なぜホームページ更新は必要?面倒でもやる意味ありますか?
ホームページ更新をするのって面倒です。でも、ホームページは更新した方が良い、更新する必要があると言われています。
本当に更新しないといけないのでしょうか?また、更新するとどんなメリットがあるのでしょうか?
今回はホームページ集客を専門に行っているSONIDOが、これまでの経験と実績からホームページ更新の必要性やメリットについてお話します。
1: ホームページ更新が必要な理由
ホームページ更新が必要な理由があります。もし、あなたのホームページがこれからお話する理由を必要としていなければ、面倒なホームページ更新をする必要は全くありません。
作ったままの状態で、そのまま維持しておきましょう。反対に、これからお話する理由を必要とされているのなら、面倒ではありますがホームページ更新が必要になってきます。
(1)SEO対策
ホームページを作られた方の80%以上が気にされる「SEO対策」。実際にはSEO対策に興味あるとかメリットがあるとか、そういうことを感じて気にされているのではなく、SEO対策で得られる「集客」という成果を得るためにSEO対策が気になっているはず。
このSEO対策に対してですが、現在Googleの検索エンジンが大きな力を持っています。そのためSEO対策を上手にするためにはGoogleの指針に従うしかありません。ではGoogleはSEO対策に関して、どのようなことを言っているのかというと、
「常に信頼できて新鮮な情報を提供しましょう」
こういうことです。
ここからわかるのは、新鮮な情報は更新しないと生まれないということですね。「放置しておいても新鮮なまま」というのは現実的ではありませんから。
もし、SEO対策が気になる。SEO対策によって検索結果の上位に表示されたい。こうした目的があるのなら、ホームページ更新は必要となります。
(2)新規獲得
SEO対策に関係することです。新規顧客の獲得を考える場合、ウェブでは検索結果が接点になります。
ということは、あなたのホームページから新規獲得をしたい。もっと新規を増やしたい。このように考えているのなら、ホームページ更新は不可欠な要素になります。
(3)リピート獲得
ホームページって、一度訪問しても、もう一度訪問したいということは、ほとんどありません。
でも、これではリピートを獲得して育てることができないので、ファンになってもらいにくいんですね。
では、どのようにすればリピートしてもらえるのかというと、ホームページをマメに更新して、何度も訪問する理由を作り出すこと。
例えば、いつ来店しても、いつも同じ商品しかないお店と、来店する度に目新しい商品や情報が用意されているお店だと、どちらに何度も足を運ぼうとするでしょうか?
これはリアル店舗でもウェブでも同じです。人の心理は変わりません。
リピート獲得を目指しているのなら、ホームページ更新を行いましょう。
(4)コンバージョン向上
ホームページが更新されていることで、訪問した人から信頼を得られます。また、リピートしたいと感じるようなホームページに更新され成長していると、ますます信頼が増します。
その結果、コンバージョン率の向上という、大変うれしい結果が出てきます。
この場合のコンバージョンとは
- お問い合わせ
- 相談申し込み
- 見積もり申し込み
- 資料請求
実際にお金の発生する取引以外のことも含みます。要するに成約へ一歩近づけることです。
こうした結果を得るためには、ホームページは常に新鮮でなくてはいけません。ということで、Googleが言うようにSEO対策という小手先の技術結果だけではなく、僕たちの仕事の実績にもホームページ更新は関係してきています。
(5)業界でのポジショニング
これは業界によりますが、ホームページから発信する情報が滞ることなく、新鮮で、役立つ内容なら、更新を継続することで自然に業界でのポジショニングが可能になります。
というのも、ホームページの更新は誰がやっても面倒です。そのため、ライバルがホームページを持っていても、半年くらいすると更新が滞ってしまうことがほとんど。ここであなたのホームページが更新を継続できれば、ライバルは自然と脱落し、SEO対策でも有利な結果が出てきます。
2: 更新が面倒な理由「ネタ」はこれで解決
更新が必要な理由をお話しましたが、実際に更新しようと思うとネタを探すのが面倒で、やはり進まないということも多いです。
でも、次のネタを集めておけば、比較的簡単に更新することができるようになります。
(1)業界ニュース
まず、どんなところでも「業界ニュース」というものがあります。
業界ニュースが全くない業界があれば、それはかなり特異な業界なので、SEO対策なんて気にしなくても、コアな人が探し当ててくれます。
一般的には業界ニュースは毎日(最低でも一週間に一度くらいは)何かあります。新技術が発表されたということもあれば、新製品が登場したということもあります。
