ホームページの集客で失敗しない方法

ホームページで集客したいと考えている方へ。

 

今回お伝えする内容を参考にし、あなたのホームページをチェックしてもらえると、失敗することを回避できるはずです。

 

なぜなら、このチェックポイントは、SONIDOのホームページで実践している内容だからです。

 

お伝えする内容は、特別なスキルや知識が必要なものではありません。

ごく一般的な教育を受けられ、お客様の視点に立つことができる方なら、誰もがすぐに実践できることばかりです。

 

それでは最初に、どうして失敗するのか、理由を見ていきます。

1: ホームページ集客が失敗する理由

ホームページを公開してから1年以上経過しても、1件の問い合わせもないというところもあるでしょう。

 

ホームページ集客が失敗する理由を見ていきます。

 

1.1: 人が探していない

「ホームページから集客したい」という思いはあっても結果がそぐわない。

 

そういうホームページの多くは、結果以前に人が集まっていないことがほとんどです。

 

具体的なページを見てもらうよりも、問い合わせをもらうよりも前段階である「検索される回数が少ない」という事実があります。

 

あなたのホームページはどうでしょうか？

月間平均検索回数が10～100ばかりのものになっていませんか？

 

まずは、検索されるものでないと、人を集めることができません。

 

1.2: 動線がイマイチで成約しない

検索され見られているけれど、目的のところに到達しない。

 

これでは単に「見られている」だけですから、集客という意味では失敗しています。

 

このような失敗の理由に多いのが、目的までの動線を上手く設計していないことがあります。

 

せっかくページを見てもらえても、読み終わったときに次の行動へスムーズに進めないと目的を達成することはできません。

 

1.3: 何度も見てもらう仕掛けがない

1つのページを見て終わり。

 

こんなホームページも多いです。でも、これではもったいないです。

 

別のページを何度も回遊して見てもらえる仕掛け。

別の日に、もう一度戻ってきて見てもらえる仕掛け。

 

こういった戦略が必要です。

あなたのホームページには戦略があるでしょうか？

 

2: ホームページ集客で最初に必要なこと

ホームページから集客するとき、最初に押さえておきたいことがあります。

 

非常に基本的なことなのですが、残念ながらポイントを忘れてしまっている方がいらっしゃいます。

 

復習も含めて、3つのポイントを見ていきましょう。

 

2.1: 集めるための経路を知る

ホームページ集客を行うためには、どこからどうやって集めるのかを知る必要があります。

 

ホームページを持っているだけ集客できる時代は終わっています。あなたのホームページを見ることで役立つ人がどこにいるのか。

 

その人たちに、どうやって伝え、集まってもらうのか。

 

集めるための経路を知らないままですと、ホームページだけあっても全く集客できません。

 

まずは「魚が居る池」を知ることが重要です。

 

2.2: アクセスを集めるコンテンツを準備する

「魚が居る池」を知ることができると、次に必要なのは「魚が喜ぶエサ」です。

 

この場合のエサとは、アクセスを集めるコンテンツです。

 

エサは魚によって喜ぶものが違います。

これと同じで、コンテンツもあなたのターゲットによって喜ぶことが違っています。

 

「これが知りたかった」と思われるコンテンツを準備しましょう。

 

間違っても「あなたの自慢日記」が知りたいという人はいませんのでご注意ください。

 

2.3: 質と量の積み重ねが重要

喜ばれるコンテンツが1つ2つだけでは集客できません。

 

コンテンツには、質と量のバランスが大切です。

 

質の良いコンテンツだけで構成できるなら、20～30記事で集客できるでしょう。

 

しかし、より専門家としてアピールするなら、最低でも100記事は質の良いものを量産してもらいたいと思います。

 

5記事、10記事だけでは集客できません。

質と量の積み重ねが重要です。

 

3: 具体的な集める方法

それでは集める方法を紹介していきます。

 

それぞれに特徴がありますので、あなたのビジネスに合わせて選んでください。

 

3.1: SEO対策

ホームページ集客の王道「SEO対策」です。

 

この方法は、Googleなどの検索サイトから自然流入を促す手段です。

 

検索で入力されたキーワードに一致するコンテンツを準備し、あなたのコンテンツが検索結果の上位に表示されるように最適化します。

 

最適化に成功すれば、検索結果の1ページ目に登場しますので、あなたのページを選んでもらえる確率がアップします。

 

SEO対策の良いところは、ご自身で行うなら無料で出来ることです。

反対にデメリットは、成果に結びつけるまで時間と手間がかかることでしょう。

 

3.2: SNS投稿

コンテンツをSNSへ投稿することで、より多くの人へアプローチすることができます。

 

SNSは活用次第で、あなたの投稿した内容が拡散しますから、見込み客や潜在顧客を取り込むこともできます。

 

このようにSNS投稿は集客へのメリットが多いです。

 

デメリットは、SNSでのつながりがないと使っても効果を感じられないことです。

投稿した内容を見てもらうためには、こちらも相手の投稿へ反応しないと関係を築くことができません。

 

ということは、思っている以上に時間を取られることになります。

 

SNSをチェックして反応することが、日常の中に溶け込んでいる方なら問題なく活用できる方法です。

 

