WEBリニューアルで成功するチャンスをほんのわずかな失敗で逃していませんか?
3年前、5年前に作ったホームページ。
今、他のところのホームページを見ると、ちょっと古い感じがする。
そして、デザインもさることながら、一番の問題は
「全然ホームページから集客できない!」
そう、これが一番の問題。
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このような理由で、ホームページを含めた「WEBリニューアル」を考えておられる方も多いことでしょう。
でも、WEBリニューアルを行うと、失敗することが多いという話も聞きますよね。
そこで今回は、ホームページ制作とホームページ集客のお手伝いをしているSONIDOが、これからWEBリニューアルを行おうと考えておられるあなたに、失敗しないための情報をお届けします。
目次
1: WEBリニューアルが失敗する理由とは?
「どうしてリニューアルに失敗したのだろう・・・」
今日も、こんな悩みで頭を抱えている人がいます。
でも、その悩みには理由があります。
それでは一つひとつ見ていきましょう。
1.1: 目標設定があいまい
いつも言うことですが、今の時代「ホームページを持っている」だけでは、何も変わりません。
別にホームページやブログを持つことが「特別」なことではありません。
10年前、20年前のように「あるだけ」で差別化はできません。
ですから、あなたの「WEB」には明確な目標設定が必要なのですが、ここがあいまいなままリニューアルが行われることが多いのです。
そうして、あいまいなまま進み、リニューアルが完了してはじめて自分の期待と違うことがわかり「失敗」したことに気づきます。
1.2: 全部お任せ
これも多い失敗理由です。
ホームページやブログをはじめとする「WEB」のリニューアルは、専門的な知識とスキルが必要となります。
ですから、SONIDOのような仕事があるわけですが、WEBリニューアルには専門的な部分とは別に、あなたのビジネスについての
- 問題点
- 改善したい点
- 未来への目標
など、あなたにしか答えが出せないことがあります。
こういった部分も
「制作会社の人に任せたら理解して、上手にやってくれるだろう」
と思うかもしれませんが、これは簡単ではありません。
SONIDOでは、この部分を大事にするため、対面で取材・取材前ヒアリングなどを丸一日かけて行うことがあります。
でも、入念な打ち合わせがないとしたら、、、。
制作会社の担当者が、あなたのビジネスのことを理解しているとは思えません。
「大丈夫です!全てお任せください!!」
と制作会社さんが言ってきたとしても、ここは用心しておいてほしいと思います。
1.3: デザイン最重視
「素人丸出しのデザインでも良い」
と言っているのではありません。
ある程度の「プロフェッショナルなデザイン」は必要です。
これは間違いありません。
ここで言っている失敗の理由は、過剰なデザイン重視です。
デザイン重視にこだわると、WEBリニューアルの目的から外れていくことが多いです。
あなたがWEBリニューアルをしたいと思った理由はなんだったでしょうか?
決して「過剰なデザイン」にしたかったのではないと思います。
1.4: SEO対策がされていない
「SEO対策」とは簡単に説明しますと、GoogleやYahooなどで知りたいことを検索したとき、検索結果の上位に表示させる対策を言います。
※「SEO」についての詳しいことは『「seoキーワード」の選び方教えます!ホームページ制作のプロが薦めたくなる「キーワードの選び方」』を参考にしていただくと、より深く理解できると思います。
もし、あなたのホームページやブログをリニューアルしても、誰かが検索した結果の上位(具体的には1ページ目ですね)に全然表示されないとしたら、
あなたの発信している情報は、誰にも知られることがないということです。
看板もなく完全に隠れ家で経営しているのと同じ。
でも、これでは集客できませんよね?
WEBリニューアルをしてもSEO対策がされていないと、こんな状態になってしまいます。
これ、目に見えることが少ないので、リニューアルしたけれど集客はおろか反応もないという失敗につながります。
1.5: 良質なコンテンツがない
見た目のデザイン。
ホームページやブログのレイアウト。
写真やイラストもプロっぽい雰囲気にリニューアル。
でも、ここまでやったのにリニューアルが失敗することもあります。
この失敗理由は、情報を発信している内容(コンテンツ)に原因があります。
ネットで検索し訪問してくる人が
- 「ほしい」と思っていない情報だったり
- 全然役に立たない情報だったり
- どこにでもある情報だったり
こんな状態だとすると、いくらリニューアルしても集客も反応も変化しません。
ということは、いくらお金をつぎ込んでも、リニューアルは失敗に終わることになります。
2: なぜこんな失敗が起きるのか!?
WEBリニューアルが失敗する理由を見てきました。
でも、どうしてこんな失敗が起こるのでしょうか?
