外壁塗装業でホームページを制作するとき参考にしてほしい5つのこと
このコンテンツでは、外壁塗装業の方がホームページを制作するとき、リニューアルするとき、参考にしてほしい情報をお伝えしています。
これまでSONIDOでは「外壁塗装業」「解体工事業」「外構業」「リフォーム業」「工務店」の方からホームページ制作のご依頼をいただきました。その経験から、業種特有のポイントをお伝えしたいと思っています。
1: 外壁塗装業のホームページ制作で必要なのは「○○サイト」
これだけ情報が簡単に手に入るようになっても、ホームページを持っているだけで、後は放っておけばお客さんから電話が鳴って仕事の引き合いが来ると思っている人がいます。
この考え方は間違っています。では、どのような考え方が間違っていないのかというと、外壁塗装業の方がホームページを制作するときには「目的」を明確にしておくことです。
(1)ホームページの目的は「集客」である
ホームページを制作する目的として最も多いのが「集客」であるはずです。
下請けから脱出したい場合。今までとは違った集客方法がほしい場合。新型コロナの影響から外出しづらくなった場合でもお客様を安定して獲得したい場合。
どれも「集客」が大事になってきます。
このような目的を明確に持つことで、デザインだけのホームページや、大手メーカーと同じようなホームページではなく、あなたの仕事に役立つホームページを手にすることができるでしょう。
(2)請負するなら「コーポレートサイト」が必要
大手から仕事を請け負いたい。そんな場合は目的を、一般消費者の集客から、BtoB向けの「コーポレートサイト」へ変更しましょう。
一般消費者と請負会社を探している担当者では、見たいこと知りたいことが違います。
一般消費者向けの集客サイトと、BtoB向けのコーポレートサイトは発信する情報や視点が違っているため、あなたがどちらのホームページを制作したいのか、目的を明確にしておきたいところです。
(3)求人するなら「求人サイト」を別に設けよう
人手不足だからホームページから求人したい。
こういう場合、集客サイトやコーポレートサイトの中で求人情報を取り入れてしまう会社があります。
意外にこういうケースが多いのですが、集客サイトやコーポレートサイトは求職者の参考にはなりますが、求職者が求めているのは「自分が快適に働けるのか」という部分です。
そのため、求人情報を一緒にすると、求職者は迷ってしまい、実際に自分の働いている姿をイメージしづらくなります。
もし、あなたがホームページの制作と同時に「求人も一緒にやりたい」場合は、求人サイトを別に設けるように考えましょう。
2: 外壁塗装を依頼したい人が知りたいことを用意する
続いて、あなたの会社へ外壁塗装の仕事を依頼したいと考えている人が知りたいことをお話します。
この「知りたいこと」が抜け落ちていることで、いつまで経ってもホームページから成果が出ないということもあります。
ぜひ視点を「お客様」に移動して考えながら読み進めてください。
(1)差別化できる情報
あなたの外壁塗装工事と、ライバル達の外壁塗装工事には、どのような違いがあるでしょうか。
- 技術
- 経験
- 扱っている塗料メーカー
- 補修
- メンテナンス
- 保証
- 事前調査
- 工事中のマナー
これ以外にもあると思いますが、要するにあなたと、あなた以外を差別化する情報を消費者は欲しいと考えいます。
というのも、どこも同じ外壁塗装業なら間違いなく一番安いところが選ばれるものです。これは、外壁塗装業に限った話ではありません。
SONIDOも同じです。ホームページ制作会社なんて、星の数ほどあります。
フリーランスや副業の人も入れると、数えることはできません。
そういう多数の中で、もしSONIDOが単に「ホームページ作れます」だったら、他との差別化が出来ていないため、仕事がやってくることはありません。絶対に(これは確信があります)SONIDOよりも1円でも安い制作会社へ仕事が流れ込んでいきます。
でも、現実はというとSONIDOはホームページ制作会社の中で差別化に成功しています。どの部分で差別化しているのかというと「集客の仕組み」を取り入れたホームページ制作会社であることです。
