建設業向けホームページ制作を成功させるポイントとは
今や、ホームページを持っていない業種や業界はほとんどないと言っても過言ではありません。
会社の規模や資本金の金額に関わらず、何らかのサービスや商品を提供しているところなら、ホームページを制作しています。
これは、これまでお客様と直接工事の契約をすることが少なかった建設業にも言えることです。
そこで今回は、建設業向けのホームページを制作して成功させるポイントについてお話していきます。
目次
1: 建設業がホームページを制作しないといけない理由
建設業の方はご存じの通り、これまでは大手の会社から仕事受けていることが大半だったと思います。
この方法でもビジネスという視点で考えると会社が回っているので問題はありませんが、できれば「下請け」的なポジションでの仕事ではなく、自分たちがお客様から直接注文を受けて仕事をしたいはず。
そこで重要になってくるのがホームページを制作する理由です。
(1)知ってもらえる
建設業の事務所へ全く知らない人がカフェへ行くように訪問してくることはありません。
また、特別な関係性がないときに電話して質問してくることもありません。
ということは、あなたの会社は消費者に全く知られてもいませんし、興味をもってもらえてもいないのです。
これでは何年会社を続けても、消費者から直接注文をもらうことはできません。
でもホームページがあれば、消費者はスマホから検索して勝手に探してくれますので、あなたの会社を知ってもらう機会が増えてきます。
(2)安心感
どうして消費者があなたの会社へ訪問しないのでしょうか。
それはスタバのような安心感がないからです。
スタバなら、突然高額な費用を請求されることもありませんし、しつこい営業をされることもありません。
後日、家へやってきてセールスされることもなければ、電話してくることもありません。
だから安心してスタバへは足を運ぶことができるのです。
一方、あなたの会社はというと、しつこい営業などを行っていないとしても、消費者目線としては「わからない」ので、怪しいと感じられてしまうのです。
でも、ホームページがあれば、あなたの会社が誠意を持って工事をしていることをアピールすることができます。
しつこい営業をしていないことも知ってもらえるでしょう。
そうです。ホームページを通すことでスタバに近づけるのです。
(3)こだわり
あなたの会社の工事でこだわっていることを知ってもらえます。
もしホームページがないと、あなたのこだわりを発表する場所がありませんので、消費者へ知ってもらう機会も出てきません。
いくらすばらしい工事をしていても「知られていない」ということは「ないのと同じ」なんです。
あの技術力の低い会社と、あなたの会社が同列に見られている可能性もあるのです。
ホームページを使うことで、本当の価値を発信し知ってもらうことができるのです。
2: 建設業に必要なホームページとは
では、どのようなホームページが必要なのかを見ていきましょう。
(1)問い合わせしやすい
簡単に問い合わせできるようにしておきましょう。
電話での問い合わせはもちろん、メールでも問い合わせできるようにしておきたいですね。
若い世代を狙うのなら、LINEから問い合わせできるようにしておくのも有効です。
(2)悩み
あなたの会社へ仕事を依頼したいと考えている人の「悩み」を見つけましょう。
建設業へ依頼を考えているということは、費用もそれなりに覚悟されている方のはず。ということは悩みも深いですから、解決できることがわかれば依頼される可能性が高くなります。
(3)地域に根ざした集客活動
ホームページを使って、地域で勝てる集客活動を行うことが大切です。
日本全国を相手にする必要はなく、あなたの商圏の中で目に付けばいいのです。
(4)アドバイス
ホームページを使った集客活動は、専門的な部分もあり複雑になっています。
そこで、自分が集中して行う部分と、専門家にアドバイスをもらう部分を分けて考えておきましょう。
3: 建設業向けホームページを制作する方法
大きく分けると3つの方法があります。
(1)自分で作る
費用がもっともかからない方法です。
その代わり、あなたの時間と労力を使うことになります。
一度でもホームページを作られたことがある方なら、WixやJimdoなどを使って無料で作ることもできるでしょう。
(2)見た目だけのホームページなら激安制作会社へ依頼する
集客の仕組みが必要ない。
会社パンフレットの代わりでOK。
こういう場合は激安制作会社へ依頼しましょう。
ホームページから得られる効果は必要ないのですから、見た目のデザインだけ優秀だったら良いと思います。
(3)集客もしたいのなら自分もホームページから集客している制作会社
ホームページから集客をしたいと考えておられるのなら、すべてのゼロから自分で作るのはかなり大変です。
時間が有り余っておられるのなら、勉強しながら作っていくことも可能だとは思いますが、お仕事をしながらとなると苦しくなって頓挫するかもしれません。
ですから、SONIDOがおすすめするのは、ホームページ集客を実践している制作会社へ依頼することです。
4: 建設業がホームページ制作で成功を目指せるポイント
建設業がホームページ制作して成功を目指すためには、次のポイントを理解しておかなくてはいけません。
(1)事例とお役立ちのバランス
建設業の場合、ホームページへの訪問者は「どのように完成するのか」を知りたいのです。
ということは、技術的に安心してもらうための「お役立ち情報」と「事例」の情報を公開することが重要です。
ポイントは、どちらかだけではいけないということです。
事例がないと口だけの会社だと思われますし、お役立ちがないと「これから客」の興味を引くことができません。
両方がバランスよくあるからこそ、少し興味を持って探している人をお役立ち情報でキャッチし、事例で納得して問い合わせに進んでもらえるのです。
(2)継続性
お役立ち情報や事例を継続的に公開すると成功する確率が上がります。
この理屈は多くの人が知っていますので、魔法でもなんでもありません。
でも、継続できる人がいないので、魔法のような力が宿っています。
5: まとめ
建設業向けホームページ制作を成功させるポイントについてお話しました。
今回の内容を参考にしつつ、あなたの会社の規模や集客したいかどうかを検討し、自分に必要なホームページを作ってもらいたいと思います。
集客は必要ないのに高額な費用を払って制作する意味はありません。
反対に、集客したいのに激安で制作して成果を期待するのは簡単でないかもしれません。
「早い 安い 良い」は吉野家だけです。
- 早くて安ければ良くない
- 早くて良ければ安くない
- 安くて良ければ早くない
これが一般的。
自分の会社に必要なホームページを検討し、制作という次の一歩へ進んでください。
