集客の悩みを解決して売上アップしたい人のための教科書
いろいろやってみたけれど集客の悩みを解決できない。
すぐにでも集客の悩みを解決して売上アップしたい。
そんな方のために、集客問題の解決に欠かすことのできないポイントをまとめました。
もし3ヶ月、6ヶ月前から悩み続けているけれど、未だ解決の糸口が見えてこないという方は、ここから先を読み進めてください。
きっと、あなたが見えていない解決ポイントが見つかるでしょう。
1: どうして集客の悩みが解決できないのか
集客で思うような結果が出ない。
そんなお悩みも持っている方には決まって、次のポイントが見えていないことがあります。
順番に見ていきながら、あなたのビジネスの実状や活動と比較してみてください。
1.1: 問題と課題を洗い出そう
まず、大事なことがあります。
集客に悩んでいる人で、解決策が見あたらない場合に多いのが、
- 問題
- 課題
が明確になっていないことです。
例えば、集客できない問題には、どのようなことがあるのか洗い出せていないと見つけることができません。
- 立地条件なのか
- 価格なのか
- 雰囲気なのか
この段階ではどれが決定的なポイントなのか、まだわかりません。
でも、まずは可能性のあるポイントを洗い出さないと
「どうして集客の悩みが解決できないんだろう」
とボヤくだけで終わってしまいます。
これが洗い出せていると、次のように自分への質問も変化します。
「立地条件が問題なら、引っ越す?広告を出す?看板の位置を変える?」
この方が、漠然と悩んでいるよりも、解決へ一歩前進することができます。
1.2: 集客とは新規だけじゃないことを知ろう
集客という言葉は、なぜか「新規獲得」をイメージさせます。
だから、来る日も来る日も新規ばかりを追い求め、そのうち疲れ果ててしまうということになります。
ここであなたに気づいてもらいたいのは、集客とは「お客をあなたの元へ集めること」だということです。
すなわち、新規か既存は関係なく、あなたの元へ集ってもらい、気持ちよく買い物をしてもらうことが重要なのです。
とすると、もうおわかりのように「既存顧客」へアプローチすることが思いつくでしょう。
そうです。これも立派な「集客」です。
新規顧客を獲得することと、既存顧客へ来店してもらうこと。どちらが簡単でしょうか?そして、どちらの利益率が高いでしょうか?
こういう視点を持てると、集客の悩みも解決できます。
1.3: あなたのメッセージは届いているのか
最高の商品やサービスを提供しているのに集客が思わしくない。
こういった場合に多いのが、あなたの商品やサービスの良さがわかっている人へメッセージが届いていないことです。
おそらく、今は、あなたの商品やサービスの価値やこだわりがわかっていない、必要ではない、興味がない人へメッセージが届いているのだと思います。
あなたがメッセージを届けている人は、どのような人でしょうか?
まずは、間違って届けている人を観察してください。
そうすると、同じ間違いをすることがなくなります。
1.4: カスタマージャーニーマップをご存じですか?
カスタマージャーニーマップとは、あなたの商品やサービス(または会社)へ興味を持った人が、どのような生活を送り、どのタイミングで欲しい、買いたいと思うのかを地図にしたものです。
こういった地図を作っておくと、最初のコミュニケーションから勘で「そろそろ何かあるはずなのに何も変化がない!」といってあわてる必要がなくなります。
地図を見るだけで、
- まだまだ
- そろそろ無料体験かな
- 申し込みがあるかな
という具体的な予測が出来ていますので、無駄に焦ったり不安になったりすることが減ります。
1.5: ネットだけ?リアルだけ?そんな時代は終わりました
集客の悩み解決というと、
- ネットで上手くやる
- リアルで上手くやる
というように分けて考えてしまう方もいらっしゃいます。
しかし、今はそんな時代ではありません。
ネットもリアルもありません。どちらも使う。それもお互いが乗り合いしたようにすることが必要です。
リアルの広告からホームページを見てもらう。
ホームページでリアルなイベントへ足を運んでもらう。
どちらかだけではなく、両方使うように考えましょう。
2: 集客の悩みを解決する方法
集客の悩みを解決するためには、基本的なことを押させておく必要があります。
ついつい新しいテクニックや話題の方法に走ってしまいますが、今でも安定して集客し稼いでいるところは、基本を大事にしています。
2.1: リストを構築しよう
顧客リストを作りましょう。
新規よりも既存顧客の方が、あなたのことを知っていますから、もう一度買ってもらえる可能性が高いです。
ビジネスでは新規獲得も必要ですが、安定した集客から売上アップを狙うのなら、既存顧客のリストを構築し、ここへセールスするのが一番です。
2.2: 予算を準備しよう
集客するためには予算を準備しましょう。
集客を無料で行うのは良いですが、成果が生まれるまでに時間が掛かります。
ビジネスにおいて、取り返しのつかないものは「時間」です。
時間をお金で買うつもりで、顧客をお金で買うつもりで集客に関する予算を毎月準備しましょう。
2.3: ターゲットを絞り込もう
スマートフォンが登場し、ワイヤレスのインターネット接続が普及したことで、いつでもどこでも簡単に、似たような商品やサービスは他にないか調べることができるようになりました。
そのため、消費者は多くの選択肢を手の中のスマートフォンに持っているので、よそのところと同じような商品やサービスなら、価格が安い方に負けることになります。
これは価格競争の始まりです。
