ホームページからの問い合わせを増やす方法【覚えてほしい11のこと】
- ホームページやブログを持ったけれど、ネットで言われているように問い合わせなんて全然来ない!
- ネットで書かれているテクニックをマネてみたけれど、問い合わせが増えてこない。
SONIDOに、お問い合わせいただいたときに聞く話です。
実のところ、問い合わせが来ないとか、問い合わせが増えないのには、理由があります。
その理由とは、改善する箇所を知らないからなんですね。
そこで今回は、コンテンツマーケティングを活用して、ホームページ集客を専門に行っているSONIDOが、問い合わせを増やすためにやっていることを紹介します。
目次
1: 問い合わせを増やすために知っておいてほしい3つのこと
最初に知っておいてほしいことがあります。
ホームページから問い合わせを増やしたいと考えたとき、増やすにはどんなことが必要かを考えられたことがあるでしょうか。
ホームページからの問い合わせを増やすには、次の3つのことを知っておいてもらいたいのです。
1.1: アクセス数(訪問された数)
あなたのホームページやブログに訪問された人数です。
アクセス数は、ある程度の数は必要です。
しかし、多ければ良いというものではありません。
あなたのビジネスに興味のない人が数万人アクセスしてくれても、意味がありませんよね?
アクセス数には「量」と「質」のバランスが必要だということを覚えておいてください。
目標は「量」よりも「質」の高いアクセスを集めることが、ビジネスとしてもっともうれしいことです。
1.2: CV率(コンバーションまたは成約率)
マーケティング用語としては「CV(コンバーション)率」と言うものがあります。
これは、今回の場合でいうと、お問い合わせされた割合です。
例えば、100アクセス中に2件の問い合わせがあった場合。
あなたのホームページやブログのCV率(成約率)は
2 ÷ 100 = 2%
一般的に、ホームページでのCV率は、0.3~3%くらいだと言われていますので、この数字なら「まずまず」だということになります。
※業種によって変化はあります。
さらに改善すると、CV率を5%、7%と高めることもできます。
1.3: 集客力
もうひとつ大事なことがあります。
それは、あなたのホームページの集客力を知ることです。
集客力とは、次の計算式で測ることができます。
『集客力 = アクセス数 × CV率』
いいですか。ここで大事なのは「かけ算」だということです。
アクセス数、CV率、どちらかがゼロだったら、あなたのホームページの集客力はゼロだということになります。
ということは、このままではお問い合わせは増えないという結論になります。
この式を覚えておいてください。
そして常に、アクセス数、CV率のどちらが原因になり集客力が落ちているのかを知っておいてください。
2: 最低限やっておいてほしい2つのこと
ホームページからの問い合わせを増やしたいのなら、次のツールを使うことは必要です。
2.1: Googleアナリティクス
大手検索エンジン「Google」が提供している、ホームページやブログのアクセスなどがチェックできるツールです。
このツールを使うことで、あなたのホームページやブログへアクセスしている人数がわかります。
他には、
- どんなページが見られているか
- どんなページは見られていないか
- 1人1度の訪問で平均何ページくらい見ているか
- 1人がホームページへ滞在しているのは何分くらいか
このような情報を簡単に見ることができます。
そして、この情報は集客力を改善する指針になります。
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2.2: Googleサーチコンソール
こちらもGoogleが提供するツールです。
このツールでは、あなたのホームページやブログへ
「どのようなキーワードで検索してたどり着いているか」
を分析することができます。
キーワードから訪問している人の
- 悩み
- 問題
- フラストレーション
が見つかりますし、
- 知りたいこと
- 解決したいこと
- 興味を持っていること
もわかってきます。
また第三者目線で見たとき、あなたのホームページは「何の専門家」として見られているのかを知る指標にもなります。
もし、あなたのビジネスに関係のないキーワードばかりで訪問する人が多いのなら、「量」は良くても「質」が低いので、問い合わせにつながる確率は低くなります。
こんなこともわかりますから、ぜひ活用することを忘れないでください。
3: 問い合わせに影響する3つの改善ポイント
集客力をアップさせるには、アクセス数が必要です。
でも、ただ「量」があればいいのではありません。
「質」とのバランスが必要です。
