WEBサイトはコンテンツがないと何も始まらない!その理由とは
WEBサイトで集客したい。
WEBサイトで問い合わせを増やしたい。
WEBサイトで売上を出したい。
このような思いを描いてスタートしてみたけれど、思ったように成果が出てこないとお悩みの方へ。
思いと違った結果には間違いなく原因が存在しています。
しかし、その原因に気づくことなく、惰性でやってしまっているという人も少なからずいらっしゃることでしょう。
今回は、上手くいかない原因である「コンテンツがない!」という悲劇の原因についてお伝えしていきます。
1: WEBサイトとはコンテンツが主役
WEBサイトから集客や問い合わせ、売上をアップさせるためということで、今でも間違った認識が広まっています。
間違った認識とは、次のような内容です。
- いけてるデザインが必要
- 最新のデザインが必要
- Bootstrapを使ったデザインが必要
- 見た目が美しくカッコいいものが必要
- 「私の作品」と業者から呼ばれるサイト
このような要素、全部が間違いではありません。
素人が作ったようなデザインでは興味を持ってもらうことが難しいですから、それなりにプロがデザインしたものは必要です。
しかし、「それなり」のデザインを超えたもの。
- 制作者だけが満足出来るデザイン
- 制作会社だけが満足出来るデザイン
- コンペ狙いなデザイン
は、正直なところ、WEBサイトへの訪問者を迷子にさせる可能性が高いと思っています。
最新のデザインというものは、どうしても複雑な状態になっています。
「直感的」と表現される操作方法でも、それはデザインを生業とする人達の中での「直感的」であり、一般的な人からすると「どこを押せばいいの?」ということも多々あります。
これはデザインを手がける人間の「エゴ」とも言えますね。
WEBサイトは訪問した人が、気持ちよく見ていけることが第一。
ということは、シンプルで迷わせず不安にならないようにすることが一番。
「アイコン」や「グラフィック」だけで、操作方法や内容を「わかってください」と要求するより、ひとこと「文章」で表現した方がわかりやすいと感じます。
そして、ここからが大切な部分ですが、ここまでの内容を加味した視点で考えるとWEBサイトの主役はデザインではなく「内容=コンテンツ」なんですね。
いくらデザインが美しくても、WEBサイトへ訪問した人の理由を拾い、何かの疑問を解決できないと滞在しゆっくり吟味してもらうことができません。
2: 主役にはニーズが重要
WEBサイトの主役である「コンテンツ」。
コンテンツには、お客様のニーズが大きく関わってきます。
先ほどもお話しましたが、コンテンツは「何かの解決」ができないと意味がありません。
ということは、訪問者であるお客様の
- 悩み
- 知りたいこと
- 手に入れたいこと
こういったニーズをくみ取る必要が出てきます。
では、どうやってニーズをくみ取るのかというと。
ペルソナと呼ばれる、あなたのビジネスのお客様候補をしっかりと作り上げることなんです。
当然、ペルソナを作り出すときには、これまで取引のあったお客様をベーースに考えるのが自然な流れだと言えます。
- 年齢
- 性別
- 職業
- 収入
- お住まいの地域
- ライフスタイル
- 家族構成
こういった内容が「絶対に重要」というのではなく、イメージとして明確にしておくことで、伝えるべき内容や相手の知りたい情報が探しやすくなるのです。
例えば、SONIDOの場合であれば、次のようなペルソナがあります。
- 個人事業主、または、10人未満の会社経営者
- WEBでも問い合わせを増やして売上アップしたい
- 一発逆転ではなく未来への投資という考えを持っている
このようなペルソナを決めたからと言って、この通りの方が僕の目の前にやってくる保証はありませんし、全く同じ人がやってこないかもしれません。
しかし、ペルソナを決めることでSONIDOが伝えたいことが整理でき、価値観がマッチした人へ響くコンテンツを提供することができるのです。
そして上のようなペルソナを決めたなら間違っても
- 100人以上の会社経営者
- チラシと広告で売上をアップしたい
- 一発逆転で月収5,000万円は稼ぎたい
というような人向けのコンテンツを提供することはなくなります。
これは集客や売上につながることでもありますが、別の理由として自分自身が提供するコンテンツにブレが出ないようにするためのアンカーだと言っても良いでしょう。
3: 主役は継続してこそ結果が出る
WEBサイトの主役である「コンテンツ」。
コンテンツは一度作って提供すれば終わりではありません。
というよりも、WEBサイトでコンテンツを提供するのなら、永久にコンテンツを継続して提供することが必要になります。
これには理由があります。
時代の流れによって消費者行動には変化が出てきます。
消費者行動に変化が出ると、提供するべきコンテンツ、もう少し深く考えると「ニーズ」に変化が出てきますので、時代の流れ合わせたコンテンツを提供せざるおえません。
これは少し前と現在とを比較すると、よくわかることです。
例えば、スマートフォンが登場する前と後ですね。
スマートフォンが一般的に広がる前なら、WEBサイトを見る人はパソコンが主流。
一部の人以外、パソコンは職場か自宅に置いてあるものですから、使う時間帯も使い方も限定されていました。
しかしスマートフォンが登場してからというもの、WEBサイトを見る人の8割以上はスマートフォンですし、職場や自宅ではないところからも使うようになっています。
この消費者行動の変化によって、大きく変わったのが「検索」と「共有」と「拡散」です。
電車の中で知りたいことがあれば、ササッと検索。
検索して興味を持ったものをその場でネットで購入。
購入したものをSNSで友人に共有。
共有した内容が口コミを呼び拡散。
一昔前とは全く変わってきています。
このような変化が今後も起こりますので、コンテンツは時代と消費者行動の変化にあわせて「継続」することが大前提ですし、継続することで結果が伴ってくるのです。
4: 継続が難しいときの対処法
とはいっても、ビジネスの規模やリソース(人、お金、時間)によって自分たちだけでは継続が難しいこともあります。
そういった場合には、外部への依頼で解決できることもあります。
まず、外部への依頼を検討するときには、次の点を注意しましょう。
- コンテンツの種類や制作ルールを決める
- コンテンツ制作の予算を決める
- コンテンツのアイデアを自社でコントロールできるか検討する
外部へ依頼する場合のコンテンツの種類とは、Howto記事、事例記事、レポートなどになることが多いです。
あなたのWEBサイトに必要なコンテンツの種類を決めておきましょう。
また、コンテンツ制作の予算を予め決めておくことも大切です。
1コンテンツの制作がいくらまでならOKなのか。
質より量を優先するのか、専門的な質を優先するのか。
こういったことも決めておきたいですね。
最後のアイデアは、自社でアイデアを出し、外部の依頼先へ伝えるのか、依頼先から提案してもらうのかを決めておきます。
ここが曖昧ですと、お互いが「出してくるだろう」という状態になり、全然進まないとか、的外れなコンテンツが完成するとか、残念な状態になります。
5: まとめ
WEBサイトにはコンテンツがないと始まりません。
そしてコンテンツは継続することで結果が伴ってきます。
ぜひ、あなたも継続してもらい、成果を手にしていただきたいと思います。
もし、あなたの会社だけでは継続が難しい場合には、SONIDOまでコンテンツ制作の相談をしてみてください。
これまでのコンテンツ提供の経験から、あなたの会社に適した方法をご提案させていただきます。