HPを作成して集客アップを狙う基礎知識と方法
「HPを作成すると集客できる!」
この話、ウソではありません。しかし、誰もが必ず手に入れられる結果でもないのが事実です。
ホームページを作るだけで明日から勝手に人が集まってきて、どんどん注文や問い合わせが入って、ウハウハな状態になるんじゃないか。
このような未来を思い描いておられるかもしれませんが、実際にやってみればわかります。せっかく作っても「誰も人が来ない」「何も売れない」「問い合わせゼロ」と嘆いている会社も少なくありません。
そこで重要なポイントがあります。どうして上手くいく会社と、そうでない会社に分かれてしまうのでしょうか?パッと見た感じ、どちらのホームページも同じように見えるのに。
今回は、ホームページ集客を専門に行っている制作会社「SONIDO」が、上手くいく会社とそうでない会社に分かれるポイントとなる基礎知識や制作方法を解説します。
目次
1: HPを作成するときに必要な最低限の構成
HP(ホームページ)を作成するときですが、訪問者へ関心をもってもらい、行動を生み出す下地を作るためには、必要最低限の構成というものを押さえておく必要があります。
(1)HPで最低限必要な構成
[1]トップページ
ホームページの「顔」です。雑誌や書籍に例えると表紙であり、目次です。
パッと見た瞬間に興味を引けるかどうか。どんな情報があるのかイメージできるかどうか。
また、トップページは目次のように、問い合わせや会社概要、サービス内容など様々なページへ簡単に移動できるプラットフォームという役割を持っています。
ホームページを作成するとき、無くてはならないのがトップページです。
[2]会社概要
会社の正式な名称や所在地、代表者などの情報を公開するページです。
趣味のホームページなら必要ないかもしれませんが、仕事で使うのなら信頼にも影響しますので、必ず用意しておきたいページです。
いくら「月商1000万円です!」「地域でめちゃくちゃ人気です!」と謳っていても、会社概要に正しく分かりやすい情報が掲載されていないと「怪しさ満点」です。
よくある「稼げます系」のホームページでは、会社概要がものすごく薄い内容になっています。住所すら曖昧だったり、電話番号も無かったり。これは、見つけられると困るからです。逃げたい心理ですね。
でも、あなたは違います。正々堂々と仕事をしているのですから、やましいことはありません。堂々と会社概要を発信しましょう。
[3]問い合わせフォーム
ホームページへ訪問した人から問い合わせできるようにすることも大切です。
仕事について、費用について、納期について。簡単に迷わず問い合わせできるようにしておきましょう。
[4]サービス内容
どのようなサービスを提供しているのか、きちんと説明することも必要です。
訪問者は、あなたのことをほとんど知りません。ですから、きちんと説明しないと「良くわからない会社」と思われてしまい、コミュニケーションが発生しなくなります。
例えばSONIDOのサービス内容のページをご覧頂くとわかりますが、何を提供しているのかがすぐにわかると思います。
あなたの提供できることを「わかりやすく」公開しましょう。
[5]自社の強み
競合との差別化にも役立ちます。また、訪問者へ他社との違いを正しく理解してもらうこともできます。
(2)より集客するために必要な構成要素
先ほどお話ししました5つのページだけでも集客するための下地になるのですが、より良い結果を考えるのなら、次のページも用意しておきたいところです。
[1]理念
[2]選ばれる理由
[3]よくある質問
[4]スタッフ紹介
これらのページは、あなたの仕事を訪問者へ一層理解してもらう助けになります。
どういった理念で事業をはじめたのか。競合がいる中で選ばれている理由は何なのか。
こういう情報が伝わると、人は「自分が目を付けたところは良いところだ」と考え始めます。すると、関係性が強固になるきっかけを得られますから、先へ進んでもらいやすくなるのです。
また、よくある質問は訪問者の疑問へ先回りすることで、より信頼感を強めるページとして働いてくれます。
最後のスタッフ紹介は、どんな人がやっているのか。「顔」が見えることで安心感を得てもらう働きがあります。
(3)成果を生み出すために必要な構成要素
ホームページを作成して集客したいのに、忘れられがちな要素があります。それがコレです。
「CTA」
「CTA」とは、Call To Actionの略です。ホームページの各ページの下へ「CTA」を正しく入れることで、訪問者が「あっ良いかも」と感じた瞬間を取りこぼすことなく、問い合わせや相談へ誘導する働きがあります。
CTAは訪問者を次へ進めさせる要素です。
SONIDOが制作しているホームページには、すべてCTAが入っています。また、CTAで表現するデザインやテキスト(文章)は、ホームページ全体のコンセプトに合わせた内容になっているため、取りこぼしのない誘導が実現できるようになっています。
あなたもホームページを作成して集客されるのなら、CTAを忘れず取り入れるようにしておいてください。
この要素のある・なしだけでも、成果が変化します。
(4)業種によっては必須ページもある
通信販売業や専門的な業界では、法律により義務で作成しないといけないページがあります。
例えば通信販売なら「特定商取引法」のページです。
