公開!コンテンツマーケティングの5つの手順と成功方法
今回は、ジワジワと導入する会社さんも増えてきました
「コンテンツマーケティング」
について、コンテンツマーケティングを得意とするSONIDOが、初心者さんにもわかるように、手順と成功方法を紹介していきます。
目次
1: コンテンツマーケティングとは?
「コンテンツマーケティング」とは、どのようなものなのか。
まず、ここをお話していきます。
コンテンツマーケティングとは、まだお客様になっていない「見込み客」に「価値があり」「良質な」コンテンツを提供することで
- コミュニケーションを行い
- 興味を持ってもらい
- 売上につながる行動を起こしてもらう
このような仕組みです。
でも、ここで疑問が出てくると思います。
「価値があり」「良質な」コンテンツとは、いったい何なのか。
この場合のコンテンツとは、見込み客が抱えている不安や悩み、フラストレーションを解決するための方法やヒントを提供するということ。
提供する方法は、どのような形でも構いません。
- 文章
- 動画
- メール
- レポート
- ニュースレター
あなたが見込み客にとって価値がある情報を繰り返し提供する。
その繰り返しから関係性が深くなり、見込み客から顧客へ変わってもらう。
一歩一歩小さな階段を昇ってもらうために必要なものこそ、価値があり良質なコンテンツとなります。
2: コンテンツマーケティングが必要な理由
コンテンツマーケティングを導入すると、コンテンツを充実すればするほど、ホームページへの流入が増えていきます。
また、今の時代なら、価値のあるコンテンツは簡単にSNSを通して拡散されることもありますから、予想外の流入を期待することもできるでしょう。
例えば、コンテンツ1つから、Googleの検索より訪問者を生み出し、無料のレポートをダウンロードできるようにしておくことで、どんどんとメールアドレスを獲得できるのです。
そして、獲得したメールアドレスへ新たなコンテンツを提供し続けることで、より濃い関係性が築き上げられ問い合わせへと無理無く進んでもらうことが実現できます。
これは夢や机上の論理をお話ししているのではありません。
実際にSONIDOでのコンテンツマーケティングにおける、実際の流れをお話しているのです。
SONIDOではコンテンツマーケティングを行うことで、電話営業やFAX営業などは一切行っていません。
交流会へ参加したり、経営者が集まりそうな地域のセミナーなどへ行くこともありません。
自分が気になった、気に入ったセミナーや交流会へは進んで行きますが、このときでも集客を目的として参加はしていません。
このように、SONIDOのような小さな会社でも、コンテンツマーケティングを行うことで、無理な営業をしたり、期待が薄い交流会へ参加するというようなことから解放されています。
もし、あなたもSONIDOのような集客スタイルを理想とされているのなら、コンテンツマーケティングは必要なものとなるでしょう。
3: コンテンツマーケティングのメリット
コンテンツマーケティングを導入することで、どのようなメリットがあるのかを見ておきます。
(1)集客に広告費が必要ない
インターネットの広告というと、PPC広告やFacebook広告があります。
このような広告を使って集客するのも良い選択です。
しかし、コンテンツマーケティングを導入することで、長期に渡って安定した集客が広告費ゼロで行えます。
PPC広告やFacebook広告を使った集客は、広告をやめると、とたんに集客できなくなります。
そのため、いつまでも広告費を払い続けないといけません。
これは経費でもありますが、できれば少なくしていきたいと考えている経営者さんもいらっしゃることでしょう。
コンテンツマーケティングは、払い続ける広告費の削減にも役立ちます。
(2)下請けからの脱却
「自分のお客さんがいればなぁ」と考えたことはありませんか?
下請けが良いとか悪いとかではなく、自分がお付き合いしたくないところとは、仕事をしなくて良い状態になりたいですよね。
そのためには、自分のお客さんを獲得する必要が出てきます。
そこでコンテンツマーケティングを導入することで、あなたは専門家のポジションを獲得し「あなただからお願いしたい」というお客さんと関係を持つことができます。
こういったお客さんが1人、2人、5人、10人と増えていけば、下請けからスムーズに脱却できると思いませんか?
