ホームページのリニューアルを成功へ導く5つのポイント
ホームページのデザインが古く感じる。
ホームページを表示するのが遅い。
集客できなくなった。
または、こんな方もいらっしゃるかもしれません。
ホームページが全く仕事に役立っていない。
毎月「保守料金」を払っているがお金を生んでいない。
検索しても全く上位に表示されない。
そのため、ホームページのリニューアルを検討しているのなら、これからお話する内容は、あなたに役立つ情報だと思います。
なぜなら、SONIDOはホームページからの問い合わせだけで集客をし、そこから仕事を依頼いただき、売上を作っているからです。
目次
1: ホームページリニューアルの目的とは
あなたがホームページをリニューアルしようと考えているということは、次のポイントを明確にする必要があります。
(1)目的を明確にする
どうしてホームページをリニューアルしたいのでしょうか?
まず、目的を明確にすることが大切です。
これは僕自身の経験からでもありますし、これまで相談を受けた内容からでもありますが、ホームページをリニューアルする目的を曖昧なまま進めてしまう人が多いのです。
ホームページのリニューアルには費用と時間が必要です。それだけのリソースを使うのに、目的が定まっていない状態で進むため、お金と時間をドブに捨ててしまっている、そんな経営者の方もいらっしゃるようです(残念ながら本人は気づいていませんが)。
どんなことも同じですが、目的が明確になっていないと進む方向がわかりません。自分がどうすれば良いのかわからないまま進んだところで、余程の幸運(強運)を持っていないと、ベストなところへ到達することはできません。
(2)問い合わせ
僕が考える「ホームページをリニューアルする目的」で1番目にくるのが「問い合わせを増やす」ことです。
ECサイトであれば問い合わせよりも「販売」を目的にするべきですが、一般的な会社のホームページの場合、いきなり販売することはなく、興味を示した人とコミュニケーションを取り、そこから販売へつなげるケースが多いはず。
だから、SONIDOのホームページも目的は「問い合わせ」に設定しています。
(3)資料請求
業種によっては問い合わせの前に「資料請求」をしてもらいたいところもあるでしょう。
工業製品を作っておられる会社に多いケースですが、こういった場合は問い合わせを1番の目的にする必要はありません。
まずは興味を示した人へ役立つ情報(この場合は資料)を渡すことで、関係がスタートしますから、十分ホームページリニューアルの目的になります。
(4)個人情報の登録
問い合わせでも資料請求でも同じですが、何らかのコミュニケーションを行うときには、必ず相手の個人情報を入手することを忘れてはいけません。
- メールアドレス
- 電話番号
- 住所
- 氏名
ポイントになるのは、次回の連絡が可能になる個人情報を入手することです。必要のない情報まで入手する必要はありません。
人は伝える内容が増えれば増えるほど「面倒だな」と感じ、「もういいや」とやめてしまう傾向が強いもの。
次回連絡するために最小限の情報をもらいましょう。
「ホームページリニューアルの目的とは?そろそろ変えて集客アップ!」こちらの情報を参考にしてください。
2: ホームページリニューアルで失敗する理由
ホームページをリニューアルするとき、失敗する理由も経験からわかっていますので、あなたにお伝えしたいと思います。
(1)コンセプト
リニューアルには「コンセプト」を決めておかないといけません。
具体的には「どのようなホームページにするのか」ということです。
- 誰に
- 何を
- どのように
情報を伝えるのか考えるとわかりやすいと思います。
「サイトのリニューアルにはコンセプトが大事ってご存じですか?」も参考になります。
(2)ゴール
目的のところでもお話しましたが「ゴール」設定は必須です。
あなたがホームページをリニューアルすることで「何を得たいのか」を明確にしておきましょう。
ホームページのリニューアルは、ゴール設定によって作る内容や発信する情報が変わってきます。コンセプトと同じく「ホームページの今後」を決定することです。
(3)業者の選定
コンセプトとゴールが決まると、2つのことを得意とする業者を選定しましょう。