また、義務ではありませんが、昨今の流れから申し上げますと「プライバシー」に関する規約のページも用意しておくことをおすすめします。
2: HPを作成する3つの方法
ホームページを作成されるときですが、大きく分けると次の3つの方法があることを知っておきましょう。
(1)友人・知人に頼む
誰もが一度は頭の中で考えた方法ではないでしょうか。
友人や知人にホームページを作れる人や作れそうな詳しい人が居ると、頼んでしまおうかと考えるものです。
この方法で注意したいのは、友人や知人なので細かい部分まで頼みづらいとか、後から修正をお願いしづらいとか、しつこく修正を頼んで人間関係がぎくしゃくしたとか、トラブルが発生する可能性を理解しておくことです。
距離が近すぎて言いづらい。反対に遠慮無く言ってしまう。どちらもこれまで築いた関係性を壊す原因になります。
また、費用や納期に関しても言いづらいことがあるでしょう。例えば、最初は10月末には公開したいと言っていたのに、友人の仕事が忙しくなり、ちっとも進まず10月末になっても公開できない。
こういうケースもあります。もし作成するホームページが趣味のものなら先延ばしになっても大きな影響はありませんが、仕事に関することで先延ばしになるということは、ビジネスチャンスを逃す可能性が高くなります。
すると、あなたはイライラしてしまい、友人との関係性がぎくしゃくしてしまうかもしれません。
友人や知人へ依頼するのは敷居が低いものですが、後悔する可能性もあることを理解しておきましょう。
(2)自分で作る
ご自身でホームページを作成されるという方法もあります。
この方法のメリットは、制作費用が必要なくなるということでしょう。しかし、よく考えてみてください。制作費用は必要なくなるかもしれませんが、制作に費やす時間は使っているのではありませんか?
あなたにとって、取り返すことができる「お金」と、二度と取り返せない「時間」なら、どちらが重要でしょうか。
僕なら「時間」が大切なので「お金」で解決できるのなら、そちらを選びます。
あなたにとって「お金:時間」の重要性をしっかり見極めてください。
もし「お金」の方が重要なら、ご自身で作成されるのがベストな選択です。
(3)制作会社やフリーランスへ依頼する
ホームページ制作を専門に行っている会社やフリーランスへ依頼する方法があります。
この方法のメリットは、専門のスキルを持った人材が作りますから、あなたが要点を伝えた後は、プロに任せておけることです。
デメリットは、制作に必要な「対価」を準備すること。
これまでの僕の経験から申し上げますと、次のようになります。
HTMLやCSS、JavaScript、ワードプレスなどIT関係の知識と技術をお持ちなら「自分で作る」のが良いでしょう。
デザインに強いこだわりをお持ちなら、この場合も「自分で作る」道をおすすめします。
IT関係の知識や技術が良くわからない方は、制作会社やフリーランスへ依頼するのが成功への近道です。
「お金は出したくない。でも、自分の言うことを聞いて良いものを作って欲しい。」虫のいい話ですが、この考えを貫きたい方は、ご自身にとって都合の良い「友人・知人」へ頼みましょう。ただし、良い人間関係は維持できないはずです。
3: HPで集客できると得られるメリットとは
ホームページを作成して集客できると得られるメリットをご紹介しておきます。ここで紹介する内容は、SONIDOが実際に経験した内容です。机上の話ではありませんし、どこか別の会社の実績を聞きかじったものでもありません。
(1)売上アップ
ホームページから集客できると、他の営業方法で集客するよりも成約率が高くなります。
これには理由がありまして、ホームページから集客した方達とは、比較的早いタイミングで価値観の共有ができるからです。
人は「この人、良さそう」という小さな信頼が感じられないと、次のステージに進みません。このタイミングが早くなり、より価値観の近い人が集まりやすいため、成約率も高くなるのです。
(2)知名度アップ
ホームページで集客できるようになると、必然的に知名度がアップします。これは検索されたとき、何度も目につくからでしょう。
SONIDOのクライアント様でも、従来よりも知名度がアップし集客数がグンと増えたゴルフレッスン事業があります。
(3)新規顧客獲得アップ
今まで出会うことがなかった方達と、インターネットを通じて巡り会えることが増えます。
- 自分の悩みに気づいていない「これから」の方
- 悩みに気づいているけれど「どうすればいいのかわからない」方
- 解決の方法を探している方
このような層と出会うきっかけを持てますから、新規顧客獲得もアップします。
SONIDOのクライアント様の中で、ホームページを公開したら海外からの問い合わせが生まれたというケースもありますし、従来だと問合せや相談が無かった時期なのに、ホームページから安定して「見学したい」という声を頂くように変わったところがあります。
(4)人材採用アップ
最近の求人市場では、みなさんホームページの内容も応募するかどうかの判断材料にされています。
より優秀な人材を獲得したいのなら、ホームページで自社の魅力を伝えることが不可欠。
採用のミスマッチも少なくなりますので、採用状況も向上します。
(5)時間の自由度がアップ
チラシ配りって時間が必要ですね。
テレアポって時間がかかりますよね?
