売れる人と売れない人の違いとは?理由は簡単!誰でも解決できます
リアルな店舗でも、企業向けサービスの営業でも、ホームページやオンラインショップを使ったネットでの販売でも、どのようなシーンであっても必ず存在するのがコレ。
「売れる人と売れない人」
どちらか片方しか居ないという環境やシーンはありません。必ず一定数の「売れない人」が存在しています。それも競合が多いということもないのに、何年経っても「売れないままの人」が存在します。
これって不思議ですよね。
売れない人が売れる人の半分しか仕事をしていないということもありませんし、どちらかというと売れる人の方が、作業時間や稼働時間が売れない人よりも少ないことも多々ありますから。
今回は「売れる人と売れない人」の違いについてお話していきます。
目次
1: 売れる人と売れない人の違いとは
冒頭で結構かっこいいことを言いましたが、SONIDOも独立した当初は残念ながら「売れない人」グループに属していました。
それも「売れない人」グループの中でも、さらに売れない人だったと思います。だって、本当に仕事が無かったですから。
売れなかった理由として、今だと思いつくのは「勝手に仕事がやってくる」と心のどこかで期待していたことでしょう。完全なサラリーマン思考で独立しているので、仕事が勝手にやってくるのが当たり前と思っていました。
でも、そうこうしていると流石に貯金も減っていきますので焦りだし、まわりを見ると上手に稼いでいる(売れている)人を見つけることができるわけです。
そして「どうして自分は売れないのか」と考え出して、、、僕なりに違いを発見しました。
売れる人と売れない人の違いとは、ひとことで表現すると次のようになります。
「行動や考え方に偏りが強い」
- ○○であるべき
- ○○はやっちゃダメ
- ○○になるはず
それも、ネガティブ方向へ行動や考え方が偏る傾向が強いので、ますます「売れない人」の深みにはまっていきます。
こういうことに気づいたことで、解決するための簡単な方法を見つけました。次からお話していきます。
2: 簡単に解決する方法
ちょっとしたことで、「売れない人」の原因を解決できます。
2:1 できる理由とできない理由
ビジネスを学ぶと何度も登場する言葉があります。
「マインドセット」
売れる人と売れない人の違いで最も大きいのがこれです。
とにかくマインドセットによって、自分のまわりで起こっている事象の捉え方が180度変化します。
そして、捉え方が変わると心構えも違ってきますから、勝負に強くなっていきます。
例えば、マインドセットによって次のような違いが発生します。
事象:これからセールスをする
- どうしたら話しを聞いてくれるだろうか
- 何を伝えれば買ってくれるだろうか
- 何ができれば契約してもらえるだろうか
- 今日も話しを聞いてもらえないだろうなぁ
- どうせ何を言っても買ってもらえないだろうし
- 契約なんてとれるはずがない
売れる人のマインドセットは「できる」ことにフォーカスしていますが、売れない人のマインドセットは「できない」ことにフォーカスしています。
こうやって見ると分かりますが、売れない人はセールスする前から「絶対に売れない人」を自分自身で作り上げてしまっているんです。こうして作り上げた「雰囲気」は、不思議なことにお客様へ伝わります。そして「売れない」結果が出てきます。
一歩離れてみると「原因と結果」の法則が正しく作用していることもわかりますね。だって「絶対に売れない」という思いが現実化し結果になっているんですから。ある意味「大成功」な訳ですよ。
この気持ちは僕もわかります。同じ事をしていましたから。ここで注意しておきたいのは「できる理由」と「できない理由」を考えると、どちらが多く簡単に理由を出せるのかということ。
つまり、簡単に多く出せる方が「楽」なので、ついついそちらへ流されてしまうのです。
さて「できる理由」と「できない理由」ですが、できる理由を考え出すのは難しいです。反対にできない理由は無限に出せます。
そのため「できない理由」を出して集めてしまい「売れない人」の罠にはまっているのです。