例えば、あなたのコンセプトとゴールが「集客」であり「問い合わせ」だった場合、この2つを得意としない激安業者を選んでも、思っているような結果を得ることはできません。
反対に、この2つを得意とする「少し割高な業者」を選ぶと、思っているような結果が手に入り、あなたのビジネスにプラスの収益をもたらせてくれる可能性が高まります。
ホームページ制作業者を選定するときに間違えると、最後まで間違ったまま進んでしまいます。その結果、無駄なお金と時間を使ってしまうことにもなりかねません。
(4)公開までの計画
業者に依頼してから完成までのロードマップを描きましょう。
というのも、納期のない計画は頓挫するか、ダラダラと先延ばしになるだけで、仕事にプラスの効果をもたせてくれません。
「いつまでにリニューアルしたいのか」「リニューアル後は何ヶ月で効果を得たいのか」
計画しておきましょう。
「ホームページのリニューアルで失敗する人の特徴とは。そして、最低限必要なこととは。」こちらも参考になります。
3: ホームページリニューアルの費用と予算
気になる費用と予算についてお話しましょう。
(1)費用と予算はタイプで変わる
費用と予算は、リニューアルするホームページのタイプで変わります。
ホームページのタイプには次の2つがあります。
- 会社案内タイプ
- マーケティングタイプ
会社案内タイプは集客などを考えておらず、紙の会社案内がデジタル化しただけのもの。
マーケティングタイプは、集客などを組み込んだもの。
どちらにするかで費用や予算が変わってきます。
(2)リニューアルの費用や予算相場
この2つのタイプにおける費用や予算相場を見ておきましょう。
- 会社案内タイプ ・・・ 20万円~50万円
- マーケティングタイプ ・・・ 60万円~200万円
SONIDOと同じくらいの規模の制作会社ならこれくらいが相場です。
大手さんなら、3倍から4倍は必要でしょう。
4: ホームページリニューアルで注意すること
リニューアルで注意することがあります。それは、既存ホームページを作った会社との権利です。
(1)既存サイトの情報
既存サイト(ホームページ)に掲載している
- ロゴ
- バナー
- 写真
- 動画
- 文章
こういった情報を、新しいホームページで使っても良いのかどうかを確認しておきましょう。「使っちゃダメ」と言われたときは、新しいホームページ用に準備する必要が出てきます。
(2)ドメイン名
ドメイン名の権利を既存のホームページ制作会社が持っていることもあります。そのため、リニューアル後のホームページに、これまで使っていたドメイン名が使えないというトラブルが発生するケースもあります。
これまで使っていたドメイン名が使えないと、名刺に書いているURLを印刷し直さないといけなくなります。封筒などにも書いているなら印刷し直しです。メールの署名も変更する必要が出てきます。
地味に面倒なんです。そして、すでにドメイン名を知っている得意先や仕入先にも「変わったんですよ」と伝えなくてはいけません。
BtoCの会社なら、顧客へメールやLINEなどを使って「ドメイン名変更のお知らせ」を一斉送信する必要も出てきます。
5: ホームページリニューアルでお知らせが大切なワケ
ホームページをリニューアルしても、そのままでは反応がありません。
(1)プレスリリース
会社ならプレスリリースを発信しましょう。公式にリニューアルしたことを発表するだけでも、興味を持ってくれる人が出てきます。
(2)SNSでお知らせ
情報の信憑性は高いとは言えませんが、情報拡散力は大変強いのがSNS。
会社の公式アカウントがあるなら、そこからリニューアルをお知らせしましょう。
ホームページをリニューアルしても、すぐに誰かが気を利かせて見に来てくれることはありません。
こちらから「お知らせ」をすることで興味を示し、リニューアルしたホームページへ訪問してくれます。
リニューアルしたときこそ「お知らせ」が大変重要なのです。
6: まとめ
ホームページをリニューアルするときには
- コンセプト
- ゴール(目的)
まずはこの2つを決めましょう。ここが曖昧だと、適切な費用も予算も計画できません。
リニューアルに失敗しないためにも、まずは本質的なことから始めましょう。それが成功へ続くスタートラインです。