飛び込み営業ってメンタルを強化する修行のようですが、成果が出ないわりに時間ばかり使ってしまいませんか?
これらの活動に使う時間が「無駄」とは言いません。必要な業種もあります。しかし、ホームページで集客できると、ゼロにはなりませんが半分にはできるはず。
ということは、一日の中で半分は自分の自由に使える時間が生み出せるということです。
自由な時間をビジネスに使ってもいいですし、家族との時間に使ってもいいですね。趣味の時間にするものおすすめです。
(6)数字で経営分析できる
ホームページ集客が良いのは、集客状況や結果が全て数字でわかることです。
「なんとなく今月は少ない気がする」とか「ちょっとずつ減っている」というような曖昧なことではなく、毎月の(毎日や毎週も可能)集客数や成約数を数字という客観的な視点で捉えることで、ピンポイントに対応することもできます。
安定持続した経営を実現するためには、数字での分析が欠かせません。ホームページ集客は、こういった経営分析にも役立つツールなのです。
4: HPを作成しても集客に失敗する良くあるケース
ホームページを作成しても集客に失敗するところが後を絶ちません。
どうして成功するところと失敗するところがあるのか。ここではよくある失敗ケースを見ておきましょう。
(1)ターゲットが曖昧(思い込み)
失敗に多いケースとして一番に言えるのは「ターゲット」が決まっていないところです。
どのようなターゲットをホームページへ呼び込みたいのか曖昧になっていたり、市場とはマッチしないターゲットを思い込みから想定していたりすると、残念ながらホームページにいくらお金と労力を注いでも成果を期待することは難しいのです。
(2)ホームページがデザインだけになっている
凝ったデザインのホームページ。アートのようなホームページ。見ているだけなら嬉しいですね。
しかし、こういったデザインに凝ったホームページほど、集客しづらいという現実があります。
というのも、デザイン重視で集客できるところは、扱っている商品やサービスそのものからデザイン重視にしています。例えばアップルやバルミューダを思い浮かべてください。
カッコイイデザインが会社の印象から商品、店頭ディスプレイやCEOの雰囲気まで一貫しています。
あなたの事業や会社は、どうでしょうか?デザインが全てに行き渡っているでしょうか?そのデザインにこだわる理由は何でしょうか?
多くの失敗する会社のホームページで起こる原因です。
(3)作ったら終わりになっている
ホームページを作る時は、ものすごく熱心。でも完成したら放ったらかし。
「あるあるネタ」です。
ホームページを作って放っておいても集客できるのは、ホームページが有っても無くても関係なく、会社名で取引ができるところだけです。
一般的なところでは、放っておいたらそのまま。誰の目にも止まりません。そのため集客はできないまま、毎月の保守費用だけがかさんでいきます。
(4)公開してから数字を分析していない
ホームページを公開してから、アクセス数など貴重な数字を分析していない場合も、集客が難しくなります。
ホームページは数字を分析し、PDCAを回しながら改善し成長させるものです。成長させないホームページには集客する力が芽生えていません。
(5)そもそも集客対策がなされていない
ホームページを作って公開し、手を入れ、数字も分析している。でも集客できないところがあります。
こういうケースのホームページをじっくり見ると、集客に重要な対策(SEO対策など)が正しく行われていないこともあります。
ひどいケースですと、ホームページがGoogleの検索に出て来ない設定のままになっていたということもあります。
(6)無料にこだわる
とにかく「無料」こだわる方がいらっしゃいます。
- ホームページ作成は無料
- SEO対策も無料
- 分析も無料
無料が悪いわけではありませんが、無料にこだわり過ぎると時間ばかり浪費してしまい、結果がどんどんと遠のきます。
インターネットで行うホームページ集客は、時間との勝負になることもあります。そんなとき無料にこだわり、あちこち調べたり、自分のスキルを磨いたり、無料情報を必死で集めていては遅れをとってしまいます。
5: 集客アップを狙えるホームページの特徴
ホームページで集客アップを狙うためには、次の特徴を備えることが大切です。
(1)ターゲット設定が明確
ホームページに集まって欲しいターゲットを明確にしましょう。
- 年齢
- 性別
- お住まい
- 年収
- 趣味
- ライフスタイル
- 信じていること
- 受け入れられないこと
- 価値観
絞れば絞るほど、集めやすくなります。
(2)デザインよりも内容
素人が作ったようなデザインはNGですが、凝ったデザインにする必要もありません。
適度にプロっぽく見えるデザインと、集客に重要な内容(テキスト・文章)を重視しましょう。
