会社のホームページの重要性を知っていますか?
あなたは会社のホームページが、現代社会でのビジネスにおいて、どれくらい重要なのかご存じでしょうか?
もし、重要性に気づかないまま、または、気にしないまま、高い費用ばかり払ってホームページを制作し持っているのなら、そのホームページはあなたの会社に何の影響も変化も与えてくれないことでしょう。
今回は、会社のホームページにおける重要性についてお伝えしていきたいと思います。
1: どうして会社にホームページが必要なのか
1995年には、会社がホームページを持っていることは稀でした。
2000年には、会社でホームページを持っているのは大手くらいでした。
2010年には、会社や個人がホームページを持つようになりました。
そして、2019年の今、会社がホームページを持つことは「当たり前」の時代になっています。
どうして「当たり前」になったのでしょうか。
それには消費者行動の変化という理由があります。
10年前、20年前の消費者が購買するときの行動には、次のようなパターンがありました。
- 注意を引き
- 興味を持ち
- 欲求をかき立て
- 購買への行動を起こす
マーケティングで言われることの多い「AIDAの法則」です。
また、少しだけ進化(変化)した
- 注意を引き
- 興味を持ち
- 欲求をかき立て
- 記憶し
- 購買への行動を起こす
という「AIDMAの法則」の時期もありました。
しかし、アップルがiPhoneを登場させ、世の中にWi-fiが整備され、いつでもどこでも誰でも簡単にインターネットへ接続できるようになったことで、消費者行動が次のように変化しました。
- 注意を引き
- 興味を持ち
- 検索し
- 購買への行動を起こし
- 知り合いへ共有する
「AISAS」という行動モデルへと変わったのです。
AISASの中で、僕たちが特に注意をしておかなくてはいけない部分は、3つの目の「S」である「検索」です。
この場合の検索とは、タウンページを広げて探すと言うことではなく、スマートフォンで検索して「ホームページを見る」という行動を意味しています。
そうなんです。ここに気づいてください。
興味を持つと、次に検索してホームページを見るのです。ということは、もし興味を持たれたとしても、検索してホームページが無かったとすると、、、。
はい、ここで消費者が行う購買への行動は終了となります。
もうおわかりでしょう。
このように消費者の行動が変化したことで、会社の(商品やサービスの)ホームページは、無くてはならないものへと変化しているのです。
2: 会社がホームページを持つメリット
それでは、会社がホームページを持つメリットを見ていきましょう。
先ほどの「検索される」ということが、すべての発端となります。
検索されるということは、かなり興味を持っている証拠。
これまでなら、そんなホットな見込み客を集めることは大変難しいことでした。
しかし、ホームページがあることで、ホットな見込み客を獲得することができるようになります。
ホットな人が集まりますから、コミュニケーションも取りやすくなります。
メールマガジンを通してコミュニケーションを取っても良いですし、役立つ情報(コンテンツ)を公開することでコミュニケーションを発生させても良いでしょう。
従来なら、一度だけしか接触できなかった人へ、何度も接触しコミュニケーションを深めることができます。
何度もやりとりすることで、信頼してもらえるチャンスが増えていきます。
誠意を持った対応を繰り返すことができれば、他とは比べられないような状態になることも可能です。
集めて信頼を獲得できれば、必然的に売上もアップします。
また、これまでとは違い、あなたの価値観の近い人がお客様になっていますから、クレームや値引きなどが増えることはあまりありません。
3: 会社がホームページを持つデメリット
メリットがあれば、デメリットがあります。
制作経験のない方がゼロから作ろうと思うと、けっこう大変です。
スタートしたのは良いけれど、頓挫して放棄という方もいらっしゃいます。
自分では無理そうだからと、ホームページを制作会社へ依頼すると、費用が必要になります。
激安店なら3万円未満のところもありますが、きちんと集客を考えて制作されたものとなると、30万、50万、70万円。大手制作会社なら100万円を超えるところもあります。
残念な結果ですが、様々な理由が重なって使えていないところもあります。
大変もったいないですし、できれば再開してもらいたいと思いますが、次のデメリットが絡んでいると、再開は難しいのかもしれません。
ホームページを運用し続けるためには、
- 人
- 時間
- お金
3つのリソースが必要になります。
人はご自身であったりスタッフさんであったりするでしょう。
スタッフさんにお願いした場合、普段の仕事にプラスしているので「残業」が発生する可能性があります。
そして、残業が発生すると残業手当も必要です。
もし、人のリソースが足りない場合には、外部に運用を代行してもらう方法を検討するのが良いです。
運用の止まってしまったホームページは、ホームページが存在しないよりも、良くない印象を消費者へ与えます。
「やる気ないよね。」
「閉店してる?」
「情報が古すぎて役に立たない!」
こんな風に思われます。
一度、こういう印象を持たれると、再びホームページへ訪問してもらえる確率はほとんどありません。
他にも似たようなところはありますから、運用していないホームページのことは忘れ去られ、次に見つけた、活発な運用をしているところが選ばれるようになります。
4: まとめ
無くてはならない会社のホームページ。
どうして必要なのか、今回の内容をお読みいただいたことで、ご理解いただけたのではないでしょうか。
あなたのまわりを見渡してもわかりますが、どのようなシーンであっても忙しそうにスマートフォンを見ながら指で画面をタップしたりスライドしたりする人、忙しそうにノートパソコンを開いてカチャカチャ入力している人がいます。
このような事実を見ていくことで、会社にはホームページが必要なアイテム(販促ツールと呼んでも良いでしょう)であることがわかります。
もし、いまからホームページを持とうかどうか考えておられるのなら。
すでに持っているけれど、もっと活用していこうかどうか考えておられるのなら。
もう一度この記事をお読みいただき、メリットとデメリットをご自身のビジネスに置き換えて考えてみていただきたいと思います。