2.1: 制作会社の選択を間違えた
一番多いのは、WEBリニューアルを頼む「制作会社」の選択を間違ったということです。
- デザイン重視
- あなたのビジネスについて関心が低い
- マーケティングを知らない
- SEO対策に強くない
- 良質なコンテンツの作り方を知らない
こういった制作会社を選ぶと、いろいろなことが・・・起こります。
2.2: やりたいことがごちゃまぜ
リニューアルを考えると、あれもこれもやりたくなります。
商品やサービスが増えてくると、あれも紹介して、これも紹介してとなります。
新しく紹介したい商品やサービスが、あなたのリニューアルの目的に一致しているのなら問題ありません。
しかし、リニューアルの目的と違ったことなら、ごちゃまぜになったホームページやブログは失敗への一歩目になり得ます。
2.3: 競合のマネをした
これは目的設定が曖昧という部分にもつながります。
目的が明確にありWEBリニューアルをするのではなく、競合の方が見栄えがいいから自分のところも、、、
そんな感覚で
「競合をマネ」すれば何かが変わるかもしれない。
ということでリニューアルすると失敗が起こります。
2.4: リニューアルすることで満足
これはいつの時代でもあることです。
WEBリニューアルの失敗「あるある」ではないでしょうか。
リニューアル前は情熱的に。
でもいったん、リニューアルが終わると変わったことに満足してしまって、当初の目的は忘れ去られたまま。
これからが勝負のはずなのに、気分は満足して終了。
これは「良質なコンテンツがない」にもつながる失敗ですね。
3: 成功するチャンスを逃さない方法
WEBリニューアルを成功させるにはどうすればいいのか。
ここまでお読みいただいたあなたなら、もうおわかりでしょう。
それでは順に見ていきましょう。
3.1: 基本の3つは普遍
WEBリニューアルの目的は何か。
ここを明確にする必要があります。
そのためには、普遍的な基本の3つが必要です。
- 誰に
- 何を
- どうするのか
リニューアルすることで、メッセージを伝えたいのは「誰」なのか。
リニューアルすることで、どんなことが提供できるのか。
リニューアルすることで、どんな行動を起こしてほしいのか。
漠然と費用を使ってリニューアルをしたい人はいないと思います。
何か変化させたい。
何かを手に入れたい。
新しいポジションを獲得したい。
誰もが目的を持っているはずです。
面倒になる気持ちもわかりますが、この基本3つは明確にしておきましょう。
3.2: ネットにはUSPが必要
地域ビジネスでリアル店舗な場合は、それほど強力なUSP(ユニーク・セリング・プロポジション=差別化された独自の強み)は必要ないものです。
あればあったで有利ですが、どうしても必要とまではいきません。
しかし、ネットではUSPが必ず必要になります。
これは、ネットでは「検索されること」から出会いが始まるからです。
知りたいことがあって検索する。
検索結果に表示されたのでクリックする。
パッと見たときに
「何を解決してくれる専門家なのか」
が、一瞬で理解できないと出会いはそこで終わってしまいます。
リニューアルの目的を明確にするとき、一緒にUSPもリニューアルするように考えましょう。
3.3: SEO対策は必須
先ほども出てきましたが、ネットでは「検索される」こと、「見つけてもらうこと」が大切です。
ということは、SEO対策は必須ということになります。
「偶然にSEO対策されていた」ということは、ほとんどありません。
あなたのリニューアルの目的とUSPから、もっとも訪問してほしい人を呼び寄せる「SEO対策」を考え実施することが必要です。
3.4: デザインではなくコンテンツ重視
何度も言いますが「ある程度のプロらしいデザイン」は必要です。
でも、そこからデザインに軸足を置き、こだわり過ぎて複雑なものにすることはやめておきましょう。
それよりも、私たちがリニューアルで注目し注力するところは
「コンテンツ」
だと言えます。
これからさらに、コンテンツ(内容)の質が問われることでしょう。
正確さ、信頼性、オリジナリティ。
読みやすさという部分も必要になるでしょう。
デザインよりもコンテンツ。
これがないと成功へ近づけません。
3.5: 頼れる制作会社を選ぶ基準
- 基本の3つ
- USP
- SEO対策
- プロらしいデザイン
- コンテンツ
これらのことを理解している制作会社を選びたいですね。
また、
- あなたのビジネスに関心を示してくれる
- マーケティングを理解している
- 良質なコンテンツの作り方を知っている
こういったことにも精通し、専門家としてアドバイスや相談にのってくれる制作会社を選ぶことが大切だと思います。
3.6: リニューアル中に軸がブレない
これはリニューアル中に起こりやすい失敗例なのですが、反対にここをしっかりと押させておけば成功の確率が上がるとも言えます。
リニューアルが始まると、気持ちも高揚し、新しい商品やサービスもリニューアル途中のホームページやブログに入れて紹介したくなることでしょう。
でも、ちょっと待ってください。
リニューアルには、明確な目的が設定されているはずです。
そして、USPもリニューアルされていることでしょう。
この2つが最大限効果的になるような、プロのデザインとコンテンツが必要となるところに、今思いついた商品やサービスを追加するとどうなるでしょうか?
目的とUSPに沿っていて、向かう方向性が同じなら大丈夫かもしれません。
でも、そうでなかったら。
せっかくリニューアルの目的が固まっているところに、思いついた商品やサービスを追加することで、失敗の理由にも出てきた
「目的設定が曖昧」
「やりたいことがごちゃまぜ」
の状態が完成します。
これは、あなたがWEBリニューアルで求めたことでしょうか?
そんなことは無いはずですよね。
リニューアル中に軸がブレそうになったら、制作会社の人へ相談してみてください。
今回のリニューアルで追加した方が良いのか、次のタイミングにした方が良いのか。
または、マーケティングによって、もっと別の効果的な活用方法があるかもしれません。
相談せずに「グッ」と言わないままガマンする必要ありません。
まずは
「こんな商品やサービスもあるんですが、リニューアルに入れたらどう思いますか?」
と相談してみてください。
4: まとめ
今回は「WEBリニューアル」をすることで成功するはずなのに、わずかなことで失敗する理由を紹介しました。
ワードプレスなどを使い、ご自身でリニューアルされる場合は「目的」を明確にして軸がブレないようにしてほしいと思います。
ご自身でリニューアルするのではなく、ホームページ制作会社へ依頼されるのなら、今回お話したような部分に気をつけて会社を選び依頼してください。
WEBリニューアルは、失敗したからと言って簡単にやり直すことができるものではありません。
もしかすると、納得のいかないまま、反応もないまま、集客もできないまま、2年、3年、5年と使い続けることになる可能性もあります。
ぜひ今回紹介しました内容を活用して、あなたのWEBリニューアルを失敗させないようにしてください。
PS:
WEBのリニューアルについて相談などありましたら、下のお問い合わせからどうぞ。