考えられている前向きな経営者の方には「やっている」情報が必要になります。
3: まとめ
WEB制作会社選びは「集客」にフォーカスして探してもらいたいと思います。
そうでないと、費用と時間を掛けてホームページやECサイトを準備する意味がありません。
後は、ご自身のビジネスにフィットしたマーケティングを得意にしている制作会社と出会うこと。
- 流行っているから「SNSマーケティング」
- 無料で出来そうだし「コンテンツマーケティング」
- 動画が良いらしいから「動画マーケティング」
こういう決め方はおすすめできません。ビジネスに合ったマーケティングを選びましょう。そのマーケティングがいくら時代遅れであっても、あなたのビジネスに合っていないと成果を期待することはできません。