(3)営業下手でも大丈夫
コンテンツマーケティングのメリットは、お問い合わせいただいた時点で、お客様とあなたとの間に関係性が出来ていることです。
ですから、実際に対面で営業するときでも、あなたのことを知ってくれている方を相手にセールスしますから、下手でも成約につながりやすいです。
これはSONIDOの経験からも言えますが、僕はバリバリの営業マン出身ではありません。
ですから営業は下手ですが、お会いしたお客様から「やっぱりいりません」と言われることはまずありません。
そのため、コンテンツマーケティングを導入してからは、営業が楽しくなってきたくらいです。
営業というよりご提案という言葉の方が適切かも知れません。
(間違っても煽って売り込む営業はしないですし、好きではありません。)
(4)自分の専門性をアピールできる
「差別化」という言葉があります。
しかし差別化するのは簡単なことではありません。
でも、誰でも差別化できることがあります。
それは、あなたの知識と経験です。
あなたと全く同じ経験をしてきた人は、地球上に誰もいません。
あなたと全く同じ経験を通して、知識を蓄えた人は誰もいません。
そして、あなた独自の経験と知識をコンテンツとしてアウトプットすることで、あなたは自動的に差別化され、専門家としてのポジションを獲得することができます。
また、あなたもアウトプットすることで、自分の中に深く知識や経験がインストールされますので、自己成長のスピードがアップします。
(5)ファンが増えるのでうれしい
売上という実益とは少し違いますが、自分のことを気に掛けてくれるファンがいるというのはうれしいものです。
そして、自分がコンテンツを通して発言したことに、耳を傾けてもらえることは毎日の励みになります。
良い人脈も増えていきますので、生活が明るく力強い方向へ変化していきます。
(6)子どもと遊ぶ時間が増える
コンテンツマーケティングを導入すると、24時間、ホームページが集客や営業をしてくれます。
また、自分がホームページからコンテンツで発信している内容に合った価値観の人が集まってきてくださるので、時間のコントロールがしやすくなります。
そのため、交流会や見込みの薄い集まりへ出向く時間がなくなります。
その結果、子どもと遊べる時間、家族と過ごす時間が増えてきます。
人の1日は24時間です。
これは、どれだけお金を積んでも変わりません。
誰もが24時間です。
だったら、少しでも自分がやりたいことへ時間を使えるようになりたくありませんか?
こういったライフスタイルを変えることにも、コンテンツマーケティングは有効です。
(7)値切りがなくなり、高額商品も売れやすくなる
問い合わせをいただいた時点で、関係性ができています。
また、価値観の近い人が集まってもらえていますから、無理な値切りなどが起こりにくいです。
また、関係性が構築できているため、高額商品やサービスであっても選んでもらいやすくなります。
4: コンテンツマーケティングのデメリット
メリットがあれば、デメリットもあります。
コンテンツマーケティングのデメリットを、包み隠さず紹介します。
(1)即効性はありません
コンテンツマーケティングを導入し、コンテンツを1つ2つ作り公開しても、いきなりガンガン集客できることはありません。
まれにありますが、再現性が低いので「ありません」と言っておきます。
もし、あなたがホームページからの集客、問い合わせを「今すぐ何とかしたい!」と考えておられるのなら、
SONIDOは有料広告をおすすめします。
GoogleでもYahoo!でも、Facebookでも良いと思います。
即効性が欲しいのなら、有料広告が一番です。
(2)コンテンツ作りが大変
PVアップさせたいだけのコンテンツなら、そんなに大変ではありません。
でも、僕たちが目指しているのは、お問い合わせであり、販売することです。
そのためには、価値のある、良質なコンテンツを作成することが必要になってきます。
もし、あなたが偶然目にしたコンテンツが、いい加減なことばかり書いてあったとすると、そういったところを信頼できるでしょうか。
すごく良いことが書いてあるように見えて、どこかのサイトのパクリばかりだったら、あなたは信頼できるでしょうか。
そして、そういったことをする人が「信頼できる専門家」とイメージできるでしょうか。
だから、、、コンテンツを作ることは大変です。
しかし、ここで覚えておいてもらいたいことがあります。
苦労して作ったコンテンツは、いつまでもあなたの情報資産となって残ります。
コツコツと資産を積み上げていくことで、あなたのポジションは有利になるでしょう。
そして、集客、問い合わせ、売上につながっていきます。
(3)費用は必要
この場合の「費用」とは2つあります。
ひとつは「時間」という費用です。
あなたがご自身でコンテンツを作るとなると、作っている時間が費用となります。
お金は掛かっていませんが、時間を使っていることになります。
経営者、個人事業主にとって「時間」は最も貴重なもの。
時間という費用が必要なことを覚えておいてください。
もうひとつの費用とは「お金」です。
どういうことかと言いますと、あなたの業種に詳しいライターさんを外部で探し、あなたに変わってコンテンツを作ってもらうという方法があります。
この場合、ライターさんへ報酬を支払うことになりますから「お金」という費用が必要となります。
その代わり、あなたは「時間」という貴重な費用を失うことから免れます。
全く無料でコンテンツマーケティングを行うことはできません。
どちらかの「費用」を投資するという感覚を持ってください。
5: 公開!5つの手順
それでは、ここからコンテンツマーケティングを導入する手順をお話します。
5.1: 目標設定
意外ですが、目標設定が曖昧な人がいらっしゃいます。
最初に、コンテンツマーケティングを行う目標を設定しておきましょう。
コンテンツを制作し公開するのは、どんな目標を達成したいからなのか。
問い合わせが欲しいという人もいます。
ホームページから直接販売したいという人もいます。
メルマガに登録してほしいという人もいます。
あなたの目標設定を明確にしておきましょう。
5.2: ペルソナ設定
目標が決まれば次に「ペルソナ」を設定します。
ペルソナとは、あなたが理想とするお客様のモデルです。
- 年齢は?
