「問い合わせの多いホームページ」と「そうじゃないホームページ」8つの違いとは?
インターネットが生活に不可欠な現在、誰もが興味をもったことを検索して探しています。
だからビジネスをされている方は、ホームページから人を集め、問い合わせをしてもらいたいと考えています。
でも、実際はどうなのかというと、問い合わせの多いホームページと、全然そうじゃないホームページに分かれます。
この違いは、なにが原因で生まれるのでしょうか?
それぞれの代表的な原因を8つずつ見ていきます。
1: 問い合わせの多いホームページが必要な理由
最近の消費者行動を考えますと、こちらから押すセールス(プッシュ型)は嫌われる傾向にあります。
特に見込み客から顧客への階段を上ってもらうタイミングでプッシュすると、すぐに離れてしまうことが多いものです。
では、今後のセールスはどうするのがよいかというと、プル型(引く)のセールスがメインになります。
見込み客から顧客へランクアップしてもらうタイミングなら、特にプル型が有効です。
で、僕たち大企業ではない人間がプル型のセールスをするとなると、次の方法は使えません。
- テレビ広告
- ラジオ広告
- マーベル(ディズニー)のような広告ジャック
唯一効率的にプル型の集客に使えるものは、ホームページなのです。
だから、ホームページから問い合わせが多くならないと、新規顧客の獲得が難しくなっていきます。
これまでと同じように、中途半端に広告を出していては、お金だけ損します。
効果の薄いポスティングを使っていては、費用ばかり使ってしまいます。
問い合わせの多いホームページは、大企業ではない僕たちのビジネスにとって、不可欠な存在だと言っても過言ではありません。
2: ホームページから問い合わせされない8つのポイント
まず、ホームページから問い合わせされない8つのポイントを見てみましょう。
問い合わせされないポイントを知ることで、あなたのホームページの状態がわかってきます。
2.1: ホームページを持つ意味がズレている
ホームページを持つ意味は様々です。
- 会社パンフレット
- 商品の宣伝
- 名刺代わり
こんな意味付けで持っているところもあります。
これはこれで間違っていません。目的がこうなのですから正しいのです。
しかし、あなたのホームページが「問い合わせ」「集客」を目指しているにも関わらず、
- 会社パンフレット
- 商品の宣伝
- 名刺代わり
という意味付けで作られているのなら、思っているような働きはしてくれません。
まず、あなたがホームページを持つ意味と、実際に目にするホームページの意味にズレがないかチェックしましょう。
2.2: キレイさカッコよさばかり意識する
ある程度はキレイでカッコよくないといけません。
そうでないと、素人が作ったように感じられてしまい、信用や信頼が揺らぎます。
しかし、キレイやカッコよさばかり意識することから、ホームページを見る人の使い勝手を気にしなくなると危険です。
今でも存在していますが、無茶苦茶凝ったデザインや操作性のホームページがあります。こういったホームページのウリが、
- WEBでのデザイン力
- WEBでの技術力
であれば正解です。
でも、消費者がWEBでのデザイン力や技術力を欲しがっていない商品やサービスを提供しているのなら、単に使いづらい、わかりづらいホームページになってしまいます。
人は使いづらいもの、わかりにくいものを敬遠します。
ホームページで敬遠されると、問い合わせは生まれません。
2.3: 問い合わせの方法がわかりにくい
どうすれば問い合わせできるのか。
まったくわからないホームページがあります。
問い合わせへの誘導もなく、あちこちに問い合わせページがある。
どこから、なにを、どうやって問い合わせればよいのかわからない。
そんな状態になると、せっかくの訪問者も3秒で離脱するでしょう。
2.4: ターゲットが明確じゃない
ホームページから問い合わせされない理由で多いのがこれです。
「多くの方へ提供したい」という気持ちはわかります。
しかしネットの世界では、簡単に比較検討されてしまうため、ターゲットを絞らないと、なにを伝えても相手に響きません。
20代の方と30代の方では、響くポイントが違います。
20歳と28歳でも「違うんですよ」という声を聞くことがあります。
ホームページへグッと引き込み、問い合わせするという行動を生み出したいなら、ターゲットが明確でないと影響を与えることはできません。
2.5: 自分の言いたいことだけを公開している
ありがちです。
自分の言いたいことだけを伝えているホームページは、訪問者を喜ばせることができません。
訪問者が喜ばないということは、信頼関係を作れません。
興味を持ってもらうこともできません。
ということは、問い合わせという面倒な行動を起こしてくれるはずがありません。
2.6: 制作会社に丸投げしている
丸投げが悪いのではありません。
丸投げする方法が悪いのです。
制作会社やWebマーケティングの専門家へ丸投げするとき、自分の商品やサービスについての情報や顧客のことは、自分で考え洗い出し伝えないといけません。
ビジネスを理解しているのは、自分しかいません。
自分のビジネスを他人任せにしてはいけないのです。
そうしないと、せっかく作ったホームページは、ターゲットや訴求ポイントのズレたものになり、問い合わせが生まれなくなります。
2.7: 専門用語が多い
ターゲットによりけりですが、一般的な消費者を対象にされているのなら、専門用語は少ない方がいいです。
自分にとっては「あたりまえ」の言葉であっても、訪問者にとってはチンプンカンプンということもあります。
訪問者は自分から学習しようなんて思ってくれません。わからないなら別のところを探して移動するだけです。