でも、あなたとしては価格競争に巻き込まれず、集客の悩みを解決したいはず。
こういった場合、僕たちに必要なことは、勇気を持ってターゲットを絞ることです。
「女性に向けたスキンケア用品」ではなく、「肌バリアが気になる48歳から55歳の女性用」とするべきなのです。
このように絞り込むのは、絞った対象以外を逃すことになると考えるため、どうしても一歩を踏み出す勇気が出ません。
しかし、これくらいの絞り込みがないと、誰にも興味を持ってもらえないのが現状なんです。
もし、もう少し広いターゲットをどうしても対象にしたいのなら、
- 「肌バリアが気になる48歳から55歳の女性用」
- 「モテがとまらない!婚活女性のためのスキンケア」
というように、2つのホームページやチラシ(ランディングページ)を用意することで解決できます。
2.4: ターゲットの悩みを分析しよう
ターゲットを絞り込むことで、ターゲットがいつも頭の中で気になっている悩みを分析することができます。
もし、ターゲットを絞っていないと、残念ですが悩みを分析することができません。それは、
- 年代
- 性別
- ライフスタイル
などによって、悩みの本質が違っているからです。
よく例えに出しますが、
- ティーンの女子
- 大学生の女子
- OL1年生の女子
- OL3~5年目の女子
- 婚活中の女子
- 主婦の女性
- 既婚の女性
- 40代以上の女性
それぞれ表向きの悩みが「肌荒れ」だったとしても、肌荒れを解消したい本当の理由が違っています。
僕たちはターゲットの本当の理由がわかったときこそ、最高の集客やセールスを行うことができます。
2.5: ターゲットが使っているメディアを知ろう
よくある間違いなので、ぜひ解決に使ってもらいたいです。
ターゲットによって、普段から使っているメディアが違うことを知っておきましょう。
- 10代なら
- 20代なら
- 30代なら
- 40代なら
それぞれの、「なら」の後ろへ使っているメディアを入れてもらいたいのです。
そこに入るのは
- showroom
- LINE
- YouTube
- TikTok
こういったものなのか
- 日経新聞
- 日経ウーマン
- プレジデント
- 東洋経済
なのかもしれません。
例えば、LINEをメインで使っている人がターゲットなのに、プレジデントへ広告を出す人はいませんよね?
これと同じ考え方です。あなたのターゲットが使っているメディアを知ることで、メッセージをきちんと届けることができるのです。
2.6: 集客動線を複数用意しよう
集客するためには、興味を持った人の「面倒」「後で」を回避する工夫が必要です。
そこで、集客につなげる方法を複数用意しておきましょう。
- ホームページからの問い合わせ
- メールからの問い合わせ
- 電話からの問い合わせ
- LINEからの問い合わせ
- SNSからの問い合わせ
- ポータルサイトからの問い合わせ
最近の人は、メールにアドレスを入れて送信することが面倒だと言います。
SNSに投稿された内容をクリックしてブログを見るのも面倒だと言います。
1画面ですべてがわかるくらいでないと、行動しようという気にならないということです。
このような状態ですから、「あっ、いいな」と感じた瞬間を逃さないためにも、複数用意しておきましょう。
3: テンポよく集客アップしたい人はコレ
最後に、地道に集客改善を行うよりも、もっとテンポよく改善して集客アップ、売上アップしたいという人へ、おすすめの方法を紹介します。
3.1: 集客の仕組みがほしい人向け
安定した集客の仕組みがほしい人におすすめなのは、集客コンサルタントさんへ相談することです。
ネットで検索すればすぐに見つかりますので、無料相談や無料セミナーなどを利用して、ご自身の考え方や集客方法に合うかどうかを検討されるのがよいでしょう。
集客コンサルタントさんは、集客のプロですから、自分だけで考えているときには思いつかないような方法をアドバイスしてくれます。
また、いろいろな業種を経験されているコンサルタントさんなら、異業種の集客方法をベースにし、あなたのビジネスに合わせた方法を提案してもらえるでしょう。
3.2: 商品が決まっている人向け
売りたい商品が決まっている人は、プロモーターと呼ばれる仕事をやっている人に相談しましょう。
プロモーターは、商品をどうすれば出来るだけ多くの人に知ってもらえるのか。どう見せれば魅力的になり購買欲をかき立て売れるようになるのかを考えてくれます。
ちょっとした切り口の違いや、コアなファン層へプロモーションすることで、これまでとは違った売上や集客を実現することもあります。
3.3: ゼロからスタートする人向け
これから集客や売上の仕組みを考えたい。売れる商品やサービスを考えていきたい。
こういった方には、マーケティングの得意な専門家に相談するのがよいでしょう。
- ダイレクトレスポンスマーケティング
- コンテンツマーケティング
- SNSマーケティング
というように、それぞれに特徴を持ったマーケティング手法があります。
専門家に相談しながら、あなたのビジネスに合ったマーケティングを選んでください。
4: まとめ
集客の悩み解決について紹介しました。
基本的なことばかりですが、基本が出来ていないため集客できていないところも多いのです。
何ヶ月も集客で悩んでおられるのなら、一度時間をとって今回お伝えした基本の部分をしっかり見てもらいたいと思います。
流行の方法で一攫千金を夢見る方も多いですが、ビジネスは安定して長く続かないと意味がないと思います。
そのためには、飛び道具的な方法ではなく、いつまでも使える集客方法を手にしておくことが大切ではないでしょうか。