- 性別は?
- お住まいの地域は?
- 年収は?
- 家族構成は?
- 趣味は?
などなど、あなたのお客様の中から、理想的な方を抜き出してペルソナにすることが簡単かもしれません。
5.3: コンテンツ設計
目標とペルソナから、どのようなコンテンツを作るのかを設計します。
ブログのような記事をペルソナが見るのか。
レポートのような情報をペルソナが好んで読むのか。
または、メルマガを待っているのか。
それとも、動画が喜ばれるのか。
通勤時間に聞くことが多いので、音声だけの「ポッドキャスト」がうれしいのか。
さらに、ペルソナの悩みや不安、フラストレーションを見つけ出し、あなたの商品やサービスで解決できる方法を洗い出しましょう。
そこから、ペルソナへ向けた「コンテンツ」を作っていきます。
5.4: 環境を選ぶ
コンテンツマーケティングを行う環境を選びます。
SONIDOでは「CMS」と呼ばれる、お客様が簡単にブログなどを更新できるシステムを提案しています。
今なら「ワードプレス」というシステムを使ってもらうことがほとんどです。
5.5: コンテンツを公開
選んだ環境へコンテンツを公開していきます。
ここでのポイントは、コンテンツは一度作ったら終わりというものではないということです。
定期的に作り続けることが重要になってきます。
そのためには、コンテンツを作るスケジュールを計画し、頓挫しないように進行させることが必要です。
この辺りは「マネジメント力」が必要となってきますが、日々のルーチンワークに組み入れることで解決できるでしょう。
6: コンテンツマーケティングを成功に導く3つのポイント
それでは最後に、コンテンツマーケティングを成功に導く3つポイントを紹介します。
(1)継続性
量で勝負するのではありませんが、喜ばれるコンテンツを継続して作っていくことが必要です。
SONIDOの場合ですと、現在一ヶ月に約5~6コンテンツを公開しています。
SONIDOのクライアント様では、週に1~2コンテンツ、月間4~8コンテンツくらいを継続して公開されています。
継続することが重要です。
(2)品質維持
「コンテンツには量が必要だ」という意識が強すぎると、品質の低下を招くことがあります。
おそらく、慌てて作ってしまうからでしょうね。
気持ちはわかりますが、役に立ってこそのコンテンツです。
あなたは自分のビジネスを安定させるために、コンテンツを作って公開していることを忘れないでください。
(3)ライター
高品質なコンテンツをいつもあなたが作り続けられればいいのですが、あなたは経営者でもあります。
ということは、あなたの本来の仕事は「経営」です。
最初の頃は構いませんが、次第にコンテンツ作りを自分以外に移行していかなくてはいけません。
移行する相手が、あなたの会社のスタッフさんかもしれません。
あなたの会社のパートさんかもしれません。
もしくは、あなたの業界に詳しい外部のライターさんということもあるでしょう。
どちらにしても、あなたに変わって高品質なコンテンツを作ることができる「ライター」を確保することが必要になります。
ここで間違ってはいけないことは、今の品質よりも低いコンテンツを公開させないことです。
もし品質の低いコンテンツの公開が続くと、コンテンツを作っているにも関わらず、半年、9ヶ月、12ヶ月が過ぎる頃、ボディーブローのようにジワジワと集客や問い合わせに影響が出てきます。
ここでSONIDOの実体験をお話しておきますと、
「書けるライター」
は、本当に少ないということです。
少し書ける人はいます。
でも、きちんとリサーチをして、業界を理解し、あなたのビジネスの目標を理解し、マーケティングを理解した上で「書けるライター」は少ないです。
もし、あなたのまわりに、このようなライターさんがいるのなら。
もし、あなたがどこかで、このようなライターさんと出会うことがあるのなら。
コンテンツマーケティングを導入するという決意をお持ちだとすると、躊躇することなく「継続契約」を申し込まれることをおすすめします。
7: まとめ
今回はSONIDOが得意としている「コンテンツマーケティング」の手順と成功に導くポイントについてお伝えしてきました。
デメリットでもお話ししましたが、コンテンツマーケティングそのものに即効性はありません。
しかし、コンテンツマーケティングと有料広告を組み合わせることで、即効性と長期的な戦略をカバーすることもできます。
この辺りは予算をどうするかに掛かってきますが、マーケティング全体のデザインを少し変化させると解消できるようにもなります。
今回お話しました「コンテンツマーケティング」の手順と成功ポイントを活用して、あなたも今日からコンテンツマーケティングに一歩踏み出してください。
一日でも早く始めた人が、素早くメリットを受け取ることができます。
SONIDOはホームページ制作会社としては、一足早くコンテンツマーケティングを取り入れたことで、非常に安定したお問い合わせをいただいています。
また、SONIDOのノウハウを導入したクライアント様でも、コンテンツマーケティングの実力や大切さを実感いただいています。
あなたも、コンテンツマーケティングを取り入れ、取り返すことができない「時間」を大切な人と共に使ってください。