2.8: コンテンツが不十分
ホームページから問い合わせがない場合に多いのが、読むべきコンテンツが十分でないことです。
ホームページに掲載している情報が、20くらいでは訪問者はガッカリします。
信頼を生み出すところまで進めません。反対に「力を入れてないんだな」と感じられてしまうこともあります。
100を目標に専門家としての情報を公開してもらいたいです。
3: 問い合わせの多いホームページの特徴8つ
次に、問い合わせの多いホームページの特徴を見ていきましょう。
3.1: 集客するための戦略がある
ホームページは集客ツールです。
ですから、集めた後の戦略が必要なのです。
ホームページへ訪問した人と、どうやって信頼関係を結ぶのか。
信頼関係ができあがったとき、どうやって問い合わせへ進んでもらうのか。
さらに、問い合わせされた後の行動の戦略も必要です。
ツール(戦術)だけではなく、戦略を用意しましょう。
3.2: SEO対策をやっている
そうはいっても、まずは集めないと…..。
そんな方には、問い合わせが多いホームページの特徴の一つ「SEO対策」をおすすめします。
SEO対策とは、GoogleやYahoo!からキーワードを入力され、検索した結果の上位に表示されるよう、コンテンツやホームページを最適化する手法です。
少し前なら、専門家でなくても勉強すればいいところに入っていきました。
しかし、昨今はGoogleの結果表示も複雑になっています。
また、組織的に多くの資本を投入してSEO対策している会社も増えてきているため、実際の経験値がないと上手くいきにくくなっています。
SONIDOの場合ですと、今ご覧のホームページから問い合わせをいただけるようになっていますので、僕の経験値をそっくりあなたへ提供することが可能です。
3.3: 3つのリソースをわかっている
ホームページから多くの問い合わせをもらっているところは、次の3つのリソースについて理解しています。
- (1)時間
- (2)人
- (3)お金
ホームページから問い合わせを生み出すためには、継続したコンテンツ制作やSEO対策が必要です。
そのためには、自分でコンテンツを作るのなら「時間」が必要になります。
スタッフに作ってもらうなら「人」が必要になります。
自分の時間も、スタッフの人力も使わないのなら、お金を払って外部のライターさんへ依頼することになります。
3つのリソースのうち、最低でもどれか一つを使うことになります。
全部を使わずに進めようとされる方もいらっしゃいますが、総じて頓挫します。
あなたは、どのリソースを使いますか?使えますか?
3.4: 継続する仕組みを持っている
3つのリソースで少し出てきました。
ホームページから問い合わせを生み出すためには、継続した活動が重要です。
コンテンツを作る。SEO対策をする。アクセスを解析する。
どれも一ヶ月だけで終われることではありません。あなたのビジネスが続く限り、継続しなくてはいけないのです。
あなたは継続する仕組みを持っているでしょうか?
持っていないのなら、3つのリソースと合わせて検討しましょう。
この仕組みがしっかりしていないと、半年以内に頓挫し、結局は問い合わせが生まれない状態に戻ります。
3.5: 訪問者の悩みを理解している
自分のことよりも、訪問者の悩みを理解しましょう。
訪問者がどうして時間をつかって検索し、ホームページを見ているのかを考えてみてください。
おわかりのとおり、何か悩みがあるからです。
ということは、あなたは常に訪問者の悩みを理解することが必要です。
あなたの言いたいことよりも、訪問者の悩みが優先順位トップです。
3.6: 解決できて理想の未来像を描いている
悩みを理解すれば、解決した理想の未来像を描きましょう。
もし悩みが解決できないのなら、あなたのホームページを見る意味がありません。
そんな場合は別の切り口や、少しでも解決できること、全部は無理でもとっかかりになることを伝えましょう。
3.7: 他とは違うポイントを打ち出している
差別化という言葉があります。
差別化は知っているけれど、差別化できないという人も大勢します。
でも、差別化できない理由は、ターゲットが絞られていないからなんですね。
「より多くの人」をターゲットにすると、他とは違うポイントを打ち出せません。
問い合わせの多いホームページは、ターゲットを絞り差別化しています。
SONIDOの場合ですと、大きな視点なら「ホームページ制作会社」ですが、そこにコンテンツマーケティングを取り入れることで、ただの制作会社ではないポジションを作っています。
3.8: 問い合わせへの入り口が複数用意されている
問い合わせというものは、訪問者の心情やタイミングによって、問い合わせしたい理由が違います。
- 今すぐ
- ちょっと興味が
- とりあえず
それぞれに対応した問い合わせを用意しておくと、訪問者のタイミングに合わせることができるため、問い合わせされる確率をアップすることができます。
4: まとめ
あなたも問い合わせの多いホームページを持ちたくありませんか?
そのためには、今回ご紹介しました8つの違いを、あなたのホームページに照らし合わせてチェックしていくことが大切です。
まずは、どの部分が出来ていて、どの部分が出来ていないのかを明確にしましょう。
出来ている部分は、よりいっそう磨きをかけましょう。
出来ていない部分は、計画を立てて改善するように進めましょう。
もし「出来ている部分、出来ていない部分が自分ではわからない」、そんな場合は、SONIDOまでご相談ください。
あなたと一緒に改善点を見つけだし、今後の進め方をアドバイスさせていただきます。
また、これから新規でホームページを作ろうとされている方は、今回の8つの違いを参考にして、ホームページを制作してもらいたいと思います。