ホームページのリニューアルで失敗する人の特徴とは。そして、最低限必要なこととは。

5年以上同じホームページを使っていると、そろそろリニューアルを考えておられる方もいらっしゃることでしょう。

 

SONIDOのクライアント様からも「そろそろリニューアルしようか」というお話を頂くことが増えてきました。

 

ホームページのリニューアルは、やると気持ちが変わります。見た目も使い勝手も変わりますから、これまでとは違う結果を期待することもわかります。

 

しかし、リニューアルをすれば誰もが成功するということはありません。

リニューアルすることで、以前よりも結果が出なくなった。前と何も変わらない。という場合もあります。

 

そこで今回は、ホームページのリニューアルで失敗する人の特長と、成功へ導く為に知っておいてもらいたいポイントを紹介します。

 

1: サイトリニューアルで失敗する人の特長

それではリニューアルで失敗する人の特長を見ていきましょう。

 

もしこの中に、あなたと共通することを発見された場合……、あなたは大変ラッキーです。

 

失敗する前に気づき、改善することができるのですから。

 

それでは順に見ていきましょう。

 

1.1: ターゲットが見えていない

これまでのホームページで思ったような成果が出ないからリニューアルする場合に多い原因です。

 

あなたはホームページへ、どのような人を集めたいのでしょうか。

 

• 男性ですか？女性ですか？
• 20代ですか？30代ですか？40代ですか？
• バリキャリ女子？働き盛りの30～40代？年金生活の方？
• どんなことを信じている？どんなことにお金を使う？

 

このような簡単なことも決まっていない人がいます。

こういった人は、いくら時間と費用を使ってリニューアルしても失敗します。

 

1.2: カッコイイ！キレイ！を求めすぎる

ホームページをリニューアルするとき、

 

• カッコイイ！
• キレイ！
• かわいい！

 

というようなデザインを重視する人がいます。

デザインは大切ですが、あなたが何かのアーティストでないのなら、複雑な仕掛けや効果を追い求めると、ホームページがどんどんと複雑になり見る人からすると

 

「わかりにくいんだよ！ここのサイト！」

 

というご意見を頂戴することになります。

 

いくらデザインに凝ったとしても、見てもらえないのなら存在しないのと同じですから失敗です。

 

1.3: 今ある課題が明確じゃない

あなたに質問します。

 

「どうしてリニューアルしたいんですか？」

 

3秒で答えられますか？

もし答えられないのなら、あなたは今のホームページに起こっている課題が明確になっていないのかもしれません。

 

どのような課題があり、その課題をどんな風にリニューアルして解決するのか。

 

もし課題が分かっていないとすると、リニューアルして解決することはできるでしょうか。

 

1.4: アクセス解析する気がない

リニューアルした後、アクセス解析をする気はあるでしょうか。

 

毎日とは言いません。2週間に一度くらいは状態を見る気はありますか？

 

あなたのビジネスの情報資産がホームページです。

アクセス解析を見ないというのは、あなたの会社の帳簿を見ないのと同じことです。

 

おわかりの通り、間違いなく失敗します。

 

1.5: SEO対策したコンテンツを作らない

「リニューアルだけすれば検索上位に入ってくる。」

 

そんなことはありません。

SONIDOのクライアント様の中には、リニューアル後すぐに検索順位も安定し、問い合わせが入ってきたところもありますが、そのクライアント様はこれまでにも適切なコンテンツを作っておられたからです。

 

ホームページをリニューアルし、検索上位に登場させたいのなら、SEO対策されたコンテンツを作ることは必要です。

 

もし、日記のようなコンテンツばかり作っているのなら、リニューアルしても失敗することは見ています。

 

1.6: リニューアルの目的が曖昧

課題と対をなす大切なことが「目的」です。

 

課題を知り、リニューアルによってどのように解決し、どんな目的を達成するのか。

 

この一連の流れが曖昧ですと、気がつくと「カッコイイ」ホームページにリニューアルして満足という結果になるでしょう。

 

1.7: リニューアルして大満足！

これ多いです。

 

ホームページをリニューアルして大満足！

 

そこまではOKですが、そこで止まっちゃう人がいます。

 

リニューアルはスタートラインです。止まっているとゴールへ近づくことはできませんので失敗することになります。

 

2: ホームページリニューアルで最低限必要なこと

失敗する人の特徴を見てきました。

共通点はあったでしょうか。

 

それでは次に、ホームページリニューアルで最低限必要なことを紹介します。

 

2.1: リニューアルの目的とゴールの明確化

「目的」「ゴール」この2つは大切です。

 

この2つを真剣に考えると、自ずと「課題」も浮き上がってきます。

 

あなたはリニューアルによって、どのような結果を手に入れたいのでしょうか。

 

• 問い合わせを増やしたい
• SNSで「いいね」を増やしたい
• 商品やサービスを販売したい
• ECサイトへ誘導したい
• 資料請求を増やしたい

 

ビジネスによって様々な目的とゴールがあります。あなたも明確化しておきましょう。

 

2.2: ターゲットを絞り込む勇気

ターゲットを絞り込むことは、大変な勇気が必要です。

 

というのも、経営という側面を考えると、少しでも広く多くの顧客を獲得したいと考えるからです。

 

これは自然なことですが、ホームページから何かの成果を生み出すためには、ターゲットを絞り込まないと、誰にも興味を持ってもらえないのです。

 

「女性30代」よりも「働く35歳女性」の方が絞れています。

絞れているということは、伝えるメッセージもターゲットにぴったりと合わせることができるのです。

その結果、興味をもってもらいやすくなり、あなたのホームページへ訪問する人が増えていきます。

 

2.3: 役立つコンテンツを継続投稿する覚悟

簡単そうで難しいと言われるのが、SEO対策された役立つコンテンツを継続して投稿することです。

 

もし、継続する覚悟を持って、半年、1年、続けることができると、勝手に止まってしまっているライバルを一気に抜き去ることができるでしょう。

 

ここで大切なことは、役立つコンテンツを作るには、すべてをあなたの会社でやる必要はないということです。

 

外部のプロのライターへ依頼し、安定的にコンテンツを作ってもらうことも可能です。

 

費用は必要になりますが、あなたの時間や働き方改革によって制限される残業時間を気にする必要がなくなります。

 

こういった理由から、これからは本当に書ける（書籍出版できるくらいの）ライターは奪い合いになるでしょう。

 

3: まとめ

ホームページのリニューアルで失敗する人の特徴を見てきました。

 

こうやってまとめると「そうそう！」と思えるのですが、自分の事となると見えにくいものです。

 

ぜひ今回の失敗する人の特徴を丁寧にお読みいただき、自分に共通することがないかチェックしてみましょう。

 

このようなポイントを改善し、気にしながらリニューアルを進めることで、あなたの新しいホームページはきっと理想の状態を生み出してくれるはずです。

 

• リニューアルで成功した会社さんの特徴
• リニューアルでの実績
• リニューアルの効果的な進め方

 

こういったことについて、もっと具体的に知りたいと思われた方は、SONIDOへお問い合わせください。

 

機密保持契約を破らない範囲で丁寧にお伝えしていきます。