3.3: リスティング広告

キーワードを入力し検索されたとき、一致する結果の上位に広告を出す方法です。

 

キーワードを入力して情報を探している人へ広告を出しますから、選んでもらえる確率がアップします。

 

ネットを使った、非常に効率的な集める広告です。

 

広告費を出すことができるなら、ぜひ実践してもらいたい方法です。

 

3.4: SNS広告

SNSで広告を出し集める方法です。

 

SNSの場合、それぞれに特徴がありますので、どのような人が集まっているのかを理解して使いたいところです。

 

例えばInstagramへ広告を出すとき、男性ターゲットの広告を出しても成果を期待するのは難しいです。

 

理由は、Instagramの利用者には女性が圧倒的に多いからです。

 

このように「特性」を理解して使うことが必要です。

特性が一致すれば、広告費も安いので役立ちます。

 

4: それでも改善しない場合にやること

ここまでの方法やポイントを実践しても改善しない場合には、次から紹介するポイントがどうなっているのかチェックしてみてください。

 

4.1: ペルソナを確認する

ホームページに集客したいペルソナは明確か確認しましょう。

 

性別や年齢でもアプローチするポイントは違ってきます。

 

同じ女性でも、子育て中の方と、バリキャリの方では興味を持つところが変わってきます。

 

 

当然ですが、男性でも独身者と既婚者では違ってきますし、サラリーマンと経営者では大きく違ってきます。

 

ライフスタイルの多様化、職業の多様化、価値観の多様化により、ペルソナを決めないと誰にもアプローチできないことになります。

 

4.2: デザインと内容を検証する

ペルソナは決まっているのに集客できない。

 

こんな場合、ペルソナがイメージしているデザインにホームページが作られているかどうかを確認しましょう。

 

ホームページを見る人は、業種や内容によってあらかじめ「○○なイメージ」を描いています。

 

良い意味で既存のイメージを覆せると、それは驚きになり成功ですが、まずそんなことは起こりません。

 

ペルソナが信じている、または、パッとイメージするデザインと違った場合「怪しい」と感じられて終わるのが普通です。

 

過剰なデザインは必要ありませんが、ペルソナが描いているイメージを提供してあげることで、安心を伝えることができます。

 

4.3: 最終更新がいつかチェックする

あなたのホームページの最終更新はいつでしょうか。

 

もし、最終更新が去年の夏とか冬とかだったら、鮮度の低いホームページなので人は興味を持って集まってきません。

 

どちらかと言えば「ネットで人を集める気がない」会社だと思われる可能性が高いです。

 

ホームページを持つことは簡単です。

でも、そのままでは何も変化は起こりません。

 

最低でも月に2回は更新し続けましょう。

 

これからも放置し続けるのなら、宇宙に漂うゴミと同じように、腐りはしませんが何も変わらないものがネット上に浮かんでいるだけになります。

 

4.4: ホームページ集客の目的を明確にする

ホームページ集客の目的は明確でしょうか。

 

• 問い合わせしてもらいたい
• 販売したい
• メルマガ登録してほしい

 

人によって目的は様々ですが、明確でないと目的へ誘導することができません。

 

言い換えるなら、ホームページに「どのような仕事をしてもらいたいのか」ということです。

 

通りすがりの人へ「見ていってくださ～い」と声掛けだけする販売員で良いのか、声掛けしながら店内へ誘導する販売員が欲しいのか。

 

ホームページを一人のスタッフと考えてみると、目的を曖昧にしないはずです。

 

4.5: 解析しているかチェックする

ホームページを公開してから今日まで、どのようなアクセスがあったのかを解析していますか？

 

どのようなキーワードでホームページへたどり着いた人が居て、どのページからどこへ移動しているのかがわかっているでしょうか。

 

また、どのページに人気があり、目的へ到達する前には、何を見ていることが多いのかを把握できているでしょうか。

 

このような情報を、今は簡単に手に入れることができます。

しかも無料で手に入ります。

 

もしこういった解析データをチェックしていないのなら、ホームページをより良くすることはできません。

 

今週末から解析していきましょう。

 

4.6: 解析結果を使っているか確認する

解析するだけで終わってしまう方がおられます。

これ、時間の無駄ですからやめましょう。

 

解析した後は、結果を使って改善することで意味が出てきます。

 

ページのタイトルを変えてみる。

選びやすい場所にバナーを貼ってみる。

目的へ誘導するためにランディングページを追加する。

 

解析結果から改善点を洗い出し、実際に行動を起こすことで成果を感じることができます。

 

5: まとめ

ホームページで集客したいけれど失敗している方に多いポイントをお伝えしてきました。

 

こうやって見てみると、どれも特別難しいことではないのがわかります。

全てに共通していることですが、お客様目線で考えられると、どれもがスムーズに解決できます。

 

• お客様が欲しいもの
• お客様が情報交換しているところ
• お客様が信じていること
• お客様がイメージしていること

 

何が好きで、何が嫌いかもわかってきます。

 

こういった基本的な部分を押さえ改善することで、ホームページ集客は成功します。

 

今日から実践していただきたいと思います。