特に内容である文章は、最重要視することが大切です。ここで集客の力が変わってきます。
- ターゲットの心に響く言葉
- ターゲットに興味を受け付けるキャッチコピー
- 次へ進んでもらえる誘導する文章
どれも重要です。
(3)迷わない作り
ホームページは自分が使うのではなく、ターゲットが訪問したときに使うことを忘れてはいけません。
訪問者が迷わず、悩まず、安心して見られる作りにすることが大切です。
誰もあなたやクリエイターの腕自慢を見たいとは思っていません。
(4)継続した更新体制
ホームページに集客力を付けさせるには、継続した情報の更新が不可欠です。
そのため、会社なら更新する体制を作るようにしましょう。「○○さんは得意そうだから任せておけばいい」というのは、更新が続かなくなる典型です。
全社一丸となって継続する体制を作りましょう。どうしても難しい場合は、外部の専門家に代行を依頼するのも良い方法です。
(5)目標設定が明確
ホームページから集客して得たい目標を明確にしてください。
例えば、会社によって目標は次のように変わります。
- 問い合わせ
- 資料ダウンロード
- メルマガ登録
目標設定が曖昧だと、集客が成功しているのかどうか判断がゆらぎ、正しく改善ができません。
(6)短期・中長期に合わせた集客方法を知っている
短期的な集客方法。中長期的な集客方法。
それぞれに方法が変わってきます。
例えば、短期的なら広告やSNSを活用する方法があります。
中長期的なら、ブログやコンテンツをコツコツと充実させる方法があります。
(7)ホームページの分析・予測・改善を実施している
少なくても月に一度はホームページで発生した数字を分析し、予測を立て、改善点を洗い出しましょう。
わかっているし知ってもいるけれど、やらない人が多いです。反対に、やれば何かが変化します。やったもの勝ちということです。
6: これからのHP集客は「コンテンツ」が欠かせない!
ホームページ集客の本丸は、安定して継続的に集客できる装置に成長させることです。
そこで、実現するためにおすすめなのが「コンテンツマーケティング」という戦略です。
(1)コンテンツとは
コンテンツとは、ターゲットの悩みを解決するために役立つ情報です。
- ブログ記事
- メルマガ
- PDF形式の資料
- 動画
- SNSでの発信
媒体は何でもかまいません。ターゲットと接触するきっかけや教育のために、コンテンツを準備し提供することから、目的へと進んでもらうことができます。
(2)コンテンツの重要性
コンテンツの重要性を考える時、現在の動画配信会社をイメージしてほしいのです。
- ネットフリックス
- アマゾンプライム
- Uネクスト
- ディズニープラス
どこも魅力的なコンテンツ(ドラマや映画など)を、必死になって制作したり、買収したりして揃えています。
この状況からもわかるとおり、如何にして魅力的なコンテンツを自分たちが所有しているのかが、これからの市場では重要になってきます。
僕たちのビジネスでも同じように、ターゲットにとって魅力的な(役立つ)コンテンツを沢山もっているかどうかで、選ばれるかどうかが変わってくるのです。
「コンテンツ・イズ・キング」
という言葉が6年以上前からあります。まさにこの言葉が現実になってきているのです。
(3)コンテンツ制作のポイント
魅力的な(役立つ)コンテンツ制作をするためには、ホームページ作成の時点で
- ターゲット
- コンセプト
- 他社との差別化ポイント
最低でも、この3つを明確にしておくことが大切です。この3本柱があると、ブレが発生することも少なく、役立つコンテンツを継続的に制作することができます。
また、ホームページ制作を依頼するところが、コンテンツ制作の重要性を理解しているところなら、なお安心です。
SONIDOでは6年前からコンテンツマーケティングを行っております。そのためコンテンツ制作のアドバイスやレクチャーなども充実し提供することが出来ています。
このレクチャーを通して集客できるコンテンツを作成し、毎月安定して成約を生み出されている建築関係の会社様や、一人で起業されたライフラインを扱う会社様もあります。
7: まとめ
HPを作成して集客するためには、ポイントとなる基礎知識や方法があります。
これらを知らないまま、ホームページを作成しても集客することは難しく、労力ばかり注ぎ込んで嫌になって放り出すのが典型的なパターンです。
せっかくホームページを作成されるのなら、今回お話しました基礎知識や方法を理解していただいた上で、ご自身で作られるなり、友人や知人へお願いされるなり、制作会社へ依頼されるなりしてください。
まわりに詳しい人や、相談できる制作会社がいらっしゃらない場合は、SONIDOまでご相談ください。じっくりとお話をお伺いし、あなたの仕事の力になれるご提案をさせていただきます。