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企業ホームページの内容(コンテンツ)とは?必須情報や構成のコツを解説

 
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デジタル化、DX、越境EC。このような言葉が新聞やニュースに出てくる時代になりました。

中小企業には話しの規模が大きくて実感はわかないかもしれません。しかし、中小企業にも着実にインターネットをはじめとするデジタル技術を使ったビジネス展開が必要になっています。

 

難しい技術を使うのは難しくても、これからもビジネスを展開していきたいのなら、企業ホームページは持っておかないと話しになりません。また、持っていたとしてもホームページが思っているように機能していないといけません。

 

あなたがこれから企業ホームページを作ることになった場合。既にある企業ホームページをリニューアルすることになった場合。

 

正しく機能させるためには「何から始めれば良いのだろう」と悩まれることでしょう。そこで今回は、ホームページからの集客を得意とするSONIDOが、企業ホームページの善し悪しを決め、正しく機能するかどうかが決まる「内容(コンテンツ)」のコツを解説していきます。

 

1: 企業ホームページと個人ブログの違い

企業ホームページと個人ブログ。インターネット上で情報を発信しているということに違いはありません。

 

だから、企業ホームページなのに個人ブログのような作りになっているところも見受けられます。

 

あなたに知っておいて頂きたいのは、企業ホームページは「お金」を生み出すもの、個人ブログは趣味や副業のものだということです。

 

企業ホームページへ訪問する人は、何らかの商品やサービスに興味を持ち「取引」を考えている人です。

いっぽう、個人ブログへ訪問する人は、自分個人の問題を解決できないか、暇な時間を少しでも楽しく過ごせないかと考えている人です。

 

そもそも訪問されたときの最終ゴールが違っています。

 

ということは、企業なのに個人ブログの形態で訪問者を集めても、成果には結び付きにくいのです。

 

インターネットを使った集客や成約で重要なのは、自分たちに必要の無い人を徹底的に排除し訪問させないことです。

裏返すと、必要な人だけに訪問してもらえれば良いのです。

 

例えばSONIDOの場合、単純にホームページを作りたいという人を排除しています。ただ作れれば良いという人に訪問していただいても料金的に合わないため成果に結びつきません。

しかし、ホームページを使って集客したり成果を出したりしたいと強く望んでいる人だけに訪問してもらえるようにしているため、お問い合わせがあると高い確率で成約していただけるようになっています。

 

こういう言い方は適切ではないのでしょうが、インターネットを使った(ホームページを使った)集客や成果を出す仕組みでは、訪問者を自分たちで選り好みするくらいの気持ちが必要なのです。

 

こういう視点からもご理解いただきたいのですが、企業ホームページと個人ブログは「似てはいるけれど別のモノ」と認識してください。

 

2: 企業ホームページの必須内容や構成とは

企業ホームページには必須の内容やページ構成があります。

 

すべてを必要とはしていませんが、「必須コンテンツ」でお話している内容は網羅していただきたいです。

 

2.1: 企業ホームページの必須コンテンツ

必須コンテンツがあります。ここでお話するコンテンツが無くては話しが始まりません。

(1)会社概要

会社の正式名称や住所、電話番号やFAX番号、メールアドレスや営業日など、企業運営の基本となる情報を掲載してください。

 

業種によっては資格が必要なこともあるはずです。そういう場合は資格番号など、資格取得できていることを示す証拠も掲載しましょう。

 

怪しいビジネスを行っている企業のホームページの会社概要は、めちゃくちゃ荒いです。電話番号が掲載されてないとか、住所がでたらめとか。

 

取引を前向きに考えている企業担当者との信頼を作る一歩です。しっかりと正しい情報を掲載してください。

(2)事業紹介

どのような事業を行っているのかを伝えましょう。

 

ここでは詳しい商品やサービスの説明ではなく、大きな括りでの事業紹介で問題ありません。

 

商品やサービスの細かな情報は別途「サービス紹介」や「商品紹介」のページで行います。

(3)事例や実績

企業の場合「取引実績」と言った方がわかりやすいでしょうか?