そこで簡単に解決するためには、「どうするとできるのか?」と自分に問いかけるようにしておきましょう。スマートフォンの待ち受けに書いておいても良いです。
一日に何度も目にするところへ「どうするとできるのか?」という問いを自分に投げかけましょう。思考にクセがつくと簡単に「売れる人」と同じ思考になります。
2:2 自分のルールを持っているか
売れる人と売れない人の違いを生み出している原因として「自分のルール」というものがあります。
売れる人は「自分のルール」を持っています。そのためルールから外れるような話しは、自分から遠ざかっていきます。または、自分のルールに近づけるよう話しを誘導します。
というのも、自分のルールをもっていないと、相手のルールに振り回されるだけで、いつまでがんばっても売れません。相手はあなたのことをそんなに重要視していません。
ひどい相手なら、「いつでもいい」くらいの気持ちであなたに向かい合っています。もっと悪い相手だと「タダで利用してやろう」と考えています。こういう人を相手にしても、来月再来月に売れません。というか永遠に売れません。
もし自分のルールをもっていれば「脈無しだな」と感じることもできます。そして脈無しなら今は一旦遠ざかり様子を見ることもできます。そして、様子を見ている間に別の案件にアプローチすることもできます。
売れない人に限って、脈の無い話しにくらいつき振り回し続けられているものです。
2:3 締め切りを考えるクセ
売れる人になるためには、締め切りを考えるクセをつけましょう。
- 訪問回数○○回で成約する
- 資料作成で○○時間使えば成約する
- ○○日以内に成約する
要するに成約までの期限を設けるのです。期限を設けると、それまでは集中して取り組めます。
集中して取り組み、期限を過ぎても成約する気配がないのなら、ダラダラ付き合うのではなく次へ進みましょう。
売れる人は切り替えが素早いです。いつまでも期限なく引っ張っても成果にはなりません。相手はあなたの貴重な時間を考えていません。自分の暇つぶしに使っているだけという人もいます。
3: リアルでもネットでも実は同じ
リアルでもネットでも「売れる人」と「売れない人」の違いは同じです。
なぜかというと、どちらも最終的には「人」と対話することでモノやサービスが売れるから。
例えば、ホームページやオンラインショップで販売するとき、リアルに人が接客していませんが、人に代わって文章や画像や動画で接客しています。
このポイントを忘れてはいけません。
売れる人は常に「人に」フォーカスしています。もう少し踏み込んだ表現をするなら「相手の悩み」「相手が手にしたい明るい未来」にフォーカスしています。
こういう部分にフォーカスすると、必然的に「どうすれば実現できるのか」と考えはじめます。そして、その思考や表現が相手に伝わり「この人から買いたい」と変化していきます。
気持ち良く売れる人というのは、パワーで押し切って売っているのではありません。また、多くの残業をして売っているのでもありません。
前向きな気持ちと、相手が心から得たいと考えていることにフォーカスし、自分が販売している商品やサービスがどのように役立ち、相手の明るい未来が実現できるのかを伝えているのです。
4: まとめ
「売れる人」「売れない人」。いつの時代でも、どのような分野でも2つのグループが出来上がります。
もしあなたが「売れない人」グループに今は属していたとしても大丈夫。僕でも売れるようになれたのですから。
ただし、「売れる人」グループへ移動するために「魔法」を待っていても手に入りません。天使が家のドアを「ドンドン」と叩いて「売れる人グッズ」を持ってきてくれることもありません。
「売れる人」グループへ移動するためには自分のマインドセットを変化させ、相手の気持ちにフォーカスする「クセ」を付ける必要があります。
「売れない、売れない、売れない」と悩むよりも、「どうすれば売れるか」を考えましょう。そして考えた方法をすぐにテストしてください。100回やれば1回は成功します。その1回があなたに合った「売れる」方法であり、「売れる人」グループへ移動するためのチケットになります。