そこで「量」と「質」のバランスを取りながら、アクセス数を増やすための改善ポイントを3つ紹介します。
3.1: コンテンツの充実
ホームページへのアクセス数を増やすには、検索結果で目にしてもらえる機会を増やすことが必要です。
そのためには、あなたが公開して配信するコンテンツの内容を充実することが先決です。
単に専門的な難しい話ばかりではなく、お客様目線でのコンテンツになっているかが重要です。
- 訪問者の悩みを解決できるコンテンツ
- 訪問者の知りたいことを満足させるコンテンツ
- 定期的に見たいと思われる訪問者にとって役立つ情報
このようなコンテンツを定期的に作り、ホームページ全体の情報を充実していきましょう。
3.2: 次々見たくなる導線
読みやすさは大切です。
読みやすさとは、文章の読みやすさもありますし、ホームページ全体を見たときに、迷わない作りになっているということも含まれます。
訪問者が見たいページがすぐにわかる。
このようにするには、読めばすぐにわかるメニュー構成や、リンクの作り方が必要です。
ここでもお客様目線で考えると、次々と他のページもストレスなく読みたくなる導線ができあがります。
3.3: もっと見たくなる配置
ちょっとのことですが、写真の配置を変えるだけで、滞在時間やCV率に影響を出すことがあります。
また、文章だけで表現していたコンテンツに画像を入れることで、滞在時間やCV率に変化が出ることもあります。
1度の訪問では、問い合わせに進んでもらえなくても、もっと見たくなるようになっていれば、次回も訪問してもらえます。
訪問してもらう回数が増えれば増えるほど、問い合わせに進んでもらいやすくなりますので、もっと見たくなる配置をテストしてみてください。
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4: 問い合わせを生み出す3つの改善ページ
アクセス数が高まっているのに、問い合わせにつながらないことがあります。
アクセス数は、定期的に意味のある情報を発信していればついてきますが、問い合わせにつなげるには「安心」「信頼」「共感」という部分が必要になってきます。
そこで問い合わせにつなげるために確認し改善しておきたい3つのページを紹介します。
4.1: お問い合わせページ
もっとも大切なのは「お問い合わせ」ページです。
よくあるのは、ただ入力項目があるだけというページですね。
- ○○についてご相談ください。
- お気軽にご相談ください。
といった一言をいれるだけでも印象がガラッと変わります。
また、
- あなたの笑顔の写真
- 営業時間や返信対応する日数
このような情報も公開しておくと「安心」「信頼」「共感」を持ってもらいやすくなります。
また、問い合わせの文例があると尚良しですね。
多くの方は、ただ「相談内容をどうぞ」と言われても、書くことができません。
ですから、よくある相談例とか、書き方の例を用意しておいてあげるといいですね。
最後に、お問合わせページにサイドバーがあると離脱する確率が高まります。
お問合わせページから、他のページに遷移させる必要はないですよね?
ですから、できるだけシンプルに分かりやすい形(1カラム)にしておきましょう。
4.2: トップページ
なんだかんだと言っても、トップページは一番見られます。
ですから問い合わせにつなげたいなら、トップページの内容を改善しましょう。
相談からビジネスが始まるのなら、相談を受けているような画像を使う。
問い合わせが無料なら、無料を赤字で書く。
店舗系なら電話番号と受付時間をはっきりと見せる。
ヘッドライン(キャッチコピー)の改善。
トップページで訪問者の心をグッとつかみ、問い合わせに進んでもらえるように改善しましょう。
【キャッチコピー参照】
4.3: 各ページからの誘導
検索からやってくる方は、あなたが過去に公開したコンテンツ(記事とかですね)に興味をもって来られます。
ですから、各コンテンツには
- 関連する役立つコンテンツへ内部リンクを設置する
- 問い合わせへのリンクを設置する
- サービスへのリンクを設置する
このように訪問者が迷わずに、次に必要となるページへすぐ移動できるようなリンクを用意しておきましょう。
「無料相談はこちらをクリック!」
という具合に問い合わせページへのリンクを用意してもいいですね。
5: まとめ
ホームページからの問い合わせを増やす方法をお伝えしました。
今回の内容は非常に基本的なことですが、ここが出来ていないばかりに、もったいないことになっているホームページも存在しています。
まずは、あなたのホームページやブログの「集客力」を計算し数値として冷静に判断してみてください。
その結果、アクセスを改善するのか、CV率を改善するのかを判断してください。
最低でも2週間単位で、集客力の数値を分析していくと、どうして問い合わせが増えないのかが見えてきます。