 

これから取引を考えている担当者からすると、過去の事例や実績は気になります。

 

営業担当者と一緒に、事例や実績として公表しても良い案件を選び出して掲載してください。

(4)よくある質問

これまで同じような質問をされたことがあるはずです。

 

特に取引の最前にいる営業担当者やカスタマーサポート担当者は、よくある質問で使えるネタを知っています。

 

協力して洗い出しましょう。そして、一問一答形式で掲載してください。

(5)お問い合わせ

あなたの会社と連絡を取るための手段を用意してください。

 

  • 問い合わせフォーム
  • メールアドレス
  • 電話

 

こういう方法で問い合わせできるように用意しておきましょう。

(6)プライバシーポリシー

個人情報に関する取り扱いはビジネスでは明示することが必要です。

 

昨今、個人情報は資産とも言われますから、お互いに気になる部分です。特に取引を考えている相手からすると、とても気になるところですし、相手企業のコンプライアンスによっては個人情報の取り扱いが明示されていないと、話しを前に進められないということあります。

(7)採用情報

企業ホームページから採用をされる場合に必要です。

 

採用に関しての情報発信は別の「採用専用ホームページ」や「マイナビ」などを使っておられる場合は必須ではありません。

 

2.2: あると良いコンテンツ

企業ホームページにあると競合と差別化できるのが、ここでお話するコンテンツです。

(1)企業理念

企業理念が全く同じという会社はありません。

 

だからこそ掲載すると差別化に役立つのです。

 

必須ではありませんが、掲載する方向で考えてもらいたいページです。

(2)沿革

歴史のある企業の場合、沿革は実績としても使えます。

 

また、何度か大きな転換期を乗り越えてこられた企業であれば、どれだけ堅実な経営をされてこられたのかを伝えることもできます。

 

さらにテレビ取材や雑誌の取材が発生する、知名度のある企業なら「話題になっている」ことをアピールすることもできます。

(3)経営者からのメッセージ

これも差別化しやすいページです。

 

経営者からのメッセージが全く同じという企業があれば、ちょっと怖いですね。誰が経営しているのか疑いたくなります。

 

ありきたりな美しいメッセージではなく、経営者の強い想いをメッセージにしてください。

 

どこかのセミナーで耳にしたようなメッセージは見ている人に何も訴えません。また、社内のスタッフの心にも響きません。

(4)先輩からのメッセージ

採用をホームページでされている場合に、あると良いのが先輩からのメッセージページです。

 

求人応募を考えている人からすると、どういう人と一緒に働くのかは給料よりも気になるところです。

 

できれば動画を使って、表情や声がわかるようにしておくと、応募を検討している人に安心感を持ってもらえます。

 

歯科医院や介護事業者の求人には必須と考えてください。

(5)サービスの紹介

御社が提供している商品やサービスについて詳細な情報を発信します。

 

  • 商品やサービスの名称
  • 料金
  • 提供形態
  • 納期
  • 形状

 

必要な情報を伝えましょう。また、商品やサービスを利用いただくことで、取引企業様にはどのようなメリットやデメリットがあるのかも正直に掲載することが必要です。

(6)お知らせやニュース

自社からのお知らせやニュースを掲載しましょう。

 

一般的には

 

  • 夏期休暇のお知らせ
  • 年末年始の営業日のお知らせ
  • 社内行事による休業

 

この3つが多いですね。

 

また、雑誌や新聞に取り上げられた場合は、ニュースとして発信しましょう。

(7)ビジネスブログ

取引先や見込み取引先に役立つ情報を公開していきましょう。

 

あなたの企業は何らかの専門家です。ということは、専門性の高い情報や業界の最新ニュースを発信することができるはずです。

 

2.3: BtoBに必要なコンテンツ

BtoBの取引を目指している場合に必要なコンテンツをお話します。

(1)製品カタログ

製品(サービス)のカタログをダウンロードしてもらえるように用意しましょう。

 

提供形態はPDFで問題ありません。最近のパソコンやスマートフォン、タブレットなら80%以上の確率で表示できます。

(2)設備一覧

製造関係の企業様の場合、設備一覧のページがあると検討している担当者は安心できます。

 

見せたくない機械や、見せたくない部分があると思いますが、そういった部分は写真から外すか、後から画像を編集してモザイクをかけてわからなくしてしまいましょう。

(3)製造工程

製品を作られる企業様の場合、どういった工程で作られるのかを掲載してください。

 

全ての製品が同じ工程ではないですが、もっとも一般的な工程や、人気製品の工程だけでもかまいません。

 