この差別化によって、SONIDOは多くのライバルの中でも選んでもらえるようになっています。
同じように、あなたの会社も差別化できることが、ホームページ制作では大変重要になってきます。
(2)信頼感をアップする情報
人はお金を使うとき真剣です。
ヘラヘラ笑いながら使う人はいません。
金額が10円でも100円でも、10万円でも100万円でも同じです。それだけお金を自分の元から手放すとき、大きな痛みを伴っているのです。
では、この痛みを少しでも和らげ、財布からお金を取り出し(クレジットカードを取り出し)てもらうのかというと、信頼感をどれだけアップさせられるのかということです。
一般消費者は、誰もが買い物を失敗したくありません。
また、まわりの人の「どうしてあんなところで・・・」なんて絶対に言われたくありません。
そのため、どの会社を選ぶか検討するときには信頼感の高いところを選ぼうとします(リスクの減少です)。
あなたはこのポイントを見逃してはいけません。あなたも相手に信頼してもらいやすい情報を提供しましょう。
- 過去の外壁塗装工事の実績
- 大手メーカーでの仕事
- 公共施設(学校や役所など)の工事
誰もが「へぇ~」「こんなところもやってるんだ」「国の仕事をやってるのなら」というように、関心を示してくれる情報を準備しましょう。
(3)発見しやすい
ホームページは見つけてもらわなくてはいけません。
そのためには、GoogleやYahoo!の検索から見つけやすいように、検索結果の上位表示を目指す必要があります。
または、費用を使って広告を出すというのも方法です。
どちらにしても、検索されたとき、比較的早く目につく場所へ、あなたのホームページを表示させる必要があります。
これはSEO対策と言われることです。
あなたの優れた仕事を届けたいのなら、依頼したいと考えている人が「発見しやすい」ように工夫しておくことも大切です。
「発見できない=存在しない」と同じです。
3: 外壁塗装業がホームページを制作依頼するときのポイント5つ
いよいよホームページ制作の依頼を具体的に検討するときがきました。
次の5つのポイントを重要視しておきましょう。
(1)デザイン
ホームページはデザインだけではありませんが、ある程度のデザインは必要です。
特にスマートフォンで見たときに、わかりやすいデザインであることを忘れてはいけません。
優先順位は、スマホ > パソコン です。
(2)制作費用
制作費用はいくらなのか、最初に確認しておきましょう。
油断すると追加費用を請求してくるところもあります。
また、変更や修正についても追加費用の請求をしてくるところもあります。どの範囲(どの期間)を超えると変更や修正に追加費用が必要なのか最初に確認することが大切です。
(3)月額費用
ホームページを制作してから、毎月の運用費や保守費が必要なのかどうかを確認しましょう。
同時に具体的な金額も聞いておくのが安心です。
(4)集客スキル
目的が集客サイトなら、制作会社が集客スキルを持っているのかどうかも注意点です。
ホームページからの集客が得意と言いながら、自分たちは電話営業がメインという会社もあります。商工会から獲得しているだけの会社もあります。
制作会社がホームページから集客できているところを選びましょう。
(5)育てる方法
ホームページは作って終わりではありません。
育てていく必要があります。
でも、どのようにして育てればいいのかわからないことも多いはず。
そこで制作会社が育てる(運営、運用)方法を教えてくれるのか。あなたの会社で育てるのが難しい場合、手伝ってもらえるサービスが準備されているかを確認しましょう。
放置されたホームページは、何の役にも立ちません。
4: まとめ
これからの外壁塗装業には、ネットを使った情報発信は欠かせません。
また、集客や請負、求人など、ビジネスに関係する様々なことがオンライン化されていきますから、今のうちから対応しておくことでライバルを引き離すこともできるはずです。
新しい集客方法。新しい請負。人手不足の解消など、目的はいろいろあると思いますが共通していることは、あなたの会社を知ってもらうために「ホームページ」は必要だということです。