最近なら、吸収合併されたことも業界ニュースに出てきます。
こうしたネタは、自然に入ってきますからネタに困りません。
(2)会社のお知らせ
会社からのお知らせもネタになります。
- 夏期休暇
- 年末年始の営業
- GWの休業日
- 新製品の紹介
- 価格改定のお知らせ
お客様が知りたいと感じている会社に関する情報を更新しましょう。これが全くないという会社は無いはずです。何かあると思います。何もないと思っているなら、それは見えていないだけです。自社のことです。もっと積極的に関心を持ちましょう。
(3)お役立ち情報
SONIDOがホームページ更新で力を入れているのが「お役立ち情報」の更新です。
業種業界によって役立つ内容は違いますが、ネタとしては際限なく存在しますので、更新にうってつけです。
例えばSONIDOの場合ですと、ホームページをご覧いただくとわかりますが、ホームページ集客についてのお役立ち情報をメインに更新しています。
このように、あなたの業種業界でも、お役立ち情報を見つけて更新することができます。
(4)よくある質問
お客様から質問をされることがあると思います。これも更新しやすくなるネタの一つです。
小さな質問でも構いませんので更新に使いましょう。
「質問なんてされたことがない」という方は、意識していないだけです。もしくは、相手の話をきちんと聞いていないだけです。もっと意識してお客様と接しましょう。必ず質問はされています。
(5)お客様の声
外壁塗装や屋根塗装、住宅建築販売など、比較的高額な費用が必要になる業種の場合、お客様の声はコンバージョン向上へ繋がるネタになります。
お仕事をすればするほど、お客様の声も増えていきますので、更新のネタに欠かせません。
「お客様の声なんてない」という方。こちらから感想を聞いていますか?また、結果をお聞きできるような関係性を作る努力をしていますか?「仕事が終わりました!お金ください!」だけで逃げるように対応していませんか?これは良くないです。
(6)実績紹介
お客様の声と同じくらい大事なのが実績紹介です。こちらも仕事をすればするほど増えていきますので、ネタとして困りません。
また、実績紹介はあなたの仕事ぶりや価値観が伝わりやすい情報なので、あなたにとって良いお客様を引き寄せるポイントになります。
お客様の声と実績紹介は、更新のネタとしてとても使いやすい情報です。
実績紹介の注意点は、お客様に承諾をいただくことです。無断で使うとトラブルの原因になります。ひとこと「HPに掲載してもいいですか?お名前とかは匿名にしますので・・・。」くらいは確認しましょう。
(7)用語集
教育を目的としているホームページや、業界の初心者に役立つ情報を提供して育成しようと考えているホームページの場合「用語集」は更新ネタとして使えます。
3: ホームページ更新を継続する方法
ホームページ更新を継続する方法を知っておいてください。
(1)業者へ依頼
自社で更新が継続できない場合、外部の業者へ依頼することができます。ホームページへの更新作業だけを依頼することもできますし、更新するネタ探しから更新内容まで制作した上で更新作業までやってくれるところもあります。
費用は業者によって様々です。予算と価値観の合うところを見つけましょう。
SONIDOでもご相談可能です。
(2)自社で更新
理想は自社でホームページ更新を続けることです。でも難しい。頓挫する。これも事実です。
そこで自社で更新される場合ですが、必ず「チーム体制」を構築してください。誰か一人だけに任せて終わりというのはいけません。必ず半年くらいで頓挫するか、更新タイミングがスローになります。
- ○○さんがやるから問題ない
- ○○さんがやっているはず
- 誰かがやっているはず
こういうのはNGです。結局は誰もやらなくなります。
4: ホームページ更新の頻度はどれくらいがベスト?
更新頻度について疑問をお持ちの方も多いようです。
SONIDOの経験と実績から申し上げますと
「理想は週に1回1ネタ更新」
ですが、これは結構大変です。そこで現実的な更新頻度としては
「月に2回2ネタ更新」
ここを目指し継続してください。
スタートダッシュだけ調子よく「週に1回」にしたけれど、3ヶ月くらい経過したら止まったということもあります。止まるのは避けたいです。それなら、出来る範囲で月2回更新にしておきましょう。
5: まとめ
ホームページ更新は、ホームページを活用して集客したい、何か成果を生み出したいと考えているなら「必要」です。
実際に更新しないと、検索結果上位に表示されないので訪問者が激減します。ということは、新規獲得は難しくなります。
新規は要らない。リピートも要らない。こういうところはホームページ更新しなくてもいいです。でも、そうでないなら更新してください。
更新すればするほど、アクセスが向上していきます。するとコンバージョン率も向上します。