製品別の細かな工程は商談で伝えれば良いのですから、ホームページではざっくりと工程がわかるようにしておけばOKです。

(4)技術紹介

どのような技術を持っているのか紹介しましょう。

 

技術をウリにしている企業ホームページでは必須だと考えましょう。

(5)取引の流れ

企業間取引の場合、どういった流れで取引開始まで進むのかを掲載してください。

 

一般的には、

 

  • ホームページや電話などで問い合わせ
  • ヒアリング(商談)
  • お見積もり
  • 承認
  • 取引開始

 

大雑把にはこういう流れになると思います。

(6)環境や品質の方針

SDGsが広まったことで環境や品質に関する方針に注目される企業様も増えています。

 

活動や方針があれば掲載しておきましょう。

 

3: 企業ホームページの王道ルール

企業ホームページには王道ルールがあります。

(1)クリックは3回

訪問者が見たいと思っているページへ、最大3クリックでたどり着けるように構成をしてください。

 

深すぎる階層は「わかりにくい」だけなので、探して見る前に離脱されてしまいます。

(2)迷わせないタイトル

各ページのタイトルは、見ただけでどういう内容のページなのかがわかるようにしましょう。

 

奇をてらったタイトルにする必要は全くありません。

 

訪問者はある程度「どういうページがあるのか」予想しています。予想に反したタイトルは混乱の原因になるだけです。

(3)わかりやすいメニュー

グローバルメニューをはじめ、ホームページには何カ所かにメニューがあります。

 

メニューはわかりやすいタイトルと、深すぎない階層にするのがポイントです。

(4)関連情報は内部リンク

ページによっては、関連情報が他にも存在していることでしょう。

 

そういう場合は、関連情報を内部リンクして訪問者が回遊しやすいように誘導してください。

(5)写真は明るめ

写真を使うときですが、明るめのものを使いましょう。

 

暗い写真は、訪問者をイライラさせます。

 

4: 企業ホームページが失敗するポイント

企業ホームページを作ったのに失敗されるところもあります。

 

失敗には原因があります。

(1)更新されない

ホームページを作ったときのまま放置している。これでは失敗します。

 

月に2~4回は更新してください。何か発信できる新しい情報があるはずです。

(2)目標が曖昧

ホームページのゴール設定が曖昧だと失敗します。

 

ここでいうゴールとは

 

  • お問い合わせ
  • 資料請求
  • オンライン相談

 

など、何らかのアクションを決めておくということです。

 

ゴールが決まっていないと、ホームページがビジネスに役立っているのかどうか判断できません。

(3)企業に積極性がない

企業ホームページを作るとき、企業担当者が積極的に制作を依頼した人へ情報提供できないと良いモノはできません。

 

黙っていても、制作を依頼された人があなたの考えを理解できません。

制作する人は超能力者ではありません。メンタリストでもありません。

 

言葉で伝えましょう。面倒かもしれませんが、きちんと伝えないといけません。

 

5: 企業ホームページ作成での必須条件

企業ホームページを作成する上で「これはやっておかないと!」という条件をお話します。

(1)スマートフォン対応

この対応なくホームページを作成してはいけません。

 

今はまだパソコンで見ている人が多くても、将来的にはスマートフォンやタブレットが増えていきます。

 

「スマホ対応は別途費用」なんて言う制作会社に依頼してはいけません。スマホ対応は最初から含まれていて当然の時代です。

(2)SSL対応

httpsからはじまるURLにすることです。セキュリティーの向上に関係しています。

 

これも「込み」が当然の時代です。「SSL対応は別途費用」なんて言う制作会社は検討から外しましょう。

(3)自分で更新できる仕組み

「ホームページを作ってからも、更新作業は制作会社に依頼する。」

 

これは間違いです。今の時代、ブログ関係は自分で更新できる仕組みが当たり前。これも「制作会社でないと難しいのでできません」なんて言うのは論外です。

 

6: まとめ

企業ホームページを作る方は、今回の内容を参考にして進めてください。SONIDOが実際に制作するときのノウハウを伝えていますので間違いありません。

 

後は、制作方法ですね。制作会社へ依頼するのか、詳しい友人や知人に依頼するのか。または自社で作成するのか。

 

それぞれにメリットやデメリットがあります。また予算や納期も絡んできます。

 

御社にとって無理のない方法を選びましょう。どの方法であっても今回お話したコツは使えます。

 

 

 

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