企業ホームページ制作にはコツがある!資料請求を生み出す秘訣とは
企業のホームページ(コーポレートサイト)を制作しようと考えておられる経営者の方、社内の担当者の方へ。
経済活動から普段の暮らし方まで大きな変化が起こった令和2年。多くのビジネスがオンラインへの参入を始めています。
これまでインターネットを使ったビジネス戦略を積極的に行ってこなかった業種や業界でも、今回ばかりはオンライン戦略を無視することはできなくなりました。
そこで、今回はインターネットを使ったビジネス戦略に不可欠となる「企業ホームページ」の制作を成功させる秘訣とコツについてお話していきます。
目次
1: 企業ホームページ制作で準備(調査)しておくこと
企業ホームページの制作を実施する前に、あなたが準備または調査しておく3つのことがあります。
(1)ドメイン
企業ホームページの住所でもある「ドメイン」。
ドメインとは、SONIDOを例にすると
sonido.jp
この部分です。
ドメインは早いもの勝ちなので、もしかするとあなたの会社名やブランド名、商品名に使いやすいドメイン名が、誰かに取得されてしまっているかもしれません。
ですから、企業ホームページを制作する前には、自分たちの使いたいドメイン名が空いているのか確認しましょう。
では、どこで確認できるのかというと、
- エックスドメイン
- さくらのドメイン
- お名前.com
- ムームードメイン
こういったドメイン取得が簡単にできるサービスもありますので、そこで検索して空いているかどうかを確認できます。
ドメインは年間利用料(管理手数料も含まれますが)を支払うことで、あなたのものになります。
ですから、調べたときに空いているなら、すぐに企業ホームページを制作するかどうかに関わらず、利用契約を済ませて自分たちのものにしておきましょう。
先ほども申し上げましたが「早いもの勝ち」なので、今日空いていても明日には無くなっているということも考えられます。
(2)サーバー
企業ホームページを置いておく場所をレンタルしましょう。
少し前なら、自社でサーバーをリース契約して持つのが一般的でしたが、最近ではセキュリティーの問題や運営技術の高度化によって「レンタル」するのがおすすめです。
- エックスサーバー(個人的オススメ)
- さくらサーバー
こういった日本でメジャーなレンタルサーバー会社に契約すると安心です。
費用は年間2万円くらいですし、経費として計上できますので大きな負担になりません。
(3)CMS
CMSとは、「コンテンツ・マネージメント・システム」の略です。
難しい名前ですが、名前は覚えなくてもかまいません。
僕たちに必要なのは、CMSと呼ばれるものをレンタルサーバーへ導入することで、自分たちでブログを書くような感覚のまま、企業ホームページの内容を充実させられる利便性です。
従来のホームページは、専門の制作会社やITの専門家でないと簡単には更新することができませんでした。
「夏期休暇のお知らせ」だけでも、更新するなら専門の人の手を借りないといけませんでした。しかしCMSを使うことで、専門の人でなくても簡単に最新情報に更新することができるのです。
このような3つのことを準備(調査)しておきましょう。そして、この3つの部分は、あなたの会社で管理しコントロールを握っておく必要があります。
特に「ドメイン」に関しては、あなたの会社を表す住所でもありますので、他の会社に管理させてはいけません。
2: 企業ホームページを制作する2つの方法とメリットデメリット
企業ホームページを制作するには、2つの方法があります。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、あなたの会社の人員や予算、公開までの期間を元に検討してみてください。
(1)自社で制作する
CMSを利用すると、少しだけ勉強した人がいれば、自分たちで企業ホームページを作り上げることができます。
■メリット
- 制作費用がかからない
- 制作スキルが身につく
■デメリット
- 制作するための学習が必要
- 公開までに時間がかかることが多い(半年~1年)
- 画像やテキストも自分たちで準備しないといけない
自社で制作すると、企業ホームページの作成に必要となるスキルが会社の財産になります。
