ホームページへ誘導する方法とポイント
ホームページを持っているけれど、訪問してくる人がいない。
これ、ものすごく悲しいですよね。SONIDOも今のホームページになる前は、同じ状態だったのでスゴく気持ちがわかります。
でも、あきらめないでください。SONIDOは全然訪問してくる人がいない状態から、今ではホームページからの問い合わせだけで仕事をいただける状態へと変化させることができたのですから。
今回は、昔の僕と同じように悩んでいるあなたへ、どのような点に注意することで、SONIDOが変化できたのかを紹介していきたいと思います。
目次
1: ホームページへ誘導する5つの方法
はっきりいいますと、昔の僕はホームページへ人を誘導する方法をわかっていませんでした。
単純にホームページを公開すれば、誰かが見つけてくれてバンバン問い合わせがやってきて、ウハウハな状態がすぐにできあがると想像していました。
でも、これは想像でおわりました。いえ、想像でもないですね。妄想という言葉が適切でした。
こんな状態だったので、当然、ホームページに人は来ないわけです。そこで少しは勉強しようという気にもなり、次の5つの方法があることを知りました。
(1)アナログ
チラシですね。
新聞の折り込みやフリーペーパーへの掲載。
ポスティングなどもここに入ります。
あとは、看板も同じです。
この方法を知ったのですが、SONIDOで使えるかというと難しい。
はっきり言って、効果が見えない。
だから、この方法は選びませんでした。
おそらくSONIDOがカフェやパティシエ、アパレル、美容室なら価値のある方法だと思います。
(2)口コミ
これ、良く聞く方法です。
SONIDOもこれを期待しましたが、そもそも近隣の方がお客様ではないので口コミが広がらないのです。
また、同業者へワザワザ自分のところが上手くいっていることを話す経営者もいませんから、この方法もSONIDOでは使いにくい。
(もちろん、口コミから紹介という流れがゼロではありません)
口コミは、歯科医院や整骨院、エステや美容室、リフォーム業や外壁塗装業の方のように、地域密着のビジネスには大変効果があります。
(3)広告
やりたかった。昔、ほんとにやりたかった。でもね、広告費が必要なんですよ。
そんなお金、無かったんです。
だから、昔のSONIDOでは却下。
もし、あなたの会社で広告費を予算計上できるのなら、有料広告はホームページへ誘導する方法として大変良い選択です。
短期間で訪問者数をグンと増やすことができるでしょう。
(4)メルマガ
「メルマガ1通で1千万円の売上!」
聞きますよね、こんな話。
でも、メルマガを送る相手がいないと、何も起こりません。
昔のSONIDOには、メルマガを送る相手はいませんでした。
送れる相手というと家族、親族、友人、独立する前に勤めていた会社の人。
これらの人へ送ってSONIDOのホームページを訪問してくれても、お金を生み出すことはありません。
もしあなたが何らかの方法でメルマガを送る人の情報を持っているのなら、活用するとホームページへの誘導に使えます。
ちなみにSONIDOも今ではメルマガ登録いただいた方がいらっしゃいますので、そちらへ情報を送ることで、ホームページへ誘導することができるようになりました。
(5)SEO
SONIDOが飛躍的に変化した理由がコレ。
ホームページを検索から見つけてもらって、訪問してもらうときに使う手法です。
検索されやすいキーワードを見つけ、キーワードから検索者の欲求を調査し、解決策を提示することで信頼関係を築きます。
その結果、メルマガ登録をしてもらうこともできますし、気に入っていただけたなら、再度ホームページへ訪問してもらえますので、接触回数が増えていきます。
そうすると何となく親近感が湧き始め、信頼関係も出来上がっていくため、最終的に「知らない人」ではなく「知っている人」「信頼できそうな人」という印象に変化し「問い合わせ」へと進んでもらえるのです。
SONIDOは、この方法「コンテンツマーケティング」と呼ばれる手法ですが、今のように流行る前から「これはイケる!」と信じて取り組みました。
はじめた頃はバカにもされましたが、これしか出来ないかなと思ってやり続けた結果、今のような状態に変化することができたのです。
だから、最近流行ってからネットに流れている「コンテンツマーケティング」のコツや秘密の手法というのは意味がないことも知っています。
そんな小手先の事では、どうにもなりません。大切な本質は、
訪問してもらいたい人(誘導したい人)の欲求を見つけて役立つ情報を提供すること
なのです。
2: ホームページへ誘導したときに大切なこと
コンテンツマーケティングを信じて始めたことで、検索からホームページへ誘導するだけではダメなこともわかってきました。
誘導しただけでは、関係性もそれで終わってしまうのです。
では、どうすれば関係性を継続できるのかというと、訪問されたときには、複数ページへ「回遊」してもらえるように誘導しなくてはいけないということなのです。
これはスーパーの食品売場と同じ考え方です。
アパレルショップの店内と同じです。
興味があるものを教え、次へ次へとウロウロと進んでもらうことで滞在時間が長くなり、役立つ情報をゆっくりと見ていただけることで関係性が太くなっていくのです。
これを忘れている人が多いです。
検索から誘導したら終わりというホームページ、本当に多いです。
もったいないですね。
3: ホームページへの誘導はユーザーによっても変化する
ホームページへユーザーを誘導するには、ユーザーの意識レベルによって流れを考えなくてはいけません。
最近ギターをはじめた素人さんと、何十年も続けている人とでは、知っていることや知りたいことの内容が違います。
それぞれがゴール(SONIDOの場合は問い合わせ)へ向かいやすくなるために、それぞれの意識レベルに合わせた階段をイメージしなくてはいけません。
この階段は、コンテンツマーケティングを行う人によって違いがあります。
SONIDOの場合では、ホームページでいつも表示されるページが、この階段の役割をするように作成されています。
4: ホームページの誘導における「不都合な真実」とは
あなたに不都合な真実を経験からお伝えします。
それは、
「無料で手間をかけずに効率よく顧客をサイトへ誘導する方法はありません!」
残念です。ネットでは「ある」ように言われていますが、そんなものはありません。
無料なら手間がかかりますし効率が下がります。
手間もかからず効率も上げるなら無料ではなくなります。
これは「はやい、やすい、よい」が存在しないのと同じです。
- はやくて、やすければ、よくない。
- やすくて、よければ、はやくない。
- よくて、はやければ、やすくない。
不都合な真実ですが、おかしな業者に合わないためにも覚えておきましょう。
5: まとめ
ホームページへ誘導する方法と大切なポイントについてお話しました。
ホームページの誘導は、そんなに多くのことを同時にする必要はありません。
今回お話したようは5つの方法から、ご自身のビジネスに効果が出そうなものを選んで試すことで、おのずと合っている方法が見えてきます。
SONIDOはアナログからホームページへ誘導するのは向いていませんでしたが、あなたのビジネスでは向いているかもしれません。
ホームページへの誘導を考えるときに大切なのは、常にネットを使うことではありません。
どんな方法からスタートしても良いのです。
結果的にホームページへたどり着いてくれれば良いのですから。
そのためには、ユーザーのことを理解し、あなたのビジネスにおけるユーザーが、どのような経路ならホームページへ訪問できるのかを考えることが重要です。