また、社内の人員を使って制作するなら、外部への制作費用は必要なくなります(ただし、担当者への給与や残業代は必要になるでしょう)。
反対に、これはもっとも大きな問題になると思いますが、公開までに時間が必要だということです。これから半年、1年後に公開するとなると、競合に負けてしまってから公開することにもなりかねません。
また、公開までこぎ着ければ良いですが、頓挫してしまった場合は公開もできないですし、これまで使った時間は無駄になってしまいます。
何の効果も生み出さないことにリソースを使ってしまうことになりますので、ビジネスとして考えた場合「良くない選択」をしていることになります。
(2)制作会社へ依頼する
企業ホームページを制作している専門の会社へ依頼することもできます。
■メリット
- 公開までが早い
- 制作会社が持つノウハウがあるので資料請求などの効果を生み出しやすい
■デメリット
- 制作費用が必要
公開まで素早く進め、公開後には資料請求や問い合わせなど、ビジネスにプラスの効果を与える結果を求めるなら、制作会社へ依頼するのが得策です。
3: どちらの方法にも共通する大切なポイントとは
どちらの方法で企業ホームページを作るとしても、共通している大切なポイントがあります。
(1)ターゲット
企業ホームページへ訪問してもらいたいターゲットを明確にしましょう。「多くの皆さん」では、訪問してもらいにくくなります。
(2)デザイン
凝ったデザインではなく、シンプルでサクサク表示するデザインを心がけましょう。
また、最近はスマートフォンでご覧になる方も増えていますので
- パソコン
- スマートフォン
- タブレット
これら3つの機器で見やすく表示されることも忘れてはいけません。
(3)SEO
GoogleやYahoo!などから検索されたとき、あなたのホームページを上位に表示したいのなら、SEO対策という方法を組み込む必要があります。
SEO対策には、ターゲットの悩みや行動が強く影響していますので、1つ目にお話した「ターゲット」を明確にしておくことが関連していきます。
SEO対策についての詳しい内容は、以下のページでご覧いただけます。
『Googleで検索順位を上げる効果的なSEOの方法とは?』
『Googleで検索上位を狙うには?仕組みとポイントをホームページ集客のプロが伝授します』
4: 資料請求を生み出す秘訣と注意点
企業ホームページで誰もが期待していることというと、
- 資料請求
- 問い合わせ
では、企業ホームページを制作し公開するだけで、こういった嬉しいことが自動的に起こるのかというと、残念ながらそんなことはありません。
資料請求や問い合わせを起こすためには、次のような情報を最低限掲載しておく必要があります。
- 会社概要
- 事業紹介
- 事例
- 実績
- 問い合わせフォーム
- よくある質問
- プライバシーポリシー
そして、訪問した人が
- なるほど
- そうそう
- そういうこと
と感じるような役立つコンテンツも重要な要素になります。
今やインターネット上には多くの企業ホームページが存在します。その中であなたの会社を選んでもらうためには、訪問した人が「役立つ」「楽になる」「信頼できる」
このような気持ちになってもらえる仕掛けが必要なのです。そして、その先に
- 資料請求
- 問い合わせ
が待っているという流れが、ホームページだけで集客しているSONIDOおすすめの戦略です。
いきなり「資料請求してください!」「お電話で問い合わせ!」というのでは、今の人は逃げていきます。
そもそも「資料請求」したい人とは、まだ電話で話したくない人なんです。訪問者がどのような気持ちで企業ホームページへ訪れているのかを想像し、訪問者の気持ちに合わせたコミュニケーションのきっかけを準備しておくことが、期待する結果を生み出す秘訣です。
5: まとめ
企業ホームページの制作は、あなたの会社の紹介ではありますが、視点としては訪問者の気持ちで制作される必要があります。
訪問者の気持ち、知りたいこと、タイミング。
こういった視点から制作することで、あなたの企業ホームページも成果を得ることができるでしょう。
訪問者視点を忘れずに、企業ホームページ制作を検討いただきたいと思います。